第1シリーズ
『家売るオンナ』は、2016年7月13日から同年9月14日まで、日本テレビ系「水曜ドラマ」枠(毎週水曜 22:00〜23:00)で放送された。全10話。主演は北川景子。
2017年5月26日の21:00 - 22:54に、その続編である『帰ってきた家売るオンナ』(かえってきたいえうるオンナ)が同局系『金曜ロードSHOW!』特別企画・7daysTVスペシャルドラマとして放送された。
2019年1月9日から同年3月13日まで、第2シリーズとして『家売るオンナの逆襲』(いえうるオンナのぎゃくしゅう)を、日本テレビ系「水曜ドラマ」枠(毎週水曜 22:00〜23:00)で放送された。 全10話。
各話あらすじ
第1話 2019年1月9日「天才的不動産屋復活!炎上ユーチューバーに家爆売りGO」 ※初回10分拡大(22:00 〜 23:10)
不動産業を営む万智(北川景子)は、海辺の町で全ての空き家を売り尽くし、夫となったかつての上司・屋代(仲村トオル)と共に、以前働いていたテーコー不動産の東京・新宿営業所に戻ってくる。万智は早速、リタイアを控えて住み替えを希望している春男・えり子(岡江久美子)夫妻を担当している庭野(工藤阿須加)に同行する。一方、インターネットの動画投稿サイトに動画を公開しているにくまる(加藤諒)が、部屋を探してほしいと来店する。にくまるは応対した足立(千葉雄大)に、世間の目から守ってくれる家を探してほしいと話す。
第2話 2019年1月16日「強敵泉ピン子参上ネットカフェ暮らしの老婆に家爆売りGO」
庭野(工藤阿須加)はどんな物件も気に入らない顧客の神子(泉ピン子)にお手上げ状態。物件を捜して残業し、初めてネットカフェに泊まる。万智(北川景子)から「家に帰れない」と連絡を受けた屋代(仲村トオル)はこころ(臼田あさ美)のバーに寄り、足立(千葉雄大)からフリー不動産業者・留守堂(松田翔太)を紹介される。一方、万智は庭野に駄目出しをする神子に、自分が家を売ると宣言する。
第3話 2019年1月23日「LGBT様々な愛の形!現地販売会開催皆で家爆売りGO!」
外資系企業勤務の真奈美(佐藤仁美)が、商社マンの夫・剛史(池田鉄洋)と中学生の娘の3人で暮らす家を探しに訪れる。真奈美は、夫から家のことは任されているという。一方、足立(千葉雄大)がいとこ同士だと聞いていた客の女性2人組が同性カップルと分かり、売り主が売却を拒否した。万智(北川景子)から担当を代わると言われた足立は、留守堂(松田翔太)に助言を求める。
第4話 2019年1月30日「働き方改革前夜!昭和の企業戦士に家爆売りGO!」
万智(北川景子)に娘夫婦の家探しを依頼した功夫(佐野史郎)が、3千万円を援助すると話す。後日、娘・花(北原里英)とその夫・健太郎(田村健太郎)も来るが、花は万智が紹介した物件がことごとく気に入らず、功夫と衝突。その場には屋代(仲村トオル)に命じられ、お気楽な新人・鍵村(草川拓弥)も同席していた。一方、足立(千葉雄大)は留守堂(松田翔太)に功夫家族のことを話す。
第5話 2019年2月6日「偽装美女&野獣カップルに家爆売りGOライバルが愛の告白」
万智(北川景子)が突如、有給休暇を取り、姿を消した。そんな中、庭野(工藤阿須加)は、家の外観にこだわる東大卒の銀行マン・竜司(柄本時生)と美人の婚約者・奈々(知英)を担当。その竜司が、社員の似顔絵入りチラシを見て、万智のことを小学校時代の同級生だと言い出す。一方、庭野は留守堂(松田翔太)の正体を探ろうと考え、屋代(仲村トオル)に対し足立(千葉雄大)の尾行を提案する。
第6話 2019年2月13日「宿敵と最強タッグダブル不倫夫婦に奇想天外の家爆売りGO」
万智(北川景子)と共に、カリスマ美容師の湊人(武田航平)・つぐみ(内山理名)夫婦を担当する庭野(工藤阿須加)は、湊人に妻公認の恋人・まり(筧美和子)がいて、しかも彼女も既婚と知りあぜん。万智はつぐみから、夫とは人間愛で結ばれ、恋愛は自由だという‘夫婦の形’を聞く。一方、留守堂(松田翔太)は、教え子を妻にした大学教授・順平(橋爪淳)に、家探しを頼まれる。
第7話 2019年2月20日「キャリアウーマンvsワーキングマザー!働く女のバトルGO」
万智(北川景子)は本社が始めた「ウーマンプロジェクト」の一員に。企画開発課の雅美、インターネット推進部のサキと話し合うが、仕事に軸足を置く雅美と2児の母のサキは水と油。雅美が万智に家探しを頼む一方、サキも同期の足立(千葉雄大)を介し留守堂(松田翔太)に新居を探してもらっていた。一方、屋代(仲村トオル)はコンビニ店長の三郷(真飛聖)と再会する。
第8話 2019年2月27日「庭野のオヤジ来店親子の絆は永遠なのか涙の家爆売りGO!」
客の幸子(南野陽子)が、娘のすみれ(大後寿々花)と共同名義の自宅を売り、ケーキ店を開きたいという。すみれは、幸子が夢のために貯金を使い果たし、別荘も手放した経緯から反対だ。庭野(工藤阿須加)は娘の同意なしには難しいと返答するが、万智(北川景子)が売ると宣言。一方、庭野の父・茂雄(泉谷しげる)が上京し、自宅を売却して、たこ焼き屋を始めたいと言い出す。
第9話 2019年3月6日「不動産ドラマ最終章!愛が憎しみに変わる…衝撃展開GO!」
定休日に仲良く買い物をする万智(北川景子)と屋代(仲村トオル)の姿を見て、留守堂(松田翔太)はやるせない。そんな中、庭野(工藤阿須加)は同世代のデザイナーがリノベーションを担当した築45年の物件を売ることに。万智は女性客から、母親と一緒に住む家探しを頼まれる。一方、足立(千葉雄大)は、子どもの誕生を控える夫婦を購入希望の家に案内。売却を急ぐ女性は留守堂の顧客で…。
最終話 2019年3月13日「ラスボス舘ひろし!日本の未来かけ感動のショー開幕GO」
留守堂(松田翔太)が姿を消して1年。外資系不動産会社が、新宿営業所の担当エリアを浸食してくる。万智(北川景子)が訪ねた新宿ガーデンハイツは、先方の買い占めにより130戸中、残った居住者が老人2人だけになっていた。一方、足立(千葉雄大)らが扱う物件も次々と横取りされ、その全てが万智の売り方と同じ。そこで足立と庭野(工藤阿須加)は客になりすまし、偵察に向かう。
各話視聴率
概要
大石静のオリジナル脚本で、伝説の不動産屋・三軒家万智に北川景子が扮し「私に売れない家はない!」という名ゼリフとともに客の個人的な問題も痛快に解決する人気シリーズ。“家”という人生最大の買い物を、万智が型破りな手法で売りまくる。
ストーリー
「テーコー不動産」を退社し、「サンチー不動産」を立ち上げた伝説の不動産屋・三軒家万智(北川景子)は、今は夫となった屋代大(仲村トオル)と共に、かつて空き家だらけだった街の最後の物件を売り終え、「テーコー不動産」に復帰することになる。
会社では“サンチーの犬”こと庭野聖司(工藤阿須加)、万智に敵対心を持つ足立聡(千葉雄大)らが、それぞれの思いを抱えて待っていたが、万智は復帰初日から爆売りモード全開だった。
そんな万智の行く先々に、フリーの不動産屋・留守堂謙治(松田翔太)が現れるようになる。留守堂は、客を横取りしたかと思えば、突然万智や庭野を手助けするようなミステリアスな存在で…。
キャスト
北川景子
三軒家万智 役
伝説の不動産屋。自ら立ち上げた「サンチー不動産」をたたみ、古巣の「テーコー不動産」に復帰する。
松田翔太
留守堂謙治 役
フリーの不動産屋。万智の行く先々に現れ、客を横取りすることもあれば、手助けもするミステリアスな存在。
工藤阿須加
庭野聖司 役
「テーコー不動産」社員。“サンチーの犬”と呼ばれる万智の部下。かつて万智に思いを寄せていた。万智の復帰で、またもや翻弄される。
イモトアヤコ
白洲美加 役
「テーコー不動産」の元社員。宅間と結婚して2児をもうけるが離婚し、社員行きつけのバー「ちちんぷいぷい」でアルバイト中。
千葉雄大
足立聡 役
「テーコー不動産」社員。営業部のエースだが、万智の復帰でスランプに陥り、敵対心を抱く。
仲村トオル
屋代大 役
万智の夫。「テーコー不動産」新宿営業所の課長。再び仕事の鬼と化した万智との関係に悩む。
スタッフ
脚本 - 大石 静
音楽 - 得田真裕
OPナレーション - 中村啓子
主題歌 - 斉藤和義 「アレ」(スピードスターレコーズ)
不動産コンサルティング - 内田浩彰
チーフプロデューサー - 西 憲彦
プロデューサー - 小田玲奈、柳内久仁子(AXON)
協力プロデューサー - 水野葉子
演出 - 猪股隆一、久保田充 他
制作協力 - AXON
製作著作 - 日本テレビ
番組公式サイト
家売るオンナ - Wikipedia