概要
垣谷美雨の同名小説を、野村周平主演で映像化する社会派ヒューマンドラマ。政府が打ち出した、結婚相手を抽選で決める「抽選見合い結婚法」に、コミュニケーションの苦手な若者たちが振り回されつつ成長していく姿を通して、「結婚は人間の義務なのか?」を問いかける。
ストーリー
25歳から39歳までの男女が無作為に選ばれる「抽選見合い結婚法」が施行された日本。中学時代のトラウマから、人間不信と極度の潔癖性となった26歳独身の宮坂龍彦(野村周平)は、この法律に不安と期待の両方を抱いていた。
一方、コネとルックスで生きてきたプチお嬢さまの冬村奈々(高梨臨)は、法律施行直前に彼氏の銀林嵐望(大谷亮平)に振られ、お見合いに挑むも失敗続き。そんな、本来ならば出会うはずのなかった龍彦と奈々が、ついにお見合いで対面する。一方、奈々を振ったモテ男の嵐望は、なぜか見合いで断られ続ける。
キャスト
宮坂 龍彦(みやさか たつひこ)〈26〉
演 - 野村周平(中学生期:小林喜日)
静岡県出身。友人の北風からは、たっちゃんと呼ばれている。都内で一人暮らしをし、「EDO SOFT」でシステムエンジニアとして働く26歳の独身男性。中学2年生の時にいじめをなくしたいと思って立候補したが落選した生徒会長選がきっかけで、人間不信及び極度の潔癖症になってしまう。得意料理はカレーライス。尊敬する人物は相田みつを。アニメファンであり、好きな女性のタイプは『ハート•ムービー!』の主人公パプル(近藤紫)。今まで彼女を持ったことも、恋愛というものをしたこともなかった。
テロ撲滅隊は女性よりは男性が行くべきと考えている。共に諸事情から誰とも結婚をしたくないという、自身の2・3回目の見合い相手の心情を知ったことなどから、抽選見合い結婚法は国家による国民いじめであると感じ、「抽選見合い結婚法の被害者たち」というタイトルの記事を、自身のブログで書き始める。
2017年7月8日に1回目の抽選見合い実施会場で美人と感じた奈々と軽く言葉を交わし、同年10月22日に5回目の見合い相手として再会。彼女の荒療治で、潔癖症を徐々に克服し始めた。北風のカミングアウトを受けて、LGBTについて学び、抽選見合い結婚法の改正案を作成する。奈々の頼みを受け入れて、12月2日に事務局へ断りの電話を入れた。
冬村 奈々(ふゆむら なな)〈28〉
演 - 高梨臨(幼少期:保榮茂愛)
1989年6月7日生まれ。都内の実家に祖母と父と3人で暮らす、ラジオ局「RADIO JAPAN」の正社員。音大時代はミスキャンで準優勝。ヴァイオリンを専攻していたが祖母・紅子の命令で断念し、父のコネで就職した、ある意味において典型的なお嬢様である。
嵐望とは1年交際していたが「抽選見合い結婚法」開始後に、母性が感じられないと完全にフラれ、リーチの状態で龍彦が3回目の見合い相手になる。何度か会食するが、変わりたいのに何もできない自分の現状に悩み、龍彦に断ってほしいと頼む。
2017年12月に紅子が用意した偽診断書によってその後の見合いを逃れ、休職もする。
銀林 嵐望(ぎんばやし らんぼう)〈34〉
演 - 大谷亮平
広告代理店「TEIKO AGENCY」に勤務する独身男性。父はフランス文学の大学教授。母・節子は著名な着物スタイリストだが、その愛情を受けずに育ったと感じており、見合いの希望条件は「母性の強い人」。
奈々とは1年付き合っていた。イケメンなので当然モテそうなのだが、何故か見合いでは悉くフラれ続ける。
前職・商社勤めでの赴任先タイで交際していた現地人女性(後に病死)との間に8歳になる娘がおり、その祖母へ毎月10万円の仕送りをし続けている。しかし、結婚はせず認知もしていないため独身扱いで見合い法の対象となった。
抽選見合いで出会った好美にひと目惚れしプロポーズを考える中、娘の存在を明かすと拒絶され、事務局へ自分から断りの連絡を入れる旨の手紙を好美へ送る。
鈴掛 好美(すずかけ よしみ)〈31〉
演 - 佐津川愛美
抽選見合いのために兵庫県から上京した看護師。父親のトラウマから、見合いの希望条件は「飲酒をしない人」。抽選見合いで出会った嵐望に、母性の強さと温かさを感じられてひと目惚れされてしまう。肉体関係を持ち、母・あき恵に紹介をもするが、自室で嵐望から娘の存在を聞かされた日、出てってと激昂して別れる。
小野寺 友紀子(おのでら ゆきこ)〈52〉
演 - 若村麻由美
抽選見合い結婚法担当大臣(内閣府特命担当大臣)。シンクロ元オリンピック銀メダリストの衆議院議員。現役引退直後に結婚して、娘・ひかりを産むが、夫の浮気が原因で4年で離婚。離婚会見での毅然とした振る舞いが注目され、政界にスカウトされた。
「抽選見合い結婚法」に関する事柄を担うことになって最初は、野党の猛反発に遭うことを覚悟し、蓮田総理の収賄問題から国民の関心を逸らす一手段ではないかと思いつつも、法律と共に家族や自分自身とも向き合っていくことになる。
自力で結婚相手を見つけた場合は除外、現在何らかの病気疾病を患っている場合は中断と、法改定を実施していく。
ひかり〈26〉
演 - 大西礼芳
1990年11月14日生まれ。本名は小野寺 ひかり。Hikari名義で活動するフリージャーナリスト。友紀子の一人娘で独身。3歳の時に両親が離婚してからは友紀子に育てられたものの、大学卒業以来は別々に暮らして疎遠だった。見合いの希望条件は、ノーカウントにしやすいよう「代々犯罪者の家系」。龍彦の抽選見合い結婚法の改正案に共感、その改正案をもって友紀子に陳情する。
取材で知り合った小学校教諭の女性と3年間渋谷区内で同棲しており、自身がレズビアンであること、パートナーシップ証明書を出したいと思っていることを友紀子に打ち明けた。
北風 佑輔(きたかぜ ゆうすけ)〈26〉
演 - 松本享恭
龍彦の友人。東京大学出身の理系エリートで、「帝国理化学研究所」に勤務。二枚目だが、今まで彼女がいたことがない。結婚を望まないため、過去2回はわざと相手に断られるような態度を取ってうまくいっていたが、3回目で初めて自ら事務局に断りの電話を入れることになった。その夜龍彦に、自身がゲイであることを高校生の頃に自覚したと、初めてカミングアウトした。先々を考えて、LGBTに対応している渋谷区へ2016年に引っ越していた。龍彦や広瀬らと「ASBE」を立ち上げる。
鯨井 浩樹(くじらい ひろき)〈39〉
演 - 加藤雅人
龍彦の友人。食品会社の流通部に勤めるサラリーマン。彼女いない歴39年。「ASBE」の活動に参加する。
鈴掛 あき恵(すずかけ あきえ)〈60〉
演 - 山口美也子
好美の母。アルコール依存症で暴力を振るう夫が5年前に他界してからは、兵庫県で好美と二人暮らしをしていた。
冬村 紅子(ふゆむら べにこ)〈75〉
演 - 富田恵子
奈々の祖母(洋平の母)。2017年12月の法改定をこれ幸いと考え、洋平の知人の医師から、長期に及ぶ休職を要する旨(疾病による腰痛・貧血の発生)の偽診断書を入手して奈々の見合いを中断させる。
冬村 洋平(ふゆむら ようへい)〈55〉
演 - 久ヶ沢徹
奈々の父。
奈々の母
演 - 加治友理
回想。奈々にヴァイオリンを教えていたが、彼女が6歳の時に亡くなった。
山口 一朗太(やまぐち いちろうた)〈45〉
演 - 平山祐介
厚生労働省大臣官房総務課・広報官。新法案に関する広報官として、友紀子の担当となる。
塚田 晃
演 - 生島勇輝
龍彦の同僚。
笹原 吾郎
演 - みなみの大地
龍彦の同僚。
波多野 マコ
演 - 山谷花純
奈々の同僚(アルバイト)。
田口 光子
演 - 伊藤修子
奈々の同僚(アルバイト)。
永岡 創〈22〉
演 - 松本大志
嵐望の部下。
安藤 加代(あんどう かよ)
演 - 森下ひさえ
好美の職場(病院)の先輩。
間宮(まみや)
演 - 岡慶悟
奈々の行きつけのレストランのウェイター。
事務局員
演 - 田中貴裕
龍彦・奈々・嵐望・好美を含むグループの、抽選見合い事務局の担当者。
アナウンサー
演 - 榎並大二郎(フジテレビ)
ワイドショー番組のアナウンサー。
宮坂 千鶴(みやさか ちづる)
演 - 森澤早苗
声。龍彦の母。
ゲスト
第1話
リサ
演 - 鈴木美羽
龍彦の会社の新人。
向井原
演 - 大河内浩
内閣官房長官。
第2話
山下 美佐子(やました みさこ)
演 - 横田美紀
2017年7月8日の、龍彦の1回目の見合い相手。龍彦のスマートフォンの待受画面が女性アニメキャラ(パプル)なことに気づいた直後、腹痛で帰る。当日夜、事務局から龍彦へは、性格の不一致でお断りとなった旨の電話連絡がなされた。
不動 怜子(ふどう れいこ)〈31〉
演 - 富山えり子
龍彦の2回目の見合い相手。有名企業「株式会社壱葉商事」で去年、企画部第一セクション主任に就いた。男子からデブスと呼ばれたため小学校3年生の時に一生結婚しないと自分に誓い、猛勉強して現在の地位に就いた。今もこの信念を貫く気持ちがあり、(テロ対策活動後方支援隊の)除隊後の職場復帰は政府により保障されているというルールもあることから、恐れることなくお見合いを3回断るつもりだと、龍彦に伝えた。
遠山 明夫
演 - 久保田創
好美の2回目の見合い相手。下戸であり好美の希望条件に叶ったため何度か会うものの、理想の家族像など価値観がお互い異なることを感じる。好美を気遣って自ら断ることを告げる。
第3話
花村 早苗(はなむら さなえ)〈30〉
演 - 平岩紙
龍彦の3回目の見合い相手。生まれも育ちも新潟県。短大を卒業後、ずっと予備校の事務員をしている。一度も男性と付き合ったことがない。5年前に子宮頸がんから全摘出しており、少子化対策としての出産を前提としつつ(犯罪歴だけを該当者から除外して)病歴・身体的理由は考慮していない抽選見合い結婚法に憤慨。テロ撲滅隊行きでも構わないから結婚をしたくないと、龍彦に吐露する。龍彦側から事務局へ断るという申し出を遠慮し、女のプライドで自分の方から断らせてほしいと告げる。
春川 将(はるかわ まさる)
演 - 山中崇
奈々の2回目の見合い相手。製薬会社勤務。ルックスなどから奈々に強い好意を抱いていたものの、リーチになることを恐れるがゆえ仮病などで結論をしばし先延ばしにされていた。最終的には、真紀へ卑劣な発言をする場に居合わせて憤った奈々によって、すぐに事務局に断りの電話をかけられた。
第4話
女性
演 - 真凛
龍彦の4回目の見合い相手。
真紀(まき)
演 - 浅野千鶴
春川の1回目の見合い相手。「抽選見合い結婚法」ができてから美容整形したことを、見合いの後に興信所を使った春川に知られ、これが理由で断られる。後に、別の見合い相手と共に行った春川の行きつけの「バー フィフティーン」で、奈々と一緒にいた春川に遭遇し、整形は詐欺だと罵倒されて涕泣する。
心療内科医
演 - 中野剛
回想。龍彦に潔癖症と診断した医師。
第5話
女性
演 - 東松史子
北風の3回目の見合い相手。北風に今回のお見合いを断ってもらえないかと頼み、自分は女性しか愛せないことを泣きながら明かす。
第6話
広瀬 健
演 - 内田健司
北風の知人で、小規模アングラ劇団の主宰者。LGBTの現状を学ぼうとする龍彦から取材を受け、抽選見合いに対するレジスタンス団体「ASBE」(アズビー)を一緒に立ち上げて代表に就く。
第7話
-
演 - 鶴田陽詩ロコウア
写真。嵐望の娘。
スタッフ
原作 - 垣谷美雨『結婚相手は抽選で』(双葉文庫)
脚本 - 関えり香、川嶋澄乃
演出 - 石川淳一、紙谷楓
音楽 - ワンミュージック
選曲 - 大森力也
文芸協力 - 相田みつを美術館
心療内科指導 - 金吉晴(国立研究開発法人 国立精神神経医療研究センター 精神保健研究所)
LGBT監修 - 森永貴彦(LGBT総合研究所)
美術プロデューサー - 吉田敬
デザイン - 長尾彩香、天野沙耶花
アートコーディネーター - 横守剛
フードコーディネーター - はらゆうこ
HPライター - 富田陽美
協力 - バスク、フジアール、fmt、SPOT、ファン、バイキング
企画 - 横田誠(東海テレビ)
企画・プロデュース - 栗原美和子(共同テレビ)
プロデューサー - 河角直樹(東海テレビ)[18]、山崎淳子(共同テレビ)
制作著作 - 共同テレビ
制作 - 東海テレビ
主題歌 - 高橋優「aquarium」(ワーナーミュージック・ジャパン)
各話あらすじ(2018年10月6日 - 11月24日)全8話 平均視聴率 2.86%
第1話 2018年10月6日「抽選見合い結婚法、施行!」 視聴率 2.8%
モテないシステムエンジニアの龍彦(野村周平)、ラジオ局に勤める美しい奈々(高梨臨)、広告代理店勤務のイケメン・嵐望(大谷亮平)、地味な看護師・好美(佐津川愛美)ら多くの男女が抽選見合い実施会場を訪れる。その3カ月前。内閣府特命担当大臣・小野寺(若村麻由美)は25歳から39歳までの独身者は抽選で決まった相手と見合いして結婚するという少子化対策のための法案「抽選見合い結婚法」を提出。衆参両院で可決される。
第2話 2018年10月13日「抽選見合い始まる!俺ってそんなにキモい奴なの?結婚の条件とは」 ※『土曜プレミアム 三度目の殺人』(21時 - 23時30分 20分枠拡大)のため、20分繰り下げ(0時 - 0時55分) 視聴率 3.4%
龍彦(野村周平)は「抽選見合い」の提出書類を前に、1点だけ書くことができる「相手への希望条件」を何にするか悩む。好美(佐津川愛美)は「飲酒をしない人」、嵐望(大谷亮平)は「母性の強い人」と記入。奈々(高梨臨)は祖母の紅子(冨田恵子)から、できるだけ難しい条件を書くことで見合いを無効に持ち込む作戦を取るべきだと言われていた。見合い当日、オタクと気付かれた龍彦は会話もしていないのに断わられてしまう。
第3話 2018年10月20日「これは運命の出会い?誘う女の裏に哀しみが…法律が人を傷つけるなんて!」 ※『土曜プレミアム ミックス。』(フジテレビ制作、21時 - 23時25分。15分枠拡大)のため、15分繰り下げ(23時55分 - 翌0時50分) 視聴率 2.8%
「抽選見合い結婚法に思うこと」という自身のブログで同法への疑問をつづった龍彦(野村周平)に、ジャーナリストのひかり(大西礼芳)からメッセージが届く。2回目の見合い相手に気に入られた奈々(高梨臨)は、元恋人の嵐望(大谷亮平)とよく訪れた店で高価な料理や酒を頼み、嫌われるように仕向けるが効果はない。そこへ偶然、嵐望が現れる。そんな中、龍彦は3回目の見合いに臨み、年上の予備校事務員・早苗(平岩紙)と会う。
第4話 2018年10月27日「潔癖症の秘密…龍彦の壮絶なる過去とは?奈々の決意の告白!」 視聴率 3.2%
「抽選見合い結婚法の被害者たち」というブログを始める一方、龍彦(野村周平)は4回目の見合いへ。だが、潔癖症を理由に相手からすぐに断られてしまう。そんな折、自力で結婚相手を見つけた場合、抽選見合い対象者から外す改定案が発表された。奈々(高梨臨)は嵐望(大谷亮平)を呼び出して求婚する。そんな中、龍彦は友人・北風(松本享恭)からの言葉に勇気づけられ、ブログに潔癖症の原因となった中学時代の出来事をつづる。
第5話 2018年11月3日「何故だか気になるオタク男…不思議な関係が見つけ出した新たな私」 視聴率 2.8%
龍彦(野村周平)の5回目の見合い相手は奈々(高梨臨)だった。既に見合いを2回断っている奈々は「テロ対策活動後方支援隊」行きを回避するため、龍彦から断られるような振る舞いをする。だが、美人の奈々に気後れした龍彦は自ら身を引こうとする。一方、好美(佐津川愛美)と見合いした嵐望(大谷亮平)は彼女に強い母性を感じる。だが、嵐望は好美の希望条件「飲酒をしない」に一致しなかった。しかし、2人は再び会う約束をする。
第6話 2018年11月10日「被害者をこれ以上増やすな!政府に声は届くのか?龍彦反抗開始!」 視聴率 3.0%
龍彦(野村周平)は北風(松本享恭)からゲイであることを打ち明けられ、LGBTについて調べる。性的マイノリティーの社会的現状を知った龍彦は「抽選見合い結婚法」改定の必要性を痛感し、上申書を作成してひかり(大西礼芳)に見てもらう。その頃、奈々(高梨臨)は、龍彦からの連絡がないことにいら立っていた。一方、母親に紹介してほしいと嵐望(大谷亮平)から言われた好美(佐津川愛美)は、母・あき恵(山口美也子)を東京に呼ぶ。
第7話 2018年11月17日「ついに法律改正へ?反響呼ぶレジスタンスさらに衝撃の告白が」 視聴率 2.1%
見合いした奈々(高梨臨)に頼まれ、抽選見合い事務局に断りの電話を入れた龍彦(野村周平)だが、どこか気分がさえない。しかし、ひかり(大西礼芳)から抽選見合い法改正の上申書を小野寺(若村麻由美)に提出したとのメールが届き、改正実現のために気持ちを切り替える。数日後、小野寺が病気を患っている該当者の見合いの即時中断を発表。喜ぶ龍彦らは、情報交換の場としてSNS上で「抽選見合い結婚法目安箱」を始める。
最終話 2018年11月24日「国VS若者最終決戦!見合いで未来は拓けたのか?それぞれの行く末」 視聴率 2.8%
「抽選見合い結婚法」の施行から約1年、龍彦(野村周平)らの反対活動団体は人気を集め、集会を開くことに。裏方に徹する龍彦はスピーチを勧められるが、壇上で自己主張をする勇気はない。そんな折、龍彦は奈々(高梨臨)と再会。スピーチの件を聞いた奈々は、龍彦が人間不信の根本とまだ向き合っていないと見抜き、厳しい言葉を浴びせる。一方、山村の診療所で働く好美(佐津川愛美)に、嵐望(大谷亮平)からメールが届く。
番組公式サイト
結婚相手は抽選で- Wikipedia