原作概要
『インベスターZ』は、三田紀房による漫画。『モーニング』(講談社)にて2013年28号から2017年29号まで連載。投資をテーマにした作品で、実在の人物や、『エンゼルバンク-ドラゴン桜外伝-』や『マネーの拳』の登場人物も登場する。
ドラマ概要
「ドラゴン桜」「エンゼルバンク」の三田紀房による大ヒット経済漫画を連続ドラマ化。映画「ちはやふる」や「anone」(日本テレビ系)での好演も記憶に新しい若手実力派俳優・清水尋也が、連ドラ初主演で、強引に入部させられた投資部で次第に投資の魅力にハマっていく高校1年生・財前孝史を演じる。
世界に誇る老舗企業から、お金の新しい概念、そして原作同様に今話題の実在の企業や社長たちが続々と登場するのも見どころの一つ。本編放送中に社長インタビュー動画配信をするなど、テレビを飛び出してのスピンオフもある、リアルと虚構が交錯する異色の経済ドラマになる。
ストーリー
ハイレベルな授業と豪華な校舎を誇るにもかかわらず、入学金や授業料が無料という、札幌にある進学校・道塾学園。この学園には、ある秘密があった。学年トップの生徒たちが、投資で金儲けをし、そこで得た利益が学園の運営資金となっているのだ。
全教科満点の成績トップで道塾学園高等学校へ入学した1年生の財前孝史(清水尋也)は、部活の勧誘が殺到する中、強引に図書館の怪しげな隠し部屋へ連れていかれる。そこは、学年トップの生徒で構成された「投資部」だった。強引に入部させられた孝史だったが、次第に投資の魅力にハマっていく。
キャスト
財前孝史 - 清水尋也
札幌の進学校・道塾学園高等学校に、全教科満点の成績トップで入学した天才高校生。新入生への部活の勧誘が殺到する中、学年トップの生徒のみで構成された「投資部」に強引に入部させられ、やがて投資の魅力に目覚めていく。
藤田美雪 - 早見あかり
道塾学園高等学校2年生で、学園を創立した藤田家のお嬢さま。
神代圭介 - 柾木玲弥
道塾学園高等学校3年生。歴代トップの成績で入学した、投資部のキャプテン。
渡辺隆子 - 柳美稀
道塾学園高等学校3年生。FXが得意な投資部副キャプテン。
月浜蓮 - 岩井拳士朗
道塾学園高等学校2年生。ITが得意。
リン・コウメイ - 工藤綾乃
道塾学園高等学校1年生。中国からの留学生。
そのほかの人物
ゼン - 渡辺哲
藤田慎司 - 山本涼介
財前孝彦 - 小木茂光
財前律子 - 芳本美代子
藤田美里 - 田中美奈子
藤田繁富 - 大和田伸也
美雪の祖父。
ゲスト
高橋志津子 - 東洋経済新報社
小泉文明 - 株式会社メルカリ
出雲充 - 株式会社ユーグレナ
落合陽一
佐藤航陽 - 株式会社メタップス
前田裕二 - SHOWROOM株式会社
麻野耕司 - 鎌野リンクアンドモチベーション
南壮一郎 - 株式会社ビズリーチ
スタッフ
監督 - 瀧悠輔、坂下雄一郎、平林克理
脚本 - 土橋章宏、八代丈寛
音楽 - 稲川壮、岡出莉菜
OPイラスト - 神谷圭介
EDダンス振り付け - 飯塚浩一郎(DAZZLE)
技術協力 - 東通
照明協力 - 阿呍
美術協力 - 山崎美術
VFX - Spade&Co.(スペード・アンド・カンパニー)
音響効果 - メディアハウス・サウンドデザイン
ポスプロ - 東映デジタルラボ、アクティブシネクラブ
チーフプロデューサー - 大和健太郎(テレビ東京)
プロデューサー - 工藤里紗、小林史憲(テレビ東京)、加藤伸崇(S・D・P)、柴原祐一(ダブ)
製作著作 - 「インベスターZ」製作委員会(テレビ東京、ダブ、S・D・P)
オープニングテーマ - UVERworld「EDENへ」(Sony Music Records)
エンディングテーマ - ぼくのりりっくのぼうよみ「輪廻転生」(CONNECTONE / ビクターエンターテイメント)
各話あらすじ(2018年7月13日 - 9月28日)全12話
第1話 2018年7月13日「投資をしない奴は死ぬ!?」
道塾学園はハイレベルな授業、豪華な校舎と絵に描いたような札幌の進学校。ある秘密をのぞいては――。
学園内では全教科満点の成績トップで入学した、財前孝史(清水尋也)の話題で持ちきり。部活の勧誘が殺到する中、強引に孝史の手を引く女子が現れる。ひとつ先輩の藤田美雪(早見あかり)だ。勧誘?もしやモテキ?だが連れて来られたのは図書館にある怪しげな隠し部屋…そこは学年トップの生徒で構成された「投資部」だった!
第2話 2018年7月20日「恋愛と株は一緒!? ○○理論?」
財前孝史(清水尋也)が入学したスーパー進学校・道塾学園には、各学年の成績トップのみで構成される投資部が存在した。学園の秘密を知り、入部することになった孝史は、心を決め投資を完全マスターすると意気込む。早速3千万円の損失を取り戻そうとするが、その様子を見ていた神代圭介(柾木玲弥)が「お前がやったのは『往復ビンタ』と言われる初心者が陥りやすいミス」と突然のビンタ!その後も財前は投資の洗礼を浴びていく。
第3話 2018年7月27日「世界に誇る!ニッポンの「お金」美学!」
財前孝史(清水尋也)は藤田美雪(早見あかり)の家へ行くことに。突然の誘いに「もしや!?」と淡い期待を抱く財前だったが、応接間に通されたかと思うと、そこには道塾学園を経営する美雪の祖父・藤田繁富(大和田伸也)が。繁富が財前を呼び出したのだ。しかもいきなり30億円の株を買った財前に対し、「投資部を滅ぼす」と退学を勧告する。しかしそこにはある意図が…。さらに繁富は日本に根付く投資文化について説いていく。
第4話 2018年8月3日「出る杭は大歓迎!? 就活は人生の投資!」
財前孝史(清水尋也)の運用成績は潜在能力を発揮し上昇傾向に。一方、藤田美雪(早見あかり)らはフリマアプリ「メルカリ」の社長に会うため東京へ向かう。
第5話 2018年8月10日「集まれ!時代の先駆者たち」
投資部の金庫に保管されたお宝を売ろうとする財前(清水尋也)は、所有者の藤田繁富(大和田伸也)に直談判。だが、許可の代わりに条件を出されてしまう。
第6話 2018年8月17日「80歳まで働く時代へ・・・その"働き方改革"」
文化祭準備中に株価が急落し、損失を拡大させてしまった月浜(岩井拳士朗)が倒れてしまう。そんな折、美雪(早見あかり)は転職サイト社長と会えることに。
第7話 2018年8月24日「保険のカラクリ暴露します!」
ある放課後、孝史(清水尋也)は月浜(岩井拳士朗)の叔母で優秀な保険外交員の真知子(馬渕英里何)に誘われる。だが、そこには真知子のもくろみがあった。
第8話 2018年8月31日「今こそ立ち上がれ!居抜きビジネス最前線!」
隆子(柳美稀)は、今度、母親の香里(MEGUMI)がパートを辞め、喫茶店を始める事を投資部に打ち明ける。皆は「止めさせるべき」と反対するが…。
第9話 2018年9月7日「東京を歩き尽くせ!不動産5000万円対決!前編」
財前(清水尋也)は、藤田繁富(大和田伸也)に曽祖父・龍五郎が投資部の創設者だと告げられる。藤田慎司(山本涼介)は「投資部を解散させる」と言い出し…。
第10話 2018年9月14日「東京を歩き尽くせ!不動産5000万円対決!後編」
財前(清水尋也)と慎司(山本涼介)の投資3番勝負。第一戦「不動産対決」では、土地勘がない財前は不動産屋へ。慎司は、再開発が可能な街を思い付く。
第11話 2018年9月21日「今さら聞けない!? FXってなんだ!? 」
財前(清水尋也)と慎司(山本涼介)の投資3番勝負。第二戦「FX対決」に向け、財前はレクチャーを受けるが、いきなり1800万円の損失を出してしまう。
最終話 2018年9月28日「時価総額100兆円バトル!」
投資部存続を懸けた、財前(清水尋也)と慎司(山本涼介)による投資3番勝負の最終決戦は「100兆円時価総額バトル」。東証一部上場企業の中から数社を選び、時価総額の合計を100兆円に近付ける戦いだ。時価総額が大きい企業を先に選ばなければ、100兆円には到達しないが、1円でも超過したら失格となる。最初の選択権を得た慎司が時価総額1位の企業を獲得する中、選択権を得られない財前は焦る。
番組公式サイト
インベスターZ - Wikipedia