FIRST SEASON
『警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜』のタイトルで、2016年1月15日から同年2月26日まで、毎週金曜日20:00 - 20:54に、テレビ東京系の『金曜8時のドラマ』で放送された。全7話。
SECOND SEASON
『警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜 SECOND SEASON』のタイトルで、2017年7月21日から同年9月15日まで、毎週金曜日20:00 - 20:54に、テレビ東京系の『金曜8時のドラマ』で放送された。全8話。
SEASON4
『警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜 SEASON4』は、2019年7月20日から、毎週金曜日20:00 - 20:54に、テレビ東京系の『金曜8時のドラマ』で放送。
SEASON5
『警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜 SEASON5』は、2021年4月30日から、毎週金曜日20:00 - 20:54に、テレビ東京系の『金曜8時のドラマ』で放送。
概要
2016年冬、17年夏に放送された人気シリーズの第3弾。警視庁杉並中央署「生活安全課なんでも相談係」(通称・ゼロ係)を舞台に、小泉孝太郎扮する“空気は読めないが事件は読める”エリートキャリアのKY刑事・小早川冬彦と、松下由樹が演じる“男勝りで口の悪い”ベテラン刑事・寺田寅三(とらみ)の迷コンビが、さまざまな事件を解決しながら、シリーズ最大の謎に挑んでいく。
ストーリー
ゼロはいくつかけてもゼロだから“ゼロ係”だと署内でやゆされている、警視庁杉並中央署の「生活安全課なんでも相談室」は、各所でお払い箱になった人材の放置部署。しかし、そんなゼロ係に所属する、エリートキャリアのKY刑事・小早川冬彦(小泉孝太郎)と、有能だが男勝りなベテラン刑事・寺田寅三(松下由樹)の“迷コンビ”は、今まで数々の事件を解決してきた。
昨年、大手柄を挙げたはずの冬彦たちだったが、世間的にも警察内部的にも功績は抹消され、相変わらず警備の手伝いや苦情処理などの雑務に追われる日々を過ごしていたが…。
キャスト
小泉孝太郎
小早川冬彦 役
警視庁杉並中央署「生活安全課なんでも相談室」(通称・ゼロ係)所属の刑事で、階級は警視。国家公務員試験一種をトップ合格した上級キャリアだが、自ら市民に手を差し伸べられる現場勤務を希望。得意のプロファイリングで、相手の表情やしぐさから、うそを見抜いたり心情を読み取ったりすることができる。その一方、相手の気持ちや状況を考えない発言をしては、周りから究極のKYとあきれられている。
松下由樹
寺田寅三 役
ゼロ係所属のベテラン刑事で、階級は巡査長。男の子が生まれると思い込んだ父親が祝杯を挙げ、酔った勢いで役場へ出生届を提出したことから「寅三(とらみ)」という有り得ない名を授かった。冬彦とは対照的な、ノンキャリアで現場たたき上げ。優秀だが、男勝りで口が悪いのが難点。異議があれば上司にでも盾を突く。
安達祐実
本条靖子 役
ゼロ係の有能な事務員。口から出る言葉全てが毒舌で、ズケズケと自分の思ったことを言うため、トラブルに巻き込まれることが多々ある。寅三とは意見が合わず、絶えずいがみ合っているが、困った時は頼りになる姉御肌。
木下隆行
桜庭勇作 役
ゼロ係所属の、カレーライスと犬をこよなく愛するぽっちゃり男。階級は巡査長。仕事に対する意欲や興味がなく、交番勤務から「使えない」という理由で飛ばされてきた。何の取りえもないように見えるが、実は犬とコミュニケーションが取れるらしい?
戸塚純貴
太田文平 役
ゼロ係所属の、岩手訛りが抜けないゆとり世代の超マイペース刑事。階級は巡査長。以前、警視庁サイバー課で勤務していたが、自分を嫌う上司のパソコンにハッキングをかけ、不倫の証拠をつかんだために飛ばされてきた。地道な捜査や体力勝負は苦手だが、パソコンやモバイルを用いた捜査では本領を発揮する。
石丸謙二郎
谷本敬三 役
杉並中央署の副署長。怒ると顔を真っ赤にするので、ゼロ係のメンバーからは「だるま」と呼ばれている。下には厳しく、上にはすこぶる調子がいい、頼りがいのない上司。出世欲が強く、早く署長の席に座れる日を心待ちにしている。ゼロ係を毛嫌いし、解体をもくろんでいる。
加藤茶
国仲春吉 役
ゼロ係のメンバー行きつけの居酒屋「春吉」店主。料理があまり上手でないため、店はいつもガラガラで、冬彦に料理のダメ出しをされては、毎回傷ついている。情報通で地獄耳だが、自分にとって都合の悪いことには耳が遠くなる。
スタッフ
原作:富樫倫太郎「生活安全課0係」シリーズ(祥伝社)
脚本:吉本昌弘、船橋勧、徳尾浩司、政池洋佑
監督:倉貫健二郎、竹村謙太郎、岡野宏信
プロデューサー:濱谷晃一、松本拓、加藤章一
各話あらすじ(2018年7月20日 - 9月14日)全7話 平均視聴率 7.20%
第1話 2018年7月20日「留置場からの殺人予告」ラテ欄「刑務所からの殺人予告…100%不可能な連続殺人が女性5人を襲う」 視聴率 8.8%
厄介払いされたメンバーが集まる杉並中央署「なんでも相談室」、通称ゼロ係の冬彦(小泉孝太郎)と寅三(松下由樹)は、ビニールで全身を巻かれた女性の絞殺体を発見する。同じ手口の被害者は今回で3人目。全員が右手の小指を切断されていた。ゼロ係にもたらされたある情報筋により、全員が精神科医・実相寺(嶋田久作)の関係者と分かり、実相寺は逮捕されるが、同じ手口の新たな犠牲者が出て…。
第2話 2018年7月27日「刑務所からの殺人預言者VS.変人刑事!100%不可能な殺人の真相」 視聴率 7.5%
殺人事件で逮捕された精神科医・実相寺(嶋田久作)が冬彦(小泉孝太郎)に予言した通り、5人目の犠牲者が出た。これまでと同様に遺体はビニールで巻かれ、右手の小指が切断されていた。冬彦は、遺体に巻かれたビニールの特徴から、逮捕前の3件が実相寺の犯行で、後の2件は模倣犯による犯行だと考える。一方、キャリア管理官・金田一(平岡祐太)は、殺人犯は実相寺ではなく、警察が誤認逮捕をした可能性を指摘する。
※2018年8月3日は「世界ソフトボール【日本×ボツワナ】金メダルへ!アフリカの雄と激突!」 の中継のため、休止。
第3話 2018年8月17日「殺人犯は記憶喪失…ゼロ係×池の水 奇跡のコラボ」 視聴率 6.1%
神奈川の湖畔でウエディングドレス姿の女性の遺体が発見される。遺体には「エンバーミング」という防腐処理がされていた。冬彦(小泉孝太郎)は捜査一課管理官の金田一(平岡祐太)にこの事件を調べさせてほしいと訴える。そんな中、冬彦と寅三(松下由樹)は公開捜査のテレビ番組に出演。記憶喪失で自分の身元を知りたいと出演した男性(赤井英和)の自宅から生放送中に遺体が見つかる。だが彼は「何も思い出せない」と話す。
第4話 2018年8月24日 視聴率 5.3%
通報を受け出動した冬彦(小泉孝太郎)と桜庭(木下隆行)は、老婦人・千恵子(岩本多代)から孫・芳樹が誘拐され1カ月前から行方不明だと聞く。ところが、千恵子の夫・国夫(伊東四朗)によると芳樹は23歳。また、千恵子は認知症だという。だが、冬彦は芳樹の捜索を請け負う。そんな中、新聞記者・笹村が、不吉なはがきが届いたとなんでも相談室へやって来る。笹村は、自分を恨む新貝の仕業だと考えていた。直後、笹村の5歳の娘がいなくなる。
第5話 2018年8月31日「殺人慰安旅行!秘湯に浮く美女の変死体…警視殿が拉致監禁!」 視聴率 7.8%
2人目のウエディングドレス姿の女性の遺体は、1人目と同様、冬彦(小泉孝太郎)がリポートに書いた3人の失踪者のうちの1人だった。遺体はほとんど腐敗しておらず、湯川(石坂浩二)の解剖により1体目と同じ‘エンバーミング処理’が施されていると分かる。一方、慰安旅行に出掛けたゼロ係一行は、予約ミスで近隣の別旅館に宿泊することに。女将・志乃(山村紅葉)らに出迎えられ早速温泉へ向かうが、露天風呂では女性がうつぶせで浮かんでいた。冬彦と寅三(松下由樹)は殺人事件として捜査を進める。
第6話 2018年9月7日「大富豪作家が怪死!美人妻…家政婦…謎の遺言状と毒トリック」 視聴率 6.2%
冬彦(小泉孝太郎)と寅三(松下由樹)が救急車の音を聞いて駆け付けると、有名作家・加賀美(佐戸井けん太)が死んでいた。コーヒーからトリカブトの毒が検出され、カップには妻・紗耶(壇蜜)、マネジャー、家政婦の3人の女性の指紋があった。夫より30歳年下の紗耶は毎月200万円の小遣いをもらい、マスコミからは遺産目当ての殺人犯扱い。紗耶は会見を開き、結婚は金目当てと開き直った上、犯人を知っていると発言する。
最終話 2018年9月14日「謎の死化粧…3人の美しき花嫁殺人事件!次なる標的はゼロ係…タイムリミット3時間誘拐された仲間救え!警察組織を震撼させる凶悪犯人の正体は!?」 ※最終回スペシャル( 20:00 〜 21:48 ) 視聴率 8.7%
3人目のウエディングドレス姿の遺体が発見され、これで冬彦(小泉孝太郎)がリポートに書いた行方不明者は全員殺害された。東京・杉並中央署に警視庁と神奈川県警の合同捜査本部が設置され、金田一(平岡祐太)の指揮で捜査が始まる。一方、ゼロ係に以前、相談に来た桐ケ谷(姜暢雄)からデートに誘われた靖子(安達祐実)は、連れ去られ、室内に監禁されていた。靖子の拉致を知った冬彦と寅三(松下由樹)は、金田一に協力を頼むが…。
番組公式サイト
警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜 - Wikipedia
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