2018年03月30日

ブラックペアン TOP

『ブラックペアン』は、2018年4月22日から同年6月24日まで、毎週日曜日21時 - 21時54分にTBS系の「日曜劇場」枠で放送された。全10話。主演は日曜劇場で初主演の嵐の二宮和也。

続編
『ブラックペアン シーズン2』は、2024年7月7日から同年9月15日まで、毎週日曜日21時 - 21時54分にTBS系の「日曜劇場」枠で放送された。全10話。竹内涼真、葵わかな、小泉孝太郎、内野聖陽が続投、二宮和也がシーズン1とは別役で出演する。


原作概要
『ブラックペアン1988』は2007年に講談社から発売された海堂尊の長編小説。

『小説現代』に2007年4月号から8月号まで連載され、2007年9月に単行本が刊行された。2009年12月15日に加筆修正された文庫本が上下巻に分かれて発売され、下巻の巻末には映画版『チーム・バチスタの栄光』で天才外科医・桐生恭一を演じた吉川晃司と著者の対談が収録されている。2012年4月13日には、上下巻にした文庫版を1冊にした新装版の文庫本が発売された。


概要
シリーズ累計115万部を超える海堂尊の「ブラックペアン1988」を原作に、二宮和也主演で連続ドラマ化。日本が抱える医療問題を、エンターテインメントを通して提起する。

二宮が演じるのは、手術成功率100%を誇る孤高の天才外科医・渡海征司郎。その傲慢な言動から、通称“オペ室の悪魔”とも言われる渡海が、製薬会社、医療機器メーカー、厚生労働省をも巻き込み、大学病院の不正や隠された過去を暴いていく姿を痛快に描く。


ストーリー 
東城大学医学部付属病院の渡海征司郎(二宮和也)は、手術成功率100%を誇る天才的な手技を持つ外科医。傲慢な性格のため常に周囲と対立している渡海は、「患者を生かし、医者を殺す」と評され、“オペ室の悪魔”と呼ばれている。

そんな渡海が勤務する大学病院に、外科医の技量に左右されない最新の心臓手術用医療機器・スナイプが導入されることになる。性急な決定に疑問を抱いた渡海は、大学病院と製薬会社、医療機器メーカー、厚生労働省などが癒着する闇を知る。

さらに、大学病院に君臨する教授・佐伯清剛(内野聖陽)が手術の際に用いる“ブラックペアン”という特製の黒い止血用鉗子(かんし)には、隠された過去があった。


キャスト
渡海征司郎(とかい せいしろう)
演 - 二宮和也
東城大学医学部付属病院の外科医。手術成功率100%を誇る天才的な手技を持つが、出世に興味のない一匹狼で、万年ヒラの医局員。傲慢な言動から“オペ室の悪魔”と呼ばれている。最新の心臓手術用医療機器・スナイプ導入をめぐる病院とメーカー、厚生労働省などの癒着を知り、巨大組織に立ち向かう。

世良雅志(せら まさし)
演 - 竹内涼真
東城大学医学部付属病院の研修医。常識外れの渡海の言動に反発しながらも、自らの非力さを思い知り、医師として成長していく。

花房美和(はなぶさ みわ)
演 - 葵わかな
東城大学医学部付属病院の手術室看護師。オペナースとしては新人だが、渡海の手技に圧倒され、彼のことを徐々に理解していく。

黒崎誠一郎(くろさき せいいちろう)
演 - 橋本さとし

藤原真琴(ふじわら まこと)
演 - 神野三鈴

猫田真里(ねこた まり)
演 - 趣里

柿谷雄次(かきたに ゆうじ)
演 - 内村遥

関川文則(せきかわ ふみのり)
演 - 今野浩喜

横山正(よこやま ただし)
演 - 岡田浩暉

田口公平(たぐち こうへい)
演 - 森田甘路

速水晃一(はやみ こういち)
演 - 山田悠介

島津塔子(しまづ とうこ)
演 - 岡崎紗絵

北島達也(きたじま たつや)
演 - 松川尚瑠輝

宮元亜由美(みやもと あゆみ)
演 - 水谷果穂

新井美緒(あらい みお)
演 - 原アンナ

篠原健一(しのはら けんいち)
演 - 丸一太

福本真人(ふくもと まさと)
演 - 渋江譲二

守屋信明(もりや のぶあき)
演 - 志垣太郎

渡海一郎(とかい いちろう)
演 - 辻萬長
渡海の父。

渡海春江(とかい はるえ)
演 - 倍賞美津子
渡海の母。

木下香織(きのした かおり)
演 - 加藤綾子
治験コーディネーター。元看護師。

池永英人(いけなが ひでと)
演 - 加藤浩次
医療ジャーナル誌『日本外科ジャーナル』の編集長。

西崎啓介(にしざき けいすけ)
演 - 市川猿之助
帝華大学外科教授。

高階権太(たかしな ごんた)
演 - 小泉孝太郎
東城大学医学部付属病院の新任講師。名門・帝華大学病院の出身で、マサチューセッツ医科大学に留学していたエリート医師。最新の心臓手術用医療機器・スナイプの導入を強引に進める。

佐伯清剛(さえき せいごう)
演 - 内野聖陽
東城大学医学部付属病院の教授。外科のトップに君臨し、日本屈指の腕を持つ心臓外科医として知られる。手術の際に“ブラックペアン”と呼ばれる特製の黒い止血用鉗子(かんし)を用いる。

その他
渡海一郎(とかい いちろう)
演 - 辻萬長
渡海の父。故人。

渡海春江(とかい はるえ)
演 - 倍賞美津子
渡海の母。ドラマオリジナルキャラクター。

木下香織(きのした かおり)
演 - 加藤綾子
元看護師。治験コーディネーター。ドラマオリジナルキャラクター。描写が実際とあまりにもかけ離れているとして、日本臨床薬理学会がTBSへ送付予定の意見文を公開したように、実際の職務の内容や規範から逸脱した多額の研究費や負担軽減金を用立てたり、高級飲食店での接待などを行っているが、作中では「やり手」という評価を得ている。

池永英人(いけなが ひでと)
演 - 加藤浩次
医療ジャーナル誌『日本外科ジャーナル』の編集長。ドラマオリジナルキャラクター。

西崎啓介(にしざき けいすけ)
演 - 市川猿之助
帝華大学病院外科教授。

ゲスト
第1話
皆川妙子(みながわ たえこ)
演 - 山村紅葉
世良が初めて担当した患者で、親身な心使いや励ましにより世良に深い信頼を寄せるようになる。佐伯式の手術を受ける予定であったが、手術前にショック状態に見舞われたため、佐伯式では症状に対する負担が大きくなってしまったとして、東城大病院における初めてのスナイプ手術を受けることになる。

第2話
小山兼人(こやま かねと)
演 - 島田洋七
急患で運ばれてきた患者。

小山好恵(こやま よしえ)
演 - 沢松奈生子
兼人の妻。

第3話
楠木秀雄(くすのき ひでお)
演 - 田崎真也
渡海と世良が担当の患者。佐伯式の心臓手術を受けるために入院し、佐伯が診察にあたっている。

田村隼人(たむら はやと)
演 - 地優吾(SixTONES)
音大生。木下紹介の患者。アメリカでの音楽コンクールが間近に迫っているため、早期に退院可能なスナイプ手術を希望するが、術前検査により複雑でレアケースの症例であることが判明し、力量不足であるとして高階が執刀を自ら諦め、佐伯の指示で渡海が執刀医となる。

田村浩司(たむら こうじ)
演 - 依田司
隼人の父。厚生労働省の次期事務次官候補。

第4話
島野菜穂(しまの なほ)
演 - 田中雅美(第5話)
小春の母。

島野小春(しまの こはる)
演 - 稲垣来泉(第5話)
帝華大学病院から転院してきた患者。僧帽弁閉鎖不全を患う。

第5話
松岡仁(まつおか じん)
演 - 音尾琢真
最新鋭の内視鏡下手術用支援ロボット「ダーウィン」を使用する通称ダーウィン手術を専門とする帝華大学病院の外科医。

富沢雅之(とみざわ まさゆき)
演 - 福澤朗(第6 - 8話)
厚生労働省の医務技監。

第7話
山本祥子(やまもと しょうこ)
演 - 相武紗季
隣の市の病院に勤務する現役の看護師主任。木下の元同僚看護師。

武田秀文(たけだ ひでふみ)
演 - 長谷川忍(シソンヌ)
帝華大学病院の医局員。

第8話
小林(こばやし)
演 ‐ 上杉祥三
「さくら病院」院長。

坂口克也(さかぐち かつや)
演 ‐ 橋洋

第9・最終話
飯沼達次(いいぬま たつじ)
演 - 山本亨

スタッフ
原作 - 海堂尊『新装版 ブラックペアン1988』(講談社文庫)
脚本 - 丑尾健太郎、神田優、槌谷健
音楽 - 木村秀彬
医療統括 - 渡邊剛(ニューハート・ワタナベ国際病院)、下川智樹(帝京大学医学部附属病院)
医療監修 - 山岸俊介(イムス東京葛飾総合病院)、須田康一(慶應義塾大学病院)
医療用ロボット監修 - 渡邊剛(ニューハート・ワタナベ国際病院)、石川紀彦(ニューハート・ワタナベ国際病院)
取材協力 - 吉田成彦(イムス東京葛飾総合病院)
プロデューサー - 伊與田英徳、川嶋龍太郎、峠田浩
演出 - 福澤克雄、田中健太、渡瀬暁彦、青山貴洋
製作 - TBS

主題歌 - 小田和正「この道を」(アリオラジャパン)


各話あらすじ(2018年4月22日 - 6月24日)全10話 平均視聴率 14.21%
第1話 2018年4月22日「オペ室の悪魔!金で救う天才医師・新ダークヒーロー」※初回25分拡大(21:00 〜 22:19)
 東城大学医学部付属病院では‘神の手’を持つと称される心臓外科医・佐伯(内野聖陽)による難しい心臓手術が始まる。その様子を日本心臓外科学会の理事長選のライバルで帝華大学病院の西崎(市川猿之助)らが見守っていた。そんな中、佐伯の他の担当患者の容体が急変。弟子の横山(岡田浩暉)や、横山の指導を受ける研修医・世良(竹内涼真)らが処置を行うが事態は好転しない。そこへ現れた渡海(二宮和也)が、鮮やかなオペを行う。

第2話 2018年4月29日「手術はバクチ!生きるか死ぬか!?極限を超えたオペ室」
 渡海(二宮和也)は緊急搬送された小山(島田洋七)の手術に臨む。その終盤、渡海から最終処置を突然任された世良(竹内涼真)は、緊張で練習の成果を発揮できない。別室で手術を見た高階(小泉孝太郎)は渡海のやり方を糾弾する。一方、小山がすぐに退院したいと言い出す。小山には僧帽弁手術が必要だが、佐伯(内野聖陽)の執刀予定は埋まっていた。そこで、医療機器「スナイプ」での手術で前回問題を起こした高階が手を挙げる。

第3話 2018年5月6日「二つの緊急オペ!!どっちの命を救う?」
 失敗続きで後のない高階(小泉孝太郎)に、再びチャンスが。治験コーディネーター・香織(加藤綾子)が連れてきた患者・隼人(高地優吾)は厚生労働省次期事務次官候補・田村(依田司)の息子で、早期回復を見込める「スナイプ」での手術を希望していた。高階は世良(竹内涼真)と共に、鬼気迫る様子で手術の準備を進める。ところが、検査の結果、隼人の症状はスナイプと相性が悪いことが判明。高階は手術を諦めると佐伯(内野聖陽)に告げる。佐伯は代わりに渡海(二宮和也)を指名し、スナイプ手術を行うよう命じる。

第4話 2018年5月13日「小さな命を救って!スナイプ完結最終章」
 スナイプを使用した手術の成功で、東城大付属病院はスナイプ推進に大きくかじを切ることになる。佐伯(内野聖陽)と帝華大の西崎(市川猿之助)の思惑が交錯する中、理事長選は最終局面を迎えようとしていた。そんな中、佐伯は高階(小泉孝太郎)の依頼で、輸血困難な症例の少女の受け入れを決定。執刀医に渡海(二宮和也)を指名し、スナイプを使うよう指示する。だが、渡海は断り、スナイプ頼りの病院の姿勢を批判し始める。

第5話 2018年5月20日「涙の決断!子どもの命を絶対に助けて!!」
高階(小泉孝太郎)の裏切りで、理事長選は西崎(市川猿之助)が佐伯(内野聖陽)をリードした。一方、渡海(二宮和也)はスナイプ手術を受けた少女・小春(稲垣来泉)の異変に気付き、佐伯に報告。佐伯は医療雑誌編集長・池永(加藤浩次)に高階の論文の撤回を要求する。検査で小春の心臓の中隔に感染が見つかるが、論文撤回を避けたい西崎はそのまま退院させるよう指示。葛藤する高階に、渡海が小春の退院許可証を突き付けて…。

第6話 2018年5月27日「母の手術に涙する!ミスを絶対に許すな」
渡海(二宮和也)の母・春江(倍賞美津子)が倒れ、黒崎(橋本さとし)が緊急手術を行う。一方、西崎(市川猿之助)と厚労省の思惑で東城大付属病院に国産初の手術支援ロボット「カエサル」が導入される。カエサルの成功は研究リーダーである西崎の手柄となり、理事長選へ決定的な影響を与えてしまう。佐伯(内野聖陽)が扱いに悩む中、春江の腫瘍の見落としが発覚。渡海は医療過誤だと主張し、病院に和解金2千万円を要求する。

第7話 2018年6月3日「隠蔽を許すな!親友の命とペアンの謎!!」
 西崎(市川猿之助)から高額を提示された渡海(二宮和也)が、帝華大学病院に移籍した。そんな折、西崎と組む厚労省の富沢(福澤朗)が、東城大附属病院に入院中の患者・祥子(相武紗季)に国産の「カエサル」での手術を行うよう佐伯(内野聖陽)に要請する。病院の情報が西崎に漏れているのは明らかで、渡海が疑われる。一方、治験の窓口となる香織(加藤綾子)は祥子を見て顔色を変える。祥子も担当を替えてほしいと願い出て…。

第8話 2018年6月10日「最終章・ペアンの謎教授と患者の秘密?」
 「カエサル」完成披露手術を学会で中継したいと佐伯(内野聖陽)に申し入れた西崎(市川猿之助)。合同手術といいつつ帝華大の執刀医を推す西崎に対し、佐伯は西崎本人の執刀を条件に受け入れる。そんな折、手術中に胸に痛みを覚えた佐伯が器具を取り落とす。平静を装う佐伯だが、渡海(二宮和也)と世良(竹内涼真)、高階(小泉孝太郎)は違和感を拭えない。その後、合同手術の助手に高階と渡海が手を挙げ、世良も加わることに…。

第9話 2018年6月17日「最終回前20分拡大ペアンの真実を暴け!!命がけの秘密!命がけの手術!医者の覚悟」 ※20分拡大(21:00 〜 22:14)
 佐伯(内野聖陽)が心臓の病で倒れた。緊急手術が必要な状況の中、渡海(二宮和也)はこっそり病院を抜け出し「飯沼達次」という男性の入院するさくら病院へ向かう。だが、飯沼の病室はもぬけの殻だった。院長・小林(上杉祥三)によると、佐伯の指示で既に退院させたらしい。渡海は飯沼の行方を聞き出すため、僧帽弁を患う佐伯の手術を担当すると宣言。だが、佐伯は渡海の申し出を断り、「カエサル」による手術を希望する。

最終話 2018年6月24日「さよなら!オペ室の悪魔!!復讐の結末は!?ペアンに涙!感動秘話最後のオペで助けろ」 ※15分拡大(21:00 〜 22:09 )
 渡海(二宮和也)による「カエサル」の遠隔操作手術で一命を取り留めた佐伯(内野聖陽)。渡海は改めて「飯沼達次」の居場所を聞くが、佐伯はかたくなに口を閉ざす。そんな折、佐伯は心臓疾患を抱えたまま、東京での外科学会に出席することに。佐伯は留守中の外科責任者に高階(小泉孝太郎)を指名する。一方、飯沼の行方を捜す香織(加藤綾子)は、美和(葵わかな)の動きに目を付ける。また、渡海の真の狙いを知りたい世良(竹内涼真)は…。

各話視聴率


番組公式サイト
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