2018年03月28日

正義のセ TOP

2018年4月11日から同年6月13日まで、毎週水曜日22時 - 23時に、日本テレビ系の「水曜ドラマ」枠で放送された。全10話。主演は吉高由里子。


原作概要
『正義のセ』(せいぎのセ)は、阿川佐和子による小説および小説のシリーズ。

2011年4月号から10月号に『小説 野性時代』に連載され、加筆・修正ののち2013年2月28日に角川書店から単行本が刊行された。 阿川が偶然、ゴルフで女性検事と出会ったことが、本作の題材のきっかけになった。

2013年3月25日に続編となる『正義のセ 2』と『正義のセ 3』が、2015年7月2日に『負けるもんか 正義のセ』が発売されたのちに、それぞれ角川文庫版が発売された。


ドラマ概要
ベストセラー「聞く力」などで知られる阿川佐和子の同名小説を連続ドラマ化。下町の豆腐屋に生まれ、曲がったことが大嫌いな主人公の新人検事・竹村凜々子を吉高由里子が演じる。

検察庁を舞台に、凜々子が不器用ながらも真っすぐに仕事に突き進み、時には恋にも奔走しながら、人間として、そして女性として成長を遂げていく痛快お仕事ドラマ。検事として悩み苦しみながらも、決してくじけず事件と向き合い、幸せを諦めない凜々子の姿を通して、女性たちに明日への活力をおくる。

脚本は「花咲舞が黙ってない」「東京タラレバ娘」(ともに日本テレビ系)などを手掛けたヒットメーカーの松田裕子が担当する。


ストーリー 
下町の豆腐屋の娘として生まれた竹村凜々子(吉高由里子)は、横浜地検港南支部に勤める2年目の新人検事。持ち前の正義感を武器に被疑者の取り調べに挑むも、感情豊かで頑固な上に融通の利かない性格が災いして失敗を繰り返し、落ち込むことも多い。

プライベートでも恋人から結婚と仕事の選択を迫られたり、父親の浮気疑惑が発覚したりとトラブル続きの日々…。

そんな中で、凜々子は今日も温かい家族や彼女の暴走に振り回されながらもサポートする担当検察事務官、同じ検察支部の同僚に支えられながら、ひたすら真っすぐに、喜び、笑い、泣き、怒り、仕事に恋に突き進んでいく。


キャスト
横浜地検港南支部
竹村凜々子
演 - 吉高由里子
横浜地検港南支部に勤める2年目の検事。正義感が強く真っすぐで、納得するまで決して諦めない性格の持ち主。感情が豊かで頑固でもあるため、すぐにカッとしてしまい、取り調べに失敗してしまうことも多々ある。

相原勉
演 - 安田顕
凜々子のサポートをする担当検察事務官。普段は冷静に、淡々と凜々子と接しているが、破天荒に突っ走る凜々子に振り回されることも多く、ついついお小言を言ってしまうことも。

大塚仁志
演 - 三浦翔平
凜々子と同じ支部に所属する検事で、自他ともに認める港南支部のエース。自分にも他人にも厳しいストイックな性格で、暴走しがちな凜々子には何かと厳しい態度を取る。

木村秀樹
演 - 平埜生成
大塚の検察事務官。

榎戸修
演 - 夙川アトム
検察事務官。

徳永太一
演 - 塚地武雅
検事。

梅宮譲
演 - 寺脇康文
横浜地検港南支部長。出世コースからは外れているが、部下からの人望は厚い頼れる上司。

竹村家
竹村温子
演 - 広瀬アリス
凜々子の妹で、実家の豆腐屋を手伝っている。ふんわりとした性格だが、凜々子に事件のことを相談された時などは、的確にアドバイスする鋭さも持ち合わせている。

竹村芳子
演 - 宮崎美子
凜々子の母。

竹村浩市
演 - 生瀬勝久
凜々子の父で竹村豆腐店の店主。典型的な江戸っ子で義理人情に厚く、涙もろい。年頃を迎えた娘の恋愛・結婚事情が気になっている。

その他
中牟田優希
演 - 大野拓朗
凜々子の彼氏。

スタッフ
脚本 - 松田裕子
チーフプロデューサー - 西憲彦
プロデューサー - 加藤正俊、鈴木香織(AXON)
演出 - 南雲聖一、明石広人、岩アマリエ
制作協力 - AXON
制作著作 - 日本テレビ

主題歌 - 福山雅治「失敗学」(ユニバーサルJ)


各話あらすじ(2018年4月11日 - 6月13日)全10話 平均視聴率 9.75%
第1話 2018年4月11日「阿川佐和子原作!!恋に仕事に真っすぐな新米検事の初事件」※初回10分拡大(22:00 〜 23:10)
 竹村凜々子(吉高由里子)は、この春、横浜地方検察庁港南支部に赴任した2年目の検事。正義感が強く、明るい性格で家族思い。東京の下町で豆腐屋を営む父の浩市(生瀬勝久)、母の芳子(宮崎美子)、妹の温子(広瀬アリス)と暮らしている。検事1年目は大阪赴任だったため、恋人の優希(大野拓朗)とは遠距離恋愛になっていたが、「これからは仕事も恋愛も、両方きっちりやる!」と決意を新たにしていた。

第2話 2018年4月18日「阿川佐和子原作お仕事ドラマ新米検事が初の殺人事件に挑む」
 ある日、凜々子(吉高由里子)は支部長・梅宮(寺脇康文)から、主婦・かれん(財前直見)が口論の末、夫・義之(大澄賢也)を花瓶で殴り殺した事件を任される。初の殺人事件に奮起する凜々子だが、相原(安田顕)は不安顔。殺人事件では被疑者の殺意の有無によって刑罰が異なるため、検事の見極めが重大となるのだ。いよいよかれんの取り調べに臨んだ凜々子は、殺意を否認して後悔している様子の彼女に思わず同情してしまう。

第3話 2018年4月25日「対決!新米検事VS結婚詐欺師そして突然のプロポーズ!!」
 初めて結婚詐欺事件を担当する凜々子(吉高由里子)は卑劣な詐欺師を退治しようと意気込む。早速、被害者の七美(磯山さやか)から被疑者・鈴木(三浦貴大)にだまされて1千万円を渡した経緯を聞いた凜々子は、結婚を夢見た七美に同情する。だが、鈴木は詐欺も1千万円の受け取りも否認。このままでは証拠不十分で不起訴の可能性もある。弱る凜々子だが大塚(三浦翔平)からハッパを掛けられ、相原(安田顕)と証拠捜しに奔走する。

第4話 2018年5月2日「突然奪われた命…悲しい嘘と新米検事の涙」
 大塚(三浦翔平)や徳永(塚地武雅)が被疑者を‘落とす’技を聞いた凜々子(吉高由里子)は、自分もと気合を入れる。そんな中、凜々子は加害者・勝村(白洲迅)が横断歩道上の老人・忠徳(久保晶)をバイクではねて死亡させた交通事故の案件を担当する。勝村は朝日がまぶしくて信号が見えなかったというが、近くにいた忠徳の妻・フネ(茅島成美)は歩行者側の信号が青だったと証言し、厳罰を要求。凜々子は、双方に同情してしまう。

第5話 2018年5月9日「不倫の末の殺人!?先輩検事と突然のキス!!」
 凜々子(吉高由里子)と相原(安田顕)は、医大の助手・香織(佐藤めぐみ)の転落死現場に臨場する。香織と最後に会った教授・高嶋(原田龍二)は、彼女と不倫関係で別れ話をしたと告白。高嶋は香織の殺害容疑で逮捕されるが、医療機器メーカーの茂木(木下隆行)と一緒にいたとアリバイを主張し、容疑を否認する。その後、この件は医大を巡る贈収賄も絡んだ大事件に発展。凜々子は大塚(三浦翔平)と組んで捜査をすることになる。

第6話 2018年5月16日「vsオレオレ詐欺!!親友弁護士登場」
 凜々子(吉高由里子)は、同期・ユキの結婚披露パーティーに出席。全国各地に赴任している仲間たちが一堂に集まり、パーティーは大いに盛り上がる。そこで凜々子は、弁護士になった美咲(倉科カナ)と久しぶりに再会する。大学時代からずっと助け合いながら勉強してきた似た者同士の二人だったが、進路を決める際、それぞれの正義を貫くために検事と弁護士という違う道を選んだのだった。披露宴の帰り、凜々子は美咲を自宅に招き、竹村家みんなで歓迎する。

第7話 2018年5月23日「保育園で事件発生…親子の絆涙の取り調べ」
 凜々子(吉高由里子)は保育園でけがをした園児・宏尚(佐藤令旺)と1対1で「司法面接」をし、何があったのかを聞き出すことに。園長の弥生(朝加真由美)らは、教室から抜け出した宏尚が1人で園庭の遊具に登って転落したため、不慮の事故だと主張。しかし、宏尚の父・小峰(近藤公園)は、園側の保育体制に問題があるのではと疑っていた。別れた妻との間に娘がいる相原(安田顕)が義憤に燃える中、凜々子は宏尚と面接する。

第8話 2018年5月30日「深まる謎!ひき逃げ事件に隠された真実!!」
 社長夫人の康子(舟木幸)の他殺体が自宅プールで見つかり、直樹(井ノ原快彦)らが捜査に乗り出す。強盗殺人と思われたが、屋敷の防犯カメラは故障しており、何も写っていなかった。青柳(吹越満)は、第一発見者のハウスクリーニング業者社員・奈々(岡村いずみ)の不審な行動に気付く。捜査が進む中、奈々が康子からパワーハラスメントを受けていたと分かり、青柳らは奈々の勤務先の社長・幸太(出合正幸)に事情を聞く。

第9話 2018年6月6日「冤罪!?検事人生の危機と少女が流した涙!!」
 凜々子(吉高由里子)が担当した痴漢事件の真犯人が見つかった。被害者の女子高生の衣服に付着していたDNAが別件で逮捕された真犯人のものと一致したため、凜々子が既に起訴していた被疑者・村井(東幹久)は無実だと判明。冤罪を出してしまったのだ。当時の自分の取り調べに不備は見当たらないが、落ち込む凜々子。さらに凜々子は冤罪を生んだ検事として実名報道されてしまい、相原(安田顕)や大塚(三浦翔平)らは心配する。

最終話 2018年6月13日「被害者のために!新米検事最後の事件!!」
 凜々子(吉高由里子)は、衆議院議員・中条良成(宅麻伸)の長男・秀成(落合モトキ)が犯した殺人事件を担当することになった。
秀成は、被害者の入江(佐藤祐基)にからまれて、身を守るために反撃したら殺してしまったと主張し、それを裏付ける目撃者も現れる。また、入江が過去に傷害事件を起こしていたことも発覚し、事件は秀成による正当防衛かと思われた。

各話視聴率


番組公式サイト
正義のセ - Wikipedia
タグ:正義のセ

『正義のセ TOP』の上へ

『ドラマハンティングP2G』のトップへ

posted by Dhunting | Comment(0) | 各ドラマTOPページ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
ドラマ/アイウエオ順検索