2018年03月28日

シグナル 長期未解決事件捜査班 TOP

『シグナル 長期未解決事件捜査班』(シグナル ちょうきみかいけつじけんそうさはん)は、フジテレビ系「火曜21時枠」(毎週火曜 21:00〜21:54)で、2018年4月10日から同年6月12日まで放送された。全10話。主演はテレビドラマ初主演の坂口健太郎。


概要
韓国で数々の賞を受賞したヒューマンサスペンスの最高傑作「シグナル」の日本版を、テレビドラマ初主演の坂口健太郎を迎えて制作。謎の無線機を通じて、“現在”を生きる刑事と“過去”を生きる刑事の2人が、共に未解決事件を解き明かすことで現実が塗り替えられ、次々に謎を深めていく予想不可能なストーリーが展開する。


ストーリー 
警察官の三枝健人(坂口健太郎)は、幼い頃、友達の女子児童が誘拐・殺害された事件で、女子児童を連れ去った謎の女性を目撃していた。しかし、そのことを警察に伝えるも相手にされず、事件は未解決のまま15年が経ち、時効間近となっていた。

そんなある日、健人は廃棄処分されるはずだった無線機から聞こえてくる声を耳にする。その声の主は、健人と同じ事件を追う刑事・大山剛志(北村一輝)で、事件に関する手がかりを話し出す。健人が、半信半疑ながらも聞いた場所に向かうと、そこには何者かの白骨死体が。大山と無線機で交信を続けるうちに、健人は相手が“過去を生きている”ことを知る。


キャスト
警視庁捜査一課未解決事件捜査班
三枝健人(さえぐさけんと)
演 - 坂口健太郎(小学低学年時:大江優成、小学高学年時:大西利空)
独学でプロファイリングを学んだ刑事。2010年当時は城西警察署地域課の警察官。旧姓:加藤。2018年にアメリカでのプロファイリング研修を終えて警部補となり未解決事件捜査班に加わる。小学生時代は意思表示が苦手な少年だった。過去の大山と交信出来る古い無線機を見つける。無線機から情報を受けた大山の行動によって過去が変わったことは自身にしか認識されていない。11歳のときに兄の亮太が後述の集団暴行事件の主犯として逮捕されたことでいじめを受けるようになったことから、母により親戚の元へ預けられ、母方の旧姓である三枝に改姓した。その後、焼き鳥店「おかん焼きふじよし」にて、大山から自身の思い出の料理であるオムライスをよく食べさせてもらっていた。

桜井美咲(さくらいみさき)
演 - 吉瀬美智子
未解決事件捜査班の班長。2010年当時は城西警察署刑事課の刑事。失踪した大山の行方を捜している。第6話で工藤雅之の再犯に巻き込まれてしまい殉職するが、過去が変化したことにより第7話で復活する。

山田勉
演 - 木村祐一
美咲の部下。2010年当時は城西警察署刑事課の刑事で美咲の同僚。関西弁で話す。

小島信也
演 - 池田鉄洋
鑑識官。2010年当時は城西警察署の鑑識官。

警視庁
岩田一夫
演 - 甲本雅裕
捜査一課係長。2010年当時は城西警察署の刑事課係長。
大山の行方を捜している健人と美咲の動向を監視している。中本の下で忠実に働いていたが、白血病にて闘病中であった娘が病死したのを機に、中本の下を離れることを決意する。その後、健人の兄・加藤亮太が主犯とされる武蔵野市の東条高校女子生徒集団暴行事件について調べるのは危険だと健人に忠告するが、彼の意を受け、3時間後に東京城西病院に来るよう伝える。3時間後、何者かに腹部を刺された姿で健人に発見される。その後、彼に大山を殺害したことを自白し、息を引き取る。

中本慎之助(なかもとしんのすけ)
演 - 渡部篤郎
刑事部長。女児誘拐事件捜査の責任者だった。
前述事件の真犯人・吉本圭子の逮捕後、殺人事件の時効撤廃が決定したのを受け、未解決事件捜査班を発足する。1998年、押収された後述の裏帳簿のフロッピーディスクを衆議院議員・野沢義男の元に取り返すため、後述の連続窃盗事件の真犯人・白石智弘を不起訴処分とし、釈放させた。

佐々木
演 - 久保田悠来(第8・9話)
中本の部下。岩田が殺害された当日に彼と通話した岡本を取り調べる。

城西警察署刑事課強行班係(過去)

大山剛志(おおやまたけし)
演 - 北村一輝
かつての刑事課の刑事で、現在は行方不明。暴力団関係者からの収賄容疑をかけられた直後に失踪したとされている。過去において未来の健人と無線機を通して交信が出来る。第8話の終盤にて、白骨化した遺体として健人と美咲に発見される。

伊藤裕二
演 - おかやまはじめ(第1 - 3話)
大山の先輩刑事。
1997年当時の班長だったが、後述する大山の誤認逮捕の責任を取らされる形で降格・異動処分される。

望月三郎
演 - 末広透

柴田浩太郎
演 - 三濃川陽介

安藤隆太
演 - 光宣

渡辺
演 - 川守田政人
上記4名は大山の同僚刑事。

倉木
演 - 笠原秀幸(第8話)
大山の後輩刑事。彼とともに武蔵野市の集団暴行事件を捜査する。

慶明大学医学部
安西理香
演 - 青野楓
准教授。

その他
加藤亮太
演 - 神尾楓珠
健人の兄。東条高校男子生徒。
同級生たちに嵌められ、前述の集団暴行事件の主犯として逮捕されてしまい、8ヵ月後に少年院から出所するも間もなく自殺したと思われたが、血液サンプルの分析結果から、精神安定剤の成分と抗凝固剤の濃度が異常だったことから、他殺であることが明らかになる。
少年院から出所した日に、斉藤裕也から受け取った事件の真犯人の証拠品を渡すため、大山に連絡していた。

スタッフ
原作 - 『シグナル』
脚本 - 尾崎将也
音楽 - 林ゆうき
主題歌:BTS 「Don't Leave Me」
演出 - 内片輝、鈴木浩介
プロデューサー - 萩原崇(カンテレ)、笠置高弘(カンテレ)、石田麻衣
制作著作 - カンテレ


各話あらすじ(2018年4月10日 - 6月12日)全9話 平均視聴率 7.70%
第1話 2018年4月10日「過去とつながる無線15年前の誘拐の謎!」※初回15分拡大(21:00 〜 22:09)
 15年前、一人の女子児童が下校途中に誘拐された。当時、小学1年生だった三枝健人(坂口健太郎)は被害者の女の子が連れ去られる様子を目撃。ある男を指名手配し行方を追う警察に、犯人は女だと訴えるものの相手にしてもらえない。数日後、女子児童が遺体で発見され、管理官の中本慎之助(渡部篤郎)のもと、刑事の大山剛志(北村一輝)や岩田一夫(甲本雅裕)らは懸命に捜査を続けるが、犯人の手掛かりは得られず、結局、事件は未解決のまま15年の月日が経っていた――。

第2話 2018年4月17日「時効成立20分前!極限の攻防戦新たな未解決事件!」
 健人(坂口健太郎)は看護師・圭子(長谷川京子)こそ15年前の女児誘拐殺人事件の真犯人だと確信。時効成立が迫る中、圭子は美咲(吉瀬美智子)の尋問にも口を割らず、健人らは焦りを募らせる。それから程なく、凶悪犯罪の時効が撤廃され、美咲は新設の長期未解決事件捜査班に異動。同じ頃、健人は再び無線機で大山(北村一輝)から連絡を受けていた。8年後、米国でプロファイリングを学んだ健人は長期未解決事件捜査班に配属される。

第3話 2018年4月24日「変化する過去!殺人の連鎖!再び動き出した凶悪犯」
 健人(坂口健太郎)は21年前の連続殺人事件の捜査資料の異変に驚くが、美咲(吉瀬美智子)らは気付かないようだ。健人は交信で情報を得た大山(北村一輝)が被害者を救出した可能性を疑う。そんな中、健人は大山から無線で、容疑者の木村(勝呂学)を逮捕したと報告を受ける。ところが資料では木村は誤認逮捕で、取り調べ中に急死したとある。過去の人物と交信していることが信じられない健人は6人目の被害者の情報を大山に伝える。

第4話 2018年5月1日「死のバス連続殺人衝撃の結末!時を超えた奇跡とは」
 大山(北村一輝)に情報を伝えた健人(坂口健太郎)は、固唾をのんでみどり(佐久間由衣)の事件の捜査資料を見守るが、変化は起きない。一方の大山は、顔見知りのみどりが次の犠牲者だと知らされ、必死に彼女を捜す。そんな中、同一犯と思われていた21年前の事件と今回の殺人事件が、別人の犯行である可能性が浮上。独自に今回の事件も調べることにした美咲(吉瀬美智子)や健人らは再度、元バス運転手・田中(モロ師岡)の行方を追う。

第5話 2018年5月8日「刑事失踪の謎を追え!新たな事件発生!無線の悲劇」
 大山(北村一輝)について調べ始めた健人(坂口健太郎)は、城西署で彼と一緒だった岩田(甲本雅裕)に話を聞く。岩田によると、大山は2000年に失踪したまま汚職で懲戒免職になったという。刑事部長の中本(渡部篤郎)は、健人が面識のない大山を探っていることを知り、怪しむ。美咲(吉瀬美智子)もまた、健人が大山を捜す理由が分からない。一方、1998年の大山は、連続窃盗事件を捜査中、無線で健人から犯人の情報を聞き出そうとする。

第6話 2018年5月15日「衝撃の死極限のタイムリミット誘拐事件の謎を解け」
 大学研究員・香織(野崎萌香)の誘拐事件の容疑者は、1998年に大山(北村一輝)が連続窃盗犯として逮捕した工藤(平田満)だった。健人(坂口健太郎)は、無線で大山に何が起きたのか尋ねる。1998年。健人の助言通り、被害者宅の郵便箱から指紋が検出され目撃証言も出たため、大山は犯行を否認する工藤を連行。その際、工藤は娘の和美(吉川愛)を親戚に預けるためバスに乗せた。ところが、そのバスが事故に巻き込まれてしまう。

第7話 2018年5月22日「連続窃盗衝撃の真相!刑事の死最悪の事件が始まる」
 美咲(吉瀬美智子)の死で、何としても20年前の窃盗事件の真犯人を突き止めなければならない健人(坂口健太郎)は、大山(北村一輝)に犯人が隠した盗品を見つけ出すよう依頼。一方で、殺人犯となった工藤(平田満)から20年前のことを聞き出す。当時、配送の仕事をしていた工藤は休んだ同僚の代わりに担当した地域で豪邸の息子・智弘(白石隼也)ともめたことを思い出す。大山は健人から聞いた話の中に真犯人逮捕のヒントを見つける。

第8話 2018年5月29日「最終章!18年の時を超えて今明かされる失踪の謎」
 健人(坂口健太郎)を呼び出した岩田(甲本雅裕)が何者かに刺された。亮太(神尾楓珠)の事件の真相を知る岩田は死の間際、健人に自分が大山(北村一輝)を殺したと告白する。一方、1999年の大山は健人から聞いていた女子高生集団暴行が起きたと聞き、志願して捜査に参加。同じ頃、中本(渡部篤郎)は衆院議員・野沢(西岡徳馬)に再び‘処理’を頼まれる。そして現在。中本は健人を岩田殺しの容疑者として扱い、班全体を捜査から外す。

第9話 2018年6月5日「ついに今明かされる兄の死の謎運命狂わす真相とは」
 白骨遺体の身元が大山(北村一輝)と判明。健人(坂口健太郎)は遺品にあった1枚の名刺に目を留める。それは、兄の逮捕後、親戚に預けられた健人(大西利空)が食事に通っていた焼き鳥店の名刺だった。店を訪ねた健人は、当時、大山が幼い健人を見守り続けてくれていたことを知る。大山の身を案じ、集団暴行事件の追及をやめるよう無線に訴えかける一方、健人は美咲(吉瀬美智子)らが捜し出した被害者・奈々(映美くらら)に会いに行く。

最終話 2018年6月12日「最大の危機!過去を変えろ!未来を救え!無線の謎が明らかに」
 ついに明らかになる大山(北村一輝)殺害の全真相!そのとき健人(坂口健太郎)の身にも危険が!?大山に命のタイムリミットが迫るなか、美咲(吉瀬美智子)の止まった時間も動き出し…。謎の無線がつないだ2人の刑事は、過去を変え、未来を救うことができるのか!?

各話視聴率


番組公式サイト
シグナル (テレビドラマ) - Wikipedia

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