慶介(亀梨和也)は、高校生の頃、あるテレビ番組をきっかけに母・恭子(裕木奈江)を女児殺害事件の犯人扱いされ、無実の罪で亡くした男。12年後、警察官になった慶介は、母を死に追いやった番組関係者に次々と“ファイナルカット”という致命的弱点を捉えた映像を突きつけて制裁し、“ある目的”のため言いなりにしていく。
当時、人気司会者・百々瀬塁(藤木直人)率いる番組『ザ・プレミアワイド』が、「若い男を見た」という恭子(裕木奈江)の目撃証言は放送せず、小池(林遣都)が作った犯人候補者リストも追及せずに終わっていたことを突き止めた慶介。なぜ番組は当時、警察よりも早く、恭子を犯人扱いし始めたのか?
ある日、慶介が運営するメディア被害の通報サイトに、今度は「ザ・プレミアワイド」のカメラマン・皆川義和(やついいちろう)に関する相談が寄せられる。慶介は、かつて自宅に押しかけ、執拗(しつよう)にレンズを向けて母を追いつめた皆川をターゲットにし、動向を追い始める。
一方、慶介は、『ザ・プレミアワイド』が母を犯人扱いし始めた背景に警察が絡んでいるのではないかと考え、12年前、事件を捜査していた上司の高田(佐々木蔵之介)に疑惑をぶつける。
その頃、慶介が扮(ふん)した“マモル”との恋に夢中な若葉は、マモルとの食事にサプライズで雪子を同席させることを思いつく。雪子が思いを寄せる“吉澤”がマモルと同一人物だとは知らず、マモルを待つ2人。そうとは知らない慶介は、姉妹が待つ店へと向かい……。
第1話 2018年1月9日「母のため僕はテレビに復讐する」
第2話 2018年1月16日「消された目撃証言」
第3話 2018年1月23日「特ダネは大誤報!?」
第4話 2018年1月30日「母を犯人にした男」
第6話 2018年2月13日「愛する人へ…真犯人は、君の兄さんだ」
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