2016年4月17日から6月19日まで毎週日曜日21時 - 21時54分に、SEASON Iが放送された。
2018年1月14日から同年3月18日まで、TBS系列「日曜劇場」の100作目としてSEASON IIが放送された。全9話。
概要
2016年に放送されて好評を博したリーガル・エンターテインメントの第2シーズン。前作では描かれなかった裁判官との激しい攻防戦も見どころとなる。
起訴されると有罪率が99.9%とされる刑事事件を専門に担当する若手弁護士・深山大翔を松本潤、敏腕弁護士・佐田篤弘を香川照之が演じる、名コンビが復活。2人はぶつかり合いながらも、依頼された事件に隠された事実を暴いていく。また、新ヒロインとして元裁判官の弁護士で“チーム斑目”の一員となる尾崎舞子に木村文乃が扮する。
同系連続ドラマがシリーズ化されるのは、09年と11年に放送された日曜劇場「JIN−仁―」以来6年ぶりとなる。
ストーリー
99.9%有罪とみなされた案件でも、残された0.1%の事実をとことん追求する型破りな弁護士の深山大翔(松本潤)は、国内屈指の大手・斑目法律事務所に所属。敏腕弁護士の佐田篤弘(香川照之)とチームを組み、ぶつかり合いながらも依頼された事件に隠された事実を暴いてきた。
ある日、事件の依頼者の付き添いとして、元裁判官の弁護士・尾崎舞子(木村文乃)が事務所にやって来る。舞子は状況証拠から有罪は免れそうにない事件にも関わらず、わずかな可能性を追い求める深山と対立してしまう。
一方、佐田は、舞子の優秀な経歴を知り、事務所の新戦力としてスカウトするが、舞子には、退官後に司法の世界から距離を置いていた理由があった。
キャスト
松本潤
深山大翔 役
斑目法律事務所の弁護士。佐田とチームを組み、99.9%有罪とみなされた案件でも、残された0.1%の事実をとことん追求する。26年前のある事件が刑事専門弁護士を志望するきっかけとなった。
香川照之
佐田篤弘 役
斑目法律事務所の弁護士。元検事で、手段を選ばず勝訴にこだわる民事のプロだったが、現在は深山とチームを組んで刑事事件も担当する。尾崎の優秀な経歴を知り、事務所の新戦力としてスカウトする。
木村文乃
尾崎舞子 役
元裁判官の弁護士。東大法学部在学中に司法試験に合格し、裁判官として刑事裁判のキャリアを重ねる。ある事件をきっかけに退官し、司法の世界から距離を置いている。
笑福亭鶴瓶
川上憲一郎 役
東京地方裁判所所長・代行を務める裁判官。膨大な案件数を裁いてきたエリートで、口癖は「ええ判決をせえよ」。裁判官はあくまでも「その時点で目の前に提出された証拠」を精査し、法律にのっとって判断するだけであり、もし検察が間違いを犯して冤罪が生まれたとすれば、それを証明するに足る証拠を提出するのはあくまで弁護士の役目だという特有の考えの持ち主。深山と大きく対立するようになる。
岸部一徳
斑目春彦 役
班目法律事務所のマネージングパートナーで、所長。名だたる大手企業の顧問弁護を請け負っている。優れた弁護士のヘッドハンティングや、吸収合併を積極的に行う戦略が功を奏し、一代で事務所を現在の規模にした超やり手の弁護士。利益と名声を追求する一方で、時に理想を語り、本音が読めないくせ者でもある。深山の亡き父とは学生時代の友人でもある。
ゲスト(SEASON II)
※複数話登場人物には演者名横に()で登場話を追記。
第1話 (II)
鈴木加代(すずき かよ)
演 - 谷村美月
依頼人。尾崎舞子の親友。
父・二郎の冤罪について尾崎に相談し、その助言を頼りに斑目法律事務所へ弁護を依頼する。
鈴木二郎(すずき じろう)〈58〉
演 - 半海一晃
「鈴木テックス」社長。沢村の殺人容疑で逮捕されるが本人は無実を主張し、罪を認めた上での情状酌量を狙うという尾崎の提案を最後まで拒絶する。埼玉県所沢市出身で地元球団の西武ライオンズのファン。来修大学卒。身長160cm。
阿部充〈43〉
演 - 長塚圭史
「鈴木テックス」社員。二郎の事件当日の行動についての証人。身長181cm。
伊藤亜紀(いとう あき)〈36〉
演 - 新妻聖子
「鈴木テックス」社員。二郎の事件当日の行動についての証人。阿部の恋人。ホヤぼーやが好き。Instagramを開設している。
沢村和輝(さわむら かずき)〈46〉
演 - ボブ鈴木
「沢村ファイナンス」社長。事務所で殺害される。二郎に1千万円を貸していた。
道知部晃(みちしべ あきら)
演 - 山本圭祐
水道用品「田口ジャパン」社員。阿部の証言を裏付ける発注電話を受けている。
千原(ちはら)
演 - スチール哲平
「プリント・デヴィット」社員。二郎の事件当日についての証拠を提供する。
裁判長
演 - 朝倉伸二
二郎の殺人容疑による公判で裁判長を務める。
松尾良男(まつお よしお)
演 - 長江健次
佐田の後任として斑目法律事務所法務部刑事専門ルーム室長を務めるものの、やりたい放題の深山の行動に嫌気が差して退所する。
第2話 (II)
鏑木美由紀(かぶらぎ みゆき)
演 - 野々すみ花(SEASON II第1話)
鏑木美里の妹。深山に対しては姉を殺害した犯人・の身内として嫌悪感を示していた。事件後に警察から母親に引き渡され保管していた姉の所持品の中に、姉のものではない品が混じっていたことを母親が介護施設に入った際に見つけ、この事件遺留品を大介の物と思い込み深山に突き返す。深山による真相解明後に事件の真相が記された三宅からの手紙が届き、今まで大介を犯人と誤解していたことを深山に謝罪する。
三宅宏之(みやけ ひろゆき)
演 - 小倉一郎
「呂布警備」の社員。深山の父が逮捕された26年前は「金沢北警察署 江夏派出所」勤務の警察官。
当時も真犯人に対する疑念を持っていたものの、警察の上司や担当検事の大友修一にはとりあってもらえずにいた。そのため事件への疑念を押し殺してきたが、深山の追及と佐田の説得から全てを話し、後に美里の妹の美由紀に事件の真相と謝罪をしたためた手紙を送っている。
小倉学(おぐら まなぶ)
演 - 薬丸翔
26年前に三宅と「金沢北警察署 江夏派出所」に勤務していた警察官。
事件以前から美里に付きまとい、事件当日は美里が入ろうとしたコンビニに警察官として巡回中だった。大友により、数年前にチベットの山での滑落事故により死亡したことが明かされる。
藤原(ふじわら)
演 - 不破万作
26年前に「キッチンみやま」の近所にあったコンビニの店長。現在は廃業している。
深山に父・大介が美里を自店のコンビニに送った当時の証言をする。
内田(うちだ)
演 - 奥田達士
金沢地方検察庁の検察官で、丸川の上司。丸川の行動を監視する。
仲居
演 - ぼくもとさきこ
深山たちが宿泊した旅館「宝夢巣亭」の仲居。
石川秀美
演 - 本人
26年前の石川県警察イメージガール。
ポスターが「金沢北警察署 江夏派出所」に貼られていた。
第3話 (II)
山内徹(やまうち とおる)
演 - 松尾諭
舞子の裁判官時代の先輩。上司の遠藤からは「一つの事件にのめり込みすぎて全般的な事件の処理が遅い」と諌められている。ジョーカー茅ヶ崎の裁判の裁判長として、深山の意見を取り入れて、案件の再検証のために異例の裁判延期の判断をする。裁判終了後、遠藤からは成長したと評されるが、川上の意向で北海道の家庭裁判所に所長代行として異動することになる。今回の裁判についての自分の働きかけが異動の原因ではと訝したんだ尾崎には「これからも法と良心に従って仕事をする。」と告げている。
ジョーカー茅ヶ崎(ジョーカーちがさき)〈64〉
演 - 宇崎竜童
佐田が顧問弁護士を務める「武技宇技音楽事務所」所属の人気ロック歌手。本名は茅ヶ崎万次郎(ちがさき まんじろう)。
1年ほど前の違法賭博を安田に突き止められ金銭を強請られたことで、脅迫に応じるのではなく活動休止を覚悟の上で、自ら事実を公表しようとしていたが、公表前に安田が殺害されたことを受けての佐田の忠告によりこのことを黙っていた。しかし、安田の殺人事件の目撃者・石川敦子を襲撃した殺人未遂疑惑をかけられたときに、佐田の忠告が裏目に出て違法賭博の件と、一度は疑いが晴れた安田の殺人の件でも合わせて逮捕される。
石川敦子(いしかわ あつこ)〈40〉
演 - 安達祐実
フリーライター。安田の殺人事件時の目撃証言によってジョーカー茅ヶ崎に安田殺害疑惑がかかることになり、数日後の深夜、「コーポラス リュウ」の自室で何者かに殺害目的で襲撃され、一時は意識不明の重態になったが命を取り留める。しかし、該当事件の裁判の初めの証言時には出廷できる容態ではなかったため、病院内での出張尋問の場で証言となり、延期された裁判では裁判所で証言するが、白内障を患っていることを深山に見抜かれていた。
村野正義(むらの まさよし)
演 - 永岡卓也
敦子の婚約者。
安田尚樹(やすだ なおき)〈43〉
演 - 伊藤高史
ジョーカー茅ヶ崎を恐喝していたジャーナリスト。恐喝のネタを公表する前に、SDSビル内の個人事務所で殺害される。
元木(もとき)
演 - 保坂知寿
ジョーカー茅ヶ崎のマネージャー。
松井(まつい)
演 - 安井順平
ジョーカー茅ヶ崎の裁判の検事。
「コーポラス リュウ」の大家
演 - 松本海希
石川の住むマンションの大家の女性。深山へ石川の生活状況について情報提供する。
ヨシタツ
演 - 本人
裁判官時代の舞子がよく通っていたうどん居酒屋「鳳亭」の客。
第4話 (II)
森本貴(もりもと たかし)
演 - 近藤芳正
4大法律事務所の1つである「ジョン&モリモト法律事務所」所属の民事の敏腕弁護士。今回の裁判の原告である棚橋政一郎の弁護人。
佐田とは面識がなかったがお互いに評判は知っており、ライバル視して激しく火花を散らす。
「私には判る。」が口癖で、「事実はどうでもいい。大事なのは裁判で勝つか負けるか。」という信条で裁判に臨んでいる。
岩村梢(いわむら こずえ)
演 - 有森也実
依頼人。直樹の妻。
夫が転落死した直前に届いたメール文面の不自然さもあって夫の無実を確信しており、佐田に立証してくれるよう依頼する。
棚橋政一郎(たなはし せいいちろう)〈43〉
演 - 迫田孝也
「タナハシ機械製作所」社長。幸次郎の兄。弟が殺害されたことによる損害賠償として、梢に3億円を請求する裁判をおこす。
足立靖男(あだち やすお)
演 - 塚地武雅
「アダチ工業」社長。タナハシ機械製作所の下請けをしている。被告側と原告側双方の証人として2回出廷する。
田中裁判長
演 - 小須田康人
今回の民事訴訟の裁判長。舞子は「杓子定規の人物」と評している。
岩村直樹(いわむら なおき)〈50〉
演 - ユリオカ超特Q
「岩村モーター」社長。タナハシ機械製作所の下請けをしている。エンジンに関する画期的な特許を所有。
「くらもと倉庫ビル」の屋上から転落して死亡したが、警察は「棚橋幸次郎を殺害後に自殺」として被疑者死亡のまま書類送検し、不起訴処分となっている。
棚橋幸次郎(たなはし こうじろう)〈41〉
演 - 永滝元太郎
「タナハシ機械製作所」専務。政一郎の弟。何者かにスパナで頭部を殴打され殺害される。
料理番組出演者
演 - 中西学、北村克哉
共に本人として10分間料理番組「MONSTER COOKING」に出演。加奈子や岩村直樹が頻繁に彼らの料理番組を見ている。
山田貴敏
演 – 本人
「いとこんち」の客の漫画家。割引のためにアフロのカツラをかぶって食事をしていたところ、仕事中だったためにアシスタントの棚橋がやって来て、店から無理やり連れ出される。
いっこく堂
演 - 本人
写真やグッズとして登場。尾崎のデスク周辺に飾られている。
第5話 (II)
工藤久美子(くどう くみこ)〈17〉
演 - 清原果耶
私立三葉女子高等学校に通う女子高校生。「多摩市女子高生強制わいせつ事件」の被害者。被害届を提出後に警察での面通しで、多摩中央駅にいつも集まっていた不良グループの中から大輝と大江を犯人と特定した。
山崎大輝(やまざき だいき)〈17〉
演 - 市川理矩
「引っ越しのジュンコ」に勤める会社員。仕事に就く前は不良グループにいた。「多摩市女子高生強制わいせつ事件」の被告人で、志賀から頼まれて斑目法律事務所で弁護を引き受けることになった今回の依頼人。
本人は無罪を主張するが、取り調べでは警察に脅され罪を認めてしまっている。裁判の結果、無罪判決が下される。
大江徳弘(おおえ とくひろ)〈18〉
演 - 福山翔大
大輝と共に訴えられた「多摩市女子高生強制わいせつ事件」のもうひとりの被告人で、大輝が抜けた不良グループの一員。
大輝より強く無罪を主張していたが、事件日時が訴因変更されると罪を認めて自白する。裁判では無罪となったが、公判中に変更後の事件日時に西府中駅で起こった「強盗致死」の容疑者の決定的特徴と一致していることが深山によって指摘されたため、「強盗致死」の件で捜査協力させられることとなる。
喜多方修造(きたかた しゅうぞう)
演 - 矢柴俊博
「多摩市女子高生強制わいせつ事件」の裁判担当の検事。
当初は少年犯罪厳罰化に向けた政治的な思惑から裁判所側と協力して被告人を有罪にすべく強引な動きにでていたが、深山による決定的な無罪状況の証明と、被害者に訴因変更をうながされたことを証言され、裁判長の遠藤から厳重注意を受け、冤罪の責任を押し付けられた形になる。
焼肉屋店員
演 - アキラ100%
高円寺にある人気焼肉店「焼肉100%」の店員。事件当夜の被告人側の証人として出廷し、事件当夜の大輝のアリバイについて証言する。
工藤純恵(くどう すみえ)
演 - 吉沢梨絵
久美子の母で教育評論家。警察に娘に対する強制わいせつの被害届を出す。
ダンスグループ
演 - 坂口涼太郎、大原優乃、他3人
事件現場とされる「多摩第三公園」のトンネルで毎週月水金の夜間にダンスの練習をしている。
五十嵐徹(いがらし てつ)
演 - 池田良
久美子と出会い系サイトを通じて知り合った男性。被告人側の証人として出廷し、事件当夜の被害者の行動について証言する。
津川岳(つがわ たけし)
演 - ヨシダ朝
東京地方検察庁の次席検事で、喜多方の上司。
第6話 (II)
新井英之〈78〉
演 - 竜雷太
大酉寿司の店主。前科持ちを承知で雄太を雇う。
糸村信彦
演 - 横田栄司
沙々寿司本店の社長。
飯田誠一
演 - ダンカン
タバコ屋の店主。
坂本卓
演 - 古舘佑太郎
雄太の高校からの親友。上京後の犯罪で懲役3年の判決を受け服役中。
大西達也
演 - 金子大地
卓の友人。上京後に卓を通じて雄太とも知り合っており、沙々寿司本店の窃盗事件では雄太に不利な証言をしていた。
パクチー屋店主
演 - IZAM
移動キッチン「パクチー弁当スミレ」の店主。
柴田
演 - 渡辺早織
沙々寿司の経理事務員。
平田賢一〈50〉
演 - 三又又三
大酉寿司付近の不動産会社の社長。何者かに頭部をバールで殴られ殺害される。
内藤哲也、BUSHI
演 - 本人
「いとこんち」の客として登場。新しいTシャツのデザインについて中塚と打ち合わせをするために来店する。
第7話 (II)
緒形
演 - ヒャダイン
佐田が顧問弁護を務める企業「オガタテクノロジー」の社長。
佐田に相談しながら新規事業の立ち上げを進めていたが、引き出した会社の資金の3000万円と共に姿を消す。
笹野桜
演 - 比嘉愛未
「オガタテクノロジー」の従業員で広報。
大河原と中村に指示されて、緒形の自宅に深山と舞子を案内をする。数ヶ月前から社内に秘密で緒形と交際していた。
大河原孝正
演 - 佐戸井けん太
「オガタテクノロジー」の専務。
会社の資金繰りが思わしくないため、子会社を立ち上げての新規事業には反対の立場だった。
中村麻美
演 - 田中美奈子
「オガタテクノロジー」の経理担当。
社長から頼まれたとして、佐田の個人口座に300万円を振り込んでいる。
満里恵
演 - アンミカ
緒方の元妻。
離婚した後も緒形からは愛されていたと主張し、誕生日に緒方から花をプレゼントされていたり、と食事に誘ったりと交流があり、斑目法律事務所に出向いて緒形の残したスケジュール表についての情報を深山と舞子に提供している。
医師
演 - 竹井亮介
赤羽にある病院で、緒形社長を診断していた担当医。
弐良光英
演 - 飯田基祐
佐田を起訴した検事。
小島広吉
演 - 小松利昌
佐田が被告人の裁判担当した裁判長。
キャスター
演 - 枡田絵理奈
「ひるじゃん」キャスター。
松本零士
演 - 本人
「いとこんち」の客。80歳の大誕生会を抜け出して来店していたため、棚橋に連れ戻される。
第8話 (II)
藤堂正彦
演 - 佐野史郎
元文部科学大臣。作中の選挙を経て国会議員に再選されている。贈答品の羊羹を食べているが無事だった。
藤堂京子
演 - 森口瑤子
正彦の妻。贈答品の羊羹を食べて倒れるが一命を取り留める。
検察側証人として裁判に臨むが、深山たちが事前に要請した情報に対し、あやふやな証言としたことで被告人に不利に作用してしまう。
氷室兼次
演 - 篠井英介
正彦の第二秘書。贈答品の羊羹を4つに切り分けた後に後援会長が事務所に来所したため、自分は食べずにすんでいる。
沢渡清志郎
演 - 白井晃
元は科学捜査研究所(科捜研)にいたが、今は民間として鑑定をしている研究家。
斑目法律事務所の依頼で犯行に使われていた毒物のセトシンの分析をし、ニシカワメッキで保存していたセトシンが犯行に使われたとする現科捜研の出した鑑定結果を否定し、数年前の島根の毒殺事件で使われたセトシンと成分が一致するという鑑定をする。
西川五郎
演 - おかやまはじめ
ニシカワメッキ社長。今回の被告人。
藤堂に贈った羊羹を食べて藤堂の第一秘書の上杉が死亡したため、羊羹に毒物を仕込んだという殺人容疑がかかっている。
金子源助
演 - 原金太郎
後援会長。贈答品の羊羹を食べるが無事だった。
ゆう実
演 - 緒方かな子
スナックのママ。
ひょっこりはん
演 - 本人
第9話・最終回 (II)
久世亮平
演 - 中島裕翔
久世貴弘
演 - 小林隆
内川
演 - 片桐はいり
島津ヤエ
演 - 根岸季衣
海老沢晋
演 - 成河
中原銀次
演 - 山本浩司
久世トキ子
演 - 茅島成美
久世直美
演 - 竹内都子
稲本
演 - 須永慶
山岡真一
演 - 小宮浩信(三四郎)
棚橋弘至、タイガーマスク
演 - 本人
三村大介
演 - 三浦大輔
スタッフ
脚本 - 宇田学
トリック監修 - 蒔田光治
音楽 - 井筒昭雄
法律監修 - 國松崇、一般社団法人リーガルパーク
警察監修 - 石坂隆昌
取材協力 - 高野隆、吉田京子、大平修司、羽田野晶子
ナレーション - 石塚運昇
プロデュース - 瀬戸口克陽、東仲恵吾
演出 - 木村ひさし、岡本伸吾
製作著作 - TBS
主題歌 - 嵐「Find The Answer」(ジェイ・ストーム)
各話あらすじ(2018年1月14日 - 3月18日)全9話 平均視聴率 17.39%
第1話 2018年1月14日「型破りな弁護士が返ってきた!!元裁判官からの依頼!?逆転不可能な事件に挑め」 ※初回25分拡大(21:00 〜 22:19)
斑目法律事務所の刑事事件専門ルームでは、弁護士・深山(松本潤)の型破りな仕事ぶりのせいで室長が定着しない。所長の斑目(岸部一徳)は弁護士・佐田(香川照之)に再び室長就任を頼み込む。そんな折、依頼人の加代(谷村美月)が元裁判官の友人・舞子(木村文乃)を伴い事務所へ。加代は殺人で起訴された父親の無実の証明を懇願するが、有罪と考える舞子は情状酌量を求めてくる。深山は舞子の主張を聞かず、独自に調査を始める。
第2話 2018年1月21日「26年越しの事実!!犯人は透明人間!?水晶が導く父の冤罪の謎」※20分拡大(21:00 〜 22:14)
深山(松本潤)は、美由紀(野々すみ花)から連絡を受けて、故郷の金沢を訪れていた。美由紀は、26年前に、深山の父親・大介(首藤康之)が逮捕された殺人事件の被害者・美里の妹だった。美由紀が深山に渡したのは見覚えのない水晶の遺留品。当時、事件現場に落ちていて、美里の遺留品として警察から母親に返されていた。しかし、それは美里のものでもなく、大介のものでもなかった。そうだとすると、現場に第三者がいたという新たな証拠なのか…。
第3話 2018年1月28日「前代未聞の出張法廷裁判官の思惑」
佐田(香川照之)が顧問弁護士を務めるロック歌手・茅ヶ崎にジャーナリスト殺害容疑が掛かる。容疑はすぐに晴れるはずだったが、事件の目撃者の女性が暴行を受けて意識不明に陥り、入院。凶器から茅ヶ崎の指紋が見つかった上、佐田の失策も重なり、茅ヶ崎は窮地に立たされる。表だって動けない佐田に代わり、舞子(木村文乃)が主任としてこの件を担当。サポートに当たる深山(松本潤)は、舞子と共に目撃証言の確認に向かう。
第4話 2018年2月4日「奇策!!民事法廷で刑事の無実を証明せよ」
斑目法律事務所を依頼人・梢(有森也実)が訪れる。梢の夫の工場経営者・岩村(ユリオカ超特Q)と取引先の会社専務・幸次郎(永滝元太郎)が死亡。警察は岩村が幸次郎を殺して自殺したと判断し、不起訴処分としていた。だが、幸次郎の兄で共同経営者・政一郎(迫田孝也)は梢に3億円の損害賠償を請求。深山(松本潤)は岩村の無実を証明するため、事件を再検証する。一方、佐田(香川照之)は今回の法外な請求の裏に気付く。
第5話 2018年2月11日「歪められた少年裁判嘘つきは誰!?」
深山(松本潤)らは元同僚の弁護士・志賀(藤本隆宏)の依頼で、女子高生・久美子(清原果耶)に対する強制わいせつ容疑で起訴された17歳の少年・山崎(市川理矩)の弁護を担当する。山崎は警察に自白を強要されたと無実を主張。深山らは犯行現場周辺などで聞き込み調査を開始するが、有力な手掛かりがつかめないまま裁判に臨むことに。一方、この裁判の裏には、東京地裁裁判長・川上(笑福亭鶴瓶)の思惑が働いていた。
※2018年2月18日は「平昌オリンピック2018 スピードスケート女子500m決勝」放送のため、休止。
第6話 2018年2月25日「舞子の弟が殺人犯!?原因は姉…失われた絆真相の鍵は2年前の事件にあった!!」 ※25分拡大スペシャル(21:00 〜 22:19)
すし店の店長・新井(竜雷太)が、知人の舞子(木村文乃)を訪問。不動産会社社長・平田(三又又三)が殺された事件で第一発見者となった新井は、警察の疑いを晴らしてほしいと訴える。依頼を受けた舞子や深山(松本潤)らが調査を進める中、容疑者逮捕のニュースが流れる。容疑者は舞子の弟・雄太(佐藤勝利)だった。舞子は弁護を担当しようとするが、雄太は拒否。過去のある一件から、2人の間には大きな溝ができていた。
第7話 2018年3月4日「敏腕弁護士逮捕!! 遂に裁判所と全面対決」
佐田(香川照之)が薬害アレルギーに関する国家賠償請求訴訟の中心人物として世間の注目を集める。そのさなか、佐田が業務上横領幇助(ほうじょ)の容疑で逮捕される。顧問弁護士を務める会社の社長・緒方(ヒャダイン)が会社の金を横領して失踪し、佐田の口座に金が振り込まれていたのだ。佐田が検察の陰謀を疑う中、深山(松本潤)らは容疑を晴らすため緒方を捜す。一方、緒方の元妻は「緒方は死んでいる」と言い出す。
第8話 2018年3月11日「初めての敗訴!!巧妙な罠…裁判所の逆襲!!葬られた事実とは…!?最終回前SP」 ※20分拡大(21:00 〜 22:14)
殺人などの罪で逮捕された会社社長・西川(おかやまはじめ)が、佐田(香川照之)に弁護を依頼する。西川が贈ったようかんを食べた衆院議員・藤堂(佐野史郎)ら4人のうち、第1秘書が死亡、藤堂の妻・京子(森口瑤子)が意識不明の重体に。毒物は西川の会社で扱うものだったという。ところが、民間鑑定人による再鑑定の結果、2年前に島根で起きた毒殺事件の毒物と成分が一致。深山(松本潤)と舞子(木村文乃)は、島根に向かう。
最終話 2018年3月18日「深山、最後の闘い!!絶対不可能の再審請求無実を信じる息子の涙最強の敵…手負いの裁判官の秘策!!0.1%の逆転なるか」 ※2時間スペシャル(21:00 〜 22:48)
深山(松本潤)らは、依頼人・亮平およびその祖母と接見する。亮平の父は8年前、妻を殺して経営する店舗兼アパートに放火したとされ、死刑判決を受けていた。父が母を殺すはずがないという亮平は、容疑を晴らしてほしいと訴える。深山や舞子(木村文乃)は、佐田(香川照之)も巻き込み、再審請求に向けて新たな証拠探しに奔走。やがて、検察側の主張を覆す証拠を発見し、再審請求を行うが、裁判長の川上(笑福亭鶴瓶)が難題を突き付けてくる。同事件の一審の裁判長は、現事務総長・岡田(榎木孝明)で…。
各話視聴率
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99.9 -刑事専門弁護士- - Wikipedia
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