2017年12月23日

家族の旅路 家族を殺された男と殺した男 TOP

『家族の旅路 家族を殺された男と殺した男』(かぞくのたびじ かぞくをころされたおとこところしたおとこ)は、2018年2月3日から同年3月24日まで、フジテレビ系列「オトナの土ドラ」枠(毎週土曜 23:40〜24:35)で放送された。全8話。主演は滝沢秀明。


原作概要
『父と子の旅路』(ちちとこのたびじ)は、小杉健治著の小説。『小説推理』(双葉社)にて2002年5月号から10月号まで連載された。
2005年に単発ドラマ化、2018年に連続ドラマ化される。


概要
小杉健治の小説をドラマ化するヒューマンサスペンス。家族を惨殺された過去を持つ弁護士が、その事件の犯人である死刑囚の再審請求を担当して事件と向き合う中で、冤罪(えんざい)の可能性に気付いたことから、衝撃の真実が明らかになっていく。

主人公の浅利祐介を演じる滝沢秀明が弁護士役に初挑戦するほか、一家3人を殺害した罪で死刑執行を待つ死刑囚・柳瀬光三を遠藤憲一、祐介に事件と向き合うように促す法律事務所の所長・澤田陽一郎を片岡鶴太郎、祐介に再審請求の依頼をする謎の女性・河村礼菜を谷村美月、秘密を抱える礼菜の母・あかねを横山めぐみが演じる。


ストーリー 
浅草近くの古いビルにある、小さな法律事務所。ある日、そこで働く若手弁護士・浅利祐介(滝沢秀明)の元に、若い女性が訪ねて来る。河村礼菜(谷村美月)と名乗るその女性は、ある死刑囚の再審弁護人になってほしいと祐介に依頼する。その死刑囚とは、30年前に祐介の両親と祖父を惨殺した柳瀬光三(遠藤憲一)だった。

一度は依頼を断った祐介だったが、事務所の所長で祐介が敬愛する弁護士・澤田陽一郎(片岡鶴太郎)は、引き受けるよう祐介に説く。なぜ、礼菜は今頃になって再審を願い出たのか。礼菜と柳瀬の関係は? そして、柳瀬の冤罪(えんざい)の可能性が浮かび上がってくる。


キャスト(2018年)
滝沢秀明
浅利祐介 役
弁護士。赤ん坊の頃に両親と祖父を殺害され、養父母の元で育ち、事件のことを知り法律家の道へ。犯人とされる死刑囚・柳瀬の再審請求をしたいという礼菜の申し出に、最初は嫌悪感を抱くが、弁護士としての使命感から事件に向き合うことに。

遠藤憲一
柳瀬光三 役
一家3人を殺害した罪で死刑執行を待つ死刑囚。事件当時、妻に逃げられ、自病もあり、一人息子を預けようと奔走していたが、殺人犯として逮捕された。手放した息子の幸せだけを心の支えに、30年間刑務所で過ごす。

片岡鶴太郎
澤田陽一郎 役
祐介の勤める弁護士事務所の所長。祐介が尊敬する理想の弁護士で、冤罪事件を多く手掛けている。江戸っ子気質の熱血漢で、実直な人柄。

谷村美月
河村礼菜 役
祐介に柳瀬の再審弁護人を依頼をする、謎の女性。祐介と出会い、心ひかれていく。母のあかねを反面教師として育つ。

横山めぐみ
河村あかね 役
礼菜の母。17歳の時に家出をし、自由奔放で荒れた人生を送ってきた。末期がんで余命宣告を受ける。

スタッフ(2018年)
原作 - 小杉健治『父と子の旅路』(双葉社)
脚本 - いずみ玲
演出 - 国本雅広、村松弘之
音楽 - 羽岡佳
主題歌 - 滝沢秀明「タイトル未定」
企画 - 横田誠(東海テレビ)
プロデューサー - 西本淳一(東海テレビ)、大久保直実 (ビデオフォーカス)、坪ノ内俊也 (ビデオフォーカス)
制作著作 - ビデオフォーカス
制作 - 東海テレビ


各話あらすじ 平均視聴率 3.07%
第1話 2018年2月3日「私は一体何者なのか沈黙の死刑囚と真実」 視聴率 4.0%
 弁護士の祐介(滝沢秀明)は小さい法律事務所で所長・澤田(片岡鶴太郎)の下、働いている。ある日、礼菜(谷村美月)という女性が祐介を訪ね、30年前に起きた一家3人惨殺事件の犯人として拘留中の死刑囚・柳瀬(遠藤憲一)への接見を頼む。それは再審弁護人の依頼を意味していた。だが、事件の被害者は祐介の両親と祖父。親の敵の再審請求などできないと拒否する祐介だが、やがて弁護士としての使命感から、事件と向き合う決意をする。

第2話 2018年2月10日「冤罪?愛する家族に背を向け死刑囚の無実を信じるのか?葛藤する祐介」 視聴率 3.1%
 祐介(滝沢秀明)は柳瀬(遠藤憲一)に接見するが、被害者遺族としての感情から彼をなじってしまう。事件後、行方不明になった柳瀬の息子・光男を見つけたい礼菜(谷村美月)は祐介と共に、事件を担当した元刑事・松枝(石丸謙二郎)を訪ねる。松枝は柳瀬の供述に矛盾点があったことなどを挙げ、事件に対する疑念を口にする。松枝は柳瀬の冤罪(えんざい)の可能性を捨てきれずにいた。心が揺れる祐介は、事件の詳細や裁判記録を調べ直す。

第3話 2018年2月17日「無罪の証明…死刑囚の故郷へ死刑と引き換えに隠したかった秘密とは?」 視聴率 2.2%
 祐介(滝沢秀明)は柳瀬(遠藤憲一)の弁護士だった津村の妻・佐智子(朝加真由美)から話を聞く。津村が柳瀬の無実を信じていたこと、柳瀬が祐介の身を案じていたことを聞いた祐介は、柳瀬という人間が分からなくなる。祐介は柳瀬の元妻で礼菜(谷村美月)の母・あかね(横山めぐみ)を訪問。あかねは祐介らが光男を捜していると知ると、礼菜をなじる。傷ついた礼菜は弁護依頼を取り下げようとするが、祐介は後戻りできないと告げる。

第4話 2018年2月24日「祐介が暴いた真犯人の正体!なお沈黙を貫く死刑囚の秘密…衝撃急展開」 視聴率 2.2%
 柳瀬(遠藤憲一)の実直な人柄や光男への愛情を知った祐介(滝沢秀明)は柳瀬の無罪を確信する。だが、柳瀬は再審請求の手続きを拒絶する姿勢を崩さない。祐介はあかね(横山めぐみ)が入院する病院を再び訪ねる。あかねは祐介が事件の被害者遺族でありながら柳瀬の再審弁護人になると聞き、驚きを隠せない。対する祐介は、柳瀬の人生が狂ったことも礼菜(谷村美月)が長年苦しんできたことも、あかねに原因があると責め立てる。

第5話 2018年3月3日「私は…一体何者なのだ!自分自身との対峙…祐介を待ち受ける苦難の道」 視聴率 3.5%
 祐介(滝沢秀明)は家族を殺した敵として柳瀬(遠藤憲一)を憎み続けた30年と、柳瀬が無実であるにもかかわらず拘置された30年は同様に重いと受け止め、事件の真相を明らかにし、柳瀬のぬれぎぬを晴らすことを決意する。だが、あかね(横山めぐみ)の父・重彦(目黒祐樹)も、祐介の養母・由美子(いしのようこ)も真相究明に危機感を覚える。祐介が明かそうとする真実は、祐介と礼菜(谷村美月)の別れを導く要因を含んでいた。

第6話 2018年3月10日「覚悟…今後私があなたを父と呼ぶ事はありません!果てしなき再蕃の道」 視聴率 3.6%
 祐介(滝沢秀明)は自分こそが行方不明になっている柳瀬(遠藤憲一)の息子・光男であることを確信する。30年前の事件当夜、柳瀬は光男と犯人が殺した祐介を入れ替えたのだ。光男としての自分の運命を勝手に操った柳瀬の行為に怒り悲しむ祐介は、その感情を柳瀬にぶつける。一方、祐介はこの事実を養親の孝信(益岡徹)と由美子(いしのようこ)は知っているのかと疑問を抱く。それを問い掛けた祐介に、2人は重い口を開く。

第7話 2018年3月17日「再蕃は望みません…死刑囚の悲壮なる決意。そして死刑執行の時が迫る」 視聴率 2.9%
 柳瀬(遠藤憲一)は祐介(滝沢秀明)に、30年前、殺人事件現場で取った行動を明かし、謝罪する。だが、光男と入れ替えた赤ん坊・大富祐介の遺体の隠し場所については口をつぐむ。それが分かれば、再審請求への道が開け、本当の償いができると祐介は説得するが、柳瀬は殺人事件の犯人として死刑を望み、再審請求はしないとかたくなな態度を示す。そんな中、祐介は澤田(片岡鶴太郎)に「柳瀬の死刑執行が決まった」と告げられる。

最終話 2018年3月24日「父は無実です!死刑執行は止まるか…運命に翻弄された父と子の結末」
 柳瀬(遠藤憲一)は死刑執行を待ち望んでいたが、実の息子・祐介(滝沢秀明)と再会し、死刑で自分の犯した罪を償えるのかと考えるようになる。一方、柳瀬に死刑執行命令が下ったことを知った祐介は、生きて罪を償うべきだと考え澤田(片岡鶴太郎)と共に奔走するが、命令を覆すことは難しい。そして5日後の朝、万策尽き果てた祐介は、弁護士バッジを胸から外す。そんな祐介に追い打ちを掛けるように、事務所の電話が鳴り響いて…。


番組公式サイト
父と子の旅路 - Wikipedia

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