不登校が続いていた1年生のバスケ部員・圭吾(遠藤健慎)が謎の死を遂げた。以来、学校とバスケ部にはイジメによる自殺ではないかと非難の声が殺到。圭吾の母・真紀子(仲間由紀恵)も敵意をあらわにし、学校や担任教師の霧島(及川光博)、スクールカウンセラーの日向(井上真央)相手に訴訟を起こすと宣戦布告する。
そんななか、バスケ部顧問の辻(神尾佑)とキャプテンの大翔(金子大地)が立て続けに襲われた。犯人らしき人物を見たという話を生徒から聞いた日向は、犯人が圭吾の幼なじみで、2年前に学校を辞めた香澄(佐久間由衣)だと気付く。実は退学後、香澄は自分をいじめた人間に復讐をしようと考えていたが、計画を知った圭吾が代わりに実行してくれたのだという。だから今度は、自分が圭吾に代わって復讐を――。日向は罪を認めた香澄を説得するが、香澄は「まだやることがある」と言い残して行方をくらませてしまう。
数日後、香澄のことを知った記者の小嶋(青柳翔)が日向の前に姿を現す。小嶋は、香澄が最後に真紀子を狙うのではないかとにらんでいた。それもそのはず、ネット上には真紀子が毒親であることや、そのせいで圭吾が自殺したと悪評の数々が書き込まれていたのだ。当然、それらの中傷は本人の目にもとまり、怒りを覚えた真紀子は早速弁護士に相談する。
一方、結婚のあいさつをするため本庄(工藤阿須加)の実家を訪ねた日向は、そこで初めて本庄に兄がいて、11年前に事故で亡くなったことを知る。さらに、結婚を機に毒親である母・尚子(手塚理美)と自分の関係をなんとか修復させようと意気込む本庄に、うまく本心を伝えられない日向。家では、尚子が何度か会ううちに本庄のアラが見えてきたと言い出し、「ああいうタイプには気をつけた方がいい」と苦言を呈して…。
第1話 2017年10月17日「生徒が謎残す死…真相探るカウンセラーが想う、母との明日」
第2話 2017年10月24日「吉岡君を死なせたのは誰か…牙をむく母」
第3話 2017年10月31日「新たな学校の疑惑…優しさで支配する母」
第4話 2017年11月7日「愛情という母の攻撃…悪者を裁くのは誰」
第5話 2017年11月14日「少年の不穏な過去に母の影…遂に核心へ」
第6話 2017年11月21日「疑惑の母に問う真実…結婚で変える未来」
第8話 2017年12月5日「疑惑の母親に非難の声…届かない子の声」
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