アメリカ人旅行者、ジェイソン・ミラー(B.T.)の遺体が民泊していた部屋で見つかった。現場にはお香の燃えカスが落ちており、畳には焦げ跡が出来ていた。事件発生時、家主の浜野文恵(柴田理恵)は不在だったが、出入りしていた清掃員によると、お香を焚くことでジェイソンともめていたらしい。外出から戻った文恵は、殺人事件が起こった事に驚く様子もなく、マリコ(沢口靖子)や土門(内藤剛志)に悪態をつく有様だった。連絡を受けてやってきた娘の俊子(西尾まり)に傍若無人な態度を諌められるも、逆にもみあいになる始末だった。
早月(若村麻由美)の解剖で死因は鈍器で殴られたことによる脳内出血と判明した。現場に残された欠けた陶器の壺が凶器のようだ。お香もジェイソンが持ち込んだものと断定。しかし、現場で採取した茶葉のようなものを鑑定した宇佐見(風間トオル)は、それが大麻草であることを報告する。ジェイソンが大麻の売人であると知り、カッとなった文恵が殺害したのか?
現場近くの防犯カメラを調べていた土門の報告で、検査入院で不在だったはずの文恵が犯行のあったころ、自宅に戻っていたことがわかった。土門やマリコらの質問にまともに答えようとしない文恵。あげくのはてにはトイレと言って部屋を出ると、自転車に乗って逃亡してしまった。
入れ替わりに文恵の家にやってきた俊子は、母は昔から人とうまくコミュニケーションができなかったと嘆く。離婚して息子の海斗(今井悠貴)を連れて戻った俊子ともうまく行かず、今は再び別居中。そんな母がなぜか父の死後、父が好きだった骨董品を片づけて民泊を始めたという。
呂太(渡部秀)がジェイソンの部屋のゴミを鑑定した結果、ティッシュペーパーから男性の唾液とステロイド薬を発見した。宇佐見によると、薬は気管支拡張剤だという。部屋に来た犯人のものなのか?
やがて、文恵が宿泊客用にガイドブックを作っていた事が判明。その存在を隠していた事を不審に思い、調べていくと衝撃の事実が判明し…!?
科捜研の女2017スペシャル 2017年10月15日「決死の大追跡!猛毒を運ぶ逃亡犯VS最新鋭ドローン!!ドモンを襲う暴走列車…マリコ、涙の検視!衝撃ラスト」
第1話 2017年10月19日「衝撃スタート!緊縛マリコVS新人研究員の凍死実験!?」
第2話 2017年10月26日「マリコVS刺繍名人!変色する刺繍糸の殺人トリック!?」
第3話 2017年11月2日「折り鶴が見た殺人/マリコの上空200キロ探査!殺人犯が飛ばした折鶴の謎」
第4話 2017年11月9日「マリコの殺人コンサート!?火を放つ指揮棒と小麦の謎」
第5話 2017年11月16日「マリコVS美人科学者 抱きつくと死ぬ男達と内出血の謎」
第7話 2017年11月30日
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