2017年12月21日

相棒 Season16 TOP

『相棒 Season16』は、2017年10月18日から2018年3月14日まで、毎週水曜日21:00 - 21:54に、テレビ朝日系の「水曜21時」枠で放送された。全20話。初回は30分拡大放送。第2話、第13話、 第14話は15分拡大。第10話(正月SP)は2時間15分SP。最終話は20:00から22:09までの2時間9分SP。


概要
シリーズの誕生から17年、全286話の平均視聴率が驚異の16.2%を誇る人気刑事ドラマ。

右京とコンビを組む冠城亘を演じるのは、今作で3年目となる反町隆史。2人それぞれの正義と信条が摩擦を起こす場面も見られた前シーズンから、さらに踏み込んだ展開が描かれる。


ストーリー 
数々の難事件を解決に導いてきたキレ者だが、歯に衣(きぬ)着せぬ物言いと理屈に合わないことには決して譲らない頑固さ故に、上層部に疎まれ、窓際部署である・警視庁特命係に配属された杉下右京(水谷豊)。

法務省のキャリア官僚として人材交流の名目で警視庁に出向し、その後、天下りのような形で警視庁に入庁し特命係に異動となった冠城亘(反町隆史)。性格もキャリアも違う2人が、事件を通してすれ違い、ぶつかり合いながらも、真実に近づいていく。


キャスト
水谷豊
杉下右京 役
明晰な頭脳で数々の事件を解決してきた警視庁特命係の係長。階級は警部。キレ者であるが故に上層部から疎まれ、特命係という閑職に追いやられる。どんな時でも冷静沈着、誰にでも慇懃な態度で接するが、それが時に無礼に映ることも。本人の自覚は薄いが、そうした性格がきつく感じられるようで、特命係に配属された者はことごとく辞めていくことから「人材の墓場」と呼ばれている。

反町隆史
冠城亘 役
法務省から警視庁に出向してきたキャリア官僚から、警視庁へ天下りのような形で異動、特命係に配属される。階級は巡査。元キャリア官僚らしい能力の高さがありながらも、軽口や芝居がかった態度でそれと感じさせない。杉下とは違った角度から事件にアプローチすることで事件解決のきっかけとなることも多く、捜査官としての優秀さを証明している。

鈴木杏樹
月本幸子 役
杉下が常連の小料理屋「花の里」の女将。かつて、夫を死に追い込んだ暴力団幹部への復讐を果たし海外逃亡をもくろむも、杉下に見抜かれ逮捕された過去を持つ。模範囚として刑期を終え、出所の後、杉下の推薦で「花の里」の女将となる。以前は不幸を一身に背負ったような「ついてない女」を自称していたが、女将となってからは心身ともに落ち着いている様子。

石坂浩二
甲斐峯秋 役
警察庁ナンバー2の警察庁次長のポストから、息子の逮捕の後、警察庁長官官房付に降格される。それでも警察内での影響力は依然大きく、杉下の無期限停職処分を覆し復職させたり、冠城を特命係に異動させるなど、特命係への関与を続けている。

スタッフ
脚本:興水泰弘
演出:橋本一
プロデューサー:桑田潔、佐藤凉一、高野渉、西平敦郎、土田真通


各話あらすじ
第1話 2017年10月18日「検察捜査」 ※初回拡大SP(21:00 〜 22:24) 視聴率 15.9%
 3人の妻を殺した容疑で勾留中の平井(中村俊介)が検察で供述を翻し犯行を否認。自白を強要されたとして、特命係の右京(水谷豊)と亘(反町隆史)、捜査一課の伊丹(川原和久)らを脅迫罪で告訴する。検察が告訴状を受理し、検事の田臥(田辺誠一)が特命係へ。田臥を動かす法務省の日下部(榎木孝明)の狙いは、捜査権のない特命係の捜査への関与を立件することだった。右京は田臥に平井の事件に携わったきっかけを話し始める。

第2話 2017年10月25日「検察捜査〜反撃」 ※15分拡大(21:00〜22:09)
 事故死に見せかけて3人の妻を殺害したとされる平井(中村俊介)は、自白が強要されたものだったと、無実を主張し続けていた。法務事務次官の日下部(榎木孝明)を後ろ盾に、その事件の捜査指揮権を掌握した検察官の田臥(田辺誠一)は、特命係の右京(水谷豊)と亘(反町隆史)を捜査から閉め出す。真の狙いは、捜査権を持たない特命係が指示に反して捜査を行った場合、それを違法行為として立件することにあった。

第3話 2017年11月1日「銀婚式」
 右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は玄関に灯油をまかれたと通報があった商社専務・瀬川(川野太郎)の家へ。同じ頃、瀬川が目を離した隙に、半身不随の妻・楓(菊池桃子)を乗せた車椅子が暴走。放り出された楓は軽傷だったが、車椅子は大破する。不審を抱き聞き込みを始めた右京らは、‘逆玉のこし’の瀬川が楓の殺害を計画したのではと疑う。数日後、瀬川が別荘で転落死。その状況の一部始終がビデオカメラに録画されていた。

第4話 2017年11月8日「ケンちゃん」
 亘(反町隆史)が利用するコンビニの店員・健次郎(西井幸人)が殺され、亘と右京(水谷豊)は捜査に乗り出す。捜査本部は、2年前に健次郎の証言で捕まった窃盗犯・宍戸(菅原卓磨)を容疑者に特定。だが、右京には仮出所したばかりの宍戸の犯行とは思えない。遺体の手には漢字の「中」らしき字が書き残されていた。やがて、健次郎が夜間は印刷工場で働いていたと分かる。工場のロッカーからは数学書とノートが出てきて…。

第5話 2017年11月15日「手巾(ハンケチ)」
 警察学校の屋上から教官・樋口(佐戸井けん太)が転落し、意識不明の重体に陥る。同じく教官を務める米沢(六角精児)からの連絡で、元教え子の亘(反町隆史)は右京(水谷豊)と共に現場へ。厳しい指導で警察官不適格者を切り捨てる樋口は、恨みを買うことも多い人物だった。搬送先の病院に行った右京らは、樋口の娘で所轄刑事の真紀(南沢奈央)と遭遇。その冷淡な様子が気になる。右京らは真紀が捜査中の事件を探り始める。

第6話 2017年11月22日「ジョーカー」
 捜査二課の元刑事・早見(山田純大)が警視庁を告訴する。半年前、早見は歩道橋から転落死した妻でデータサイエンティストの幹子(宮本裕子)の死を殺人だと主張。警察が自殺と断定したため、目撃者を捜し出す。しかし、その目撃者は早見が用意した疑いが浮上。偽証を問われ、懲戒免職となった早見は、処分の取り消しを求めて裁判を起こしたのだ。裁判を傍聴した右京(水谷豊)たちは、幹子の死の真相を調べ始める。

第7話 2017年11月29日「倫敦からの客人」
 警備員・西田(康喜弼)が殺され、現場付近で見つかった持ち主不明の携帯電話に動画が残っていた。捜査本部は動画に写る男を追う。右京(水谷豊)らは、青木(浅利陽介)から携帯電話の持ち主が「ダークウェブ」という通常では見ることができないインターネットの暗部にアクセスしていたようだと聞く。ダークウェブにアップされている未発覚の殺人動画を見た右京は、わずかな手掛かりから現場を特定し、駆け付ける。

第8話 2017年12月6日「ドグマ」
 住宅街で見慣れない虫を見つけた右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は近くの家の中で遺体を発見。虫は中央アジアに生息する「ジゴクバチ」だった。無数に刺された痕があるにもかかわらず被害者の豊子(新倉緋沙子)が逃げようとした形跡は見当たらず、右京は殺人の可能性を疑う。チョウの収集家の豊子は足しげく中央アジアに通っていたようだ。右京らは現地で豊子を撮影したことがある写真家の藤本(岩井秀人)に会いに行く。

第9話 2017年12月13日「目撃しない女」
 亘(反町隆史)が弁当を買いに通うキッチンカーの店主・芽依(朝倉あき)が殺人事件の目撃者に。殺されたのは芽依が料理の仕込み場所として使わせてもらっていたスナックのマスター・大友(酒井晴人)だった。芽依は店から出てきた2人組と鉢合わせしたが、人相はよく覚えていないと話す。右京(水谷豊)は、芽依が人の顔を覚えたり見分けたりするのが困難な「相貌失認」だと気付く。やがて、大友が詐欺集団の一員と判明する。

※※12月20日・27日の放送は休止。

第10話 2018年1月1日(月) 元日スペシャル「サクラ」 ※21:00〜23:15
 右京(水谷豊)と亘(反町隆史)はパトロール中に発砲事件に遭遇。犯人は逃げ、被害者も現場から消えてしまう。使われたのは制服警察官に支給される拳銃だった。そんな中、交番で拳銃自殺した警察官・風間(俵木藤汰)の拳銃が消えたことを伝える動画が、気象庁の緊急災害メールを通じて流出。右京と亘は、銃撃犯と動画を流出させたサイバー犯が同一人物とにらむ。しかし、犯人が風間を盗撮した理由は分からない。やがて、右京は風間が3カ月前の参議院議員の川での溺死に疑念を抱いていたと知る。

第11話 2018年1月10日「ダメージグッズ」
 元特命係の陣川(原田龍二)がロンドン研修から帰国。右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は陣川が現地で知り合った咲(真野恵里菜)から相談を受ける。咲は親友・麻里(川村ゆきえ)の1カ月前の死に疑問を抱いていた。遺書はなく、咲のスマートフォンに自殺をほのめかすメールだけが送られてきたという。過酷な家庭環境で育ち児童相談所で知り合った咲や麻里の仲間の一人は、今は参議院議員として活躍する成澤(岩井七世)で…。

第12話 2018年1月17日「暗数」
 警視庁副総監の衣笠(大杉漣)が、青木(浅利陽介)と会食後、2人の暴漢に切りつけられる事件が発生。衣笠は7年前、県警本部長時代に、カルト集団の一斉検挙を指揮した経緯があり、その関連も視野に入れて緊急対策チームが編成される。いっぽう、青木から事件の話を聞いた右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、独自の捜査に乗り出し、衣笠家を訪れる。周囲は警備が強化され、許可のない者は門前払いだったが、以前、事件の目撃者として特命係と知り合った衣笠の娘・里奈(桜田ひより)の計らいで話を聞けることに。

第13話 2018年1月24日 300回記念スペシャル 「いわんや悪人をや」(前篇)※15分拡大(21:00 〜 22:09)
 元法務大臣の瀬戸内(津川雅彦)が仮出所した。住職として寺の再興を志す瀬戸内の元を、元衆院議員・雛子(木村佳乃)が訪問。出家を願い出て瀬戸内を驚かせる。一方、同寺の荒れた墓地から白骨遺体が見つかり、連絡を受けた右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は捜査に乗り出す。同じ頃、警視庁広報課長の美彌子(仲間由紀恵)は、ロシアのスパイ・ヤロポロクからの手紙を受け取る。手紙には白骨遺体事件に関する情報が記されていた。

第14話 2018年1月31日 300回記念スペシャル 「いわんや悪人をや」(後篇)※15分拡大(21:00 〜 22:09)
 瀬戸内(津川雅彦)の寺から出た白骨遺体の身元が判明し、右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は寺の檀家総代の息子・常磐(矢野聖人)の身辺を調べる。美彌子(仲間由紀恵)に届いた元スパイ・ヤロポロクの手紙に常磐が関わっているのではないかと考えたからだ。一方で、右京は米国に亡命したはずのヤロポロクが、日本に潜伏しているのではないかと疑う。そんな中、常磐が、実はある人物に頼まれて遺体を掘り起こしたと言い出す。

第15話 2018年2月7日「事故物件」 ※15分拡大(21:00 〜 22:09)
 強盗犯が逃走中に転落死。右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は奪われた金の行方を捜す。同じ頃、強盗犯の隠し金を見つけたホームレスの雅夫(勝矢)は、その金でアパートに入居。部屋の天井裏でノートを見つける。この部屋で死んだ前住人・矢部(勝部演之)の手記だった。命を狙われていると気付いた矢部は、自分を殺した犯人を見つけた者には財団から多額の謝礼を払うと書き残していた。調べると、矢部は資産家で財団も実在した。

第16話 2018年2月14日「さっちゃん」
 3週間前から幸子(鈴木杏樹)の店に通う客の烏丸(池田成志)が刺され、意識不明の状態で見つかる。現場の消費者金融会社では他に社員3人が倒れており、1人は死んでいた。事件は、孤独な生活を続けていた幸子が、烏丸に誘われ、デートした後に起きた。生き残った社員によると烏丸が突然、事務所に殴り込んできたという。2人の関係を見守ってきた右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、真相を突き止めるため、捜査に乗り出す。

第17話 2018年2月21日「騙し討ち」
 システム開発会社の営業マン・稲葉(斉藤悠)が自宅で殺される。ドアにピッキングの跡があり、窃盗犯の犯行と思われた。右京(水谷豊)は、叫び声を聞いて通報したという通行人に興味を抱く。一方で右京らは、捜査二課の梶(矢島健一)が事件について嗅ぎ回っていることに気付く。聞くと、稲葉は梶が極秘捜査中の贈収賄事件の関係者だったらしい。やがて、稲葉と同じマンションに住む瀧川(山中聡)が通報者と判明する。

第18話 2018年2月28日「ロスト〜真相喪失」
 大量の偽造カードを使った現金一斉引き出し事件の捜査中、捕まった‘出し子’の元勤務先の社長・濱口(伊原農)が殺された。右京(水谷豊)は、現場で物陰に隠れていた中国人従業員・シャオリー(森迫永依)を見つける。言葉が通じないシャオリーにジェスチャーで問い掛けると、犯人を見たという反応を示す。ところが、通訳捜査官・西村(矢野浩二)の通訳により改めて聴取すると、シャオリーは何も見ていないと言い出す。

第19話 2018年3月7日「少年A」
 右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、ホステス・みずき(藤村知可)の殺害現場に残されていたリンゴのかじった跡が変色していなかったと聞き、駆け付ける。死亡推定時刻から計算すると、犯人は12時間も現場にとどまっていたことになる。右京は、野次馬の中にいた少年(加藤清史郎)が気になる。部屋を突き止め、話を聞くと、少年は予備校生の山田と名乗る。しかし、予備校に問い合わせると、山田は退学して帰郷したという。

最終話 2018年3月14日「容疑者六人〜アンユージュアル・サスペクツ」 ※最終回2時間スペシャル(20:00 〜 22:09)
 写真週刊誌記者・楓子(芦名星)がホテルのエスカレーターから転落。額に傷を負った楓子は、居合わせた甲斐(石坂浩二)、美彌子(仲間由紀恵)、衣笠(杉本哲太)、青木(浅利陽介)、内村(片桐竜次)、中園(小野了)の6人の中の誰かに押されたと主張し、週刊誌の誌面で‘容疑者’全員の黒い目線入りの写真と共に事件を報じる。警察が捜査に本腰を入れざるを得なくなる中、右京(水谷豊)と亘(反町隆史)も楓子ら関係者から話を聞くが、一方で楓子の母・匡子(加賀まりこ)は怒り心頭。楓子の実家は大阪を拠点とする暴力団で…。

各話視聴率


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