原作概要
『セトウツミ』は、此元和津也による漫画作品、およびそれを原作とした映画。『別冊少年チャンピオン』(秋田書店)にて、2013年5月号より連載中。大阪の男子高校生、瀬戸と内海が放課後に川辺で繰り広げる関西弁の会話劇を描いた作品。
『月刊少年チャンピオン』(同社刊)2015年12月号において、高橋ヒロシの『クローズ』の25周年のトリビュート企画では、瀬戸と内海が『クローズ』について語る『セトウツミ外伝』が掲載された。
映画化され、2016年7月2日に公開。2017年、テレビドラマ化。
ドラマ概要
男子高校生2人が放課後の河原でまったりしゃべるだけなのに、その練りに練られたユニークな会話の面白さから大人気の「別冊少年チャンピオン」連載中の同名コミックを連続ドラマ化。
2016年に公開されスマッシュヒットとなった映画版も記憶に新しいが、今回キャストを一新し、クールな内海想を高杉真宙、お調子者の瀬戸小吉を葉山奨之という今注目の若手俳優2人が、ダブル主演で演じる。
キャスト
内海想:高杉真宙
寡黙でクールな高校2年生。友達が少なく、部活にも入っていないため、塾に行くまでの時間を河原で過ごしている。
瀬戸小吉:葉山奨之
明るく社交的な性格の高校2年生。先輩とのいざこざでサッカー部を退部し、暇を持て余していたところ、河原で内海と出会う。
樫村一期:清原果耶
瀬戸と内海の同級生。黒髪美人で実家は寺。学園のマドンナで瀬戸から好かれているが、内海のことが好き。
田中真二:森永悠希
瀬戸と内海の同級生。左右対称の名前とセンター分けの髪形から、「公平そう」という理由で2 人の対決の審判を務める。
ハツ美:片山友希
瀬戸に告白する高校1年生。瀬戸の前だと緊張してうまくしゃべれず、内海越しに話しかける。それ以外の相手に対しては、饒舌かつ毒舌。
スタッフ
原作:此元和津也(秋田書店「別冊少年チャンピオン」連載)
脚本:宮崎大
監督:瀬田なつき、坂下雄一郎、杉田満
オープニングテーマ:SUPER BEAVER「虹」(I×L×P× RECORDS)
エンディングテーマ:miwa「We are the light」(Sony Records)
チーフプロデューサー:大和健太郎
プロデューサー:小林史憲、泉英次、宮崎大
制作:テレビ東京、ブロードメディア・スタジオ
製作著作:「セトウツミ」製作委員会
各話あらすじ
第1話 2017年10月13日
@「自販機」か?「ジドハン」か?省略語を巡って意見が対立する2人の軽妙なトークバトル。
A顔も髪型も名前も“左右対称”な男、田中真二(森永悠希)が登場!瀬戸と内海のバドミントン対決の審判を務める。ルールは“思いやり感”?
B塾までの時間を潰したい内海とサッカー部を辞めて居場所を失った瀬戸。利害関係が一致した2人の運命の出会いとは!?
第2話 2017年10月20日
@「樫村一期(清原果耶)をメロメロにする方法を教えてほしい」という瀬戸に、内海が攻略法をアドバイス。「アメとムチを使い分けろ」。
A瀬戸が内海に弁当の交換を提案。豪華なサンドイッチを渡した内海に対し、瀬戸の弁当は…。
B内海に恋心を抱く樫村は積極的にアプローチするが全く相手にされない。一方、瀬戸は大好きな樫村にLINEを送る。三角関係の行方は!?
第3話 2017年10月27日
@サッカー部を辞めたらバレンタインチョコがゼロになった瀬戸。一方、内海はブーム到来でモテまくる。謎のバルーンさんも登場!
Aついに瀬戸ファンの女子が出現!前髪パッツンの不思議ちゃん、ハツ美(片山友希)が樫村(清原果耶)を好きな瀬戸にグイグイ迫る。
B河川敷で樫村と鉢合わせたハツ美。「めっちゃ必死やん」と説教を始め…。三角関係勃発!?
第4話 2017年11月3日
@河川敷での“ババ抜き”対決!トランプのババを見て野球部の馬場(田中偉登)が脳裏に浮かんだ瀬戸。でも顔が思い出せず、ゲームに集中できない。一方、深読みしすぎた内海はメガネを外して勝負に出るが。。。
A「アイデンティティを見出せずに生きてきた」ババ抜きの審判を務めた左右対称男・田中真二(森永悠希)。悩める田中が書いた、母への手紙。
第5話 2017年11月10日
@ゴリラ顔した木沢先生(原西孝幸)が、授業をサボった瀬戸に“笑撃”の補習。人類の遺伝子はチンパンジー寄り?ゴリラ寄り?
A瀬戸に恋するハツ美(片山友希)が手作り菓子でアピール…さらに樫村(清原果耶)を真似た髪型も披露!一途な恋の行方は…!?
B新キャラの岡山県人、蒲生(橋里恩)が登場。「靴飛ばしチキンレース合戦」始まる!
第6話 2017年11月17日
@スマホの調子が悪いとカスタマーセンターに電話する瀬戸と内海。すぐ目の前で野球部の馬場(田中偉登)が素振りをしているのに、なかなか顔が覚えられず…。
A瀬戸、内海、馬場、田中(森永悠希)が河川敷で草野球。そこに樫村(清原果耶)やハツ美(片山友希)、ネコも登場して様々な思惑が渦巻く…そして迎える衝撃の結末!
第7話 2017年11月24日
@瀬戸の両親は離婚問題が勃発中。祖父は若き日の祖母を求めて徘徊中。嘆く瀬戸に内海は…。
A河川敷に現れた車いすの少女(山田杏奈)。悲壮感漂う少女を前になぜか饒舌な内海。瀬戸とのトークは次第にテンションが上がり…。
B樫村(清原果耶)VSハツ美(片山友希)再び!瀬戸と内海それぞれに恋する2人のトークバトルが炸裂。
第8話 2017年12月1日
@“絵しりとり”を始める2人。互いに無言の心理ゲーム。勘違いと深読みによって噛み合わないまま迎える、見事な結末とは!?
A河川敷で再び手紙をしたためる田中真二(森永悠希)。樫村一期(清原果耶)へのラブレターだ。そこへハツ美(片山友希)が現れて文面を読まれてしまい…
第9話 2017年12月8日
@金髪リーゼントのヤンキー(吉村界人)が河川敷に現れ、無言で階段に座った。恐怖のカオス空間でさらに冴える2人のトーク!
A左右対称男・田中(森永悠希)が提案する新たな対決とは!?その裏で動くハツ美(片山友希)の思惑…。
B河川敷に集まる樫村(清原果耶)やバルーンさん(吉田カルロス)たち。物語は風雲急を告げる!
第10話 2017年12月15日
@瀬戸のもとに突然、内海の姉(谷村美月)が現れた。ハツ美(片山友希)に遠隔操作されて、瀬戸が姉から聞き出した内海の秘密とは!?
A樫村(清原果耶)に恋文を書いた瀬戸…内海が発した一言に逆上し、殴りかかる…。
B内海が抱える闇、知られざる過去がついに明らかに…密かに企てた恐ろしい計画とは!?
第11話 2017年12月22日
「両親を殺害しよう」自宅が燃えるように綿密な計画を企てた内海。いつもの河川敷でその時を迎えていると、なぜか父親(松角洋平)が現れる。殺害計画は失敗? 狼狽し、涙を流す内海。そこにやってきたのは…。河川敷を舞台にまさかの展開を見せる物語。そして感動のクライマックス!
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セトウツミ
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