2017年09月17日

さくらの親子丼 TOP

『さくらの親子丼』(さくらのおやこどん)は 2017年10月7日から同年11月25日まで、東海テレビの制作により、フジテレビ系列にて『オトナの土ドラ』枠(毎週土曜日23時40分-翌0時35分)で放送された。全8話。主演は真矢ミキ。

2018年12月1日より続編の『さくらの親子丼2』が放送。


概要
NHK連続テレビ小説 「あぐり」「すずらん」、「3年B組金八先生」第7・第8シリーズ(TBS系)などを手掛けた脚本家・清水有生が、子どもや社会的弱者に降りかかってくるさまざまな現代日本の問題を描く、オリジナルの社会派人情ドラマ。一切事情を詮索せずに、温かい親子丼を食べさせる主人公のもとに、行き場をなくした人たちや、社会からはみ出した人たちが集い、彼らの事情が浮き彫りになっていく。


ストーリー 
東京・大田区にある古本屋「九十九堂」の奥に、「たまりば」と呼ばれる一室がある。さまざまな事情を抱えた行き場のない人たちがやって来ると、店主の九十九さくら(真矢ミキ)は、黙って親子丼を作って出してくれる。

その親子丼で空腹が満たされた人々が、少しずつ自分のことを話し始めると、ある時は笑顔で励まし、ある時は共に涙を流しながら聞くさくら。「泣きたい時は泣けばいい。落とした涙の粒だけ幸せの花が咲くんだから」。それがさくらの口癖だ。今日もまた1人、2人と、現代社会からはみ出してしまいそうな人が、九十九堂を訪れる。


キャスト
九十九 さくら
演 - 真矢ミキ
古本屋・九十九堂書店主人。店の奥にある通称「たまりば」で身寄りがない人や子供達に無料で親子丼を提供、相談に乗ったりしている。

あざみのことは「悠平が命がけで守った命」との思いを持ち、帰る場所のないあざみと暮らしている。

二宮 あざみ
演 - 吉本実憂
ある日「たまりば」にリエと共にやって来た少女。後述の通り母に殺されそうになった時、悠平が止めに入ったことで救われた。

さくらが誘拐犯として警察に連行された時は、被害届を取り下げるよう美春に直談判した。

九十九 恭子
演 - 本仮屋ユイカ
さくらの娘で雑誌記者。さくらが「たまりば」で親子丼を提供することを良く思っていなかったため別居していた。後述のように兄を殺されているため、不良少年・少女に憎しみを持つ。あざみのことも憎んでいたが、さくらのあざみに対する思いを聞き一緒に暮らすようになる。

九十九 悠平
演 - 大地伸永
さくらの息子。17歳の時にファミレスでアルバイト中、娘を殺そうとしたあざみの母を止めようとして揉み合いになり、ナイフが突き刺さって亡くなった。

中西 俊太
演 - 塚田僚一(A.B.C-Z)
九十九堂と同じ商店街にある「鳥安精肉店」の店員。悠平の親友で、恭子とも仲がいい。元不良でさくらの世話になったことがある。

玉置 玄
演 - 矢野浩二

佐伯 風花
演 - 浅川梨奈(SUPER☆GiRLS)

正木 リエ
演 - 柳美稀 (五杯目を除く)
あざみの友人。一年前に傷害事件を起こす。その事件の被害者の少女が生きていることを知って苦悩し、ついには彼女に首を締められる夢まで見て追い詰められ、善後策をさくらに相談、少女の母親に泣きながら謝罪した。その後は償いをするために働き始める。

大六屋の大将
演 - 河野洋一郎

米松 キミ子
演 - 飯沼千恵子
九十九堂の隣で理容店を営む。

米松 カヨ子
演 - 齋藤めぐみ
キミ子の妹

ゲスト
君塚 達也
演 - 今井悠貴
美香の兄。

君塚 美香
演 - 伊丹彩華
達也の妹。

御代川 由希
演 - 大西礼芳
平和島小学校6年1組担任。母のスパルタ教育の影響で生徒に体罰を加えたり修学旅行の積立金を横領することや売春をするなど性格が歪んでいる。実は過食症に陥っており、さくらとの出会いが立ち直るきっかけとなる。

御代川 峰子
演 - 森口瑤子
由希の母。娘を教師にするためにスパルタ教育を押し付ける。

松島 剛志
演 - 柾木玲弥
「たまりば」に親子丼を食べに来る青年。13年前に一家心中したが、ただ一人生き残った。

松島 真紀
演 - 有森也実
剛志の母。前述の事件で行方不明になり、どこかの海岸に流れ着き、静岡の病院にいた。心中の影響で幼児退行の症状がある。自分のことを「ケイちゃん」だと思っている。

東海林 直晃
演 - 沖門和玖
SNSでピンポン大会の情報を見て九十九堂にやってくる少年。実は引きこもりで母に暴力をふるっている。

東海林 美春
演 - 中島ひろ子
直晃の母。

蔵前
演 - 宮川一朗太
自立支援センター「ハートスクール」センター長。

演 - 恒川英里(東海テレビアナウンサー)
さくらが未成年者略取誘拐で逮捕された事を伝えた

西浦 花菜子
演 - 遠藤久美子
あざみの母親でさくらの子供(恭子の兄)の殺害者

スタッフ
原作・脚本 - 清水有生
音楽 - 富貴晴美
演出 - 阿部雄一、木内健人、坂梨公紀
制作著作 - オスカープロモーション
制作 - 東海テレビ

主題歌 - Hilcrhyme「涙の種、幸せの花」(ユニバーサル )


各話あらすじ(2017年10月7日 - 11月25日)全8話 平均視聴率 3.26%
第1話 2017年10月7日「行き場を失った人を温かい親子丼で癒す…あなたの居場所はここにある!!」 視聴率 4.2%
 古書店主・さくら(真矢ミキ)は店に‘たまりば’という一室をつくり、行き場のない人々に無料で親子丼を提供している。腹を空かしてやって来た家出少女・あざみ(吉本実憂)はさくらが差し出した親子丼の味に感動し、反抗的な態度を取りながらも店に通うようになる。ある時、あざみが赤ん坊の頃に母親に殺されそうになったという過去を話す。止めに入った高校生が殺されたという話を聞いたさくらは、ぼうぜんとする。

第2話 2017年10月14日「娘さえいなければ…行き場をなくした若きシングルマザーの闇」 視聴率 3.5%
 さくら(真矢ミキ)の店に元常連・風花(浅川梨奈)が3歳の娘を連れてやって来た。シングルマザーの風花は、今の交際相手と一緒に暮らすつもりだと幸せそうに話す。だが、あざみ(吉本実憂)はその話に違和感を覚え、さくらも風花の親子丼の食べ方が気になる。そんな中、さくらは亡き息子の親友だった俊太(塚田僚一)に、16年前に息子を殺害した少女があざみの母親だと話す。

第3話 2017年10月21日「だれか私をとめて!!過度の愛情が身を壊す摂食障害に悩む教師」 視聴率 3.9%
 さくら(真矢ミキ)の娘で雑誌編集者の恭子(本仮屋ユイカ)は、少女による暴力事件を取材していた。事件の加害者は、あざみ(吉本実憂)の友人・リエ(柳美稀)。さくらの店であざみを見掛けた恭子は、リエの連絡先を問い詰める。そんなある日、店に3人の小学生が来て、担任教師・由希(大西礼芳)に腕や脚をつねられたと、さくらに青あざを見せる。そこへ由希が現れ、児童らを強引に連れ帰る。実は、由希はある問題を抱えていた。

第4話 2017年10月28日「愛しただけなのに…母の強すぎる愛が娘を摂食障害に!?苦悩する現代の母娘」 視聴率 2.8%
 さくら(真矢ミキ)の店に由希(大西礼芳)の母・峰子(森口瑤子)がやって来る。「たまりば」にいる人たちを怪しむ峰子は、由希も店を訪れていると聞き、不快感をあらわにする。一方、リエ(柳美稀)は自分が起こしたリンチ事件の被害者がいまだに寝たきりだと知る。苦しむリエにあざみ(吉本実憂)は、自分の母親が人を殺したと明かす。そんな中、さくらの元に警察から、摘発した風俗店関係者の中に由希がいるとの連絡が入る。

第5話 2017年11月4日「突きつけられた運命自分の母親が事件を…真実を知り今夜2人の関係が動く」 視聴率 3.3%
 自分の発言がもとでさくら(真矢ミキ)が亡き悠平の部屋を片付けたことに落ち込む恭子(本仮屋ユイカ)。俊太(塚田僚一)は恭子を慰める中で、あざみ(吉本実憂)が悠平を殺害した加害者の娘だと話してしまう。憤る恭子に、さくらは「あざみは悠平が命を懸けて守った命」だと言い、強く口止めする。ところが、あざみがそのやりとりを聞いてしまう。泣き崩れるあざみはさくらの元に帰りづらくなり、リエ(柳美稀)ら不良仲間のところへ行く。

第6話 2017年11月11日「あなたが心配なの!!今夜さくらの感情爆発話題!!深夜の涙腺崩壊ドラマ」 視聴率 2.6%
 さくら(真矢ミキ)は自分との因縁を知ったあざみ(吉本実憂)への接し方が分からず、避けるように。そんな時、実家へ戻った恭子(本仮屋ユイカ)がさくらの態度を「母さんらしくない」といさめる。一方、あざみは俊太(塚田僚一)が働く精肉店でのアルバイトを始める。ある日、さくらの店に日頃出入りする剛志(柾木玲弥)がスーツ姿で現れた。剛志がこれからすることを察したさくらは、「あんたに食べさせる親子丼はない」と突き放す。

第7話 2017年11月18日「さくらに緊急事態!!誰もが胸打たれる親子のキズナとは!?今夜も涙腺崩壊」※「アジアプロ野球チャンピオンシップ2017 日本×台湾」(18:30 〜 22:44 254分)延長の為110分繰下げ(1:30 〜 2:25) 視聴率 2.5%
 さくら(真矢ミキ)の店に直晃(沖門和玖)という少年が親子丼を食べに来た。実は直晃は引きこもり状態で、母親の美春(中島ひろ子)に暴力を振るっていた。手に負えない美春は、強引に直晃を自立支援施設に入れる。その施設を偶然取材した恭子(本仮屋ユイカ)は、厳しい訓練に耐える直晃を目にする。数日後、さくらの店に直晃が再びやって来る。親子丼を食べた後、帰りたがらない様子の直晃だが、さくらはそれに気付かない。

最終話 2017年11月25日「今夜、親子丼最終章さくらの愛に包まれる涙が止まらない55分の感動ドラマ」 視聴率 3.3%
 あざみ(吉本実憂)から育ての親とのつらい思い出を聞いたさくら(真矢ミキ)は、親元へ帰らなくていいと伝える。そんな中、恭子(本仮屋ユイカ)はインターネットの情報からあざみの実母・花菜子の行方を知る。さくらと恭子は悩んだ末、あざみに報告。混乱したものの会って話をしたいと決意したあざみは、恭子に最寄り駅まで付き添われ、花菜子が働くスナックを訪ねる。


※東海テレビで12月2日(土)1時40分から「最後の一杯【完全版】」を放送する予定だったが、12月1日に主題歌を歌っていたHilcrhymeのメンバーが大麻取締法違反の容疑で逮捕されたことに伴い、放送を中止した。


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