原作概要
『僕たちがやりました』(ぼくたちがやりました)は、原作:金城宗幸、漫画:荒木光による漫画である。『週刊ヤングマガジン』(講談社)にて、2015年19号から2017年8号まで連載された。
概要
今どきの男子高校生たちが、ひょんなことから爆発事件の容疑者となり逃亡する中で、もがきながらも自分の生きる道を模索していく青春サスペンス。2015年〜17年まで連載されていた同名人気コミックの連続ドラマ化で、すでに完結した原作とは異なる結末が用意されている。
ストーリー
凡下(ぼけ)高校に通う、増渕トビオ(窪田正孝)、伊佐美翔(間宮祥太朗)、丸山友貴(葉山奨之)、高校のOB・小坂秀郎(今野浩喜)の4人は、“そこそこ”でいいと生きてきた、いかにも今どきな若者たち。ある日、向かいの矢波(やば)高校の不良たちに仲間をボコボコにされた彼らは、ちょっとしたイタズラ心で復讐を企て実行したが、気付いた時にはヤンキー高校が火の海に包まれていた。訳の分からないまま“爆破事件の容疑者”になってしまった彼らが選んだ道は“逃げる”こと。現実に向き合えない若者たちの、青春逃亡劇が始まる。
キャスト
増渕 トビオ
演 - 窪田正孝
凡下高校2年生。
伊佐美 翔
演 - 間宮祥太朗
凡下高校2年生。トビオの遊び仲間。
丸山 友貴(マル)
演 - 葉山奨之
凡下高校2年生。トビオの遊び仲間。
小坂 秀郎(パイセン)
演 - 今野浩喜
凡下高校OB。金持ち。
真中 幹男
演 - 山本浩司(第4話 - 第6話)
爆破事件の真犯人を名乗る男。第6話で輪島が小坂の身代わりとして出頭させたことが判明した。
蒼川 蓮子
演 - 永野芽郁
凡下高校2年生。トビオの幼馴染。
新里 今宵
演 - 川栄李奈
凡下高校1年生。伊佐美と付き合っているが、第8話で妊娠し、伊佐美と別れた。
三浦 由佳
演 - 岡崎紗絵
凡下高校2年生。矢波高校ナンバー2の不良・有原と付き合っている。
立花 菜摘
演 - 水川あさみ
凡下高校の英語教師。トビオたちの担任。
田中
演 - 八十田勇一(第1話 - 第4話)
凡下高校の教師。パイセンの高校時代を知っている。
市橋 哲人
演 - 新田真剣佑
矢波高校2年生。数々の事件を起こしていて警察からマークされていた。
有原
演 - 吉村界人
矢波高校ナンバー2の不良。
熊野
演 - 森田甘路(第1話 - 第4話)
矢波高校の科学教師。
増渕 優子
演 - 榊原郁恵
トビオの母。
増渕 ハル
演 - 八木莉可子
トビオの妹。
飯室 成男
演 - 三浦翔平
凡下高校がある地域の所轄刑事。逮捕のためなら違法スレスレの強引な捜査手法も厭わない。
栗原
演 - 中村靖日(第1話 - 第6話)
凡下高校がある地域の所轄刑事。飯室の上司。
西塚 智広
演 - 板尾創路
裏社会で暗躍する悪徳弁護士。輪島の顧問弁護士を務めている。
輪島 宗十郎
演 - 古田新太
裏社会を取り仕切っている謎の人物。
原野 玲夢
演 - 山田裕貴
輪島の愛人の子。
武藤 慶大
演 - 一井直樹
桜田 祐介
演 - 岡田龍太郎
松崎 健像
演 - 鈴木貴之
武藤・桜田・松崎の上記3名は市橋とつるんでいる仲間。
水前寺
演 - 加藤諒(第1話・第5話・第7話 - 第8話)
第1話で、マルと共に矢波高校の生徒らに暴行され、第5話の修学旅行中にマルとばったり出会い、襲いかかって逮捕された。第7話にてマルをバットで殴ったが、第8話にてマルに仕返しされた後、和解した。
ヤング
演 - 桐山漣(第4話 - 第5話)
万引き2級のホームレス。第4話で路頭に迷っていたトビオを助けたが、第5話で、トビオに逃げられた。
うらら
演 - おのののか(第4話)
マルが行った熱海のキャバクラの女。マルはこの女に、こっそり奪ったトビオの300万円まで使った。
新里
演 - 竹内力(第8話)
今宵の父。久しぶりに仕事から家に戻ったが、今宵と縁を切った。
スタッフ
原作 - 『僕たちがやりました』(原作:金城宗幸、漫画:荒木光)
脚本 - 徳永友一
警察監修 - 志保澤利一郎
リーガルアドバイザー - 芦原愛一郎
監督 - 新城毅彦、瑠東東一郎
演出 - 中西正茂
主題歌 - DISH//「僕たちがやりました」
オープニング曲 - Mrs. GREEN APPLE「WanteD! WanteD!」
プロデューサー - 米田孝、平部隆明、白石裕菜
制作協力 - ホリプロ
制作著作 - カンテレ
各話あらすじ(2017年7月18日 - 9月19日)全10話 平均視聴率 6.02%
第1話 2017年7月18日「イタズラのはずが謎の大爆発…青春逃亡サスペンス」※初回15分拡大(21:00 〜 22:09)
今どきの高校生・トビオ(窪田正孝)は仲間と毎日をそれなりに楽しんでいる。気掛かりはトビオが通う凡下高校の生徒を捕まえて暴力の餌食にするヤンキー校・矢波高校の不良グループの存在だ。そんなある日、仲間のマル(葉山奨之)が矢波高の連中にボロボロにされてしまう。黙ってはいられないトビオはマルと伊佐美(間宮祥太朗)、OBのパイセン(今野浩喜)の仲間4人で、いたずら半分に矢波高への復讐計画を立てる。
第2話 2017年7月25日「謎の爆発…真相は?逃亡開始!」
トビオ(窪田正孝)らが爆弾を仕掛けた矢波高校で想定外の大爆発が起き、一同は何が起きたのか分からない。そんな中、トビオは蓮子(永野芽郁)から爆発で不良のリーダー・市橋(新田真剣佑)が死んだと聞き、事態の深刻さに気付く。ニュースで死亡者の増加を知ったトビオは、パイセン(今野浩喜)に相談。パイセンはマル(葉山奨之)と伊佐美(間宮祥太朗)も呼び、1人300万円の口止め料で「なかったことにしてほしい」と切り出す。
第3話 2017年8月1日「危機!裏切りと追跡真犯人は!?」
トビオ(窪田正孝)と合流する直前、パイセン(今野浩喜)が逮捕されてしまう。途方に暮れるトビオに、音信不通だったマル(葉山奨之)から連絡が。一人で生きていくつもりだったマルだが、パイセンのニュースを見て不安になったらしい。トビオとマルは行動を共にすることに。一方、複数犯との情報を得た所轄刑事の飯室(三浦翔平)らはパイセンを問い詰める。そして大けがを負った市橋(新田真剣佑)はトビオらを捜していて…。
第4話 2017年8月8日「真相ついに…怒涛の新展開へ!」
市橋(新田真剣佑)らからなんとか逃げ出したトビオ(窪田正孝)だが、帰宅もできず途方に暮れる。蓮子(永野芽郁)はトビオを疑っている様子の飯室(三浦翔平)ら警察について、学校で菜摘(水川あさみ)に相談。そこへ、市橋らがトビオを捜しているという知らせが入り、ますますトビオを心配する。同じ頃、マル(葉山奨之)はキャバクラで豪遊。伊佐美(間宮祥太朗)と合流したトビオは矢波高校教師・熊野(森田甘路)が真犯人だと疑い…。
第5話 2017年8月15日「全てを覆す謎の男!すれ違う恋」
ホームレスのヤング(桐山漣)に肉体関係を迫られたトビオ(窪田正孝)の脳裏に、蓮子(永野芽郁)のことが浮かぶ。蓮子に無性に会いたくなったトビオだが、逃走中にばったり会った今宵(川栄李奈)の部屋に入り浸ってしまう。同じ頃、熱海で豪遊して金が尽きたマル(葉山奨之)は、伊佐美(間宮祥太朗)に連絡を入れる。一方、パイセン(今野浩喜)の取り調べを進める飯室(三浦翔平)は、真犯人が自首してきたと聞き、耳を疑う。
第6話 2017年8月22日「事件の裏に闇…遂に下される罰」
真犯人が逮捕され、トビオ(窪田正孝)らも逃げる必要がなくなった。マル(葉山奨之)や伊佐美(間宮祥太朗)もパイセン(今野浩喜)の元に戻ってくるが、トビオは2人との再会に複雑な気持ちだ。トビオらは、パイセンから返金を求められるのではないかと心配でならない。一方でトビオは、笑顔で迎えてくれた蓮子(永野芽郁)に気になっていたことを尋ねてみる。そんな中、パイセンが菜摘(水川あさみ)とデートをすると言い出す。
第7話 2017年8月29日「罪悪感と偽りの自分恋にも決着」
校舎の屋上から飛び降りたトビオ(窪田正孝)は幸い一命を取り留める。死んだら、その死で罪を償うつもりだったトビオは、新しい人生を生きると決意。やけに明るいトビオと偶然出会った市橋(新田真剣佑)は戸惑い、トビオと連絡が途絶えたままの蓮子(永野芽郁)は心配でならない。同じ頃、罪の意識にさいなまれる伊佐美(間宮祥太朗)は被害者の家を訪問し手を合わせていた。一方、マル(葉山奨之)はのんきに級友と遊んでいて…。
第8話 2017年9月5日「恋と友情と罪…それぞれの答え」
蓮子(永野芽郁)と付き合うことになったトビオ(窪田正孝)は幸せの絶頂。飯室(三浦翔平)の呪いも解けたと感じる。蓮子が市橋(新田真剣佑)に助けられたと聞いたトビオは、市橋に2人が付き合っていると報告してけじめをつけるつもりだ。だが、祖母を亡くしたばかりの市橋に蓮子のことを切り出せない。一方、今宵(川栄李奈)の部屋で彼女の父親(竹内力)と鉢合わせした伊佐美(間宮祥太朗)は、今宵から衝撃の事実を告げられる。
第9話 2017年9月12日「僕ら…世界の中心で自首を叫ぶ」
市橋(新田真剣佑)が自殺した。市橋の死に責任を感じたトビオ(窪田正孝)は、無理して幸せになるより自分がやりたいことをやろうと、自首を決める。それを打ち明けるため、伊佐美(間宮祥太朗)とマル(葉山奨之)を部室に呼び出すと、パイセン(今野浩喜)も現れた。3人もトビオと同じ気持ちだった。4人はどうやって輪島(古田新太)に邪魔されずに自首するか頭を悩ませる。一方、トビオは蓮子(永野芽郁)に決意を切り出せずにいた。
最終話 2017年9月19日「償いへの逆転劇!生き続けろ」
自らの罪を世間に公表すると決めたトビオ(窪田正孝)たち4人。しかし、イベント会場の舞台に立って罪の告白をしたトビオらは、乱入してきた覆面の男たちに拉致されてしまう。4人を拉致したのは、輪島(古田新太)の顧問弁護士・西塚(板尾創路)とパイセン(今野浩喜)の腹違いの弟・玲夢(山田裕貴)らだった。西塚は、輪島からパイセンを殺すよう頼まれたと口にし、他の3人にはここから消えて全て忘れろと告げる。
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