九条櫻子(観月ありさ)は、臼渕沙月(櫻井淳子)に刺された館脇正太郎(藤ヶ谷太輔)のために救急車を呼び止血も行った。しかし、正太郎の意識は遠のいていった。
正太郎不在のなか、志倉愛理(新川優愛)ら博物館スタッフは通常通り働いていた。そんな折、磯崎齋(上川隆也)にオーストラリアの博物館への引き抜きの話が持ち上がる。
櫻子は、アトリエに閉じこもり、ろくに食事も取ろうとしなかった。そこへ、沢梅(鷲尾真知子)が設楽眞理(柴俊夫)宛ての書類を持ってくる。そのなかに、山路輝彦(嶋政宏)の弟・陽介から設楽に宛てた手紙があり、30年前に神奈川県藤浦市で見つかった「頭部のない白骨遺体」についての新聞記事も同封されていた。
一方の山路は、20年前に起こった沙月の姉・日和の殺害事件の再捜査を申し出るが、係長(ヨシダ朝)に一蹴される。近藤卓也(細田善彦)は、自分たちを事件に介入させない力が働いているのでは、と山路に話す。そんなところへ、沙月が来て、自分が日和や仁村聡を殺した、と自供を始める。沙月の背後に黒幕がいるとにらむ山路は、その存在を聞きだそうとするが、沙月は自分ひとりの犯行だと主張する。
その夜、櫻子の邸宅に山路がやってくる。櫻子は、陽介が設楽に託した記事や資料を見せ、陽介は、20年前の「蝶形骨」を抜き取られた事件と30年前の事件が同一犯によるものだと疑い捜査を訴えたが、署内で退けられたのだろう、と話した。
第1話 2017年4月23日「変人!偏屈!骨好き女現る!」
第2話 2017年4月30日「傷ついた迷子の少女を救え!」
第3話 2017年5月7日「届け!恩師が遺した骨と想い」
第4話 2017年5月14日「豪邸殺人!私は骨になりたい」
第5話 2017年5月21日「元教師、悲しき過去との対決」
第6話 2017年5月28日「消えた骨!教え子が隠す真実」
第7話 2017年6月4日「友よ死ぬな!呪いを見破れ!」
第8話 2017年6月11日「夕陽に隠された老婆の想い」
最終話 2017年6月25日「死神VS標本士!命は私が守る」
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