第6話「犬の毛の殺意」
とある公園の池からペットショップ経営者・真奈美(山本南伊)の遺体が発見された。真澄(原沙知絵)の検視により死因は絞殺と断定。防犯カメラの映像から自宅で殺害されたと思われるが、だとすれば、犯人はなぜわざわざ自宅近くの池に死体を遺棄したのか?
真奈美は、中堅の電気機器メーカーの佐野山社長の愛人であることがわかった。志保(羽田美智子)と村瀬(津田寛治)が佐野山に事情を聞くと、金遣いが荒い真奈美を見限り、総務の宇野(朝倉伸二)と経理の津村(青山勝)に別れるための交渉を任せていたという。津村らは犬や猫を買わされ、強欲で派手好きな真奈美に手を焼いていたようだ。
直樹(井ノ原快彦)は真奈美が経営するペットショップへ。店員の佳奈子(せんだるか)によると、真奈美は店の動物を商品のように扱っていたとか。真奈美は店のスタッフからも嫌悪されていたようだ。
マンションの防犯カメラの映像を分析していた青柳(吹越満)と矢沢(田口浩正)は、真奈美と腕を組んで部屋に入る津村を発見。勝手に任意で取り調べるが、志保と村瀬から、津村は社長の命令で真奈美に会っていたことを指摘される。結局、津村はそのまま帰宅。妻の燎子(松本紀保)も安堵する。
村瀬に激しく非難された青柳らは、証拠を手に入れようと鑑識の猪狩(伊東四朗)に現場の再捜索を依頼する。すると最初の捜索では見つからなかったスーツケースのキャスターが見つかった。キャスターから津村の毛髪と犬の毛が検出され、不倫と遺体の遺棄を認めた津村だが、真奈美は自殺だったと主張する。津村の証言の裏も取れるが、真澄が反論。そして猪狩も疑問を口にして…。
第1話 2017年4月12日「かかし殺人事件」
第2話 2017年4月19日「消えた水死体」
第3話 2017年4月26日「殺人ピアノ曲」
第4話 2017年5月3日「ねらわれた監察医」
第5話 2017年5月10日「殺しの刺しゅう」
第7話 2017年5月24日「殺人フェイク」
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