概要
1987年4月よりスタートし、枠として30周年を迎える今春の月9ドラマは、「ようこそ、わが家へ」(同系)のスタッフが再集結し、“主人公が推理をして謎を解く”という常識を覆す “主人公が推理をせずに謎を解く”という、前代未聞の設定で送るミステリー。
ミステリー作家・麻耶雄嵩による本格推理小説「貴族探偵」とその続編「貴族探偵対女探偵」を原作に、主演の相葉雅紀をはじめ、武井咲、生瀬勝久、井川遥、仲間由紀恵、滝藤賢一、中山美穂、松重豊ら豪華俳優陣が集結。主演の相葉とは全員初共演となり、出演者の多くが今作でさまざまな初挑戦をする。
ストーリー
年齢、家族、学歴、住所、さらに本名までも不明で、貴族と名乗る青年・貴族探偵(相葉雅紀)。探偵を趣味にしている貴族だが、「推理などという雑事は、使用人に任せておけばいいんですよ」と言い放つと、事件関係者の女性と会話を楽しみ始める。捜査、推理をするのは、彼ではなく、彼を取り巻く召使いたちで、貴族へ絶対的な忠誠心を持つ執事の山本(松重豊)、メイドの田中(中山美穂)、運転手の佐藤(滝藤賢一)の3人が、現場分析、証拠集めなどの捜査へと動き始める。
キャスト
貴族探偵
演 - 相葉雅紀
本作の主人公。上流階級の出身であること以外全て謎の紳士。金襟・金ボタンの注文仕立服にボルドーのロングブーツ(原作では、スーツ)を着用。趣味は探偵で運転手・執事・メイドを従えて事件現場に現れる。使用人からは『御前』と呼ばれている。物腰の柔らかい性格だが、探偵として推理することを使用人に任せており、本人は優雅にお茶を楽しんだり、事件関係者や容疑者に犯人でもある女性達を口説いたりしている。しかし、差別的なところもあり、女性に対しては常に紳士的だが、男性に対してはやや扱いが雑で、犯人であった場合、そして女性に罪を着せたり、女性に乱暴な言動を行った相手には怒りを露わにする。愛香に対しては紳士的に接するが、探偵として自分より劣っていることには、やや見下した言動を取る。愛香の悔しがる顔を特殊なシチュエーションを交えた動物の顔で例えることが多い。山本を本部長に連絡させ、本部長に頼み鼻形を平伏させるなど、警察とも繋がりがある。
高徳 愛香
演 - 武井咲
喜多見切子探偵事務所に勤める新米女性探偵。貴族探偵からは『女探偵さん』と呼ばれる。飾らない性格で、誰にでも気さくに話すが、思ったことをすぐ口に出す。推理を全て使用人に任せきりにしているにも関わらず、自らを探偵と名乗る貴族探偵のことが気に食わず、そのまま対立することになる。推理力、洞察力は優れているが、貴族探偵に勝てず、常に誤解した推理をしてしまい、無罪の人物を犯人にしてしまう。
原作では『貴族探偵対女探偵』で登場。
鼻形 雷雨
演 - 生瀬勝久
現場で事件捜査の指揮をとる刑事。階級は警部補で警察手帳をしばしば見せびらかす癖がある。警察官としての基本的な正義感は持っているが、性格は上昇志向が強く、どちらかといえばモテたい、お金持ちになりたいという個人的な願いが最大の原動力な上に警部補であるにも関わらず、殺人事件の推理は非常に的外れなものばかりで捜査も非常にずさん。ドラマ版第1話で貴族探偵と出会って以来人生が一転し、最初は貴族探偵を見下していたが、彼が山本に命令して本部長に連絡し、本部長の命令で貴族探偵の言いなりになってしまう。
常見 慎吾
演 - 岡山天音
鼻形の部下の刑事。仕事への情熱は無いが、卒なくこなす。若いが、専門用語が分からない警部補を窘めるなど、常識人。しかし、鼻形が座ろうとした椅子に座ったり、鼻形の恥ずかしい過去をあっさり高徳に教えるなど、基本ぞんざいに扱っている。
ドラマ版第4話での佐藤の行動から彼を尊敬するようになった。
実は鼻形よりも先に捜査一課に勤務していた。
玉村 依子
演 - 木南晴夏
探偵事務所の重要顧客である玉村家の令嬢。愛香とは親友。のんびりとした性格で緊張感に欠けており、ドラマ版第1話と第4話で殺人事件に二度も巻き込まれ、容疑者の1人となるが、容疑者にされても物怖じしない。貴族探偵とは父との関係でドラマ版第1話以前からの知り合いで彼に好意を抱いている。
冬樹 和泉
演 - 田中道子
青い制服を着た鑑識。優秀だが、ぶっきら棒で口が悪い。何十年も前に流行した大昔の歌謡曲を知っている。
ドラマ版第4話での佐藤の行動から彼に好意を抱き、彼の前では乙女チックモードになり、鼻形を呆れさせた。
実は鼻形よりも先に捜査一課に勤務していた。
喜多見 切子
演 - 井川遥
元探偵の女性で愛香が憧れる師匠。愛香と2人だけの場面に登場する。貴族探偵とは過去に因縁があったらしいが、ドラマでは彼との推理対決に敗れた後、謎の死を遂げたように思われていたが実際は貴族探偵の手によって死んだことにされており、実際は生きていたことがドラマ最終話で確認された。しかしイタリアでとある貴族と結婚して過ごすことにしたため愛香の元を離れることとなった。原作では、男性で本名は不明。癌で他界している。
佐藤
演 - 滝藤賢一
貴族探偵の運転手兼ボディーガード。戦闘力が高く、武闘派の犯人にも屈しない実力。ビリヤードや釣り竿の扱いに長けている。クールな性格だが再現ドラマでコミカルな表情をしたり、貴族探偵の愛香の悔しがる顔の例えに笑うなど割と表情は豊か。
事件再現ビデオでは黒子や特殊効果も担当。
田中
演 - 中山美穂
貴族探偵のメイド。紅茶の給仕だけでなく、事件再現ビデオや人物相関図を作るなど、物事の整理が得意。人物相関図では顔写真を貼るが、無い場合は似顔絵を描くが似顔絵が非常に下手。貴族探偵曰く「彼女に紅茶を出させれば右に出るものはいない」。普段は控えめだが、大衆文化、ミステリー小説や愛憎劇が好きで、そのことを語り出すと饒舌になる。
事件再現ビデオでは犯人役も担当。演技については、貴族探偵からは「大げさすぎる」と言われている。
原作では20歳前後という設定。
山本
演 - 松重豊
貴族探偵の執事。誰に対しても丁寧な口調で接する礼儀正しい性格だが、大らかすぎる故に前置きが長く貴族探偵からは「手短に」と言われている。最終回の台詞によると貴族探偵が少年だったころから使えていた。
事件再現ビデオでは被害者役・女性役も担当。貴族探偵からは「演技がうまい」。田中からは「山本さんには敵わない」と言われているが、ドラマ版第7話では「慌てすぎる」と言われている。
鈴木
演 - 仲間由紀恵
貴族探偵の秘書。ドラマ版第7話から登場。ドラマ版第7話終盤では貴族探偵から「喜多見切子を殺せ」と依頼されたが、実は本当に殺害した訳でなく切子を政宗是政から守る為に社会的に抹殺していた事がドラマ版第11話で判明した。切子を社会的に抹殺した直後に現場の警察署に県警のトップの人間として来ていた。
シンガポールで活動していたがドラマ版第10話にて日本に帰国する。
政宗是正
演 - 無し
切子が亡くなる直前まで調べていた人物。鼻形が調べたところ、公安がらみの人物でシンガポールで活動していたこと以外は一切素性不明で、顔写真も無い。9話のラストで愛香は貴族探偵の本名と推理しているが実は貴族探偵とは全く関係の無い別人。しかし貴族探偵は彼を良からぬ噂をよく聞く輩程度には知っていた模様。
具同家にとっては商売敵とされている。最終話で是正は切子が香港の海運企業の不正を暴き、利益が無くなったことで彼女を執拗に狙っていたことが判明する。しかし鈴木の活躍によって和解することになった。
ギリ
声 - 仲間由紀恵
愛香の携帯端末に装備された検索ソフト。音声入力に対応し、ネットでの情報を開示する。
シュピーゲル
貴族探偵の飼い犬。ドイツ語で鏡という意味。
ゲスト
★(事件加害者)
◆(事件被害者・死亡)
■(事件被害者・未遂)
▲ (事故死[自殺含む])
●(警察官)
第1話
畦野 智一郎〈29〉 - 内田朝陽 ★
妙見 千明〈27〉 - 平山あや
笹部 恭介〈32〉 - ハリー杉山 ◆
多田 朱美〈28〉 - 納富有沙
横井 太志〈31〉 - 阿部亮平
第2話
久下村 勇気〈46〉 - 平山祐介 ●
星川〈26〉 - 札内幸太 ●
日岡 美咲〈36〉 - 紺野まひる
松尾 早織〈27〉 - 豊田エリー
滝野 光敏〈37〉 - 丸山智己 ★
厄神 春柾〈62〉 - 大和田伸也 ◆
厄神 令子〈45〉 - 横山めぐみ ★
第3話
垂水 遥〈18〉 - 橋本環奈
浜村 康介〈28〉 - 内野謙太
古川〈53〉 - 六平直政 ●
尾崎 孝之 - 横井寛典 ●
宇和島 政人〈29〉 - 高橋努
宇和島 逸子〈31〉 - 岩佐真悠子 ◆
小関 仁美〈34〉 - 陽月華 ★
番場 周治〈54〉 - 酒井敏也
八木 多香絵〈60〉 - 大島蓉子
第4話
有畑 しずる〈20〉 - 藤川千愛 ▲
浜梨 久仁子〈39〉 - 釈由美子
小金沢 広成〈41〉 - 小松和重
有戸 秀司〈33〉 - 阿部力 ★
下北 香苗〈27〉 - 草刈麻有
赤川 和美(本名:田名部 優)〈23〉 - 柳ゆり菜
田名部 優(本名:赤川 和美)〈28〉 - 渋谷謙人 ◆
イヅナ様 - 伊藤駿太
第5話 - 第6話
豊郷 皐月〈30〉 - 加藤あい
愛知川 友也〈25〉 - 白洲迅
愛知川 真司〈62〉 - 篠井英介
金山 俊市〈28〉 - 忍成修吾 ■
桜川 弥生〈23〉- 北香那
桜川 鷹亮〈81〉- 竜雷太
高宮 悟〈29〉 - 佐藤祐基 ★ ・ ◆
水口 佳史〈28〉 - 金井勇太 ★ ・ ◆
尼子 幸介〈27〉 - 駒木根隆介 ★・ ◆
第7話
都倉 光恵〈36〉 - 広末涼子
都倉 健一 - 小木茂光 ◆
都倉 忠仁〈20〉 - 藤原季節
都倉 江梨子〈18〉- 唐田えりか
正津 幸彦〈56〉 - 堀部圭亮
旗手 真佐子〈48〉- 森口瑤子 ★
第8話
韮山 瞳 〈31〉 - 上原多香子
修善寺 潤子 〈23〉 - 樋井明日香
田京 恵 〈21〉- 三浦透子
大場 和典 〈25〉 - 松川尚瑠輝 ◆
原木 一昭 〈24〉- 中島広稀 ★
三島 純夫 〈22〉- 堀家一希
小林 - 野中隆光 ●
警察官 - 大津尋葵 ●
第9話
堂島 尚樹 〈43〉 - 中村俊介
大杉 道雄〈45〉 - 小市慢太郎 ★・◆
本宮 真知子〈42〉 - 高岡早紀 ★
水橋 佐和子 〈32〉 - 田中千絵 ◆
水橋 洋一 〈34〉 - 山中崇
貴生川 敦仁 〈42〉 - 小市慢太郎
横内 - 本多力 ●
ウェイトレス - 一双麻希
アナウンサー - 軽部真一
アナウンサー - 宮澤智
第10話 - 最終話
具同 弘基 - 桐山漣 ◆
具同 真希 - 矢作穂香★
具同 佳久 - 辰巳雄大
有岡 葉子 - 南沢奈央 ◆・★
国見 奈和 - 佐藤めぐみ
平田 早苗 - 高橋ひとみ
緒方 修 - 小松勇司 ▲
スタッフ
原作 - 麻耶雄嵩 『貴族探偵』『貴族探偵対女探偵』(集英社文庫)
脚本 - 黒岩勉
演出 - 中江功、金井紘、相沢秀幸
プロデュース - 羽鳥健一、西坂瑞城
制作 - フジテレビ
主題歌 - 嵐「I'll be there」(ジェイ・ストーム)
各話あらすじ(2017.4.17 - 6.26)全11話 平均視聴率 8.60%
第1話 2017年4月17日「推理は雑事!破天荒なニューヒーロー登場!誰よりも優雅に悪を裁く!」※初回30分拡大(21:00〜22:24)
名探偵・切子(井川遥)を師と仰ぐ新米探偵の愛香(武井咲)はクライアントの令嬢・依子(木南晴夏)の別荘を訪れ、古井戸の前で彼女の友人・笹部(ハリー杉山)の他殺体を発見。神奈川県警の鼻形(生瀬勝久)らが捜査を始める中、貴族探偵と名乗る謎の青年(相葉雅紀)が現れ、警察上層部に働き掛けて捜査に乗り出す。が、貴族は何もせず、執事の山本(松重豊)ら使用人に捜査を任せるだけ。憤る愛香は先に真相を暴こうとする。
第2話 2017年4月24日「第1発見者は御前!メイドと女探偵が推理対決で謎を解く!」 ※15分拡大(21:00〜22:09)
ミステリー作家・厄神(大和田伸也)から取材依頼を受け、編集者・美咲(紺野まひる)と車で別荘へ向かっていた愛香(武井咲)は、落石事故の現場で貴族(相葉雅紀)の一行と遭遇し、その石があった厄神の別荘へ一緒に行くことに。厄神のファンという田中(中山美穂)が興奮する中、貴族は殴られた厄神の遺体を発見。貴族から事件の捜査を譲られた愛香は対応に現れた鼻形(生瀬勝久)や田中らと、関係者から事情を聞く。
第3話 2017年5月1日「禁断の恋殺人事件!国家権力に怒れる貴族」
1週間前、廃倉庫で頭と両腕が切断された女性の遺体が見つかり、その頭と両腕を川原に埋めようとしていたとして、教師・浜村(内野謙太)が逮捕された。被害者の主婦・逸子(岩佐真悠子)が、教え子の女子高生・遥(橋本環奈)と付き合う浜村から金を脅し取っていたと分かるが、浜村は犯行を否認する。そんな中、遥から浜村を助けてと依頼された愛香(武井咲)は、捜査を開始。そこへ現れた貴族(相葉雅紀)も協力を申し出る。
第4話 2017年5月8日「温泉宿で殺人事件!孤立する宿!使用人不在で御前大ピンチ!」※15分拡大(21:00〜22:09)
愛香(武井咲)は、地下アイドル・しずる(藤川千愛)を自殺に追いやった「田名部」を捜すようファンに依頼されるが、断る。そこにやって来た依子(木南晴夏)に誘われ、愛香は願いをかなえてくれる「いづな様」が出現するという温泉へ。そこで結婚相手を探す鼻形(生瀬勝久)や、香苗(草刈麻有)という女性の付き添いで現れた貴族(相葉雅紀)と遭遇する。さらに、田名部という男性(渋谷謙人)もいづな様の儀式に参加して…。
第5話 2017年5月15日「華麗なる一族の惨劇!花婿選びの世継ぎ争いで連続殺人事件!」
政財界や医療業界にまで幅広い影響力を持つ資産家・鷹亮(竜雷太)唯一の直系の孫、弥生(北香那)の婿を選ぶ儀式が行われる桜川家。貴族(相葉雅紀)について鷹亮に聞こうとやって来た愛香(武井咲)は、鷹亮の外孫・皐月に誘われ屋敷に入り、儀式の立会人を務める貴族と遭遇する。成り行きで愛香も立ち会う中、婿の有力候補である金山(忍成修吾)が何者かに毒を盛られ重体に。早速、鼻形(生瀬勝久)らが現れ推理が始まる。
第6話 2017年5月22日「花婿候補連続殺人!身分違いの恋が生み出した事件なのか!?」
名家・桜川家当主の鷹亮(竜雷太)直系の孫・弥生(北香那)の婿候補だった3人が密室で殺された。婿選びの儀式の立会人として居合わせた貴族(相葉雅紀)と愛香(武井咲)は、それぞれ鷹亮から依頼され、捜査をすることに。貴族は3件の殺人事件を、山本(松重豊)、田中(中山美穂)、佐藤(滝藤賢一)の3人に1件ずつ別々に当たらせる。一方、愛香は桜川家執事・愛知川(篠井英介)の息子・友也(白洲迅)と弥生の関係に着目し…。
第7話 2017年5月29日「名探偵との直接対決!暴かれる貴族の秘密と謎の使用人登場!」
愛香(武井咲)は切子(井川遥)の死に貴族(相葉雅紀)が関わっているのか調べるため、切子が最後に手掛けた事件を調べる。1年前、切子は恩義のある社長・都倉(小木茂光)が密室状態の自宅書斎で自殺したと聞き、現場へ急行。後妻・光恵(広末涼子)、秘書・真佐子(森口瑤子)らに迎え入れられた切子は、密室自殺を偽装した殺人だと見抜く。そこへ貴族の一行が現れ、切子は真相にどちらが先にたどり着くか勝負をするが…。
第8話 2017年6月5日「何と女探偵に殺人容疑!色恋沙汰殺人事件は貴族の罠なのか?」
愛香(武井咲)は鼻形(生瀬勝久)から、切子(井川遥)最後の事件の場に鈴木(仲間由紀恵)という秘書がいたと聞く。切子が調べていた「政宗是正」の情報を鼻形に依頼した愛香の元に、先輩で菌類研究者の瞳(上原多香子)から連絡が。大学に准教授の瞳を訪ねた愛香は、貴族(相葉雅紀)と遭遇する。程なく、瞳の教え子・大場(松川尚瑠輝)が遺体で見つかり、元同級生の彼と過去にトラブルがあった愛香が重要参考人となる。
第9話 2017年6月12日「女探偵逆襲暴かれる貴族の真相?美しい遺体に隠された秘密!」
切子(井川遥)の事故死を検証するため現場の渓谷を訪れた愛香(武井咲)は、鼻形(生瀬勝久)に頼んで彼の後輩をカフェに呼び、資料の持ち出しを頼む。その店内で作家・大杉(小市慢太郎)と遭遇した鼻形は、大杉の妻の元女優・真知子(高岡早紀)のファンのため興奮。そんな鼻形に、貴族(相葉雅紀)一行から女性の他殺体を発見したと連絡が入る。女性は大杉夫妻らとキャンプに来た真知子の妹・佐和子(田中千絵)だった。
第10話 2017年6月19日「最終章!女探偵に悲劇が!想像を絶する貴族探偵の思惑とは?」
愛香(武井咲)は貴族(相葉雅紀)と相対し、その正体を探ろうとした切子(井川遥)を秘書の鈴木(仲間由紀恵)に殺させたという推理を語る。証拠がないとかわす貴族は、自分の前で事件を解決できたら切子の死の真相を教えると約束する。一方、愛香の元に富豪の具同家が所有する別荘に来るよう依頼する匿名の手紙と金が送られてくる。怪しみながらも依頼を受けた愛香は、具同家の嫡男・弘基(桐山漣)らが集う別荘へと赴く。
最終話 2017年6月26日「明らかになる全真相!仰天の貴族の思惑と衝撃のラスト!?」 ※15分拡大(21:00 〜 22:09)
貴族(相葉雅紀)の秘密を探るため大富豪・具同家の別荘を訪れた愛香(武井咲)だったが、そこで2件の殺人事件が発生。さらに、何者かに頭を殴られて倒れた愛香は、翌朝貴族の天幕で目覚め、昨晩到着したという彼に助けられたことを聞く。貴族から捜査を止められた愛香は、鼻形(生瀬勝久)に貴族も重要な容疑者の1人だと伝える。そんな中、鼻形ら警察と捜査を始めた山本(松重豊)たち使用人の間に戸惑いが生じていく。
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貴族探偵シリーズ - Wikipedia
タグ:貴族探偵