概要
木曜深夜に新設された「木ドラ25」第1弾は、青野春秋の同名コミックを基にした密室ミステリー。主人公の道間慎を演じるのは、人気バンド・RADWIMPSのボーカルである野田洋次郎。主演映画「トイレのピエタ」での好演も記憶に新しい野田が、今作でドラマ初出演にして初主演を果たす。
半年前から5人の美女たちとなぜか一つ屋根の下で暮らすことになった、売れない小説家の慎は、毎月100万円もの大金を女たちから支払われるが、彼女たちの目的も素性も全く分からない。回を追うごとに、一つ、また一つと解明されていく謎。やがて慎は、この奇妙な共同生活を通して、思いもよらなかった大きな運命に翻弄(ほんろう)されていく。
ストーリー
道間慎(野田洋次郎)は売れない小説家。彼は、半年前からなぜか5人の美女と一つ屋根の下で暮らしている。女たちは家賃兼生活費として、毎月100万円もの大金を慎に支払うが、彼女たちに対する質問は一切禁止されており、なぜこの家に集まってきたのか、普段は何をやっているのかなどは、一切謎に包まれたままだ。
やがて、この奇妙な共同生活を通じて、女たちの過去や存在理由などが少しずつ解明されていく。同時に、慎自身にも思いもよらなかった変化が起き始め、彼を取り巻く環境も変わっていく。そして慎が美女たちとの暮らしに幸せを感じ始めていたある日、すべてを崩壊させる事件が起きる。
キャスト
キャスト
道間慎:野田洋次郎(RADWIMPS)
なぜか5人の美女と共に暮らすことになった売れない小説家。奇妙な共同生活に翻弄されていくうち、自身の身にも思いもよらなかった変化が起き始める。
白川美波:福島リラ
コーヒーを愛する女。家の中では常に全裸で、妖艶な魅力と得体の知れないオーラを放っている。
塚本ひとみ:松井玲奈
紅茶を愛する女。無類の読書好きで常に本を読んでいる。ヨガ好きでもある。
小林佑希:我妻三輪子
ほうじ茶を愛する女。言葉数が少なく無駄話をしない。たまに優しい。
鈴村みどり:武田玲奈
アセロラジュースを愛する女。陰のある高校生で、生い立ちに何か秘密を抱えている。
開菜々果:新木優子
牛乳を愛する女。一見捉えどころがないが、大物感を漂わせている。
森口竜市:池田鉄洋
砂子:遠藤雄弥
神田武:吉村界人
ほたる:保紫萌香
三浦菜穂:井端珠里
水口栄子:筒井真理子
千葉先生:古舘寛治
桜井誠二:山中崇
花木ゆず:中村倫也
道間辰之:リリー・フランキー
スタッフ
監督:藤井道人、原廣利、桑島憲司
脚本:山田能龍、室岡ヨシミコ、中園勇也
音楽:堤裕介、SHINCO(スチャダラパー)
技術協力:ソニーPCL
美術協力:日本活動装置、ポパイアート
音響効果:メディアハウス・サウンドデザイン
CG:KHAKI
Netflix共同プロデューサー:Julian Lai-Hung、上木則安、坂本和隆
チーフプロデューサー:大和健太郎(テレビ東京)
プロデューサー:五箇公貴(テレビ東京)、堀尾星矢(イメージフィールド)
制作協力:Netflix
制作:テレビ東京、イメージフィールド
制作著作:「100万円の女たち」製作委員会
主題歌:コトリンゴ「漂う感情」
各話あらすじ(2017.4.14 - 6.30)全12話
第1話 2017年4月13日
道間慎(野田洋次郎)は売れない小説家。彼は半年前から5人の謎の美女たちと一つ屋根の下で暮らしている。美女たちは家賃兼生活費として毎月100万円もの大金を慎に支払うが、この共同生活にはいくつかルールがあり、彼女たちに対する質問は一切禁止されていた。
第2話 2017年4月20日
売れない小説家の慎(野田洋次郎)は、父が母とその交際相手を殺害した死刑囚。誰もいなくなった家で一人暮らしをしていたが、5人の謎の美女たちが現れ、現在は一緒に生活している。ある日、家では全裸の美波(福島リラ)がスランプの慎を見て、自分の仕事に誘い出す。そこで、思いもよらない美波の真実を知った慎は…。
第3話 2017年4月27日
慎(野田洋次郎)は美波(福島リラ)が経営する高級売春クラブに連れていかれ、体の関係を迫られる。そんな中、慎と5人の女たちは出版社の創立記念パーティーに招かれる。そこで、菜々果(新木優子)が注目を集める。
第4話 2017年5月4日
慎(野田洋次郎)がある日、陰のある女子高生・みどり(武田玲奈)の部屋に呼ばれると、下着姿の彼女から意外な迫られ方をする。その様子を廊下からうかがっていたひとみ(松井玲奈)は、慎に冷たく当たるようになる。
第5話 2017年5月11日
家の中では全裸で過ごす美波(福島リラ)は、女子高生のみどり(武田玲奈)に相談され、彼女に付きまとう男を抹殺しようと車ではねる。一方、口数の少ない佑希(我妻三輪子)は、実は結婚していることをみんなに明かす。
第6話 2017年5月18日
慎(野田洋次郎)の2年ぶりの新刊が発売されたが、書店では目立たない。一方、人気小説家・花木ゆず(中村倫也)の本が大量に山積みされている。そんな中、文学賞の選考会が開かれる。
第7話 2017年5月25日
慎(野田洋次郎)は最優秀文学賞を受賞するが、父親が死刑囚であることが世間に知られ、週刊誌の記者によって5人の女たちと同居していることも暴かれてしまう。
第8話 2017年6月1日
世界的大女優の菜々果(新木優子)が自室で何者かに殺害された。警察は謎の共同生活をおくる慎(野田洋次郎)と、残った4人の女たちに疑いの目を向ける。
第9話 2017年6月8日
慎(野田洋次郎)の父・達之(リリー・フランキー)の死刑が執行された。周囲で次々と人が死んでショックを受ける慎に、美波(福島リラ)は家の中で全裸で過ごす理由を告白する。
第10話 2017年6月15日
慎(野田洋次郎)は黒ずくめの男たちに放火され、自宅が全焼。部屋の中で縛られていた美波(福島リラ)が殺害される。相次ぐ事件によって、慎の小説は100万部を突破する。
第11話 2017年6月22日
菜々果(新木優子)と美波(福島リラ)が殺害され、自宅も全焼してしまった慎(野田洋次郎)。招待状の差出人の正体に気付いた慎は、佑希(我妻三輪子)を呼び出す。
最終話 2017年6月29日
菜々果(新木優子)と美波(福島リラ)を殺害した黒幕が佑希(我妻三輪子)だと知った慎(野田洋次郎)は、放心状態のまま一人暮らしを始める。
番組公式サイト
タグ:100万円の女たち