2017年4月13日からフジテレビオンデマンド(FOD)で足立梨花、岡崎紗絵のW主演によるスピンオフドラマ「決戦はアフター5」が配信された。初回放送に先駆け、3月29日からFODプレミアム会員に向けて全5話のライブストリーミング配信が行われた。
また、木曜劇場では以前から、桐谷をイメージキャラクターに起用しているコーセーが協賛スポンサーになっており、このドラマと連動した30秒のインフォマーシャルが放送されている(これにも桐谷が出演)。
原作概要
『人は見た目が100パーセント』(ひとはみためが100パーセント)は、大久保ヒロミによる漫画。『BE・LOVE』(講談社)にて2014年第1号から2015年第23号まで連載された。単行本は全4巻。
ドラマ概要
現代女性のリアルな心情を描いてきた大久保ヒロミによるコミックを原作に、製紙会社に勤務する真面目でさえない理系女子研究員の3人が、流行のメークやファッション、美容などに大真面目に向き合い研究するさまを描くラブコメディー。
ストーリー
製紙会社に勤務する研究員の城之内純(桐谷美玲)は、真面目でさえない理系女子。研究に没頭するあまり、“女子力”や“美”に背を向けた人生を歩んできたため、おしゃれ偏差値最底辺の人間になってしまっていた。
しかし仕事の都合から、自分は“女子”ではなく“女子モドキ”なのかもしれないと思い始め、研究室の同僚女子たちと3人で、流行のメーク・ファッション・美容などに関する「美の特別研究」を始めることに。果たして彼女たちは、女性たちが求める“美”を自分たちのものにして、“ステキ女子”になれるのか。
キャスト
主要人物【女子モドキ】
城之内 純
演 - 桐谷美玲
本作の主人公。製紙会社勤めの見た目はさえない真面目な理系女子研究員。研究に没頭し、「女子力」や「美」に背を向けた人生を歩んできたばかりに、おしゃれ偏差値が最底辺になってしまった。しかし、仕事の都合から、自分は「女子」ではなく「女子モドキ」なのかもしれないということに気がつき、研究室の同僚女子ふたりと一緒に3人で流行のメーク・ファッション・美容など「美の特別研究」を始める。
自宅アパートにはケアロボットが同居している。
友達の結婚式に出席した際憧れだった松浦栄子から辛辣な言葉を浴びせられ意気消沈していた所、榊から髪を褒められたことで恋をしてしまう。
前田 満子
演 - 水川あさみ
子どものいる既婚者。若いころは当時流行していたルーズソックスやミニスカート、派手なメイクとイケイケのギャルだったが、結婚して子どもが生まれた後は家事と育児に追われ、「美」や流行から取り残されてしまう。現在では「妻であり、母であるが、女でない」というタイプで、ビューティーやファッションがイケイケの時代で止まっているため、「美」についての知識がズレている。
佐藤 聖良
演 - ブルゾンちえみ
自分に圧倒的な自信があり、おしゃれをすれば可愛くなると思っているが、そのやり方がわからず、男性とも付き合った経験がないぽっちゃり女子。自分に甘く、人に厳しい性格で、「自分基準」がはっきりしており、個性的で独特なメークをしている。食べることが「美」より「恋」より大好き。
その他
榊 圭一
演 - 成田凌
純が運命的な出会いを果たすイケメン美容師。三人の働く研究所の一階にあるテナントの美容院で働いている。雑誌モデルのヘアメイクもやっている。
丸尾 拓馬
演 - 町田啓太
三人の同僚で冴えない理系男子。仕事が終わった後、密かに行われている女子モドキたちによる「ビューティー研究」を不思議がっている。ある事をきっかけに聖良から盲目的に惚れられしまうが、当人は全く気づいていない。
岸根 香澄
演 - 足立梨花
純たちと一緒に働くことになる庶務課の「ステキ女子」。最新のファッションをさらりと着こなし、流行のメイクなどにも敏感で、男性の目を引く存在。時おり純たちの「ビューティー研究」にも協力する。
森村 美優
演 - 岡崎紗絵
純たちと一緒に働くことになる庶務課の「ステキ女子」。「美の特別研究」をする純たちに、時にはアドバイスもしていく。
岡部 和人
演 - 中尾暢樹
榊圭一の後輩美容師。香澄が気になっている様子。
三沢 基樹
演 - 堤下敦(インパルス)
丸尾と同じく冴えない理系男子その2。
いわゆる「鈍感男子」で、3人の「ビューティー研究」にも辛辣な言葉を放つ。父方がハゲやすい家系だったため、髪の手入れには人一倍気合いを入れている。
國木田 修
演 - 鈴木浩介
松浦の右腕にして敏腕プロデューサー。「女子モドキ」三人に、時に優しく時に厳しくアドバイスする。
松浦 栄子
演 - 室井滋
統括マネージャーでマーキュリーも設立した敏腕女社長。見た目が散々すぎるという理由で3人のことが大嫌い。
河合 景子
演 - 安座間美優
#01・新年会場の受付と会場内に登場。#02・ラボで城之内純に計算式を渡す。その際、揺れる髪とイヤリングが主人公達に憧憬焦燥させる。
矢部
演 - 関めぐみ
研究員の一人。松浦同様3人を目の敵にしている。
スタッフ
原作 - 大久保ヒロミ『人は見た目が100パーセント』(講談社『BE・LOVE』)
脚本 - 相沢友子
音楽 - ☆Taku Takahashi
チーフプロデュース - 中野利幸
プロデュース - 草ヶ谷大輔
演出 - 松山博昭、品田俊介、永山耕三
制作 - フジテレビ第一制作センター
主題歌 - JY「女子モドキ」(ソニー・ミュージックレコーズ)
各話あらすじ(2017.4.13 - 6.15)全10話 平均視聴率 6.35%
第1話 2017年4月13日「恋も美容も苦手!!女子モドキが恋をする!? 」 ※初回15分拡大(22:00〜23:09)
純(桐谷美玲)は、東京・八王子にある製紙会社の研究員。真面目で優秀だが、おしゃれには無関心で、‘女子力’や‘美’とは無縁の人生を送ってきた。同僚の満子(水川あさみ)、聖良(ブルゾンちえみ)も同類だ。ところが、所属する研究室が化粧品メーカーに吸収され、4月から丸の内にある会社に移ることが決定。純たちは同社の新春パーティーに参加し、自分たちは進化の過程で女子になり損ねた‘女子モドキ’であると気付かされる。
第2話 2017年4月20日「恋と人生の大逆転!!」
丸の内に初出勤した純(桐谷美玲)たちは、庶務課の香澄(足立梨花)らに研究室へと案内され、統括マネジャー・松浦(室井滋)を紹介される。その後、週末の親戚の結婚式に、松浦も新郎側から招待されていると知って慌てた純は、満子(水川あさみ)、聖良(ブルゾンちえみ)の協力を得て、ドレスを選び、バッグを用意。それでも自信が持てない純に、香澄が会社と同じビル内にある美容室の榊(成田凌)にヘアメークを頼めばいいと提案する。
第3話 2017年4月27日「二人きりの夜!!女子モドキ奮闘」
純(桐谷美玲)に続き、満子(水川あさみ)と聖良(ブルゾンちえみ)も、松浦(室井滋)の目的と、自分たちがお荷物であることを知ってしまう。國木田(鈴木浩介)は見た目を改めないと居場所がなくなると忠告し、手本を見つけてまねてみてはと助言する。退社時、純は香澄(足立梨花)と美優(岡崎紗絵)に遭遇し、榊(成田凌)ら美容師との合コンに参加する羽目に。生きた心地のしない純だったが、香澄や美優を手本にしようと思い立つ。
第4話 2017年5月4日「もう止まらない想い命懸けの恋」
純(桐谷美玲)は美容師の榊(成田凌)に恋をしてしまったことを、満子(水川あさみ)と聖良(ブルゾンちえみ)に打ち明ける。しかし、アクションを起こすことはできず、榊に褒められた髪をもっと美しくするため、シャンプーについて研究することに。3人はいつもよりも高額な商品を買い求めるが、そのシャンプーを巡って、満子は夫の芳彦(山崎樹範)へのストレスを募らせる。一方、純は香澄(足立梨花)が榊と急接近していると気付く。
第5話 2017年5月11日「ポジティブ女子に福来たる」
月曜日、出社してきた純(桐谷美玲)の‘落ち武者’のような髪形に、満子(水川あさみ)と聖良(ブルゾンちえみ)はあぜん。前日、榊(成田凌)にカットの後、編み込みをしてもらったが、朝には崩れていて再現できなかったという。それでも、純はいつになく前向きだ。そんな中、3人は傘を研究して新調するが、置き忘れが気になって仕方がない。すると、香澄(足立梨花)が「なくしても得るものがあったりする」と、意味深な発言をする。
第6話 2017年5月18日「逆境から這い上がれ花束を君に」
眼鏡のフレームを曲げてしまった純(桐谷美玲)は出勤前、会社近くの眼鏡店を目指す。ところが、ガラスのドアに顔面をぶつけて倒れてしまい、居合わせた榊(成田凌)に病院まで送ってもらう羽目に。一方、出社した満子(水川あさみ)と聖良(ブルゾンちえみ)は、パソコンの作業がうまくいかず、悪戦苦闘。そこにやって来た丸尾(町田啓太)に手助けを頼む。満子は、丸尾を前にした聖良の態度を見て、その思いに気付く。
第7話 2017年5月25日「二人きりの夜に奇跡の急接近!!」
純(桐谷美玲)は、榊(成田凌)が有名アーティストのコンサートのチケット2枚を、知人から受け取る場面に遭遇。さらに、香澄(足立梨花)と美優(岡崎紗絵)の会話を聞き、それに行く相手が香澄だと気付いてショックを受ける。一方、丸尾(町田啓太)のことが気になる聖良(ブルゾンちえみ)はダイエットを決行。そんな中、週末に高校時代の同窓会を控える満子(水川あさみ)の提案により、3人は‘リフトアップ’の研究をすることになる。
第8話 2017年6月1日「運命の二人!!遂に、真実のキス」
ファッション誌から、開発中の新ファンデーションに関する取材の申し込みが入った。先方が八王子製紙から来た研究員に、写真付きで登場してほしいと言っていると聞かされた純(桐谷美玲)、満子(水川あさみ)、聖良(ブルゾンちえみ)は青ざめる。写真写りに全く自信のない3人は、香澄(足立梨花)たちに助言を求める。そんな中、機密情報の外部漏えいが発覚。噂で、自分たちが犯人だと名指しされていることを知った純たちは…。
第9話 2017年6月8日「幸せを掴んだ、女子モドキ!!」
純(桐谷美玲)と榊(成田凌)の仲が急展開。「あじさい祭り」に誘われた純に、満子(水川あさみ)、聖良(ブルゾンちえみ)が新しい服を買うよう提案する。さらに、慣れないメールのやりとりや弁当作りなど緊張が続く純に、榊は「今のままでいい」と優しい言葉を掛ける。一方、聖良は、丸尾(町田啓太)が自分のことを意識している気配を感じる。そんな中、純は奈緒子(関めぐみ)たちの実験を率先して手伝い、一目置かれることに…。
最終話 2017年6月15日「恋愛!?友情!?最後の選択と決断」
榊(成田凌)の言動と恋愛観に戸惑う純(桐谷美玲)は、自ら別れを切り出す。満子(水川あさみ)、聖良(ブルゾンちえみ)は、その決断を支持。しかし、初めての失恋の痛手は大きく、見かねた満子たちは、あの手この手で純を元気づける。ところが、路上で榊と遭遇した純は、感情に流されてよりを戻す。その上、これまで温かく見守り、今回はいろいろ気遣ってくれた満子たちを怒らせる発言をしてしまい、純は2人から孤立することに…。
各話視聴率
番組公式サイト
人は見た目が100パーセント - Wikipedia