2017年01月30日

真昼の悪魔 TOP

『真昼の悪魔』は、フジテレビ系(毎週土曜 23:40〜24:35)で、2017年2月4日から同年3月25日まで、放送された。全8話。主演は田中麗奈。


概要
突然現れた隣人がごく普通の家族を崩壊させるスリリングな展開が話題を呼んだ、“オトナの土ドラ”第1弾「火の粉」(同系)のスタッフが再集結し、昭和55年に発表された遠藤周作の同名小説を連続ドラマ化。奇怪な事件やトラブルの相次ぐ病院を舞台に、田中麗奈演じる優秀な美人外科医・大河内葉子の裏の顔を描くサスペンスで、虚ろな心の隙間を埋めるために悪魔の所業を重ねる葉子の恐ろしさだけでなく、登場人物それぞれが抱える心の闇にもスポットを当て、衝撃の結末へと突き進んでいく。


ストーリー
作家志望の青年・難波聖人(中村蒼)が、ある日腹部に猛烈な痛みを覚え、病院に運ばれた。対応した医師の大河内葉子(田中麗奈)は、虫垂炎だと診断し、激痛に耐える難波の顔を両手で包み込んで、優しく声を掛ける。美しい女神のような葉子の姿に、難波は地獄の痛みが和らいだ気がする。

手術後入院することになった難波は、ふとしたきっかけで清掃員の芳賀明善(篠原篤)と知り合う。少々おせっかいだが、愛想がよくおしゃべりな芳賀と意気投合した難波は、葉子が担当医になって喜ぶ。しかしそれは、大いなる絶望と破滅への入り口だった。


キャスト
大河内 葉子
演 - 田中麗奈
関東女子医大付属第三病院外科医。
美人で優秀な外科医。社交的で明るい性格な上、患者にも親切なため評判が良い。しかし本当は、幼いころからあらゆる出来事に対して心が動かず、無感動かつ無道徳な裏の面を持っている。 苦しんでいる人を見ても、かわいそうと思うことがなく、罪悪感も持ち合わせていない。ターゲットとなる人物が現れると、衝動的に悪のスイッチが入る。

難波 聖人
演 - 中村蒼
入院患者で葉子の担当患者。塾のバイト講師で、小説家志望。
小説家としてはいまだ芽が出ず、塾講師のアルバイトをしている。小説に関する知識が深く、好奇心旺盛な性格。緊急入院した病院で、担当医となった葉子に好意を持つが、やがてその存在に疑問を持ち始める。

芳賀 明善
演 - 篠原篤
関東女子医大付属第三病院清掃員。 暇を持て余していて、話し相手を求めている。病院の内部事情に詳しく、病院内で起こる不可解な出来事を難波と共に暴こうとする。

吉田 誠
演 - 鈴木省吾
関東女子医大付属第三病院外科部長。

渡来 倫子
演 - 福田ゆみ
関東女子医大付属第三病院外科医。

浅川 純
演 - 瑛蓮
関東女子医大付属第三病院外科医。

相沢
演 - 川本成(あさりど)
関東女子医大付属第三病院心療内科医。

大河内 徳広
演 - 村井國夫
葉子の父。

宮島 浩介
演 - 原田龍二
大塚のライバルグループのホテルチェーンを創業した実業家。

大塚 光
演 - 大倉孝二
大手ホテルグループ御曹司。

神父
演 - 伊武雅刀
関東女子医大付属第三病院の近くにある教会の神父。

ゲスト
小林 照美
演 - 朝加真由美(第1話)

梶本 喜子
演 - 宮地雅子(第1話)

加能 学
演 - 水野智則(第1話)

大塚 陽一
演 - 団時朗(第6話)

竹居 道明
演 - 坂上忍(最終話)

スタッフ
原作 - 遠藤周作『真昼の悪魔』(新潮文庫刊)
脚本 - 香坂隆史
音楽 - 大間々昂、兼松衆、田渕夏海
協力プロデューサー - 市野直親(東海テレビ)、千葉行利(ケイファクトリー)
プロデューサー - 遠山圭介(東海テレビ)、高橋史典(ケイファクトリー)、馬場三輝(ケイファクトリー)
制作著作 - ケイファクトリー
制作 - 東海テレビ

主題歌 - 倖田來未「On my way」(rhythm zone)


各話あらすじ(2017.2.4 - 2017.3.25)全8話 平均視聴率 3.44%
第1話 2017年2月4日「衝動」ラテ欄「「衝動」女神のような女医のウラの顔」 視聴率 3.1%
 病院に腹痛を訴える青年・難波(中村蒼)が搬送される。医師の葉子(田中麗奈)は的確かつ優しく処置し、難波は痛みが和らぐ思いがする。手術が無事成功した難波は、入院中の病室の引き出しから奇妙なメモを見つけ、好奇心から清掃作業員の芳賀(篠原篤)に内容を調べてもらう。一方、老母の入院費や治療費の工面に悩む娘の照美(朝加真由美)に、葉子は力になるとほほ笑む。だが、照美が病室を離れると、葉子の態度は一変する。

第2話 2017年2月11日「実験」ラテ欄「「実験」幼き者をつまずかせる者は」 視聴率 3.3%
 老女が謎の死を遂げた。葉子(田中麗奈)は教会のざんげ室で、人が苦しむ姿から生への実感が得られると語り、神父(伊武雅刀)はそこに悪魔の存在を感じとる。一方、難波(中村蒼)は葉子に、死亡患者名が記されたメモの話をするが、それ以降、原因不明の腹痛に見舞われるように。そんな中、仲良しの女児の退院を寂しく思う男児が「まだ治らなければいい」と言うのを聞いた葉子は…。

第3話 2017年2月18日「命日」ラテ欄「「命日」悪魔が親に手を掛けるとき」 視聴率 3.5% 
 教会で父・徳広(村井國夫)を殺害すると語った葉子(田中麗奈)は、徳広の食事を作るようになる。一方、ホテル経営者の息子・大塚(大倉孝二)は再び葉子を誘う。そのデートの際、葉子に興味を抱いた実業家の宮島(原田龍二)は大塚を挑発する。病院内で起こる事件と葉子の関連を疑う難波(中村蒼)は執刀医が葉子であることに不安を抱く。だが、葉子に説得され、手術に同意してしまう。

第4話 2017年2月25日「背信」ラテ欄「「背信」悪魔の囁き…恐怖の人体実験!」 視聴率 3.8%
 葉子(田中麗奈)の父・徳広(村井國夫)が他界。その死に疑問を抱きつつ、難波(中村蒼)は葉子の手術を受けることに。麻酔で意識が薄れる中、難波は葉子から衝撃の事実を明かされる。一方、外科医の渡来(福田ゆみ)は担当する政治家の症状が改善せず焦っていた。葉子は、認可されていないが効果が期待できる新薬の投与を提案し、副作用が心配なら他の患者で実験をと吹き込む。

第5話 2017年3月4日「挑発」ラテ欄「「挑発」神父VS悪魔の女医」 視聴率 4.4%
 葉子(田中麗奈)は愛を説く神父(伊武雅刀)に反発心を抱き、自分の生き方を宣言。2人の対立は深まる。一方、心療内科に入院する難波(中村蒼)は、まるで洗脳されたかのように葉子に従順になっていた。葉子は亡き父・徳広(村井國夫)が最後に言いたかったことの意味を知るため、難波に自分の生い立ちを題材にした小説を書かせる。その頃、葉子と婚約した大塚(大倉孝二)には、葉子を中傷する差出人不明のメールが多数届いていた。

第6話 2017年3月11日「復讐」ラテ欄「「復讐」悪魔への反撃のシナリオは?」 視聴率 3.1%
 大塚(大倉孝二)の父・陽一(団時朗)が診察を受けに来た。率直な物言いの葉子(田中麗奈)を気に入った彼は入院を決める。その頃、病院から脱出した難波(中村蒼)は、葉子への復讐のシナリオを練り始める。陽一の余命は長くはなかった。だが、わがままで尊大な彼は大塚に、自分が死んでも会社を継げないよう遺言書を書き換えると言い放つ。怒りに震える大塚に対し、葉子は遺言書の変更の前に陽一を死に至らしめる提案をする。

第7話 2017年3月18日「挑戦」ラテ欄「「挑戦」命を懸けた悪魔の大勝負」 視聴率 2.8%
 葉子(田中麗奈)への復讐を実行するため、難波(中村蒼)は神父(伊武雅刀)に協力を求め、自身は心療内科の病室へ戻る。そんな折、病院に数々の不審死を引き起こした犯人として葉子の名前を記した匿名の告発文が。葉子は否定するが、さらに謎のDVDが届く。葉子は教会へ行き、神父と対面する。かつて葉子を挑発してきた神父は、以前の姿に戻っていた。いら立った葉子は神父の本当の病名を宣告。それでも愛を説く神父に…。

最終話 2017年3月25日「贖罪」ラテ欄「「贖罪」愛を知った悪魔の行く末は」 視聴率 3.5%
 大塚(大倉孝二)と結婚した葉子(田中麗奈)は女児をもうけ、地方で診療所を開いていた。一方、小説家として活躍する難波(中村蒼)は、葉子を主人公とした物語を書くため3年ぶりに神父(伊武雅刀)と会う。難波が葉子を訪ねることを知った神父は、彼女の中で眠っているであろう「悪魔」が目覚めていないかを見定めてくるよう求める。その頃、診療所に、葉子にかつて散々な目に遭わされた人物が訪れ、娘を盾に葉子を脅していた。


番組公式サイト
真昼の悪魔 - Wikipedia
タグ:真昼の悪魔

『真昼の悪魔 TOP』の上へ

『ドラマハンティングP2G』のトップへ

posted by Dhunting | Comment(0) | TrackBack(0) | 各ドラマTOPページ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
ドラマ/アイウエオ順検索