京都市内の山中で、血まみれの男性の遺体が発見された。榊マリコ(沢口靖子)の検視の結果、死因は頸動脈を鋭利な刃物で切られたことによる失血死だとわかるが、靴と上着に血液が付着していなかったことから、犯人は殺害後、遺体に上着を着せ、靴を履かせたようだった。被害者の靴下にはピンク色の繊維片が付着しており、死の直前、ピンクのじゅうたんが敷かれた部屋にいたものと思われた。
まもなく死体の身元が、強盗罪で服役した過去を持つ川越礼司(ダンカン)と判明する。川越はかつて結婚していたが、10年前、強盗未遂事件を起こしたのを機に離婚。元妻・安積素子(熊谷真実)は娘の礼菜(秋月三佳)を育てながらハウスクリーニングの会社で働き、現在は“掃除の達人”としてメディアに登場するほど有名になっていた。
素子の自宅にピンク色のじゅうたんが敷いてあることを知ったマリコたち科捜研は、彼女の家へ。すると、じゅうたんの繊維が、なんと川越の靴下に付着していたものと一致する! しかし、どの部屋からも血液反応が出ないばかりか、洗剤や漂白剤を使用した痕跡も検出されなかった。
“掃除のプロ”である素子は、犯行の痕跡を自らのテクニックを駆使して消したのか…!? しかし、洗剤を使わずに、血液反応まで消す方法はあるのだろうか…!? 犯行現場を特定するため、マリコは素子が証拠を隠滅した掃除テクニックを突き止めようとするが…!?
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