高杉(小林且弥)から志帆(吉田 羊)の娘がすでに亡くなっていることを聞き、自身の目でそれを確かめた雪野(相武紗季)。ならば、志帆に見えているのは幻覚ではないか――雪野はますます志帆のことが気になる。
街中で突然倒れた男性が運び込まれてきた。男の名前は神田光一郎(田中幸太朗)。対応した藍(白鳥久美子)は低血糖と判断して処置をするが、しばらくすると、神田は激しいけいれんを起こす。
血液検査の結果、原因は低ナトリウム血症だと分かるが、志帆は藍と2人で問診に訪れた際、神田が「女医さんが4人も来てくれた」と話していたことが気になっていた。
一方、藍は外資系の金融マンを名乗り、独身で恋人もいないという神田にひそかに恋心を抱いていた。神田もまた、そんな藍に絶大な信頼を寄せている様子。
その後、神田が後頭部の痛みを訴え、突如、錯乱状態に陥ったことから、藍は脳炎を疑い、髄液検査を行うが、緊張から救命救急医らしからぬミスをしてしまう。それにより検査は延期となるが、もし脳炎なら、一刻も早く治療をしないと命を落としかねない。すぐに薬が投与され、症状は治まると思われたが、その夜、神田は薬の副作用で腎不全を起こしてしまう。
神田から「先生のことが好きです」と告白され、退院後のデートにも誘われた藍は、何とかして神田を助けようとするが、容態は悪くなるばかり。
そんななか、志帆は神田が自分の職業や、感じている体の痛みについてウソをついていることを見抜く。実は、神田の病気はビタミンB1欠乏症で、そのせいで記憶障害を起こしていたのだ。錯乱したのは状況が把握できなかったからで、ウソをついたのも、失った記憶を埋めるために無意識に話を作っていたから。
さらに志帆は、いるはずもない女医が見えた視覚障害もビタミンB1欠乏症による神経症状だと話す。ということは…神田の愛の告白もウソ――!?
状況をのみ込めない藍は急いで神田の元へ駆けつけるが、そこには神田を捜していたという妻が見舞いに来ていた。しかも藍への告白をまったく覚えていない様子の神田。恋に破れた藍はショックを受けるが、医師として気丈に神田夫妻を励まし、自身もまた、志帆たちの励ましで何とか失恋から立ち直る。
その日の帰り道、真央(藤澤 遥)と歩いていた志帆は雪野に声をかけられ、橘家の墓を訪ねたことを打ち明けられる。そして、「橘先生は……幻覚を見ているんですよね?」と聞かれて…。
第1話 2016年10月17日「手術しない天才外科医!!原因不明の病を推理」
第2話 2016年10月18日「母想いの水泳選手が謎の病」
第3話 2016年10月25日「ハロウィン集団発症事件簿」
第4話 2016年11月1日「対決!女医と女将と大女将」
第5話 2016年11月8日「頻発する脳梗塞の謎を発見」
第6話 2016年11月15日「医療ミス!?度重なる心不全」
第8話 2016年11月29日「人食いバクテリアに感染!?」
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