「代謝していこう」
三木治(忍成修吾)は、薄暗い開店前の吉祥寺・ハモニカ横丁でうつろな顔をして歩いていた。
『停滞している。やる気も出ない。生活を変えたら、何か変わるのかな…』そう心の中でつぶやくと「重田不動産」の前で立ち止まり、その扉を開ける。重田不動産を経営する双子姉妹、富子(大島美幸)と都子(安藤なつ)を前に、物件申込書に希望の条件と引越し理由を記入する治。聞けば、物書きを目指していて夜に執筆をしているのだが隣人がうるさくて集中できないという。
小説が大好きで、又吉直樹の「火花」がよかったのでなんとなく舞台となった吉祥寺を選んだ、と話す治に対して重田姉妹がこう言い放つ。「じゃ、吉祥寺やめよっか」。重田姉妹が治を連れてやってきたのは『神楽坂』。突然希望の吉祥寺ではなく別の街に連れてこられて戸惑う治だったが、重田姉妹に神楽坂の魅力的なスポットを案内され、徐々に興味をひかれていく…。
第1話 2016年10月14日「雑司ケ谷」ラテ欄「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」
第2話 2016年10月21日「五反田」ラテ欄「転職ガール」
第4話 2016年11月4日「秋葉原」ラテ欄「始められる場所」
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