2016年09月29日

とげ 小市民 倉永晴之の逆襲 TOP

『とげ 小市民 倉永晴之の逆襲』は、フジテレビ系(毎週土曜 23:40〜24:35)で、2016年10月8日から同年11月26日まで放送された。全8話。主演は田辺誠一。


概要
市役所勤めのストレスフルな地方公務員を主人公にした、山本甲士による小説「とげ」を連続ドラマ化。市民から寄せられるさまざまなクレームをはじめとし、会社、家族、仕事のストレスで我慢の限界に達しながらも、日々の任務に奮闘する主人公の姿を通して、日常生活の中で誰にでも起こる緊急非常事態を、ユーモアとペーソスを絡めながら描く。

市役所の市民相談室勤務、真面目できちょうめんな性格だが、話し相手は飼育している熱帯魚のアロワナだけという主人公・倉永晴之を、フジテレビ系連続ドラマ初主演の田辺誠一が演じる。脇を固めるのは、西田尚美、西村和彦、木の実ナナ、鹿賀丈史。


ストーリー 
倉永晴之(田辺誠一)は、妻・裕美(西田尚美)と息子の3人でつつましく暮らす小市民。わにのくに市役所に勤務する地方公務員だが、市民相談室に異動してからの3年間は、ひっきりなしに寄せられる苦情や要求の対応に追われ、胃痛と戦う毎日だ。共に働くメンバーは、見栄っ張りで小心者の上司、気持ちの浮き沈みの激しいアラフォー女子、コミュニケーションを一切取ろうとしないミニスカ厚化粧女子。

そんな晴之の唯一の楽しみは、飼育している熱帯魚のアロワナに愚痴りながら飲む発泡酒。そんな中、日々のストレスや常連モンスタークレーマーの登場で、ついに晴之の堪忍袋の緒が切れる。


キャスト
倉永 晴之
演 - 田辺誠一
わにのくに市役所・市民生活部市民相談室の係長。真面目できちょうめんな性格。3年前に現部署に異動してから、ストレスフルな日々を送っている。友達もおらず、飼っているシルバーアロワナだけが話し相手。妻の裕美と、小学3年生の長男・真也との3人家族。

倉永 裕美
演 - 西田尚美
晴之の妻。わにのくに市役所・市民生活部文化会館勤務。もともと上昇志向が高く、できる女を目指していたが、晴之と職場結婚し真也を出産した際に休職。復職後は子育て中心の生活になった。さっぱりした性格とスタイルの良さで、真也のクラスでも人気の美人ママ。

倉永 真也
演 - 五十嵐陽向
晴之と裕美の息子。小学3年生。

白銀 佳代
演 - 木の実ナナ
常連クレーマー。いつも薄いサングラスをかけており、「赤目」と呼ばれている。晴之の前によく現れるが、その生活ぶりは謎。

鳥塚 陽一
演 - 山口良一
市民相談室室長。

加納 民夫
演 - 日野陽仁
市民相談室主幹(課長)。

船津 真紀
演 - 原扶貴子
市民相談室職員。

原山 武史
演 - 内田滋
市民相談室職員。

橘 絵里加
演 - 瀧内公美
市民相談室職員。

柿園 まみ
演 - 遊井亮子
真也のクラスメートの母。

三池 徹
演 - 大河内浩
総務部長。

長田 孝治
演 - 西村和彦
わにのくに市役所・環境部環境課課長。ボタンウキクサ対策班。統率力のあるリーダータイプで、晴之が唯一尊敬している人物だが、実は現市長を次期選挙で落選させるため、晴之を利用しようとしている。

常磐 栄太
演 - 鹿賀丈史
わにのくに市長。スタンドプレーが得意で、ひらかれた市政をうたい市民には人気があるが、腹黒い一面がある。中央政界進出の野望を持つ。

スタッフ
原作 - 山本甲士『とげ』(小学館文庫刊)
脚本 - 三國月々子、大林利江子、小川眞住枝
監督 - 本橋圭太、岡嶋純一
プロデューサー - 西本淳一(東海テレビ)、岩ア文(ユニオン映画)
制作著作 - ユニオン映画
制作 - 東海テレビ

主題歌 - BEGIN「網にも掛からん別れ話」(テイチクエンタテインメント)


各話あらすじ(2016.10.8 - 2016.11.26)全8話 平均視聴率 3.18%
第1話 2016年10月8日「倉永晴之、毎日 毎日 とげだらけ」ラテ欄「毎日毎日とげだらけ…不条理に立ち向かえ」 視聴率 3.6%
 晴之(田辺誠一)は「わにのくに市役所」市民相談室の主査。日々、市民の意見や苦情の対応に追われている。ある日、空き地の巨額の管理費が市民団体の標的になった。土地開発公社の住吉(村杉蝉之介)が放置していた問題だが、住吉は晴之に責任転嫁する。その一方で、晴之は自宅でも車のタイヤに穴を開けられるなどの嫌がらせを受けていた。妻・裕美(西田尚美)は市民相談室にいるせいだと言い、異動願を出すよう夫に迫る。

第2話 2016年10月15日「倉永晴之、職場に家庭にトラブル巻き込まれすぎ」ラテ欄「職場に家庭にトラブル巻き込まれすぎ…流石に参った」 視聴率 3.6%
 晴之(田辺誠一)の上司・加納(日野陽仁)が有価証券偽造の容疑で逮捕された。晴之は、逮捕の情報をつかんで市役所内で取材する新聞記者の八嶋(清水伸)と、公園にワニが出没すると訴え証拠写真を持ち込んだ‘常連クレーマー’白銀(木の実ナナ)への対応に追われる。一方、家では、息子の真也(五十嵐陽向)がけがをした。連れて行った病院で虐待疑惑を掛けられてしまった晴之は、裕美(西田尚美)の説明が原因ではと憤慨する。

第3話 2016年10月22日「ワニ騒動に夫婦ゲンカ。晴之のストレスはマックスに!!」ラテ欄「ストレスもはや限界!?晴之ついにキレる!」 視聴率 2.7%
 池でワニの尾らしきものを見た晴之(田辺誠一)は上司の鳥塚(山口良一)に報告するが、相手にされない。一方、晴之と妻・裕美(西田尚美)が大げんかに。裕美は自身の退職金の半分を傷害事件の示談金に充てると晴之が勝手に決めたと激怒し、晴之は事件の際、裕美が若い男性と一緒にいたことを追及する。翌日、晴之は水草駆除のことで、環境課長の長田(西村和彦)に呼び出される。

第4話 2016年10月29日「こんなことで俺は負けんぞ、絶対に負けん!!」ラテ欄「市長の暴行と上司の圧力、妻の家出まで…俺は絶対負けない!」 視聴率 2.3%
 市長の常磐(鹿賀丈史)に突き飛ばされてけがをした晴之(田辺誠一)は、帰宅してそのまま就寝する。翌朝、晴之は裕美(西田尚美)が真也(五十嵐陽向)を連れて家を出たと知り、あぜん。裕美に内緒で電話をかけてくれた真也に涙腺が緩む。一方、登庁した晴之は上司の三池(大河内浩)らから、常磐の暴力をなかったことにするよう迫られる。それに応じれば裕美の免職を懲戒から諭旨に切り替えると言われ、晴之はある作戦に出る。

第5話 2016年11月5日「倉永晴之vs常磐市長」ラテ欄「和解か?さらなる対立か?晴之VS市長再び」 視聴率 3.1%
 晴之(田辺誠一)はクレーマー・白銀(木の実ナナ)とのワニ騒動の件で警察に事情聴取される。疲れ果てて帰宅すると、裕美(西田尚美)の諭旨免職決定のファクスが市役所から届く。そんな中、総務部長・三池(大河内浩)が、常磐(鹿賀丈史)と晴之の和解の場を設定。高級料亭で常磐と2人だけで会った晴之は、常磐に裕美の再就職と自身の昇進の確約を請いつつ酒をつぐ。だが、酔いが回り雄弁になった常磐に、晴之はあることを仕掛ける。

第6話 2016年11月12日「倉永晴之を待ち受ける次の試練」ラテ欄「常磐市長出馬断念!運命の市長選の行方は?」 視聴率 3.2%
 晴之(田辺誠一)は常磐(鹿賀丈史)からの暴行を告発し、警察は捜査を開始。だが、長田(西村和彦)は、二度目は自作自演ではと晴之に問う。一方、裕美(西田尚美)は自身が再就職できるよう長田らの約束を取り付けた晴之に感謝。そんな時、裕美の傷害事件の相手が急死したとの連絡が入る。常磐が出馬を断念する中、市長選挙が始まる。投票前夜、倉永家に何者かが侵入し晴之らを襲う。

第7話 2016年11月19日「土地開発公社で晴之が知った疑惑とは?」ラテ欄「談合疑惑に収賄まで…不正に立ち向かえ!」 視聴率 4.2%
土地開発公社に出向となった晴之(田辺誠一)は、空き地の管理費問題で以前衝突した住吉(村杉蝉之介)の下で働くことに。ある日、晴之は公共工事で入札談合が行われているのではとの疑念を抱く。帰宅してそれを裕美(西田尚美)に明かすと、事なかれ主義でいるよう説得される。そんな中、談合に気付かれたことを察した住吉は資料を処分し、晴之に対し証拠はないと開き直る。

最終話 2016年11月26日「晴之の決意、奇跡を起こすか?」ラテ欄「勝算なき選挙戦…晴之は奇跡を起こすか?」 視聴率 2.7%
 市役所を退職した晴之(田辺誠一)は、離婚覚悟で裕美(西田尚美)に市議会議員に立候補したいと相談する。驚く裕美だったが、離婚届を破り、晴之を応援すると告げる。やがて、記者会見を開いた晴之は、熱意がこもった公約としがらみのない選挙活動を宣言。だが、勝算のないその内容に記者たちはあきれる。そんな中、晴之と似たモデル男性を起用している自殺防止ポスターがテレビで流れ、それが晴之の選挙活動を後押しする。


番組公式サイト
とげ (小説) - Wikipedia

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