2016年09月26日

地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子 TOP

『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』(じみにスゴイ! こうえつガール・こうのえつこ)は、日本テレビ系「水曜ドラマ」枠(毎週水曜 22:00〜23:00)にて、2016年10月5日から同年12月7日まで放送された。主演は石原さとみ。全10話。初回と最終回は10分拡大。


原作
『校閲ガール』(こうえつガール)は、宮木あや子による小説シリーズ。第1作は2014年3月14日にKADOKAWAから出版された。


概要
出版社の校閲部を舞台にした宮木あや子のシリーズ小説を石原さとみ主演でドラマ化。校閲とは、編集者から途中段階の文章や原稿を預かって深く読み込み、内容の誤りや不備な点を調べて直し正すこと。例えば、「『一番最初』だと、『一番』の意味が二重になる」「現在○○線に○時○分の列車は存在しない」などと指摘するのが校閲者の仕事だ。

ドラマでは、ファッション雑誌の編集者を目指して出版社に入ったものの校閲部に配属された河野悦子(石原)が、文章と対峙することにやりがいと喜びを見いだし、作家に直接会いに行ったり、事実確認のために現場に乗り込んだりと、本来は地味な校閲の仕事に新風を起こしていく姿が描かれる。



ストーリー 
おしゃれが大好きな28歳の河野悦子(石原さとみ)は、夢だったファッション雑誌の編集者を目指し、出版社に途中入社した。だが、彼女が配属されたのは校閲部。編集者から渡された「ゲラ」と呼ばれる途中段階の原稿をくまなくチェックし、文章の間違いや矛盾、疑問点を指摘する業務に従事する地味な部署だ。

しかし、好奇心が旺盛な悦子は、どんな仕事でも真っ向勝負。校閲の仕事にも情熱を持って向き合い、小説の些細な点が気になって舞台となる地方に直行したり、週刊誌が追う事件の真実を確かめに現場に潜入取材したり、矛盾点を作家に訴えて内容を大幅に変更させたりと、本来の業務の枠を飛び越えて大暴れしていく。


キャスト
河野 悦子〔28〕
演 - 石原さとみ
景凡社校閲部員。栃木県出身。本来はファッション誌「Lassy」の編集部を希望し、7回目の就活で採用されたが、配属されたのは校閲部だったため、いつの日か「Lassy」に移るのを目標としている。

初めのうちは校閲の仕事に対してあまり積極的ではなかったが、慣れるに連れて本から様々な知識を得るようになり、その知識を「Lassy」の編集部に移った際に活かそうと思うようになる。「Lassy」の校閲の応援に行った際、後述の波多野に失敗を叱責されたためショックを受け、翌日人が変わったようになり、ファッションも地味になってしまった。

料理は、後述の作家桜川葵に「家庭的」と言われたほど上手い。 後述の「是永 是之」を初見で「ぜえい ぜえ」と誤って読んでしまい、以後その読み方が癖になってしまった。 「Lassy」のファッションショーに行った際、幸人が「是永 是之」であることを貝塚に教えられた。

場面転換の際、次のシーンでの彼女のファッションが表示される。

折原 幸人〔23〕
演 - 菅田将暉
大学生。「是永 是之(これなが これゆき)」のペンネームで作家業もしているが、そのことを公表していなかった。いわゆる覆面作家。

実は、後述の大御所作家・本郷の息子で、覆面作家であることを公表しなかったのは父の名を辱めないようにするためだった。

住んでいたアパートを追い出されたため、森尾にルームシェアを提案され、彼女の部屋に転がり込み、同居を始める。その後、森尾の後押しもあり、読者投票により、「Lassy」の男性専属モデルに選ばれた。そのことによりモデルとしての収入を得たため、ルームシェアを解消した。その後は本郷と同居している。

森尾 登代子〔26〕
演 - 本田翼
悦子の高校の後輩。景凡社のファッション誌「Lassy」編集者。
前述の通り、幸人を自分のマンションに住まわせていた。

貝塚 八郎〔36〕
演 - 青木崇高
景凡社文芸編集部の編集者。悦子を所属部署に掛けて「コーエツ」と呼んでいる。
森尾に好意を抱いている。

茸原 渚音〔51〕
演 - 岸谷五朗
景凡社校閲部部長。部下に対して敬語を使う。

藤岩 りおん〔35〕
演 - 江口のりこ
景凡社校閲部員。既婚者。

米岡 光男〔36〕
演 - 和田正人
景凡社校閲部員。

尾田 大将〔48〕
演 - 田口浩正
おでん屋の大将。

今井 セシル〔23〕
演 - 足立梨花
景凡社受付。悦子のことを「コーエツ先輩」と呼び、仲が良い。
イタリア人の彼氏がおり、イタリア語が話せる。そのため、悦子が街でイタリア人に依頼した寄せられたSNSの返事の文章を翻訳した。

佐藤 百合〔25〕
演 - 曽田茉莉江
景凡社受付。

正宗 信喜〔23〕
演 - 杉野遥亮
印刷会社の営業。
米岡とは、互いにプロレス観戦に行くほど仲がいい。

青木 祥平〔26〕
演 - 松川尚瑠輝
景凡社の校閲部員。

坂下 梢〔40〕
演 - 麻生かほ里
景凡社の校閲部員。

目黒 真一郎(50〕
演 - 高橋修
景凡社の校閲部員。

東山
演 - ミスターちん
おでん屋の常連客。

西田
演 - 長江英和
おでん屋の常連客。

北川
演 - 店長松本
おでん屋の常連客。

亀井 さやか〔42〕
演 - 芳本美代子
景凡社のファッション誌「Lassy」編集長。

波多野 望〔35〕
演 - 伊勢佳世
景凡社のファッション誌「Lassy」副編集長。
仕事に厳しい一面があり、部下の編集部員を叱りつけることもある。悦子の校閲の失敗も厳しく叱責した。

ゲスト
本郷 大作〔65〕(第1話・第7話・第9話・最終話)
演 - 鹿賀丈史(特別出演)
大御所のミステリー作家。前述の通り、幸人の実父。

小森谷 亜季(第2話)
演 - ともさかりえ
本を出版する人気ブロガー。

四条 真理恵(第3話)
演 - 賀来千香子
人気作家。

杉本 あすか〔28〕(第4話)
演 - 南沢奈央
自叙伝を発売する清純派女優。

山ノ内 隆(第4話)
演 - 山中聡
女優杉本あすかを追うゴシップ誌「週刊往来」の記者。

フロイライン登紀子(第5話)
演 - 川原亜矢子
悦子が大ファンだった伝説のスタイリスト。

桐谷 歩(第6話)
演 - 安藤政信
編集者の貝塚が過去に担当していた元作家。ある事情から筆を折り、貝塚を恨んでいる。

三宅さん(第6話)
演 - 三宅宏実
幸人が子供たちと腕相撲をしている場に現れ、彼と勝負をする。

蛭子 能収(第7話)
演 - 蛭子能収
本郷が仕事を通じて知り合った漫画家。幼かった幸人に「絵が下手」と評された。

桜川 葵(第8話)
演 - 伊藤かずえ
恋愛小説家。茸原がかつて担当していた。

スタッフ
原作 - 宮木あや子『校閲ガール』(KADOKAWA)
脚本 - 中谷まゆみ
音楽 - 大間々昴
チーフプロデューサー - 西憲彦
プロデューサー - 小田玲奈・森雅弘(日本テレビ)、岡田和則(光和インターナショナル)
演出 - 佐藤東弥 他
制作協力 - 光和インターナショナル
製作著作 - 日本テレビ

主題歌 - 栞菜智世「Heaven's Door 〜陽のあたる場所〜」(ユニバーサルミュージック)


各話あらすじ(2016.10.5 - 2016.12.7)全10話 平均視聴率 12.36%
第1話 2016年10月5日「なんで私が校閲に?オシャレ校閲ガールが大暴れ!」※初回10分拡大(22:00〜23:10)
 悦子(石原さとみ)は愛読するファッション誌の編集者を目指し中途採用試験を受け続けて7年。やっと採用されるが、配属先は文章の誤りや不備を訂正する「校閲部」だった。抗議する悦子に対し、部長の茸原(岸谷五朗)は、仕事ぶりが認められれば異動もあり得ると話す。そんな悦子が社内で高校の後輩・森尾(本田翼)と遭遇。悦子が志望する編集部にいる森尾は、男性モデル探しを命じられ、大学生の幸人(菅田将暉)に注目する。

第2話 2016年10月12日「毒舌&型破りな校閲ガール!張り切り過ぎて大失敗」
悦子(石原さとみ)は、作家・是永是之の小説の初校に苦しむ。編集者の貝塚(青木崇高)はそんな悦子に、是永の経歴を話す。一方、森尾(本田翼)は、モデルとしてスカウトした幸人(菅田将暉)を編集長の亀井(芳本美代子)に引き合わせる。そんな中、悦子は人気主婦ブロガー・亜季(ともさかりえ)が節約術をつづった初の書籍を校閲。その節約術に賛同した悦子が自分の知る節約ネタを書き添えると、亜季が悦子に会いたいと言い…。

第3話 2016年10月19日「毒舌&型破りな校閲ガール!理不尽ルールに物申す」
 悦子(石原さとみ)は、モデル候補の幸人(菅田将暉)が覆面作家の是永是之だと知って驚く。そんな中、茸原(岸谷五朗)から、米岡(和田正人)の仕事を引き継ぐよう言われた悦子は、好きな作家の作品は思い入れが強過ぎて逆にミスをしがちなことから担当しないのがルールだと聞かされる。米岡は著者・真理恵の大ファンだった。程なく、悦子を自宅に招いた真理恵が、付箋の指摘に感動したと話すが、悦子は身に覚えがなく…。

第4話 2016年10月26日「河野悦子 校閲VSパパラッチ女優の夢を壊す記者に本気ギレ」
悦子(石原さとみ)は女優・あすかの自叙伝を担当。自分の足で生い立ちをたどろうと、彼女の地元に向かった悦子は、自宅前で盗撮する週刊誌記者・山ノ内と遭遇し、一騒動起きる。一方、森尾(本田翼)は編集長の亀井(芳本美代子)から、幸人(菅田将暉)が覆面作家であることを公表するよう口説き落とせと命じられていた。程なく週刊誌に「あすかに隠し子がいる」との山ノ内の記事が載り、自叙伝の発売中止の可能性が浮上する。

第5話 2016年11月2日「型破り校閲ガール!カリスマスタイリストに物申す」
 悦子(石原さとみ)は伝説のスタイリスト・フロライン登紀子のエッセーの校閲を任され、舞い上がる。登紀子が住むイタリアで出版された本の翻訳版だ。貝塚(青木崇高)は、イタリアに事実確認に行くわけにはいかないので、文字校正だけきっちりやるようにと念を押す。一方、幸人(菅田将暉)ら3人の中から専属モデルを決める投票ページのスタイリングを、一時帰国した登紀子が担当。森尾(本田翼)は撮影用の小物を集めるが…。

第6話 2016年11月9日「一晩で緊急校閲!集え!作家&編集&校閲涙の本作り」
 森尾(本田翼)と幸人(菅田将暉)の仲を疑う悦子(石原さとみ)は、幸人を尾行して自己嫌悪に陥る。一方、子ども向けの新しい雑誌用の小説の校閲を任された悦子は、難解な作品で掲載には不向きと判断。貝塚(青木崇高)に企画の趣旨を作家にちゃんと伝えたかと尋ねるが、貝塚は人気作家を起用して売れればいいの一点張りだ。そんな中、貝塚は、やって来たバイク便の男性が、以前、新人作家として担当していた桐谷だと気付く。

第7話 2016年11月16日「幸人の衝撃の過去を校閲!事実確認すれば破局?」
 悦子(石原さとみ)は、専属モデルに選ばれた幸人(菅田将暉)と祝杯をあげる。そんな中、初仕事で出会った大作家・本郷(鹿賀丈史)が校閲部を訪れて、エッセーの校閲を悦子に頼みたいと指名。本郷をロビーまで送った悦子は、やって来た幸人を、作家の‘是永是之’だと本郷に紹介する。その後、幼い息子との1日をつづった本郷の作品を校閲した悦子は、ある名詞に引っ掛かる。一方、森尾(本田翼)は幸人に部屋を探すよう促す。

第8話 2016年11月23日「悦子VS部長の元カノ仕事も恋愛も全力には全力返し」
悦子(石原さとみ)は部長の茸原(岸谷五朗)から、桜川葵の恋愛小説の校閲を任され、いつも以上に全力を尽くすよう指示される。一方、幸人(菅田将暉)は貝塚(青木崇高)から、本当に興味を持てるものを題材にしてみればと助言された。そんな中、葵が校閲部にいきなり現れるが、茸原とのやりとりに一同はあぜん。悦子は貝塚から、茸原がかつて熱血編集者で葵の担当をしていたこと、さらに10年前に起きた事件について知らされる。

第9話 2016年11月30日「校閲はなくてもいい仕事?緊急事態!悦子が地味に」
悦子(石原さとみ)は、憧れのファッション誌「Lassy」の校閲を手伝うことになり張り切るが、いつもの書籍の校閲とは勝手が違い苦戦する。その上、大きな仕事を任され、生き生きと働く森尾(本田翼)の姿を目の当たりにすることで、校閲の仕事に劣等感を感じるようになる。さらに、幸人(菅田将暉)が何を考えているか分からず悩む悦子は、貝塚(青木崇高)から森尾が幸人のことをひそかに思っていると聞かされ、ショックを受ける。

最終話 2016年12月7日「ファッション誌に異動?校閲部ピンチ!悦子が選ぶ道」※10分拡大(22:00 〜 23:10)
悦子(石原さとみ)は亀井(芳本美代子)に企画書を出すよう指示され、異動の夢がかなうと大張り切り。そんな中、本郷(鹿賀丈史)が盗作で告発されたと、貝塚(青木崇高)が駆け込んで来る。正体不明のWEB小説家が、1カ月前に発表した自作と本郷の最新作が酷似しているとして、謝罪文を出さなければ週刊誌にリークすると言っているという。2作品の内容はほぼ同じで、幸人(菅田将暉)も最近、父の様子がおかしかったと言い出す。

各話視聴率


番組公式サイト
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