概要
企画・原作を秋元康が担当、全てのシーンが刑事部屋のみで展開するワンシチュエーション・コメディー。連続ドラマの主演オーディションを兼ねていた「AKBホラーナイト アドレナリンの夜」(同系)で、視聴者&審査員投票第1位を獲得したAKB48の島崎遥香が主演を務める。
AKB48グループ総合プロデューサーの秋元康が企画・原作や劇中歌の「ナシゴレン道玄坂」の作詞を手掛けており、同曲は配信限定シングルとして2016年12月14日にリリースされた。
ドラマ本編の放送終了直後より、スピンオフドラマ「警視庁 ナシゴレン課 番外編『恋のアルマジロ』」がauビデオパスで毎週1話ずつ配信され、同スピンオフの第1話から第4話までは2016年11月30日から12月20日23時59分までの期間限定でauビデオパス、テレ朝動画、YouTubeテレ朝チャンネルにおいて無料配信された。
島崎が演じるのは、警視庁ナシゴレン課という、一風変わった部署の課長に任命された刑事・風早恭子。恭子は自由奔放で高飛車だが、卓越した推理力と洞察力を持ち、捜査は全て部屋でできると考えているユニークな人物。そんな恭子が週刊誌やワイドショーの情報を基に、捜査に出掛けることなく、難事件を刑事部屋のみで解決していくさまを描く。
ストーリー
風早恭子(島崎遥香)は警視庁ナシゴレン課の課長に抜てきされた25歳。短気で毒舌で雑な性格の持ち主だが、人並み外れた推理力と洞察力を誇っている。
そんな恭子が率いるナシゴレン課に、長年刑事になることを夢見て、ようやく配属がかなった新人中年刑事・石鍋幹太(古田新太)がやって来る。体育会系の石鍋は情報を“足で稼ぐ”ことをアピールするが、恭子は捜査は全て部屋でできると考えており、そんな“昭和”な考えを全否定。捜査に出掛けることなく、さまざまな事件の謎を刑事部屋にいながら解決していく。
キャスト
風早 恭子(かざはや きょうこ)
演 - 島崎遥香(AKB48)
警視庁ナシゴレン課・課長(警視)。通称「デカ長」、25歳。マジすか学園在籍中はソルト(マジすか学園4とマジすか学園5の主人公)と呼ばれていた。捜査は全て部屋でできると考えており、部屋を出て捜査にあたることはほぼなく、その卓越した洞察力、推理力により数々の難事件を解決していく。
石鍋 幹太(いしなべ かんた)
演 - 古田新太
警視庁ナシゴレン課・巡査部長。交番勤務25年を経て48歳で刑事になった新人刑事。往年の刑事ドラマに憧れ、テンガロンハットをかぶっている。ニックネームは「細目」
伊吹 暁彦(いぶき あきひこ)
演 - 勝村政信
警視庁ナシゴレン課・課長補佐(警部)
高見 拳次郎(たかみ けんじろう)
演 - 波岡一喜
警視庁ナシゴレン課・警部補。マサチューセッツ工科大学 (MIT) 出身の元科学捜査班。
鳥海 琴美(とりかい ことみ)
演 - 猫背椿
警視庁ナシゴレン課・警部補
小野田 哲(おのだ てつ)
演 - 越村公一
警視庁ナシゴレン課・パートタイム刑事(元・警部)
浅羽 ショウ(あさば しょう)
演 - 中山麻聖
警視庁ナシゴレン課・巡査部長
ゲスト
第1話
森野晶
演 - 金谷マサヨシ
被害者の妻マサコ
演 - 村岡希美
被害者の愛人イノマタマリコ
演 - 小澤真利奈
リポーター
演 - 松井佳子
ワイドスクランブル司会
演 - 橋本大二郎、大下容子
第2話
磯貝俊太郎
演 - 伊藤明賢
八田早苗
演 - 松村千絵
宗川富雄
演 - 水谷あつし
工藤ふみえ
演 - 堤千穂
そば屋の出前の男
演 - 小林優斗
倉敷健一
演 - 矢野奨吾
リポーター
演 - 松井佳子
ワイドスクランブル司会
演 - 橋本大二郎、大下容子
カバンの中の男
演 - エスパー伊東
第3話
桐村美沙子
演 - 上地春奈
新島
演 - 加藤雅人
リポーター
演 - 松井佳子
第5話
サーカス団の団長・飯星
演 - 上島竜兵
カルロス力也
演 - 坂今日一
リポーター
演 - 松井佳子
第6話
爆発物処理班・ヨシオカ
演 - 森田甘路
リポーター
演 - 松井佳子
第7話
捜査一課の刑事・タイコモチ
演 - 池田鉄洋
三人日(しのまえはる)
演 - 川上ジュリア
里中
演 - 福岡理恵子
リポーター
演 - 松井佳子
ワイドスクランブル司会
演 - 橋本大二郎、大下容子
第8話
IT企業社長・葛原
演 - 阿部翔平
リポーター
演 - 松井佳子
襟巻巡査
演 - 福澤重文
2時間サスペンスドラマ内の犯人
演 - 佐野憲彦
宮前吉五郎
演 - かねきよ勝則(新宿カウボーイ)
第10話
桜田門中央クリニック院長
演 - 渡辺裕之
蓮井龍二
演 - 吉田ウーロン太
能見芳枝
演 - 新川史子
リポーター
演 - 松井佳子
その他
第9話
村田幸子
演 - 島崎遥香(二役)
神取聡
演 - 古田新太(二役)
スタッフ
企画・原作 - 秋元康
脚本 - 徳尾浩司 ほか
監督 - 古厩智之、佐藤太、二宮崇 ほか
プロデューサー - 杉山登、松瀬俊一郎、出口智浩(以上テレビ朝日)、中沢晋(オフィスクレッシェンド)
制作プロダクション - オフィスクレッシェンド
制作 - テレビ朝日
各話あらすじ(2016.10.18 - 2016.12.20)全10話 平均視聴率 2.59%
第1話 2016年10月17日「ワカメ風呂殺人事件」 視聴率 2.6%
25歳の恭子(島崎遥香)率いる警視庁ナシゴレン課に、25年の交番勤務を経て念願の刑事になった中年新人刑事・石鍋(古田新太)がやって来た。石鍋にとって最初のヤマとなったのは、ラブホテルの浴槽でワカメまみれの男の死体が発見されたという、奇怪な事件だった。
第2話 2016年10月24日「タワマンでバラバラ殺人」 視聴率 2.1%
タワーマンションでセレブ主婦が殺される。幹太(古田新太)は現場に出たくてうずうずするが、恭子(島崎遥香)らナシゴレン課は防犯カメラの解析に終始する。
第3話 2016年10月31日「長い長いダイイングメッセージ」 視聴率 2.7%
男性の刺殺体が見つかる。恭子(島崎遥香)たちがダイイングメッセージに記されていた女性を事情聴取していると、犯人を名乗る人物が続々と自首してくる。
第4話 2016年11月7日「オレオレ詐欺完全攻略マニュアル」 視聴率 2.4%
嘱託刑事の小野田(越村公一)に振り込め詐欺の電話がかかる。恭子(島崎遥香)から作戦を一任された石鍋(古田新太)は、犯人をだまして捕まえようと意気込む。
第5話 2016年11月14日「犯人はトラかゾウか!?」 視聴率 3.0%
巡業中のサーカス団員が殺され、状況からトラかゾウの暴走による事故と推察される。恭子(島崎遥香)はどちらの犯行か白黒付けようと現場の再現を提案する。
第6話 2016年11月21日「マジで爆発!?5秒前」 視聴率 2.4%
恭子(島崎遥香)が急にみんなの前で石鍋(古田新太)に抱きつく。恭子は、石鍋が着ている捜査用ジャンパーに爆発物が仕掛けられていることを見抜いていた。
第7話 2016年11月27日「明智少年の事件簿」 視聴率 2.3%
資産家の財産をめぐる連続殺人が起こり、その事件の謎を解こうとした高校生探偵も殺された。恭子(島崎遥香)は、ナシゴレン課の名に懸けて解決すると宣言。
第8話 2016年12月5日「ナシゴレン鉄道殺人事件」 視聴率 2.6%
恭子(島崎遥香)はサスペンスドラマを参考に温泉旅館での殺人事件を推理。テープの劣化で中断を余儀なくされ、今度は鉄道玩具を使ってアリバイの謎に迫る。
第9話 2016年12月12日「伊吹一日デカ長、犯人はデカ長!?」 視聴率 3.2%
恭子(島崎遥香)が出張で不在のため、伊吹(勝村政信)が一日デカ長として張り切る。そんな中、横領事件の参考人として恭子にうり二つの女性が現れる。
最終話 2016年12月19日「細目ナシゴレンに死す!」 視聴率 2.6%
石鍋(古田新太)に「余命マイナス2カ月」と診断した病院で、入院患者の変死が続いていた。恭子(島崎遥香)は、疑惑の准看護師の犯行ではないと推察する。
番組公式サイト
警視庁 ナシゴレン課 - Wikipedia
タグ:警視庁 ナシゴレン課