突然、背後から襲われた杏南(相武紗季)は有希(キムラ緑子)に反撃しようとするが、あと一歩のところで和樹(高橋一生)に止められる。怒りを抑えきれない杏南は、幸平(伊藤英明)の前で和樹がレンタル夫であることをバラし、有希は激しく取り乱す。
真理亜(木村佳乃)が幸平を招待した夕食会の当日、杏南が頼まれていたアドキシンを渡す。真理亜は毒の半分を今夜食べる料理に入れ、残りは杏南がワインに入れて持ってきてほしいという。この用意周到な計画を杏南から聞いた幸平は、真理亜を返り討ちにしようと、自らも毒入り料理を振る舞うことを思いつく。
一方、真理亜が木暮(佐々木蔵之介)と共謀している可能性にたどりついた相馬(佐藤隆太)は、緒方(眞島秀和)の遺体発見現場から逃げた女の靴の持ち主を探していた。やがて、販売店の顧客リストに有希の名前を見つけた相馬は、早速、鯨井家のシューズクローゼットを確認するが、目当ての靴は見当たらない。
その夜、幸平は一見、仲が良さそうな夫婦を装って真理亜と買い物を済ませ、2人でキッチンに立つ。相手にバレないよう、それぞれ自分の料理に毒を入れ、ついに始まる夫婦最後の晩餐。幸平は真理亜が作った毒入り料理をかわしながら、なんとか自分が作ったアクアパッツァを食べさせようと躍起になるが、そんな幸平の思惑とは裏腹に、真理亜は2人の思い出を楽しそうに話し始める。しかし、しばらくすると突然泣き出し、「やっぱり私、あなたを殺せない」と、料理に毒を入れたこと、杏南が持ってくるワインにも毒が入っていることを打ち明ける。涙を流して謝る真理亜の姿に、殺意が薄れていく幸平。
やって来た杏南は、そんなお人好しの幸平に呆れ、思わずテーブルの料理を口にする。すると次の瞬間、胸をかきむしりながら倒れ、動かなくなってしまう。幸平は想定外の出来事にパニックを起こし、恐怖と後悔の念に囚われるが、真理亜は一人冷静に、遺体の処理を持ちかける。
しかし間が悪いことに、そこへ横路(宮迫博之)がやって来る。応対に出た幸平が何とかごまかし、真理亜はその間に家を出るが、横路は部屋に残っていたわずかな血痕を見逃さなかった。
その頃、鯨井家では和樹が望月家を盗聴していた。そして、神妙な面持ちで部屋にやって来た有希に、一足の靴を差し出す。それは、相馬たちが探していた靴で、隠したのは和樹だった。和樹の真意が分からず戸惑う有希は、「本当は気づいているんでしょ? 私が緒方を殺したこと」と問いかけて――。
第1話 2016年4月19日「僕が殺そうとした妻が誰かに誘拐された!?不倫夫VS恐ろしくも美しい妻!日常に潜む壮絶心理サスペンス」
第2話 2016年4月26日「仮面脱いだ魔女」
第3話 2016年5月3日「魔女の新たな罠」
第4話 2016年5月10日「期限は4時!夫の殺人容疑を救う完璧妻」
第5話 2016年5月17日「2億を奪い返す完璧妻…アメ一粒の逆襲」
第6話 2016年5月24日「妻が離婚に応じた時夫殺しの罠が始まる」
第8話 2016年6月7日「隣人が殺人を目撃!完璧妻、最大の誤算」
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