2016年04月11日

昼のセント酒 第1話

2016.04.09 第一湯 京成小岩 鶴の湯 からのレバフライ

日の出広告(株)の企画営業部2課で働くサラリーマン・内海孝之(戸次重幸)は、今月もまた営業成績最下位。上司の堂園(八木亜希子)の叱責を受け、京成小岩まで飛び込み営業に行くことにした。しかし営業先ではことごとく、けんもほろろにあしらわれ惨敗の結果に終わる。

そんな落胆する内海の前に現れたのは、住宅街の中にそびえたつ巨大な煙突だった。腕時計は2:50を指している。銭湯好きの内海にとって一番風呂を狙えるベストタイミングだが、もちろんまだまだ勤務時間中である。

しばし葛藤する内海だがやはり誘惑に逆らえず、会社に「ノーリターン」と電話をすると、意気揚々と煙突をめざし走り出すのであった。たどり着いたのは城のごとき荘厳な佇まいの銭湯「鶴の湯」。額に汗して自動販売機の飲料を入れ替える作業員を横目に、再び罪悪感に襲われ自問自答する内海だったが「今日だけは、ということで」とつぶやくと、ネクタイとシャツのボタンを外し、のれんをくぐるのだった・・・。

第2話 2016年4月16日「第二湯 代々木上原 大黒湯 からのソーセージ5種盛り」

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