2016年04月04日

ゆとりですがなにか TOP

『ゆとりですがなにか』は、2016年4月17日から同年6月19日まで、毎週日曜日22:30 - 23:25に、日本テレビ系の『日曜ドラマ』枠で放送された。全10話。

2017年夏にスペシャルドラマ『ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編』が放送予定。


概要
岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥が豪華共演を果たし、コメディーの名手・宮藤官九郎が脚本を手掛ける社会派ドラマ。2002年に行われた教育改正の影響でゆとり教育を受けたことにより、「野心も競争意識も協調性もない」と社会でひとくくりにされた“ゆとり世代”が、仕事、家族、恋に迷いながら奮闘する姿を描く。

ストーリーは、「ゆとり第1世代」と揶揄(やゆ)される、1987年生まれのアラサー男子を軸に展開。30歳を目前に人生の岐路を迎えた彼らが、あがきながらも懸命に生きていく姿を浮き彫りにする。演出は「Dr.倫太郎」「Woman」(ともに同系)などを手掛けた水田伸生が担当する。


ストーリー 
食品メーカーで働くごく一般的なサラリーマンで、この春から系列の居酒屋チェーンへの出向を命じられた坂間正和(岡田将生)、保護者たちからのクレーム対応で疲れ果てている小学校教師・山路一豊(松坂桃李)、妻子持ちで生活に追われながらも東大合格を目指して11浪中の道上まりぶ(柳楽優弥)。

彼らは「ゆとり第1世代」と社会でくくられる29歳のアラサー男子。「みんな違って、みんなすてき」と教えられて育ったが、気付けば優勝劣敗の競争社会に投げ出されていた彼らは、“ゆとりなんてない”毎日を必死で生きながら、世の中の理不尽に立ち向かっていく。


キャスト
坂間 正和(さかま まさかず)
演 - 岡田将生
1987年東京生まれ。郊外(東京都内の端)にある坂間酒造の次男。食品メーカー「みんみんホールディングス」に入社7年目の一般的なサラリーマンで、営業マンだが、出向を命じられ系列の居酒屋「鳥の民高円寺店」店長を勤めながら営業への復帰を目指し、第7話でエリアマネージャーに昇進した。しかし、第8話で茜にプロポーズした後に二人で連名で辞職する。茜には「まーちん」と呼ばれている。

山路 一豊(やまじ かずとよ)
演 - 松坂桃李
1987年福島郡山生まれ。都内の阿佐ヶ谷南小学校4年2組担任の教師で、生徒からは「やまじー」と呼ばれている。女性経験がないまま20代後半を迎えているが、男女の関係には童貞としての「長年の定点観測」による独特の思想を持ち、自分や相手がセックスによって変わってしまうと考え、それを恐れる気持ちを持つため童貞を捨てる気持ちになれないでいる。

道上 まりぶ(みちがみ まりぶ)
演 - 柳楽優弥
1987年東京生まれ。名門中学に主席合格しながらも、大学受験に失敗し、現在11浪中。連れ子再婚した麻生と、女優の母・麻生ひとみの間に生まれ、幼少期は神童と呼ばれる秀才だったが、挫折は多感な受験時期に実父・麻生が不倫に走り、離婚後の母から異母兄・政伸への対抗心も手伝った受験に対する過剰なプレッシャーを受けたことが原因である。仕事は風俗店の呼び込みで正和たちからぼったくりのおっぱいパブに案内したことで彼らと知りあう。「おっぱい」を連呼しては正和らの周辺人物に絡み迷惑がられている。内縁の妻・ユカとの間に娘・セレブが生まれたばかりの一児の父でありながら、ユカに浮気を宣言して、正和の妹・ゆとりのアプローチを受け、既婚者であることを隠して交際する。第4話からガールズバー店長を任されるが、第7話で風俗関係職を辞めて植木職人見習いに。

みんみんホールディングス
宮下 茜(みやした あかね)
演 - 安藤サクラ
1987年佐賀生まれ。正和と同期入社。杉並世田谷地区の店舗統括責任者で、都内で一人暮らしをしている。正和の彼女。エリアマネージャーとしてだけでなく、接客の現場でも「カリスマ店員」と呼ばれるほど仕事は有能で、仙台支店立ち上げプロジェクトマネージャーへの栄転を打診される。結婚をして幸せになることを望んでおり、第7話で正和からプロポーズを受けた際には大喜びした。その後、父との約束で正和と一緒に会社を辞め、坂間家で同居する。

山岸 ひろむ(やまぎし ひろむ)
演 - 太賀
1993年生まれ。正和の後輩でゆとり世代ど真ん中の入社2年目。正和の説教に対しパワハラを主張して法的脅迫を含む苛烈な反撃をし、早川には「ゆとりモンスター」と呼ばれているが、茜の正論には逆らえない。ドラマ後半に入り、食中毒事件の対応などを放棄して逃げ出してしまう自分を反省し、意気がるか落ち込むかの両極端に陥っていると自己分析する。第7話で社内異動に伴い鳥の民高円寺店の店長となり、さまざまなミスを連発する。またその後、パワハラキャラを払拭できず「キャラが定まらない」ことに悩むようになり、レンタルおじさん麻生の顧客となる。

早川 道郎
演 - 手塚とおる
営業課の上司。冴えない中年に見えるが実はかつて「伝説の営業マン」と呼ばれ、食中毒事件に際しての事態収拾で活躍する。

坂間家
坂間 ゆとり
演 - 島崎遥香(AKB48)
1995年生まれ。正和の妹で就活中の意識高い系大学生だが、失敗続きで自信を失くす。自分を変えるためにまりぶが店長を勤めるガールズバーでバイトを始め、自らアプローチしまりぶが妻子持ちと知らないまま不倫関係となるが、就活を成功させた後には次第に彼への思いが冷め、自ら別れを告げる。逮捕された彼を気遣い、何通かの手紙に「ゆとり世代」としての葛藤と、それでも次世代の人間として大人になろうとする決意をしたためて留置場に送っている。

ある顔文字に似た特徴的な顔立ちをしている。名の由来は「ゆとり世代」とは無関係で、生まれる前、正和が正貴と一緒に「神様の言うとおり」で彼女の名を選んでいるときに「いうとおり」を「ゆとり」と言い間違えて選んだのが「ゆとり」だったという理由で付けたもの(言い間違えなければ「ばか」か「かば」になるところだった)。

坂間 和代
演 - 中田喜子
正和の母。坂間酒造の主である夫を数か月前に亡くす。孫を望んでいない。

坂間 宗貴
演 - 高橋洋
正和の兄。亡くなった父の後を継いでいるが、営業などは苦手で妻のみどりには経営に向いていないと評される。

坂間 みどり
演 - 青木さやか
宗貴の妻。喫煙者で明るい性格。妊活中でそのことに悩む日々を送っていたが、第8話で妊娠が判明する。

阿佐ヶ谷南小学校
佐倉 悦子(さくら えつこ)
演 - 吉岡里帆
1994年生まれ。教育実習生として、山路のクラスにやってくる。真面目な実習生で生徒たちにも人気を得たが、問題発生に際して内心のやましさを隠すために一豊に攻撃的になったことをまりぶに指摘されている。また、大学生の静磨と交際しているにもかかわらず一豊に告白し、一旦諦めた教職を再度目指す相談のため円山と会うなど彼らを振り回す。第7話から「鳥の民」のバイトとして勤務する。

太田
演 - 小松和重
学年主任。

円山
演 - 加藤諒
教師。一豊とは悦子との関係もあって仲が良くなく、彼から一方的に「ファッション童貞」のレッテルを貼られていたが、実際は16歳で先輩の彼女を略奪して初体験している。

藤原
演 - 原扶貴子
教師。

島本
演 - 菊池美里
教師。

『鳥の民』高円寺店
中森
演 - 矢本悠馬
バイト。

村井
演 - 少路勇介
バイトリーダー。正和の部下だが、店舗業務に不慣れな彼など社員出身の店長に対しては実質的指導役にあたる。

その他
舎弟
演 - 長村航希
まりぶの舎弟。金髪。

道上 ユカ(みちがみ ユカ)
演 - 瑛蓮
まりぶの内縁の妻。ユカの名は偽名で入国管理局が把握する中国名は胡冰鈴(フー・ビンリン)。中国語混じりの片言の日本語で話し、スーパーの値下げを厳しくチェックする主婦。まりぶの浮気に悩まされている。元は爆買いツアーでやってきた外国人。日本で出産した娘・セレブの出生届は受理されたものの婚姻届も未提出の上、パスポートの期限は切れてオーバーステイしている。日本で出産したため定められた手続きを取れば滞在を続けられるのだが、まりぶの法律に関する無知のためにそれを知らず、第8話でまりぶが暴行罪で逮捕された際に、入管が来たことを知って母子とともに行方を暗ます。

小暮 静磨(こぐれ しずま)
演 - 北村匠海(DISH//)
悦子の彼氏。一豊と悦子の仲を疑い小学校に怒鳴り込むなど嫉妬深く、悦子の携帯から一豊に電話して罵倒する嫌がらせをしたり、自分の浮気が原因で悦子に振られて以降も執着し付きまとう。ただし一豊からの説教は素直に聞くようになり、悦子と円山の交際を知ってから一豊とは「一時休戦」となる。

田之上 明子
演 - 真野響子
列車飛び込み自殺した青年の母。世話好きで料理上手。正和を気に入り、彼に紹介された山岸とも親しくなる。

朝倉(あさくら)
演 ‐ 大西武志
山岸が雇った弁護士。

若山 奈々江(わかやま ななえ)
演 - 石橋けい
学習障害(LD)を持つ転校生・大悟(だいご)の母でシングルマザー。夜勤の看護師をしている。大悟のLDを受け入れられない夫と不仲になり、前の学校の若い男性教師と不倫関係になったため離婚した。

麻生ひとみ(あそう ひとみ)
演 - 古手川祐子
まりぶの母。女優。「鳥の民」にずっと貼ってある酒「多摩美人」の宣伝ポスターと回想シーンのみに登場。
デビュー作の朝ドラ『かっぽれちゃん』ヒロインと前述のポスターモデルとして顔を知られている。「バブルの残りカスみたいな不動産野郎」(村井の言)である麻生と結婚し、彼の連れ子・政伸と実子・まりぶを分け隔てなく育てようとしたもののうまくいかず、麻生の浮気が原因で離婚。

野上(のがみ)
演 - でんでん
正和の取引先で、食材を提供している仕出し弁当会社の社員。久留米市出身。会社同士の付き合いより人との付き合いをモットーとして正和らに接する気さくな熟年男性だが、水商売の接待に弱く取引を他社に乗り換えようとし、結果食材の管理を怠り食中毒事件を引き起こす。

麻生 厳(あそう いわお)
演 - 吉田鋼太郎
1961年生まれ。フリーカウンセラーとして活躍する傍ら、レンタルおじさんとして様々な人々の相談に乗る男性で、まりぶの実父。話し相手としては正和らも認める有能さで、ゆとりや山岸などの相手も務めるが、自分の家庭生活は破綻していて結婚離婚を4、5回繰り返しており、まりぶの母と離婚後若い女性と再婚し3歳の息子をもうけている。本姓は道上だが息子に迷惑がかかるという理由で元妻の麻生の姓を名乗っている。

ゲスト
演者横の括弧内は出演回。
宮下 重蔵(みやした しげぞう)
演 - 辻萬長(第7話)
佐賀在住の茜の父で、団塊の世代。地元の名士的存在を自負するが、実際は妻が他界後に気落ちし、地元のスクールバス運転手を引き受けるも事故を起こすなどしている。娘の茜に対して結婚後家庭に入らせることが相手の男性の責任だと考える、やや保守的な態度を押し付け、ゆとり世代である正和の頼りない態度を気に入らないが、結納騒動を引き起こした後には、若者世代に脅威を感じるゆえに「ゆとり世代」などのレッテル貼りをしなければ向き合えないという年寄りとしての心情を正和に語る。

道上 政伸(みちがみ まさのぶ)
演 - 平山浩行(第9話)
まりぶの異母兄(麻生と別の元妻の息子)。職業は弁護士で、正和らに合う際も耳にヘッドセットを付け仕事の電話をしている。少年期は父の連れ子として家庭内での扱いの複雑さから、影で自分より出来のいいまりぶをいじめていて不仲だった。父に頼まれてまりぶの弁護を担当する。

スタッフ
脚本 - 宮藤官九郎
音楽 - 平野義久
チーフプロデューサー - 伊藤響
プロデューサー - 枝見洋子、茂山佳則(AX-ON)
演出 - 水田伸生、相沢淳、鈴木勇馬
製作協力 - 日テレアックスオン
製作著作 - 日本テレビ

主題歌 - 感覚ピエロ「拝啓、いつかの君へ」(JIJI RECORDS) - ※バンドはオープニングタイトルバックにも登場。
挿入歌 - 感覚ピエロ「O・P・P・A・I」(JIJI RECORDS)


各話あらすじ(2016.4.17 - 2016.6.19)全10話 平均視聴率 8.41%
第1話 2016年4月17日「会社辞めまぁす」
‘ゆとり第一世代’といわれる1987年生まれの正和(岡田将生)は、本社から系列の居酒屋に出向する前日、‘レンタルおじさん’の麻生(吉田鋼太郎)に後輩に関する愚痴をぶちまける。そして、居合わせた麻生の常連で小学校教師の山路(松坂桃李)とも言葉を交わす。翌日、正和が働く店に、山路が教育実習生・悦子(吉岡里帆)らとやって来た。閉店の後、正和は山路と飲みに行くが、風俗店の客引き・まりぶ(柳楽優弥)が声を掛けてくる。

第2話 2016年4月24日「あんたの正義は一体なんだ?」
正和(岡田将生)が初めて説教した本社時代の部下・山岸(太賀)が会社を辞めると宣言し、連絡が取れなくなる。折しも、駅で人身事故が発生し、正和は嫌な予感に襲われる。一方、山路(松坂桃李)は、自分たちから大金を巻き上げた客引き・まりぶ(柳楽優弥)が、‘レンタルおじさん’の麻生(吉田鋼太郎)といるのを目撃。正和と共に麻生を呼び出し、まりぶの素性を聞き出す。そんな中、正和は山岸の件で、謹慎処分を言い渡されてしまう。

第3話 2016年5月1日「友達になりたくて」
正和(岡田将生)は山岸(太賀)から、パワハラで訴えられる。先方の弁護士は、訴訟は費用が掛かるからと和解を勧めるが、正和は納得がいかない。一方、山路(松坂桃李)はクラスの児童のいじめの件で、教育実習生・悦子(吉岡里帆)に意見し、関係がぎくしゃくしてしまう。そんな山路に出くわした茜(安藤サクラ)が、悦子のような女性の扱い方をアドバイス。また、正和は悩んだ末に始末書を書き、上司の早川(手塚とおる)に預ける。

第4話 2016年5月8日「僕に勇気を下さい」
職員室に突如、静磨(北村匠海)が怒鳴り込んで来て、山路(松坂桃李)を出せとすごむ。静磨が悦子(吉岡里帆)の交際相手で、大学の後輩と分かり、山路は言葉を失う。一方、正和(岡田将生)と茜(安藤サクラ)が結婚するという噂が広まる。言いふらしているのは山岸(太賀)だ。公私を分けたい茜から仲のいい友達で押し通そうと言われた正和の心境は複雑だ。そんな中、ゆとり(島崎遥香)がまりぶ(柳楽優弥)に会いに行き、ある申し出をする。

第5話 2016年5月15日「抱きつきたかった」
 正和(岡田将生)は、ゆとり(島崎遥香)がまりぶ(柳楽優弥)のガールズバーでアルバイトしているのを突き止める。しかし、2人に直接問いただすことができず、麻生(吉田鋼太郎)に相談する。山路(松坂桃李)は茜(安藤サクラ)と何でも話せる友人に。そんな彼に、悦子(吉岡里帆)から着信がある。一方、旅行代理店の2次試験に受かったゆとりから頼み事をされたまりぶは、ある条件を出す。そんな中、正和は茜に栄転の話があることを知って…。

第6話 2016年5月22日「僕達を変える現実」
深夜、まりぶ(柳楽優弥)を部屋に訪ねた正和(岡田将生)は、ゆとり(島崎遥香)と別れるよう迫る。一方、正和は山岸(太賀)から、野上(でんでん)の店の仕入れの件で思わぬ報告を受け、さらに茜(安藤サクラ)からは一緒に旅行した‘友達’の名前を聞いてあぜんとする。山路(松坂桃李)は学習障害がある大悟(田中奏生)の扱いをめぐりストレスを感じていた。しかし、その母・奈々江(石橋けい)の応対、さらに奈々江の職業を知って好感を抱く。

第7話 2016年5月29日「恋人達の賞味期限」
野上(でんでん)の店の仕出し弁当で食中毒が発生。正和(岡田将生)は連絡が取れない山岸(太賀)に代わり、早川(手塚とおる)と共に店へと急ぐ。原因は店側にあったが、早川はあえて矢面に立つ方針を打ち出し、正和はその発想に驚く。そんな中、茜(安藤サクラ)が上京した父・重蔵(辻萬長)を店に連れてきた。茜は別れたことを告げておらず、正和も話を合わせるしかない。一方、「父の日参観」を控えた山路(松坂桃李)にも悩みが…。

第8話 2016年6月5日「正義のプロポーズ」
正和(岡田将生)が家族に将来設計を話すと、宗貴(高橋洋)とみどり(青木さやか)夫婦も意外な計画を明かし、和代(中田喜子)は息子たちの勝手な言い分に立腹する。その一方で、正和は茜(安藤サクラ)の後を受け、エリアマネジャーとして仕事に励んでいた。そして、まりぶ(柳楽優弥)は心機一転、植木職人の見習として働いている。そんな中、麻生(吉田鋼太郎)が山路(松坂桃李)に、まりぶとゆとり(島崎遥香)の関係をうっかり話してしまう。

第9話 2016年6月12日「愛する家族の為に」
書類上、まだ風俗店の経営者だったまりぶ(柳楽優弥)が、恐喝未遂と脅迫の罪で逮捕されてしまう。そのころ、まりぶと暮らすユカ(瑛蓮)は入国管理局の職員を振り切り、赤ん坊を抱いて逃げ出していた。心配する正和(岡田将生)と山路(松坂桃李)は、麻生(吉田鋼太郎)がまりぶの異母兄・政伸(平山浩行)に弁護を依頼したと知る。ところが、まりぶは接見した政伸を拒絶し、乱闘になる。一方、茜(安藤サクラ)が正和の実家に引っ越してくる。

最終話 2016年6月19日「春期の新郎新婦…俺に一発殴らせろ!」
結婚式の1週間前。正和(岡田将生)は茜(安藤サクラ)から衝撃的な告白をされぼうぜん。悩んだ揚げ句、早川(手塚とおる)を訪ねたものの、割り切れぬ思いが残る。そのころ、茜はことの経緯を山路(松坂桃李)に明かしていた。一方、ユカ(瑛蓮)と子どもが戻らず、一人暮らしのまりぶ(柳楽優弥)は、本格的に受験勉強に取り組むことに。そして、山路は「性教育」の授業に臨む。迎えた挙式当日、正和は誰もが予想しなかった行動に出る。

各話視聴率


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