2016年04月01日

不機嫌な果実 TOP

2016年4月29日から同年6月10日まで、毎週金曜日23:15 - 翌0:15にテレビ朝日系列『金曜ナイトドラマ』にて放送された。全7話。栗山千明と市原隼人が共演。


原作
『不機嫌な果実』(ふきげんなかじつ)は、林真理子の小説。

小説は『週刊文春』に1995年11月23日号から1996年6月27日号まで連載された。1996年10月に文藝春秋より単行本が刊行され、その後2001年1月に文春文庫版が刊行された。第1章「装い」、第2章「選択」、第3章「跳ぶ」、第4章「華やぎ」、第5章「出会い」、第6章「恋」、第7章「決断」、第8章「運命」の全8章から成る。

テレビドラマ(1997年版)
1997年10月9日より12月18日まで毎週木曜日22:00 - 22:54に、TBS系で放送された。脚本は中園ミホ、小野沢美暁。石田ゆり子と渡辺いっけいが夫婦を演じた。全11回、平均視聴率14.7%


テレビドラマ(2016年版)概要
1990年代に日本を席巻した林真理子の小説「不機嫌な果実」を、約20年ぶりに連続ドラマ化。主人公の水越麻也子に栗山千明が、情熱的な音楽評論家・工藤通彦に市原隼人が扮し、泥沼の恋愛劇を繰り広げてスリリングに金曜の夜を彩る。


ストーリー 
水越麻也子(栗山千明)は、結婚して5年になる32歳の人妻。大学時代から男子にモテていたこともあり、自分の外見に自信を持っているが、夫の航一からはもはや女として見てもらえず、冷たくあしらわれる日々。人気弁護士・津久井哲史の事務所に秘書として勤務しているものの、そこでも上司に軽んじられ不満を募らせている。

そんなある日、独身時代に不倫していた相手と再会し、関係を深めることに。
さらに麻也子は、あるアクシデントをきっかけに情熱的な音楽評論家・工藤通彦(市原隼人)と出会う。人妻である自分に対しても熱烈なアプローチを繰り返す彼に心を奪われた麻也子は、純粋に幸せを求め、本能のまま道ならぬ恋へ突き進んでいく。


キャスト (2016年版)
主要人物
水越 麻也子
演 - 栗山千明
航一の妻。津久井法律事務所に秘書として勤めている。旧姓は川西。子供はおらず、セックスレス状態。

工藤 通彦
演 - 市原隼人
クラシック専門の音楽評論家。

竹田 久美
演 - 高梨臨
麻也子の大学時代からの友人。元夫の不倫によりバツイチとなり、その慰謝料でワインバーを経営している。実は友人・麻也子の夫・航一とは不倫関係である。

遠山 玲子
演 - 橋本マナミ
麻也子の大学時代からの友人。現在は主婦モデルで息子が一人。複数の男性と不倫中。

野村 健吾
演 - 成宮寛貴
麻也子の独身時代の不倫相手で大手広告代理店勤務。既婚だが常に複数の女性とつきあっている。

水越 航一
演 - 稲垣吾郎
麻也子の夫で大手金属メーカーの営業部課長。潔癖症で極度のマザコン。実は妻の麻也子の友人・久美とは不倫関係である。

主要人物の関係者
遠山 茂
演 - 六角精児
玲子の夫で一級建築士。自宅のオフィスで仕事をしており、高収入。

遠山 遥斗
演 - 嶺岸煌桜
玲子・茂の息子。

津久井 哲史
演 - 光石研
通彦の父・雅之の友人。テレビ出演もしている津久井法律事務所の弁護士。秘書・麻也子にはパワハラまがいの態度で接する。

工藤 早苗
演 - 名取裕子
通彦の母。旧姓の田中で、ウエディングプランディング会社を経営している。

工藤 雅之
演 - 堀内正美
通彦の父。

水越 綾子
演 - 萬田久子
航一の母。子供ができないことで、麻也子とはそりが合わない。

その他(2016年版)
南田 典雄
演 - 松尾諭
弁護士。麻也子のキープ君。
関口 真希
演 - 藤本泉
津久井法律事務所の新入社員。
古川 徹
演 - 奥村秀人
津久井法律事務所の司法修習生。
山岸 亮介
演 - 多和田秀弥
玲子の不倫相手の一人。スポーツインストラクター。

スタッフ (2016年版)
原作 - 林真理子『不機嫌な果実』(文春文庫)
脚本 - 江頭美智留、小山正太
ゼネラルプロデューサー - 横地郁英(テレビ朝日)
プロデューサー - 川島誠史(テレビ朝日)、木曽貴美子(MMJ)
演出 - 樹下直美 他
製作 - テレビ朝日・MMJ

主題歌 - 斉藤和義「マディウォーター」


各話あらすじ(2016.4.29 - 2016.6.10)全7話 平均視聴率 7.70%
第1話 2016年4月29日「林真理子の衝撃ベストセラー!!妻たちの恋夫への復讐」 視聴率 8.2%
 麻也子(栗山千明)は5年前に航一(稲垣吾郎)と結婚したが、航一は麻也子に関心を示さず、3年ほど前からセックスレスが続いている。麻也子には、離婚してワインバーを開いた久美(高梨臨)や、夫と息子がありながら若い男と恋愛中の玲子(橋本マナミ)ら友人たちの暮らしがまぶしく見える。航一との結婚を後悔し始め、元交際相手の野村(成宮寛貴)と会う約束をした麻也子は、久美の店で知り合った通彦(市原隼人)と偶然、再会する。

第2話 2016年5月6日「林真理子原作の傑作愛憎劇!箱根での禁断の一夜!」 視聴率 7.4%
航一(稲垣吾郎)を裏切ってしまった麻也子(栗山千明)は後悔する。そして二度と野村(成宮寛貴)と会うまいと心に誓うが、会いに来た野村には言えず、誘われるまま関係を続けてしまう。そんなある日、麻也子は津久井(光石研)に命じられ、コンサートのチケットを届けに行く。現れたのは通彦(市原隼人)だった。誘われるまま一緒にコンサートを聴くことになった麻也子だが、会場には航一らも来ているはずで気が気ではない。

第3話 2016年5月13日「林真理子原作!夫婦が壊れる夜…男女6人の修羅場!!」 視聴率 7.7%
 野村(成宮寛貴)と箱根で過ごした麻也子(栗山千明)は、航一(稲垣吾郎)が出張と偽り本当は何をしているかも知らず、夫を裏切ったことに心苦しさを感じる。翌日、麻也子は野村の車から降りるところを玲子(橋本マナミ)に見られてしまう。関係を清算しようと、野村からの電話を無視していた麻也子だが、久美(高梨臨)の店で野村と鉢合わせする。航一まで来店し、気まずい時間を過ごしていると、通彦(市原隼人)が店に現れて…。

第4話 2016年5月20日「お仕置き!!マザコン夫と姑に…24時間監視される妻!」 視聴率 7.2%
航一(稲垣吾郎)から浮気の証拠を突き付けられた麻也子(栗山千明)は、弁解もなく謝罪する。綾子(萬田久子)は離婚を言い出すが、航一にその気はないようだ。翌朝、麻也子はいつもと変わらぬ航一の態度に戸惑う。そんな中、仕事中の麻也子に泥棒と間違えられた通彦(市原隼人)から助けを求める電話が入る。駆け付けた麻也子の浮かない顔を見た通彦は、彼女をある場所に誘う。

第5話 2016年5月27日「ついに離婚へ!夫よさらば…裏切りのバーベキュー!!」 視聴率 6.5%
航一(稲垣吾郎)との関係をどう改善すればいいのか出口が見えない麻也子(栗山千明)は、真っすぐな心を持つ通彦(市原隼人)にひかれていく。しかし、野村(成宮寛貴)との不倫の代償として航一に門限を定められ、携帯電話も全てチェックされることになり、迷った末に通彦の連絡先を削除する。一方の久美(高梨臨)は航一を麻也子から自分に向かせたい。休日、麻也子が久美に誘われバーベキューに行くと、会場には通彦も来ていた。

第6話 2016年6月3日「最終章!ベッドで嘘がバレる時!!妻たちの最後の修羅場」 視聴率 8.6%
 通彦(市原隼人)からイタリアで一緒に暮らそうと誘われた麻也子(栗山千明)は心が動く。帰宅して、航一(稲垣吾郎)の異常な行動を目にした麻也子は、離婚を切り出す。ところが、家を出ていく麻也子を止めようとして転倒した航一が頭を打って意識不明に。病院で目を覚ました航一は、記憶喪失に陥り麻也子が誰かも分からなくなっていた。責任を感じた麻也子は、しばらく入院することになった航一の身の回りの世話をするが…。

最終話 2016年6月10日「最終回!修羅場のバージンロード!!新しい夫の秘密!?」 視聴率 8.3%
 麻也子(栗山千明)は航一(稲垣吾郎)との離婚を決意し、通彦(市原隼人)と結婚してイタリアで暮らすことを選択。しかし、通彦の両親に不倫だと知られ、結婚を認めてもらえない。麻也子は航一と話し合うためにいったん帰宅。意外にも冷静な航一に、記憶喪失のふりをした理由を尋ね、2人の擦れ違いが始まった思いがけない原因を聞かされてあぜんとする。そんな中、航一は、入院中に知り合った早苗(名取裕子)の元を訪問する。


番組公式サイト
(不機嫌な果実 - Wikipedia)

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