、TBSテレビ「テッペン!水曜日・水ドラ!!」枠(毎週水曜 24:10〜24:40)で放送された。
概要
前田敦子が超恋愛体質の政治記者・毒島ゆり子役で主演を務める“ドロドロエンターテインメント”。「どちらかに裏切られてもいいように、常に彼氏を2人つくる」「二股、三股を掛ける時は必ず相手に伝える」という極端なルールを自らに課すゆり子が、“愛と裏切り”が表裏一体で存在する恋愛と政治の世界で、泥沼にはまっていく姿を描く。
ストーリー
あけぼの新聞記者の毒島ゆり子(前田敦子)は、ある朝彼氏から別れを告げられる。落ち込むと思いきや、もう1人の彼氏・幅美登里(渡辺大知)に連絡を取り始める。ゆり子は、常に複数の男と関係を持つ超恋愛体質なのだった。
仕事では念願の政治部に異動し、与党の幹事長・黒田田助(片岡鶴太郎)の番記者に抜てきされてやる気を見せるが、なかなか取材はうまくいかない。一方、スクープを連発しているライバル紙の記者・小津翔太(新井浩文)は、黒田ではなくその側近に近づいていた。既婚者の小津に興味を持つゆり子だったが、彼女には「二股、三股を掛ける時には必ず相手に伝える」「不倫はしない」というルールがあった。
キャスト
毒島 ゆり子(ぶすじま ゆりこ)
演 - 前田敦子
本作のヒロイン。25歳。あけぼの新聞文化芸能部から政治部に異動となり、大物政治家・黒田田助の番記者を務める。恋愛体質で、常に恋人がいないと耐えられない。「この人に裏切られても、もう一人いる」と、二股をかけ続けている。しかし、過去のトラウマから男性不信に陥っており、「二股はかけても不倫はしない」をモットーにしている。
小津 翔太(おづ しょうた)
演 - 新井浩文
38歳。あけぼの新聞のライバル紙「共和新聞」のエース記者。取材対象からも一目置かれ、確実な情報でスクープを連発している。既婚者。
幅 美登里(はば みどり)
演 - 渡辺大知
28歳。ゆり子と4年間同棲中で1人目の彼氏。アルバイト生活の売れないミュージシャン。ゆり子の二股を容認している。
野村 新太郎(のむら しんたろう)
演 - 八木将康
27歳。ゆり子が通うスポーツクラブのインストラクター。
政治家
黒田 田助(くろだ でんすけ)
演 - 片岡鶴太郎
与党・誠心党の幹事長。通称「くろでん」。
上神田 茂(かみかんだ しげる)
演 - 山崎銀之丞
誠心党の幹事長代行。黒田の側近。
政治記者
安斎 吾郎(あんざい ごろう)
演 - 近藤芳正
50歳。あけぼの新聞・誠心党記者クラブキャップ。
夏目 春江(なつめ はるえ)
演 - 今藤洋子
35歳。あけぼの新聞・誠心党記者クラブのサブキャップ。
木本 涼(きもと りょう)
演 - 前田公輝
28歳。あけぼの新聞・誠心党記者クラブの3番手。
ゆり子の親友
桑原 ナナミ(くわばら ななみ)
演 - 中村静香
25歳。ゆり子の小学校時代からの親友。ゆり子の良き理解者。
木田 育男(きだ いくお)
演 - 諸見里大介
25歳。ゆり子のもう1人の親友。
その他
豊三郎(とよさぶろう)
演 - 友川カズキ
ゆり子の行きつけの喫茶店「つみき」のマスター。寡黙な店主。
小津 絵美(おづ えみ)
演 - 清原果耶
小津の娘。
来夢(らいむ)
演 - もも(チャラン・ポ・ランタン)
美登里のバンドに新たなボーカルとして加わった女性。
真田(さなだ)
演 - バカリズム
弁護士。
スタッフ
脚本 - 矢島弘一
音楽 - パスカルズ
プロデューサー - 橋本梓、峠田浩
演出 - 坪井敏雄、大内舞子、村尾嘉昭
製作著作 - TBS
主題歌 - 前田敦子「Selfish」
各話あらすじ(2016.4.20 - 2016.6.22)全10話 平均視聴率 2.57%
第1話 2016年4月20日「わたし二股はやめられません!」 視聴率 2.1%
恋愛体質なゆり子(前田敦子)を主人公に、恋愛と政治の世界を描く。あけぼの新聞に勤めるゆり子は政治部に異動。国会での取材でライバル社の小津(新井浩文)と出会う。
第2話 2016年4月27日「不倫はしない…絶対に!」 視聴率 2.6%
ゆり子(前田敦子)は野村(八木将康)の告白に心を動かされ、付き合うことに。そんな中、黒田(片岡鶴太郎)のグループの議員と番記者の会食に参加するが、ゆり子は逃げ出してしまう。
第3話 2016年5月4日「三股になるけどいいですか?」 視聴率 3.6%
ゆり子(前田敦子)は朝から晩まで動き回り、議員たちに取材をするが、情報を引き出せない。悩むゆり子は小津(新井浩文)に相談し、もらったアドバイスを基に行動する。
第4話 2016年5月11日「さよなら、みーちゃん」 ※24:12〜24:42 視聴率 3.4%
ゆり子(前田敦子)は美登里(渡辺大知)のために二股をやめると決意。だが、野村(八木将康)へなかなか別れを切り出せない。そんな中、ゆり子は重要な情報を逃し、上司に叱られる。
第5話 2016年5月18日「こんなに幸せでいいんですか?」 ※25:37〜26:07 視聴率 1.5%
ゆり子(前田敦子)が育男(諸見里大介)と喫茶店で食事をしていると野村(八木将康)が現れ、別れたことを納得していないと訴える。その一方、ゆり子は中川(高木渉)の事務所に通い続けていた。
第6話 2016年5月25日「ほんとに離婚したんだよね?」 視聴率 2.5%
ゆり子(前田敦子)は小津(新井浩文)が部屋からいなくなって以降、あまり連絡が来なくなり動揺する。そんな中、ゆり子は美登里(渡辺大知)と飲みに行き、近況を報告し合う。
第7話 2016年6月1日「小津さんがいませんように…」 ※24:12〜 視聴率 2.6%
小津(新井浩文)の妻の弁護士がゆり子(前田敦子)の元を訪ねてくる。そこで驚きの真実を突き付けられ、ゆり子はあぜんとする。動揺したゆり子は小津にそのことを話す。
第8話 2016年6月8日「どうして、私を裏切ったの?」 視聴率 2.9%
小津(新井浩文)の妻が依頼した法律事務所で、ゆり子(前田敦子)と小津は話し合いを行うことに。話のつじつまが合わずあらためて事実を知ったゆり子は、衝撃を受ける。
第9話 2016年6月15日「僕は、ずっとそばにいるよ?」 視聴率 2.7%
ゆり子(前田敦子)は自身が置かれている状況に気が付き、絶望する。そんな中、夏目(今藤洋子)から政局に動きがあったと連絡が入り、ゆり子は急いで国会へ向かう。
最終話 2016年6月22日「本当に愛していたのは誰なの?」 視聴率 2.57%
ゆり子(前田敦子)は、自身が本当に愛していたのは誰か考える。ゆり子は美登里(渡辺大知)とあらためて話をし、小津(新井浩文)ともいつもの喫茶店で待ち合わせをして対話する。
番組公式サイト
タグ:毒島ゆり子のせきらら日記