放送日程
全22話からなる3部作。
シーズン1(全4話)を2016年3月19日(土)から同年4月9日まで放送(58分)※初回のみ73分。
シーズン2(全9話)を2017年1月21日(土)から同年3月25日まで放送(58分)。
シーズン3(全9話)を2017年11月25日(土)から2018年1月27日まで放送(58分)。
原作
守り人シリーズ(もりびとシリーズ)は、上橋菜穂子による異世界ファンタジー小説のシリーズ作品である。旅人シリーズを含む。全10巻と短編集、作品集、短編収載本各1冊。
テレビアニメ版
2007年4月7日 - 9月29日に、NHK-BS2の衛星アニメ劇場枠で放送された。全26話。また、2008年4月5日に、NHK教育テレビが土曜日午前9時からの枠で放送された。
概要
人と精霊が共生する世界を舞台にしたファンタジー大作を綾瀬はるか主演で実写ドラマ化し、全編4K映像で制作する。用心棒で短槍の使い手であるバルサ(綾瀬)が、精霊の卵を宿した新ヨゴ国の幼い王子・チャグム(小林颯)を、帝(藤原竜也)の命を受けた王宮の狩人たちや異界の魔物から守りながら冒険の旅を続ける。
上橋菜穂子の同名小説シリーズ全10巻を原作に、3年にわたり全22回で放送する予定。仲間との絆や、チャグムが帝に成長し、国々を巻き込む戦乱を乗り越えるまでを壮大なスケールで描く 。
ストーリー
用心棒のバルサ(綾瀬はるか)は、暴れる牛車から新ヨゴ国の王子・チャグム(小林颯)が崖下に落ちるのを目撃して助け出す。しかし、駆けつけた王宮の密偵・狩人たちがバルサを捕らえ、地下牢に投獄する。
バルサはチャグムの母・ニノ妃(木村文乃)から、チャグムが精霊の卵を宿したが、その精霊は水の魔物と言われており、それを嫌った父の帝(藤原竜也)から命を狙われていると伝えられる。ニノ妃からチャグムの用心棒を依頼されたバルサは、やむなくチャグムを連れて逃避行することになる。
キャスト
〈〉内はドラマ設定年齢。
バルサ〈30〉 - 綾瀬はるか(少女期:清原果耶、幼少期:横溝菜帆)
カンバル王国出身の用心棒。短槍の使い手で、ニノ妃の依頼を受け、新ヨゴ国の第二王子・チャグムを守る旅に出る。
チャグム〈11〉 - 小林颯
新ヨゴ国の第二王子。水の精霊の卵を宿したため、父である帝から命を狙われる。母・ニノ妃の依頼でバルサに守られながら旅をする。
タンダ - 東出昌大
新ヨゴ国の薬草師。先住民・ヤクーの血を引き、幼いころから呪術師・トロガイの元で修業を積む。バルサの身を案じている。
ジグロ - 吉川晃司
バルサの育ての親。カンバル王国最強の武人だったが、バルサの父親に頼まれ、幼いバルサを連れて国を脱出する。
トロガイ - 高島礼子
先住民・ヤクーの呪術師。当代一の呪術力を持つタンダの師匠で、バルサからも尊敬される。新ヨゴ国の帝を冒とくする者として命を狙われる。
聖導師 - 平幹二朗
新ヨゴ国の聖導師。星読博士の最高位で、帝を補佐して政治を司る。
帝 - 藤原竜也
ログサム - 中村獅童
新ヨゴ国の君主。水の精霊の卵を宿した息子のチャグムが異能者になっていくことに恐怖心を抱き、狩人たちに殺害を命じる。
二ノ妃 - 木村文乃
シュガ - 林遣都
ガカイ - 吹越満
モン - 神尾佑
ジン - 松田悟志
トーヤ - 加藤清史郎
サヤ - 彩島りあな
一ノ妃 - 奥村佳恵
スタッフ
原作 - 上橋菜穂子『精霊の守り人』ほか「守り人」シリーズ全10巻「外伝」2巻
脚本 - 大森寿美男
音楽 - 佐藤直紀
制作統括 - 海辺潔、加藤拓、谷口卓敬
プロデューサー - 竹内敬明、大越大士、結城崇史
演出 - 片岡敬司
各話あらすじ 平均視聴率 9.20%
第1話 2016年3月19日「女用心棒バルサ」 ※21:00〜22:15
ラテ欄「女用心棒バルサ〜上橋菜穂子・原作のファンタジー大作!」 視聴率 11.7%
暴れる牛車から崖下に落ちた王子・チャグム(小林颯)を川から救出した女用心棒のバルサ(綾瀬はるか)は、王宮の密偵である‘狩人’に捕らえられる。バルサは王宮の地下牢(ろう)につながれるが、チャグムの母・二ノ妃(木村文乃)に解放され、王子を連れて逃げるよう頼まれる。チャグムには水の魔物が取りつき、それを嫌った帝(藤原竜也)から命を狙われていると言うのだ。雇われたバルサはチャグムを連れて王宮を後にする。
第2話 2016年3月26日「王子に宿りしもの」
ラテ欄「王子に宿りしもの〜魔物の正体は!?」 視聴率 10.6%
王宮の狩人との戦いで危機にさらされたバルサ(綾瀬はるか)は、チャグム(小林颯)の不思議な能力によって救われる。チャグムの叫びに呼応するように、川の水が狩人を押し流したのだ。満身創痍(そうい)のバルサは、幼なじみで呪術師見習のタンダ(東出昌大)の手当てで一命を取り留める。一方、王宮の星読博士・シュガ(林遣都)は呪術師・トロガイ(高島礼子)から、チャグムに精霊の卵が産み付けられたのではないかと聞かされる。
第3話 2016年4月2日「冬ごもりの誓い」
ラテ欄「冬ごもりの誓い〜遂に魔物が出現!」 視聴率 7.1%
チャグム(小林颯)に宿る水の精霊の卵を狙う土の精霊ラルンガから逃れたバルサ(綾瀬はるか)は「狩穴」と呼ばれる山中の洞窟に逃げ込む。バルサは、かつて自分を守ってくれた短槍(そう)の達人・ジグロ(吉川晃司)のことをチャグムに語る。そのころ、王宮では皇太子サグム(中野魁星)が熱病に侵されていた。後継者を失うと恐れる帝(藤原竜也)に、星読博士の最高位である聖導師(平幹二朗)はチャグムを呼び戻すよう進言する。
最終話 2016年4月9日「決戦のとき」
ラテ欄「決戦のとき〜魔物との死闘の行方は!?シーズン1完結!」 視聴率 7.4%
ラルンガの襲撃を何とかかわしたバルサだが、救い出したチャグムは何者かに操られるようにバルサの腕をすりぬけ森の中に消えてしまった。帝の密命でチャグムの命を狙う狩人・ジン(松田悟志)と、どちらが先にチャグムを見つけるか、手に汗握る追跡劇が始まる。一方、王宮に連行されたトロガイはシュガとともに伝説に残るラルンガ退治の方法を探り、伝説に隠されたある真実に気づく。その頃、チャグムは吸い寄せられるようにサーナンと呼ばれる伝説の水源にたどりついていた。そして卵を狙うラルンガの殺気がチャグムに忍び寄る…。
番組公式サイト
「精霊の守り人U 悲しき破壊神」(Season2)
2017年1月21日から同年3月25日まで、NHK「土曜ドラマ」枠(毎週土曜21:00〜22:00)にて放送された。全9回。
概要
上橋菜穂子の小説「精霊の守り人」シリーズを原作に、綾瀬はるか主演で実写ドラマ化したファンタジー大作の新シリーズ。用心棒のバルサ(綾瀬)と新ヨゴ国の王子・チャグム(板垣瑞生)の冒険が再び始まる。
今作では、2016年3月に放送された前シリーズで、バルサがチャグムとの旅を終えてから4年後が描かれ、新ヨゴ国の西隣にあるロタ王国に身を潜めるバルサと、新ヨゴ国で皇太子となったチャグムの物語が、より壮大なスケールで展開する。
真木よう子、板垣、鈴木梨央、ディーン・フジオカ、鈴木亮平、柄本明ら新たなキャストも加わり、さらに緻密な人間模様が繰り広げられる。
ストーリー
新ヨゴ国の王子・チャグム(板垣瑞生)との旅を終えて4年。お尋ね者となったバルサ(綾瀬はるか)は、新ヨゴ国の西隣に位置するロタ王国に身を潜め、用心棒稼業を続けていた。
ある日、バルサは人身売買組織に売られそうになったタル人の少女・アスラ(鈴木梨央)を助けるが、アスラはタルの破壊神“タルハマヤ”を招き、大量殺人を起こす力を授かった恐るべき存在であることが分かる。
アスラを抹殺しようと、ロタ王家の密偵・カシャルたちが動きだす。一方、航海に出ていたチャグムは、海の国・サンガル王国を攻める南の大陸・タルシュ帝国の陰謀に巻き込まれる。
各話あらすじ 平均視聴率 6.96%
第1話 2017年1月21日「災いの子」ラテ欄「ファンタジー巨編・新章開始」 視聴率 8.2%
用心棒バルサ(綾瀬はるか)が逃亡生活を送るロタ王国に、薬草を求めて幼なじみの薬草師タンダ(東出昌大)がやって来る。2人が泊まった宿には、アスラ(鈴木梨央)というタル人の少女が捕らわれていた。人買いがアスラを怒らせると、まばゆい光が現れて周囲の人々を殺していく。アスラを助け出したバルサに、タンダは不吉だから関わるべきではないと忠告する。そんな時、アスラをさらおうとする呪術師シハナ(真木よう子)が現れる。
第2話 2017年1月28日「罠」ラテ欄「罠〜綾瀬はるかと真木よう子が馬上対決!皇太子の援軍炎上!?」 視聴率 8.1%
バルサ(綾瀬はるか)がアスラ(鈴木梨央)と身を潜める小屋に呪術師スファル(柄本明)が現れ、アスラは怒りで人々を殺す力を持っており、誰にも救えないと忠告する。それでもアスラを守ろうとするバルサだが、薬を盛られたのか意識が遠のいていく…。一方、サンガル王国救出の航海に出たチャグム(板垣瑞生)は、タルシュ帝国に対抗するには隣国との同盟が必要と祖父のトーサ(伊武雅刀)に訴え、針路をロタ王国に向けさせた…!
第3話 2017年2月4日「光の力」 視聴率 6.8%
バルサ(綾瀬はるか)はアスラ(鈴木梨央)を狙う刺客から逃れ、国境の町で衣装店を営むマーサ(渡辺えり)の元へ。そこでアスラの笑顔を見てほっとする。一方、チキサ(福山康平)と共に人質となったタンダ(東出昌大)は、スファル(柄本明)から、アスラに宿った破壊神により再び人々が恐怖に支配されるのを許すのかとただされ、バルサの逃亡先を教えてしまう。サンガル王国に捕らわれたチャグム(板垣瑞生)は、命を狙われる。
第4話 2017年2月11日「笑う魔物」ラテ欄「笑う魔物〜綾瀬はるかvs狼!破壊神降臨」 視聴率6.5%
サンガル王国に捕らわれたチャグム(板垣瑞生)は脱走するが、敵のもりを肩に受ける。負傷したチャグムを乗せた舟の前に密偵・ヒュウゴ(鈴木亮平)の海賊船が現れ、行く手を阻む。一方、バルサ(綾瀬はるか)はシハナ(真木よう子)から届いた脅迫状に従い、再びロタ王国を目指す。途中の野営地でオオカミの群れに襲われるが、アスラ(鈴木梨央)が一瞬でオオカミたちを殺す。高笑いするアスラはまがまがしい何者かに支配されていた。
第5話 2017年2月18日「聖なる場所へ」ラテ欄「聖なる場所へ〜つり橋の死闘」 視聴率 7.4%
バルサ(綾瀬はるか)はアスラ(鈴木梨央)を知るタル人らと共に都を目指すが、彼らの影響でロタ人への憎しみを口にするアスラに「人を殺したいなんて思わないでくれ」と繰り返し言い聞かせる。つり橋で武装集団の襲撃を受けたバルサは、自ら盾となってアスラたちを先に行かせるが、背後からも襲われてしまう。一方、チャグム(板垣瑞生)はタルシュ帝国の属国となったヨゴ国に連行される。そこは、ヒュウゴ(鈴木亮平)の故郷だった。
第6話 2017年2月25日「帝国の牙」ラテ欄「帝国の牙〜高良健吾が鈴木亮平をつるし、板垣瑞生を誘惑する」 視聴率 6.3%
バルサ(綾瀬はるか)はチャグム(板垣瑞生)がタルシュ軍に捕らわれたと聞き、心を乱す。圧倒的な国力をうかがわせるタルシュ帝国の都に着いたチャグムは、王子ラウル(高良健吾)に謁見(えっけん)。「国を滅ぼしたくなければ、父を殺してお前が帝になれ」と命じられる。抵抗するチャグムの前に、縛られたヒュウゴ(鈴木亮平)が引き出される。チャグムを属国であるヨゴ国へ連れて行ったことが裏切り行為だとみなされたという。
第7話 2017年3月4日「神の守り人」ラテ欄「神の守り人〜涙の最終決戦!」 視聴率 6.7%
アスラ(鈴木梨央)に味方と信じ込ませたシハナ(真木よう子)はその力を利用し、王弟イーハン(ディーン・フジオカ)にロタ王国を統一させようとする。建国の儀が無事終われば、正統な王として認められるのだ。だが、南部領主が異を唱え、さらにタルの民がなだれ込んできて儀式は大混乱に陥る。シハナの幻術に惑わされたアスラが破壊神を降臨させようとした時、バルサ(綾瀬はるか)が「アスラに人殺しはさせない」と飛び込んでくる。
※2017年3月11日は「NHKスペシャル 東日本大震災「一斉解除〜原発事故6年 福島で何が…〜」」(21:00 〜 21:50)が放送のため、休止。
第8話 2017年3月18日「王子の足跡」ラテ欄「王子の足跡〜新章スタート!」 視聴率 6.6%
チャグム(板垣瑞生)がロタ王国に向かったと聞いた二ノ妃(木村文乃)は、バルサ(綾瀬はるか)を捜すよう命じる。一方、チャグムが死んだと聞き無力感に襲われていたバルサだが、二ノ妃から用心棒に雇いたいと伝言を受け、生気がよみがえる。そして、チャグムが持つ宝石を手掛かりに捜索を始めるが、見つからない。実はチャグムは南部の大領主スーアン(品川徹)に捕らわれていた。焦るバルサの前に、ヒュウゴ(鈴木亮平)が現れる。
最終話 2017年3月25日「呼びあう魂」ラテ欄「呼びあう魂〜感動の完結編!」 視聴率 6.0%
襲われたバルサ(綾瀬はるか)は、相手がロタ王国に仕える密偵と気付き、あえて捕まる。密偵の狙いはヒュウゴ(鈴木亮平)で、チャグム(板垣瑞生)を奪われまいとしていたのだ。そのチャグムは、南部領主の屋敷から脱出したものの、ロタ王の城を前に追っ手に囲まれる。危機を救ったのはシハナ(真木よう子)だった。イーハン(ディーン・フジオカ)に謁見(えっけん)したチャグムは、同盟を願い出る。その頃、バルサも城を目指していた。
番組公式サイト
「精霊の守り人〜最終章〜」(Season3)
2017年11月25日から2018年1月27日まで、NHK「土曜ドラマ」枠(毎週土曜21:00〜22:00)にて放送された。全9回。
概要
上橋菜穂子の小説「精霊の守り人」をはじめとした“守り人シリーズ”を原作に、綾瀬はるか主演で実写ドラマ化したファンタジー大作の最終章。人と精霊が共生していた世界を舞台に、綾瀬が演じる用心棒・バルサと新ヨゴ国のチャグムの冒険を、2016年3月スタートの第1シーズン、17年1月スタートの「悲しき破壊神」、そして最終章と、3部作・全22回で描く。
最終章では、立派な皇太子に育ったチャグム(板垣瑞生)と深い信頼関係で結ばれたバルサが、巨大な勢力を持つタルシュ帝国から新ヨゴ国を救うため、バルサの祖国・カンバル王国へ向かい、過去に起こった事件の真実をついに知ることになる。
ストーリー
再び共に旅することになった女用心棒バルサ(綾瀬はるか)と新ヨゴ国の皇太子チャグム(板垣瑞生)。2人は、バルサの故郷・カンバル王国へ向かい、王国の奥深くに潜んでいた陰謀を暴く。
新ヨゴ国を狙うタルシュ帝国の攻撃を受けたチャグムは、瀕死の新ヨゴ国を救うためにロタ王国とカンバル王国と同盟を結び、形勢は逆転。チャグムに父・帝(藤原竜也)との対決の時が迫る。
一方、タンダ(東出昌大)の行方を必死に探すバルサは重症のタンダと出会うが、共にタルシュ軍に捕らえられてしまう。
そんな中、チャグムがタルシュ軍の陣屋に。そして、タルシュ帝国のラウル王子(高良健吾)とチャグム、バルサが向き合い刃を交わす。
各話あらすじ 平均視聴率 5.62%
第1話 2017年11月25日「バルサ、故郷へ」 視聴率 6.0%
強大な勢力を持つタルシュ帝国の第2王子・ラウル(高良健吾)は、今にも海を渡り、新ヨゴ国に攻め入ろうとしていた。短槍(たんそう)使いの女用心棒・バルサ(綾瀬はるか)は、隣国のカンバル王国、そしてロタ王国と同盟を結び自国を守ろうと動く新ヨゴ国の皇太子・チャグム(板垣瑞生)と共に、カンバル王・ログサム(中村獅童)の元へ向かう。バルサにとって、故郷・カンバルへの旅は、封印された過去の扉を開くことでもあった。
第2話 2017年12月2日「カンバルの闇」 視聴率 5.7%
カンバル王国に入ったバルサ(綾瀬はるか)とチャグム(板垣瑞生)は、国王のログサム(中村獅童)がタルシュ帝国と通じていると確信する。ジグロ(吉川晃司)の兄・カグロ(渡辺いっけい)との再会を果たす中、バルサは父・カルナ(上地雄輔)とジグロの友情、そして深い悲しみを知る。故郷の現状に触れ、さらに自分の記憶をたどることで、ジグロが自分を連れて逃げた理由とカンバル王国の陰謀が、バルサの中で解き明かされる。
第3話 2017年12月9日「ルイシャ贈り」 視聴率 5.1%
バルサ(綾瀬はるか)はチャグム(板垣瑞生)と共に、カンバル王国のヨンサ氏族領で医術師を続けている叔母・ユーカ(花總まり)を訪ねる。突然現れたバルサをめいだと信じられず戸惑うユーカに、バルサはジグロ(吉川晃司)に育てられた経緯を語る。そして、ユーカの計らいで、ヨンサ氏族の長老・ラルーグ(武田鉄矢)に「ルイシャ贈り」の儀式について教えを請う。そんな中、バルサは再び捕らわれ、ログサム(中村獅童)と対面する。
第4話 2017年12月16日「ログサムの野望」 視聴率 5.1%
ログサム(中村獅童)に挑発されたバルサ(綾瀬はるか)は彼と激しい死闘を繰り広げるが、王子ラダール(中川晃教)に阻止される。その頃、新ヨゴ国では、タルシュ帝国の密偵セナ(織田梨沙)により、チャグム(板垣瑞生)が生きている事実が聖導師(鹿賀丈史)に知らされる。ログサムはバルサの力を見極めるため、「王の槍」と闘わせようとする。その相手にカグロ(渡辺いっけい)が名乗り出て、バルサとカグロの闘いが始まる。
第5話 2017年12月23日「槍(やり)舞い」 視聴率 4.2%
バルサ(綾瀬はるか)の前で、チャグム(板垣瑞生)はログサム(中村獅童)にタルシュ帝国の支配から民を守るためにロタ王国と同盟を結ぶことを進言する。だが、ログサムは、バルサがルイシャ贈りの儀式で山の王を負かすことができれば、ロタ王と手を結ぶことを約束する。バルサは、カンバル王国を守るためにルイシャ贈りの儀式へ向かう。
第6話 2018年1月6日「戦下の別れ」 視聴率 5.8%
ログサム(中村獅童)が亡くなり、息子のラダール(中川晃教)がカンバル王国の新国王となる。ラダールは、バルサ(綾瀬はるか)とチャグム(板垣瑞生)にロタ王と手を結びタルシュ帝国と戦うことを誓う。そして、チャグムはバルサに別れを告げ、大軍勢を率いて戦へと旅立つ。その頃、タルシュ帝国との戦いの中、タンダ(東出昌大)が負傷してしまう。
第7話 2018年1月13日「傷だらけの再会」 視聴率 6.3%
新ヨゴ国。激しい戦火の中、タンダ(東出昌大)を捜すバルサ(綾瀬はるか)は、逃れてきた四路街の衣装店店主・マーサ(渡辺えり)やアスラ(鈴木梨央)たちと再会する。そんな折、バルサはオッカ村の草兵・コチャ(とまん)と出会い、偶然、タンダの居場所を聞き出す。ようやく会えたタンダは、コチャとその姉・ヨーナ(マギー)に看病されていたが、脚のけがが悪化して苦しんでいた。バルサはタンダの脚を切断することを決意する。
第8話 2018年1月20日「神なき世界」 視聴率 5.8%
チャグム(板垣瑞生)がロタ軍とカンバル軍を連れて戦場に現れ、新ヨゴ軍を勝利へと導く。生き残った兵に迎えられ、チャグムは父・帝(藤原竜也)と母・二ノ妃(木村文乃)と再会する。一方、バルサ(綾瀬はるか)とタンダ(東出昌大)は、青霧山脈の異変を相談するため、呪術師・トロガイ(高島礼子)の元へ向かう。軍神が舞い降りたと民衆からあがめられたチャグムに対し、冷たい決断をする帝。それを目の当たりにした聖導師(鹿賀丈史)は…。
最終話 2018年1月27日「旅立ち」 視聴率 6.6%
タルシュ帝国のラウル(高良健吾)に捕らわれたバルサ(綾瀬はるか)とタンダ(東出昌大)。青霧山脈では万年雪が解け出し、雪崩が発生していた。魂をトロガイ(高島礼子)の元に飛ばしたタンダは、精霊の世界「ナユグ」に春が来たことを伝え、人々に早く逃げるよう警告することを提案する。その頃、ラウルはタルシュ帝国滅亡の報に接していた。やがて、川が氾濫。大勢の人々が逃げ惑う中、水は帝(藤原竜也)のいる新ヨゴ国の都に迫り…。
番組公式サイト
(守り人シリーズ - Wikipedia)
タグ:精霊の守り人