2016.3.10[木]10:00P.M.
ここまで、何が起こっても揺るがなかった小田直美(広末涼子)と服部加奈子(内田有紀)の友情が決定的に決裂し、部屋に残された加奈子は抜け殻のようになっていた。どう声を掛けていいかわからない林竜輝(佐藤隆太)に、加奈子は別れを告げる。
その頃、服部陽子(吉田羊)は、興信所の三枝(前川泰之)と、直美の家で違法に盗聴した音声データを分析していた。「達郎(佐藤隆太/二役).がいない」という意味が状況的にすんなりのみ込めない陽子だが、三枝は、まず林が何者なのかを知る必要があると話し、陽子は追及の手をますます強めていく。
マンションに戻った加奈子は、直美の携帯電話にコールするが、留守番電話に切り替わる。加奈子はそこに、涙ながらに謝罪の言葉を残す。そんな時、突然の吐き気が再び加奈子を襲った。加奈子のことが許せない直美は、携帯電話から加奈子の連絡先を削除してしまう。
次の日、加奈子は李商会に出勤したが、発熱と倦怠感、直美との決別で憔悴しきっていた。それを見た李朱美(高畑淳子)は、どんな病気でも治すという漢方薬を加奈子に手渡した。
一方、直美はホテルにいる林を呼び出すと、加奈子との関係について言及するつもりは一切ないが、日本にいてもらうのは困るから、中国に帰ってくれと頼む。林は、自分がいることで加奈子が苦しむなら帰ってもいいが、ひとつ頼みがあると言い…。
第1話 2016年1月14日「いっそ二人で殺そうか、あんたの旦那…女達の完全犯罪が始動」
第2話 2016年1月21日「わたし、見つけたよあんたの旦那を殺しても捕まらない方法…」
第3話 2016年1月28日「これって運命だね…今動き出す完全犯罪」
第4話 2016年2月4日「私たち今日から親友で共犯者…」
第5話 2016年2月11日「夫殺したこと驚くほど後悔してない」
第6話 2016年2月18日「お義姉さん、何かに気づいてる」
第7話 2016年2月25日「どうして警察が…だまされた女」
第8話 2016年3月3日「私がバカだった…あなたとの共犯関係はもう終わりよ」
最終話 2016年3月17日「後悔してない!!絶対逃げ切るよ」
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