ドラマ4話終了後に映画化が発表された。2016年6月18日全国公開予定。
原作
『MARS』(マース)は、惣領冬実による日本の漫画作品。1996年から2000年まで、『別冊フレンド』(講談社)に連載された。1996年2月号から2000年12月号に連載。外伝1話が同誌1999年9月号に掲載された。単行本は講談社コミックス別冊フレンドから全15巻と外伝「名前のない馬」全1巻が、文庫版は講談社漫画文庫から全8巻(外伝含む)が刊行された。
漫画を原作として2000年にドラマCDが発売。2004年には台湾で『戰神 MARS』のタイトルでテレビドラマ化され、2005年以降に日本でも放送された。
ドラマ概要
累計発行部数500万部超を誇る伝説の少女漫画「MARS」を、Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔と俳優・窪田正孝のダブル主演でドラマ化する。「MARS」は、それまでの少女漫画の概念を覆すディープなテーマや世界観で若者たちから圧倒的な支持を獲得し、2004年には台湾でもドラマ化された。
ストーリー
樫野零(藤ヶ谷太輔)は、泉ヶ丘学園高校の生徒。ルックスの良さとワイルドさから女子生徒たちのあこがれの的となっているが、その胸には自棄的な狂気を宿していた。
ある日、零は同じ高校の美術部員・麻生キラ(飯豊まりえ)と出会い、彼女の絵のうまさに興味を持つ。キラは学校でも周囲から孤立していたが、そんな自分と自然に接してくれる零にほのかな恋心を抱き、零もまた、時折見せるキラの笑顔に惹かれていく。
そんな中、零の中学校時代の同級生・桐島牧生(窪田正孝)が転校生としてやって来る。美術部に所属し、キラのよき理解者となる牧生だったが、彼の秘めた真意が零とキラの関係に思わぬ影を落としていく。
キャスト
キャスト(
樫野零 - 藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)
泉ヶ丘学園高校の2年生。端正なルックスの持ち主で、周囲から羨望のまなざしで見られているが、とある過去から自分自身を強く責めており、刹那的に生きている。6歳から8歳までロサンゼルスで過ごしていた。
桐島牧生 - 窪田正孝 ※ダブル主演
泉ヶ丘学園高校に転校してきた零の中学の同級生。美術部に入り、キラのよき理解者となるが、そこにはある思いが隠されている。
麻生キラ - 飯豊まりえ
美術部に所属する零のクラスメート。優しく無邪気な零と接するうちに、彼に惹かれていく。
杉原晴美 - 山崎紘菜
泉ヶ丘学園高校の2年生。零に思いを寄せており、彼と親しくなっていくキラに嫉妬の念を抱く。当初はキラをいじめの対象としていたが、やがて彼女の思いの深さを認めるようになる。
木田達也 - 稲葉友
零の同級生で親友。キラとは中学時代の同級生で、零とキラの互いを思い合う気持ちに気付き、誰よりも2人を応援する。
樫野聖 - 前田公輝
西野香織 - 鈴木優華( - 第2話、第4話 - )
斉藤瞳 - 田原可南子( - 第2話、第4話 - )
東浜亮子 - 奥仲麻琴( - 第2話、第4話 - )
倉沢尚也 - 渡辺佑太朗(第3話 - 第4話)
桜沢しおり - 福原遥(第5話 - )
吉岡保 - 黄川田将也(第1話、第2話 - 第4話は回想、第5話)
野口昭夫-水野智則
スタッフ
脚本 - 大石哲也
監督 - 耶雲哉治、神徳浩治
制作 - 八木元
プロデューサー - 植野浩之、渡部智明、渡邉浩仁(AX-ON)
音楽 - 牧戸太郎
企画制作 - 日本テレビ
制作プロダクション - 日テレアックスオン
制作協力 - AOI Pro.
制作著作 - 日本テレビ、VAP
主題歌 - Kis-My-Ft2「Gravity」 (avex trax)
挿入歌 - レベッカ「フレンズ」(ソニー・ミュージックダイレクト)
各話あらすじ(2016.1.23 - 3.26)全10話 平均視聴率 3.11%
第1話 2016年1月23日 視聴率 3.1%
春休みのある日、海辺で絵を描いていた麻生キラ(飯豊まりえ)は、バイクに乗った青年・樫野 零(藤ヶ谷太輔)に出会う。男性に慣れていないキラはその場ではぶっきらぼうに応対をするが、新学期、2人はクラスメートとして再会する。普段、特定の女子に固執しない零が、キラには自然と興味を持ち始めていることに、零に想いを寄せる晴美(山崎紘菜)や親友の達也(稲葉友)は驚く。キラの絵をきっかけに少しずつ心の距離を縮めていく零とキラ。しかし零の中学の同級生・桐島牧生(窪田正孝)が転校してきたことを機に3人の運命は大きく動き始める―
第2話 2016年1月30日 視聴率 3.3%
零(藤ヶ谷太輔)とキラ(飯豊まりえ)の学校に牧生(窪田正孝)が転校してきた。中学の同級生との再会に驚く零。牧生はキラと同じ美術部に入部する。一方、零に想いを寄せる晴美(山崎紘菜)は、零とキラが日に日に親しくなっていくことが気に入らない。キラに対する嫌がらせはどんどんエスカレートしていき、ついに晴美はキラを体育館の裏に呼び出す―。
第3話 2016年2月6日 視聴率 3.6%
嫉妬心からキラ(飯豊まりえ)をいじめる晴美(山崎紘菜)に、牧生(窪田正孝)は「もうやめた方がいい」と忠告する。晴美も零(藤ヶ谷太輔)とキラがお互い強く惹かれあっていることに気づいてはいるが、なかなか受け入れることができない。そんなある日、完成したら零にあげると約束していたキラの大切な絵が何者かに盗まれてしまう。犯人に気づいた零は、怒りをおさえきれず―。
第4話 2016年2月13日 視聴率 3.0%
キラ(飯豊まりえ)の絵を盗作した倉沢(渡辺佑太朗)に暴力をふるった零(藤ヶ谷太輔)は停学処分となる。怒りを抑えきれない自分を見て怯えていたキラの顔が、零の頭にはずっと残っていた。「零と付き合うには、彼女は繊細すぎる」という牧生(窪田正孝)の忠告を受け止めた零は、約束の絵を届けに来たキラを海に連れ出し、別れを告げる―。
第5話 2016年2月20日 視聴率 3.3%
牧生(窪田正孝)から、零(藤ヶ谷太輔)の弟・聖(前田公輝)にまつわる過去の出来事を聞いたキラ(飯豊まりえ)は、何も知らなかった自分を改めて思い知り、零の支えになれる事はないかと思う。そんなある日、受賞したキラの絵を零と2人で見に行った帰り道、突如キラの前にセクハラで失職した英語教師の吉岡(黄川田将也)が現れ―。
第6話 2016年2月27日 視聴率 2.7%
零(藤ヶ谷太輔)は中学の同級生で元恋人のしおり(福原遥)と再会する。「今でも零のことが好き」と告白するしおり。一方、キラも牧生(窪田正孝)から、零としおり、そして零の双子の弟・聖(前田公輝)との複雑な過去の三角関係を聞き戸惑う。「しおりとはもう関係ない」という零に、キラも気にしないようつとめるがどうしても不安が拭えない。零もまたしおりを突き放せないでいた。ある日、再び零の学校にしおりが現れ―。
第7話 2016年3月5日 視聴率 3.0%
しおり(福原遥)から「零(藤ヶ谷太輔)を私に返して」と迫られ、さらには「あなたは聖(前田公輝)に似ている」と言われてますます動揺するキラ(飯豊まりえ)。落ち込むキラを牧生(窪田正孝)は水族館に誘い出す。一方零はしおりが現れたことによって今まで必死に封印しようとしてきた聖の顔がちらつき混乱する。しかし、聖の命日、突如過去の記憶が蘇りー。
第8話 2016年3月12日 視聴率 2.9%
自ら封印していた過去の記憶を取り戻した零(藤ヶ谷太輔)。しおり(福原遥)が追い詰められある行動に出ようとしていることに気づいた零は、しおりに真実を伝える。聖(前田公輝)のことを一人で背負い続けていた零に、キラ(飯豊まりえ)は想いを新たにし、牧生(窪田正孝)の制止を振り切り零のもとへ駆けつける。
第9話 2016年3月19日 視聴率 2.8%
お互いに心が通じ合った零(藤ヶ谷太輔)とキラ(飯豊まりえ)。そんな2人の姿を陰からいつも見つめていた牧生(窪田正孝)。キラの良き理解者にみえていた牧生だが、実は転校してくる前からある想いを抱いていた―。ついに牧生の真実が明かされる!?
最終話 2016年3月26日 視聴率 3.4%
ついに牧生(窪田正孝)の真実が明かされた。零(藤ヶ谷太輔)とキラ(飯豊まりえ)は運命的に出会い、互いに心が通じ合ったように思えたが、実は全て牧生の手のひらの上で転がされていた!?
衝撃の最終回、零とキラ、そして牧生の想いはどんどん加速する―。
映画(日本版ドラマ)
ドラマ4話終了後に映画化が発表された。映画では描き切れなかった物語が描かれ、秘められた牧生の歪んだ愛情が、零とキラ、そして牧生自身の運命をも狂わせ、衝撃の結末へと向かっていく内容となっている。2016年6月18日全国公開予定。
キャスト
樫野零 - 藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)
桐島牧生 - 窪田正孝
麻生キラ - 飯豊まりえ
杉原晴美 - 山崎紘菜
木田達也 - 稲葉友
樫野聖 - 前田公輝
桜沢しおり - 福原遥
スタッフ
脚本 - 大石哲也
監督 - 耶雲哉治
主題歌 - Kis-My-Ft2「Gravity」
番組公式サイト
映画公式サイト
(MARS (漫画) - Wikipedia)