2014年10月24日に日本テレビ系の「金曜ロードSHOW!」の特別ドラマ企画で『ヒガンバナ〜女たちの犯罪ファイル』のタイトルで単発放送された作品のレギュラー化である。
概要
2014年10月に放送された堀北真希主演のスペシャルドラマを連続ドラマ化。女性犯罪者及び女性被害者対策を目的に設置された、非公式の警視庁捜査七課・通称“ヒガンバナ”を舞台にした異色の刑事ドラマで、堀北は、極めて高い共感力ゆえ事件現場に残る声が聞こえる特殊能力を持った刑事・来宮渚を演じる。
ストーリー
警視庁捜査七課は、女性犯罪者および女性被害者対策を目的に設置された非公式の組織。外見は美しいのに一癖も二癖もある女性刑事ばかりが集まっていることから、周囲からは、美しくもその根に猛毒を持つ花になぞらえて“ヒガンバナ”と呼ばれている。
そんな“ヒガンバナ”に所属する刑事・来宮渚(堀北真希)は、事件現場に立つことで犯人や被害者とシンクロ(同調)し、その“声”を聞き取ることができるという特殊能力の持ち主。渚はその力を駆使して個性豊かな同僚たちと協力しながら、女性たちの悲しい感情が渦巻く難事件を解決するために日々奔走する。
キャスト
警視庁刑事部
捜査第七課(ヒガンバナ)
女性犯罪や女性犯罪被害者の対応を目的として新設された部署。 整った容姿で実力もあるが、人格的に問題のあるメンバーが少なくないため、本庁の男性刑事からは「見た目は美しいが猛毒を持つ」という皮肉を込め「ヒガンバナ」(彼岸花)と呼ばれる。
来宮 渚(きのみや なぎさ)
演 - 堀北真希(幼少期:鎌田英怜奈)
本作の主人公。階級は巡査部長。
20年前に自身の目の前で父・悟が殺害された事件のショックが原因で、人が持つ悪意に過敏に反応する(シンクロする)体質になってしまい、また現場では被害者の感情にシンクロし過ぎると意識を消失し、意識を取り戻す頃には、自分が倒れる直前に口に出した言葉を忘れてしまう。特に悪の感情に触れると毒舌になるため、外出時にはヘッドフォンからの音楽で外部からの情報を遮断している。
意識を取り戻した後等に「ヤギ汁」という飲み物を飲んでいるが、あまりにも刺激が強い匂いの為、(薫子を除く)他の「ヒガンバナ」のメンバーからは敬遠されている。
協調性はないが、証拠と根拠に裏打ちされた発言には説得力があり、立場が上の人間を黙らせることも少なくない。母親は、悟が亡くなるよりも前に他界している。
峰岸 雪乃(みねぎし ゆきの)
演 - 檀れい
階級は警部補(単発ドラマでは巡査部長)。チームのリーダー的存在で、来宮とコンビを組む。
かつては捜査一課の刑事だったが、上司に反抗的な態度を取ったことが原因となり、各部署をたらい回しにされた。
連続ドラマ版では、ストーカー事件の捜査の為に一課から「ヒガンバナ」に出向し、事件解決後そのまま異動した(第1話)。
長見 薫子(ながみ かおるこ)
演 - 知英
科学捜査研究所研究員(単発ドラマ)。 → 東京監察医務院監察医(連続ドラマ)。
帰国子女で敬語が上手く話せない。会話の所々に英語が混じる。
名門バレエ団の付属高校に通う妹・透子がいる。
伊東 凛(いとう りん)
演 - 高梨臨
階級は巡査。ゆとり世代。元鑑識課所属で物証に重きを置いている。足で捜査することはあまりせず、ネット上のコミュニケーションで聞き込みを行うことが多い。
実は、3年前に連続婦女暴行事件の被害に遭い、全治1ヶ月の重傷を負い、精神的なこともあり、半年間休職していた事が明らかになる。その犯人の一人である池内を自ら追い詰め、逮捕した。(第8話)
柳 幸子(やなぎ さちこ)
演 - YOU
階級は警部補。凄腕プロファイラー。渚が持つ能力に理解を示す。シングルマザーで一人息子の耕太が居る。
瀬川 すみれ(せがわ すみれ)
演 - 大地真央
階級は警視正(単発ドラマでは警視)。課長。捜査七課の創設者。
渚の父・悟の元同僚で、20年前に悟が殺害されたショックで泣きながら町中を走り回っていた渚を保護した。
大森南署では、刑事課長を務めていた。
捜査第一課
黒田 吾朗(くろだ ごろう)
演 - 木本武宏
階級は警部。係長。
東野 和也(ひがしの かずや)
演 - 市川知宏
階級は警部。キャリア組。捜査一課に新しく配属された刑事。雪乃たちに弄ばれ、捜査情報を引き出されしまう。
凛に好意を持っている。8話で犯人に襲われる寸前の彼女を庇って刺され、負傷する。
北条 光佑(ほうじょう こうすけ)
演 - 平山浩行(連続ドラマ - )
階級は警視正。課長。雪乃の元上司で元恋人。雪乃を名前で呼ぶ。
黒田は階級は自身よりも下であるが、先輩である為、会話する時は敬語を使う。
三上 勉(みかみ つとむ)
演 - 杉本哲太(単発ドラマ)
階級は警視正。課長。雪乃の元上司。
警察関係者
河井 百合子(かわい ゆりこ)
演 - 高橋惠子
渚の主治医。20年前に渚の父・悟が殺害された事件の後、亡くなった悟の遺品を預かっていた。
神藤 勇蔵(しんどう ゆうぞう)
演 - 佐野史郎
階級は警視長。刑事部部長。
渚の父・悟の元同僚で、大森南署では副署長を務めていた。
その他
菊池 謙人(きくち けんと)/ 狩野 謙人(かのう けんと)
演 - DAIGO [12](幼少期:小林喜日)
フリージャーナリスト。典型的なチャラ男でもあり、渚に付きまとう形で現れては、彼女から「ウザい」等と煙たがられたりしている。渚たちの事件現場によく出没しており、渚以外の「ヒガンバナ」のメンバーからは「渚の彼氏」と認識されている。過去にも渚とは面識がある模様で、謙人の仕事部屋には渚を隠し撮りした写真や、彼女の父親が亡くなった事件に関する新聞記事等が多く飾られていた。
その正体は、20年前に渚の父・悟を殺害した犯人として逮捕された狩野勇次の息子・狩野謙人であり、悟が殺害された現場で渚と顔を合わせていた。
幼い頃は、酒を飲んでばかりいた父・勇次からのDVと、勇次が抱えていた多額の借金が原因で苦しい生活を強いられ、母親も勇次からのDVにより体調を崩し、入院を余儀なくされていた。そして20年前のクリスマスイブの日、勇次から突然、来宮家への養子縁組の話を切り出された際に、家族を省みない勇次への怒りが爆発し、毒入りのお茶を飲ませて殺害しようとしていたが、図らずもそのお茶を、強盗傷害事件の容疑者として手配されていた勇次の元を訪ねた渚の父・悟が飲んでしまい、さらにその直後に悟が勇次に包丁で何度も刺され、死亡する事態となった。
そして20年後、悟が殺害された事件の真相を確かめる為に勇次の元を尋ね、頑なに真相を話そうとしない勇次と揉み合う中、彼と密かに共同生活をしていた荒木夏子に腹部を刺され負傷する。その際、勇次から「この事は黙っていてほしい」と頼まれその場を立ち去るも、後に勇次と夏子が心中を図り、勇次が焼死体となって発見され、その事件現場に出入りする様子が防犯カメラに映っていたことから、重要参考人として手配される。
その後、逃走中に交通事故に遭い、病院に搬送され、衝突寸前だった対向車に乗っていた人物が死亡していた事から、当初は謙人が起こした事故で亡くなったと考えられていたが、薫子の解剖等により、対向車に乗っていた人物が、事故が起こる前の時点で既に何者かに殺害されていたことが判明し、疑いは晴れる。そして事件解決後、病院を訪れた渚に、悟が殺害された事件の真相と、勇次が焼死体で発見される直前の出来事を話し、今まで真相を話さなかった事を渚に謝罪した。
退院後は、事故により職場を解雇された為、渚の行きつけの定食屋でバイトとして働きながら、悟が殺害された事件について独自の調査を続けている。
来宮 悟(きのみや さとる)
演 - 杉浦文紀
渚の父親で、元・大森南署の巡査部長。故人。
20年前のクリスマスイブの日に、強盗傷害事件の容疑者として手配されていた狩野勇次に出頭を促す為、小学生だった渚と共に彼の家に赴くが、謙人が勇次を殺害するために用意した毒入りのお茶を誤って飲んでしまった。さらに毒で苦しむ悟の姿を見た勇次が、謙人が毒を入れた事に気づき、謙人を殺人犯にさせまいとして包丁で体を数ヶ所刺したため、渚は刺殺と認識していた。
しかし、事件に関する新聞・雑誌の記事には、現場に渚や謙人が居た事や、謙人の養子縁組についての記述が全く無い等、未だに不審な点が多い。
さくら
演 - 大島蓉子
渚の行きつけの定食屋「さくら」の女将、ヤギ汁も作ってあげている。
ゲスト
単発ドラマ
鈴木 遥子(美マダム雑誌の読者モデル・カフェ店員) - 高岡早紀
井上 麻弓(美マダム雑誌の読者モデル・元看護師) - いしのようこ
江藤 環(ビューティークリニック院長・タレント) - 国生さゆり
伊田 智(グローブ製薬MR) - 東幹久(大学時代:福山翔大)
小川 理美(加奈子の親友・失踪者) - 安藤輪子
関口 加奈子(伊田の18年前の交際相手・失踪者) - 真凛
沢井 美紀子(帝都グランドホテル殺人事件被害者) - 須藤真澄
高崎(環の夫) - 境浩一朗
大山 昭子(三門総合病院看護師・麻弓の元同僚) - 小柳友貴美
その他 - 北代高士(詐欺師)・市川千恵子、益田愛子(高齢者詐欺被害者)
その他出演者 - 天野勝弘、林亜紀子、谷口翔太、岸田裕行、斉藤一平、内田紳一郎、窪正寿、竹内義貴、長谷川るみ、大前理絵、松井佳子、原岡賢一郎、北山雅康
連続ドラマ
第1話
長谷村 千鶴 - 関めぐみ
唐島 珠美 - ともさかりえ
唐島 新之助 - 山中崇
唐島 英一 - 山田明郷
大山 正二 - 矢本悠馬
春川 綾香 - 小野ゆり子
第2話
桐谷 雄一 - 辻義人
桐谷 由香里 - 山本未來
桐谷 可奈 - 川栄李奈
第3話
本郷 早紀 - 紺野まひる
井上 雅子 - 安藤玉恵
本郷 悠 - 須田瑛斗
山吹 - 片桐仁(ラーメンズ)
井上 孝一 - 内田健介
第4話
柴田 曜子 - 月船さらら
三岡 春樹 - 萩原聖人
堂ヶ島 児次郎 - 中原丈雄
結婚詐欺師 - 渋江譲二
相馬 良美 - 西山繭子
森沢 由美子 ‐ 阿南敦子
峰岸 静子 ‐ 岩本多代
第5話
長見 透子 - 尾中琴美
宮下 美月 - 田原可南子
新村 まどか - 秋月成美
岩井 奈央 - 小宮有紗
小野寺 - ミスターちん
香坂 英里子 - マイコ
第6話
狩野 勇次 - 浅野和之(第7話)
荒木 夏子 - 酒井美紀(第7話)
火村 英生 - 斎藤工(from日曜ドラマ・「臨床犯罪学者 火村英生の推理」)
有栖川 有栖 - 窪田正孝(from「臨床犯罪学者 火村英生の推理」)
第7話
浜岡 征一 - 篠田光亮
掛居 沙保里 - 江口のりこ
橘 ひなた - 川島鈴遥
立石 宗治 - 螢雪次朗
第8話
池内 秀雄 - 堀部圭亮
郷田 篤則 - 淵上泰史
岸谷 安奈 - 小篠恵奈
服部 - ラサール石井
第9話
長井 清 - 久保晶
藤村 晴子 - 斉藤由貴(最終話)
道重 隆太郎 - 山中聡(最終話)
辛島 優香 - 新妻聖子(最終話)
海原 - ダンカン(最終話)
捜査員 - 真田幹也
スタッフ
脚本 - 吉澤智子(スペシャル)、徳永富彦、池上純哉、松本美弥子、荒井修子(連続ドラマ)ほか
演出 - 大谷太郎ほか
音楽協力 - 平川智司
演出補 - 山下司
殺陣 - 釼持誠
カースタント - 佐藤秀美
劇中料理 - 赤堀博美
警察監修 - 倉科孝靖
医療監修 - 今井寛
チーフプロデューサー - 伊藤響
プロデューサー - 坂下哲也(スペシャル)、鈴間広枝(連続ドラマ)、尾上貴洋、湯浅典子
ラインプロデューサー - 大塚泰之
アシスタントプロデューサー - 成田有一
プロデューサー補 - 岩崎麻利江
制作協力 - 日テレアックスオン
製作著作 - 日本テレビ
各話あらすじ(2016.1.13 - 2016.3.16)全9話 平均視聴率 9.59%
第1話 2016年1月13日「豪華客船が爆破!?止める鍵はOL殺害犯のウソ」 ※22:00 〜 23:10
東京五輪の施設を巡る視察船が出航しようとする中、近くのビルで転落遺体が見つかる。警備をしていた捜査一課の雪乃(檀れい)は、遺体がストーカー被害届の出ていた千鶴(関めぐみ)だと気付く。そこに七課の渚(堀北真希)が現れ、千鶴が突き落とされた場所に立つと「うそつき」とつぶやき倒れ込んだ。渚を病院に運んだ雪乃は心療内科医の百合子(高橋惠子)から、渚は事件現場に渦巻く感情に‘シンクロ’すると聞かされて…。
第2話 2016年1月20日「身代金運搬ネット中継!?誘拐犯の哀しい目的とは」
有名弁護士・桐谷(辻義人)を誘拐した犯人が、身代金の受け渡しに桐谷の高校生の娘・可南(川栄李奈)を指名する。一課から身代わりを要請された渚(堀北真希)は、犯人の指示で渋谷へ。雑貨店で万引きを命じられたのを皮切りに、転々と移動する姿は動画チャンネルで実況されていた。そして、渚は空きビルの一室で意識を失ってしまう。一方、雪乃(檀れい)は、桐谷の妻・由香里(山本未來)や可南が何か隠しているとにらむ。
第3話 2016年1月27日「ママはぼくが守る…カリスマ主婦に隠された真実」
カリスマ主婦ブロガー・早紀(紺野まひる)のサイン会会場で、脅迫文が見つかり、渚(堀北真希)たちが捜査を開始。同様の脅迫文が、ほか6人のカリスマ主婦のブログにも書き込まれていたことが分かる。その中で、唯一身元が特定できなかった人物が、自宅アパートで他殺体で発見された独身の派遣社員・雅子(安藤玉恵)と判明。そんな中、渚と雪乃(檀れい)は、小学生の息子・悠(須田瑛斗)と暮らす早紀の警護を命じられる。
第4話 2016年2月3日「犯人の愛…女性科学者が謎の爆死!悲劇の真相は」
雪乃(檀れい)が図書館で出会った三岡(萩原聖人)に一目ぼれ。一方、深夜の公園の池に仕掛けられた爆発物で、先端科学研究所の研究員・曜子(月船さらら)が殺された。渚(堀北真希)と雪乃は上司の堂ヶ島教授(中原丈雄)や、偶然にも曜子の同期だった三岡らに話を聞く。そして、同期の良美(西山繭子)が1年前に失踪したと知る。そんな中、曜子の本命の交際相手と見られる‘成川’が結婚詐欺師である可能性が浮上する。
第5話 2016年2月10日「嫉妬と羨望…狙われたプリマ名門バレエ学園の罠」
監察医・薫子(知英)の妹で、有名バレエ団付属高校1年生の透子(尾中琴美)が、意識不明の重体で見つかる。その日の発表会の主役に起用された透子には小麦アレルギーがあり、アナフィラキシーショックと判明。渚(堀北真希)と雪乃(檀れい)は寮で同室の1年生・美月(田原可南子)とまどか(秋月成美)、3年生で主役候補だった奈央(小宮有紗)に話を聞く。一方、バレエ団のプリマ・英里子(マイコ)に脅迫状が届いていたと分かる。
第6話 2016年2月17日「殺人犯の息子と父殺された娘出会った2人の宿命」
炎上した家屋から意識不明の住人・夏子(酒井美紀)と、男性の焼死体が見つかった。七課長のすみれ(大地真央)は現場で倒れ込む渚(堀北真希)が発した言葉に驚く。20年前、渚の父・悟(杉浦文紀)の殺害現場で口にした言葉と同じだったのだ。すみれは渚を気遣い、捜査を離れるよう促すが、渚は無視。一方、夏子は介護していた母親を半年前に亡くしていた。間もなく、見つかった焼死体が悟を殺して服役した狩野(浅野和之)と分かる。
第7話 2016年2月24日「禁断の三角関係!教師殺害犯は同僚か教え子か!?」
謙人(DAIGO)が交通事故を起こし、意識不明に陥る。一方、相手方の車に乗っていた中学教師・浜岡(篠田光亮)が事故以前に死亡していて、運転者が逃走したと判明した。そして、容疑者として浜岡に婚約破棄された同僚・沙保里(江口のりこ)が浮上。渚(堀北真希)と雪乃(檀れい)の事情聴取に、沙保里は浜岡のクラスに問題を抱えた生徒がいるので、結婚は延期しただけだと話す。その生徒とは転校生のひなた(川島鈴遥)で…。
第8話 2016年3月2日「女の敵に立ち向かえ!凶悪犯殺害に隠された真実」
会社員の郷田(淵上泰史)が殺され、遺留品のお守りから、凛(高梨臨)に容疑が掛かる。現場でシンクロした渚(堀北真希)は「俺が悪かった」と口にした。一方、すみれ(大地真央)は、郷田が3年前の婦女暴行未遂事件の犯人で、逃走した2人組の1人だと気付く。渚たちは、凛がその被害者だと知って驚きを隠せない。そんな中、凛が前夜、性犯罪被害者の交流サイトで知り合った安奈(小篠恵奈)に電話をかけ続けていたことが分かる。
第9話 2016年3月9日「遺産は10億!殺された資産家めぐる欲望の女たち」
資産家の長井(久保晶)の屋敷に男が押し入り、金庫を奪って逃走。長井は人工呼吸器が外れて絶命し、家政婦の晴子(斉藤由貴)も負傷した。現場でシンクロした渚(堀北真希)は「お前なんか、家族じゃない」とつぶやく。晴子によれば最近、長井の娘を名乗る人物がたびたび訪れていたという。渚と雪乃(檀れい)は、長井の愛人の娘だと主張する優香(新妻聖子)を突き止める。一方、謙人(DAIGO)は、20年前の事件を再び探る。
最終話 2016年3月16日「七課解散!?最後の敵は最強毒婦と尊敬したボス」
一課は家政婦・晴子(斉藤由貴)の証言から、弁護士の道重(山中聡)を逮捕。事件の黒幕は優香(新妻聖子)だとして聴取を続ける。疑問を抱く渚(堀北真希)たちは、警察OBである派遣会社社長・海原(ダンカン)が、晴子を資産家の元に送り込んでいたとにらむ。しかも、顧客の何人かは死亡しており、渚と雪乃(檀れい)は遺族の裕喜(飯田基祐)を訪ねる。一方、謙人(DAIGO)も、海原が20年前に警視庁を退職したことに注目する。
各話視聴率
番組公式サイト
(ヒガンバナ〜警視庁捜査七課〜 - Wikipedia)