6年前、四宮春樹(星野源)の患者が出産時に亡くなった。母親を助けられず家族を不幸にしてしまった自分を責め続けていた四宮は、そのとき生まれたつぼみちゃんの病室を毎日訪れ見守ってきた。
そんな中、四宮がカイザーの手術中に、つぼみちゃんの容体が急変したという報せが入る…。鴻鳥サクラ(綾野剛)をはじめ同僚たちもつぼみの病室に急いで向かう…。
ある日、23週で切迫早産になった妊婦・小泉明子(酒井美紀)が救急搬送されて来る。産科と新生児科のチーム医療の協力で、小さな赤ちゃんが誕生するが、明子も夫の大介(吉沢悠)も、いくつもの管に繋がれた小さなわが子の姿に息をのむ。
新生児科医の新井恵美(山口紗弥加)からの説明で、赤ちゃんの状況とこれからのリスクの過酷な状況に、大介はなんで助けたのかと新井を責め立てるのだった。それでも新井は献身的に赤ちゃんの看病を続け、保育器から離れない一途な姿に、新生児科の部長・今橋貴之(大森南朋)は一人で抱え込みすぎだと心配する…。
一方、不妊治療の甲斐あって妊娠した相沢美雪(西田尚美)は出生前診断をするか迷っていることをサクラに打ち明ける。
妊娠できたことは嬉しいが、38歳という年齢での出産に、生まれてくる赤ちゃんに異常がないか気になっているという…。
突然訪れた厳しい現実に打ちのめされる家族。
そして、その姿を前に苦悩する医師たちは、試練を乗り越えることができるのか─?
第1話 2015年10月16日「命の医療チームの奇跡」
第2話 2015年10月23日「私の命より大切なもの」
第3話 2015年10月30日「風疹で…2つの手が繋ぐ奇跡」
第4話 2015年11月6日「助けたい!あまりに小さいその命」
第5話 2015年11月13日「14歳の母この子のため少女の決心」
第6話 2015年11月20日「タイムリミットの先に」
第7話 2015年11月27日「母との約束…理想の出産って何?」
第8話 2015年12月4日「僕には忘れられない出産がある」
最終話 2015年12月18日「チームが起こす奇跡!母と赤ちゃんを救え」
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