第8話「釈放直前!!8990円で脱走した女」
満期釈放を2週間後に控え、刑務所の外で研修を受けていた受刑者・野口あゆみ(内田慈)が、何者かに殺された。研修にはベテラン刑務官・上山淑子(根岸季衣)が付き添っていたが、あゆみは隙を見て逃走し、その後、殺された。天樹悠(東山紀之)ら「警視庁捜査一課12係」の刑事たちは、ただちに現場検証を開始。不思議なことに、あゆみは8990円もの現金を所有していた。しかも淑子に確認すると、買い物指導のために現金は渡したが、1000円のみだったという。さらに遺留品には、事件現場近くの駅から310円区間の片道切符もあった。被害者は一体どこへ行き、何をしようとしていたのか!? 謎は深まるばかりで…。
まもなく、あゆみは7年前に殺人罪および覚せい剤取締法違反で服役した直後、殺した情夫との娘を獄中出産し、親権放棄を前提に乳児院に引き渡していたことが分かる。と同時に、あゆみに覚せい剤を売っていた売人・浅野圭一(阿部亮平)が、今回の事件現場近くに住んでいることも分かったのだ。この場合、あゆみが覚せい剤欲しさに浅野のもとへ走り、何らかの原因で揉めた…と考えるのが妥当。だが天樹は、そもそも7年も服役した人間が、たった2週間早く覚せい剤を手に入れるため逃走するとは、にわかに信じがたく…。
あゆみが7年と引き換えにした1日は、一体どんな時間だったのか――。手がかりを求めて捜査を続ける中、天樹はあゆみの娘が夏波(渡邉このみ)という名であること、特別養子縁組で彼女を引き取った家がどこかを突き止める。天樹は乳児院の職員に反対されながらも、夏波に直接会いに行くことに。その時にふと、夏波が口にした一言がどうも引っかかる…!
第1話 2015年7月15日「最後の時効…刑事ドラマの新しい挑戦が今始まる!!」
第2話 2015年7月22日「氷の殺人」
第3話 2015年7月29日「逃亡親友」
第4話 2015年8月5日「忘れた男」
第5話 2015年8月12日「母と息子」
第6話 2015年8月19日「真夏の復讐殺人!?残1時間の命」
第7話 2015年8月26日「自首した男 容疑者0の殺人!!」
最終話 2015年9月9日「真っ白な遺言と10年の空白!!」
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