消防団の活動を利用し、再開発計画の準備を進めてきたタツヤ(AKIRA)を慌てさせる話が飛び込んで来た。 都市開発プロジェクトに欠かせない重要な土地を幸多市が買い取ったというのだ。 行政が絡む公共事業の計画がすでに進行しているとすれば、これまでの努力も水の泡に!?真相を探るため、タツヤは幸多市長の星乃周一郎(国広富之)に接触を試みる。
そのころ、「幸多市消防団第十一分団」では、咲良(栗山千明)らが開催の迫った防災教室のPRに悪戦苦闘していた。 住民に防災を呼びかける毎年恒例のイベントだが、昨年は、消火剤を会場にぶちまけるなど大失敗の連続でひんしゅくを買い、今年は参加者が集まるのかさえ危ういのだ。 タツヤは防災教室で担当するAED(自動体外式除細動器)の体験コーナーの準備を任されるが、張り切る団員たちをよそにまったくやる気を見せない。
そんな折、タツヤはエリ(菜々緒)の口利きで星乃が出席するパーティーに潜入。星乃が人気取りのため市民にアピールできるイベントに出席したがっていることを知る。 星乃に近づくチャンスと踏んだタツヤは、防災教室に急に熱心になり、事前に人気ゆるキャラを招くPRイベントを計画。 当日、肝心のゆるキャラが現れないハプニングに見舞われるが、ピンチヒッターを務めた石沢(菅原大吉)が思わぬ人気者となり、防災教室には参加希望者が殺到する。
いよいよイベントの日、大盛況の会場にまんまと星乃を呼び寄せたタツヤは、公共事業の話を聞き出そうと躍起に。 そんななか、突然場内にけたたましい非常ベルの音が鳴り響いた。参加者たちは逃げ惑い、場内はパニックに!消防団員たちは避難のため誘導しようと呼びかけるが、誰も聞く耳を持たない。 混乱の中、男性がパニックによる発作を起こした。タツヤはAEDで応急処置をしようとするが、準備を怠っていたため使い方がわからず…。
まもなく、火災発生の通報を受けた合田(佐藤隆太)ら消防士たちが会場に駆けつけるが、非常ベルは子どものいたずらによるものと判明した。 しかし、よりによって防災教室で起こった避難騒ぎに参加者たちは激怒。咲良らは激しい非難にさらされるが、合田は、参加者たちに「災害が前もって起こる日を教えてくれますか」と語る。 結果として、騒動は防災について考えるいい訓練になったと評判に。参加者と一緒に消防団を責め立てた星乃も謝罪し、公共事業の件でタツヤに協力すると約束する。
数日後、AEDが使えなかったことを反省し、使い方を真剣に学ぶタツヤの姿が。一方、濱田(田中圭)は、いつのまにか市長と繋がりを持つほど幸多市に食い込んでいたタツヤを怪しみ…。
第1話 2015年7月7日「初回は2時間SPー街を狙う男が街を守るヒーローへ!史上初の消防ドラマが今夜開幕大火災の中絶体絶命」
第3話 2015年7月21日「119番に隠された真実!病の孤独な少年を救え!」
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