第2シリーズが、2016年7月13日から同年9月14日まで放送された。全9話。
2017年7月12日からは第3シリーズを放送。
第4シリーズが2018年7月11日から同年9月12日まで放送された。
第5シリーズが2019年7月10日から同年9月18日まで放送。
第6シリーズが2020年8月5日から同年9月30日まで放送。
第7シリーズが2021年7月7日から同年9月15日まで放送。
第8シリーズが2022年7月13日から同年9月14日まで放送。
第9シリーズが2023年6月7日から放送。
概要
少年隊の東山紀之が、「相棒」や「警視庁捜査一課9係」などの名作を生み出した、伝統のテレ朝“水9枠”に初主演する。
東山が演じる天樹悠は、“札付き刑事の追い出し部屋”とやゆされる警視庁捜査一課12係に所属する、時間に対して執拗なこだわりを見せ、空気の読めなさも一級品という謎の多いキャラクター。そんな天樹が、死亡推定時刻や犯行時刻などから導き出した“被害者と加害者のタイムライン”に疑問を投げ掛け、そこに生じる“空白の時間”の意味を探りながら、事件を解明する姿が描かれる。
ストーリー
警視庁遺失物センターに所属していた天樹悠(東山紀之)は、ある日、警視庁捜査一課12係への異動を命じられる。そこは、どんなに手柄を挙げようとも、一度配属されたら二度と表舞台に戻ることはできないと噂される“刑事の墓場”だった。
天樹は、そこに集まった沙村康介(高嶋政宏)、山下巧(片岡愛之助)、水田環(倉科カナ)ら一筋縄ではいかない刑事たちとぶつかり合いながらも、一人では解決できない謎を補完し合う一方、時間に着目する自らの捜査手法を貫きながら、日々起こる難事件を解決していく。
キャスト
機動捜査隊
天樹 悠(あまぎ ゆう)〈46〉
演 - 東山紀之
配属は警視庁遺失物センター → 警視庁捜査一課12係(第1シリーズ) → 警視庁刑事部機動捜査隊(第2シリーズ)。階級は巡査部長。
事件とは無関係に思われる「時間」に対してこだわりを持っている。犯人に同情・共感せず、推理後は辛辣な非難・批評で追い打ちをかける(第2シリーズ第8話)。
第1シリーズが始まる10年前の自身の誕生日に、妻と娘を亡くしている。天樹が常に身に付けている「『7時12分』を指したまま動かない腕時計」は、亡くなった天樹の娘が彼への誕生日プレゼントとして用意していたものであり、天樹の娘が遺体として発見された時、彼女の手に握られていた。その為、天樹は新しい腕時計と買い換えることを拒んでおり(第2シリーズ第1話の開始時点では、既に修理されている)、また、「時間が止まった人」や「家族と死別した人」を見過ごせずにいる。天樹の妻と娘の死因などについては、彼を12係に抜擢した片桐も知らない。
第2シリーズでは機動捜査隊(機捜104)に所属しており、一日の殆どを覆面パトカーでの管轄内の巡回に費やしている。
立ち振る舞いは第1シリーズと第2シリーズで大きく異なっている。第1シリーズではノーネクタイで態度も飄々としており、妻の遺品の時計が毎回登場していたが、第2シリーズではネクタイを締めて態度もクールになり、妻の遺品の時計に拘るシーンも無くなった。
捜査一課12係
沙村 康介(さむら こうすけ)〈49〉
演 - 嶋政宏
配属は警視庁捜査一課12係。第2シリーズでは係長に昇進。階級は警部補(第1シリーズ) → 警部(第2シリーズ)。
正義感が強く情熱的な男で天樹同様、犯人に同情・共感しない。
水田 環(みずた たまき)〈28〉
演 - 倉科カナ
配属は警視庁捜査一課12係。階級は巡査(第1シリーズ) → 巡査部長(第2シリーズ)。
帰国子女。
青山 新(あおやま あらた)
演 - 塚本高史(第2シリーズ - )
所属は有明警察署刑事課(第1話) → 警視庁捜査一課12係(第2話 - )。階級は巡査。
スタンドプレーが目立つ天樹の監視役となる。第2シリーズ第1話にて、天樹達の捜査で過去の未解決事件の犯人であることを突き止められた上司を殴ったことで謹慎処分を受け、その後、沙村の計らいで警視庁捜査一課12係に配属される。
未来犯罪予測センター
山下 巧(やました たくみ)〈42〉
演 - 片岡愛之助
配属は警視庁捜査一課12係(第1シリーズ) → 未来犯罪予測センター(第2シリーズ)。階級は巡査部長。
情報収集が得意。ホワイトハッカー。
刑事総務課
片桐 正敏(かたぎり まさとし)〈55〉
演 - 吉田鋼太郎
配属は警視庁捜査一課12係の係長(第1シリーズ) → 刑事部刑事総務課課長(第2シリーズ)。階級は警部(第1シリーズ) → 警視(第2シリーズ)。
謎の多い男。
12係の関係者
永沢 圭太(ながさわ けいた)〈38〉
演 - 鈴木浩介
配属は警視庁捜査一課12係。階級は巡査部長。
12係と他部署の潤滑油的存在。第2シリーズ第4話で殉職。
堂本 俊太郎(どうもと しゅんたろう)〈65〉
演 - 北大路欣也
法医学者。東都大学医学部長。天樹の義父。
第1シリーズ最終話で、アメリカのとある大学から法医学のアドバイザーとして招待され、吉岡泰夫が殺害された事件が解決した後に渡米。その後、第2シリーズ第1話にて帰国する。
警察関係者
小田 六郎
演 - 中丸新将(第2シリーズ第1話・第3話)
警視庁刑事部長。
ゲスト
第1話
金子 正信(土神建設の作業員) - 前田吟
安藤 紗季(東活撮影所の清掃員) - 朝加真由美
高田 浩一郎(法務大臣・元警視庁副総監) - 浜田晃
岡本 正義(警視庁刑事部長) - 矢島健一
安倍 俊也(高田の秘書) - 浜田学
中嶋 健介(彩香の夫) - 木下隆行
江尻 孝之(元大蔵大臣の息子) - 川口力哉
内田 涼子(グラビアアイドル) - 丸高愛実
橋本(世田谷東警察署の刑事) - 田中耕二
安藤 聡子(紗季の娘・故人) - 石井萌々果
浅田 一也(涼子の元彼) - 斉藤悠
高田 真奈美(高田の孫娘・英仙女子小学校の児童) - 錦辺莉沙
中嶋 彩香(フリーライター) - 森脇由紀
小島 あきこ(英仙女子小学校の児童) - 石上ひなの
第2話
安積 隆秀(日本理科大学低温物理学研究室の助教授) - 橋本さとし
香田 正美(日本理科大学低温物理学研究室の助教授) - 佐津川愛美
川村 秀則(日本理科大学低温物理学研究室の教授) - 大石吾朗
坂上 洋一(坂上水道工房社長) - 螢雪次朗
岩渕 紀夫(投資家) - 新納敏正
第3話
笹岡 圭介(ベルフラワー生命の営業課長) - 飯田基祐
小畑 章枝(弥生の義母・喫茶「クコの実」の店主) - 大島さと子
永井 弘士(ベルフラワー生命の社員) - 少路勇介
小畑 弥生(ピアニスト・失明の少女) - 尾高杏奈
大野 吾郎(ベルフラワー生命の営業部長) - 大村波彦
河野 理恵(笹岡の元妻) - 田村友里
井上 芳樹(クコの実の店員) - 青柳尊哉
増田 憲一(ベルフラワー生命の社員) - 島津健太郎
川崎 洋一(東京アイバンクのスタッフ) - 平川博晶
笹岡 奈美子(笹岡の妹・故人) - 大庭舞桜
第4話
高杉 賢吾(高杉法律事務所の弁護士) - 眞島秀和
高杉 真琴(高杉の妻) - 大塚千弘
添島 修一(木戸ホールディングスの顧問弁護士) - 入江雅人
奈良岡(木戸ホールディングスの専属運転手) - 不破万作
木戸 宏子(清三郎の妻・木戸ホールディングス会長) - 松井紀美江
木戸 明信(清三郎と宏子の息子・木戸ホールディングス社長) - 日向丈
下川 実(高杉法律事務所の元事務員) - 黒岩司
木戸 清三郎(木戸ホールディングス前会長・故人) - 橘進之助
第5話
前田 尚紀(前田と和美の息子・大平重工の研究員) - 中丸雄一(幼少期:橋爪龍)
前田 和美(かなで洋裁店の店主) - 黒田福美
西岡 民代(和美の友人・かなで洋裁店の店員) - 阿知波悟美
大沼 和樹(大平重工の所長・尚紀の上司) - 大河内浩
羽田 美樹(大平重工の社員) - 内田もも香
富樫(青葉金属工業所社長・前田金工の元職人) - 山崎大輔
石川 剛(大平重工の社員) - 河内浩
中村(大平重工の社員) - 櫂作真帆
前田 伸雄(前田金工の元社長・故人) - 西岡秀記
第6話
高堂 隼人(ワイドショーのコメンテーター・元最高裁判事) - 長谷川初範
西沢 淳一(西沢運輸の元社長) - 近藤公園
三輪 友里(キャスター) - 小出ミカ
田中 優奈(スタイリスト) - 杉本有美
亀井(警視庁みなとまち交番巡査) - 迫田孝也
成瀬 博之(殺人の前科者) - 兼松若人
新垣(成瀬の会社の上司) - 江森正明
高堂 由美子(高堂の妻) - 渚あき
高堂 愛理(高堂と由美子の娘・看護師) - 石志望
西沢 涼子(西沢の妻・故人) - 上田愛美
西沢 真菜(西沢と涼子の娘・故人) - 平澤宏々路
第7話
木島 義男(無職・元タクシー運転手) - でんでん
溝口 智也(「パティスリー ラ・ジェム」のメインパティシエ) - 長谷川朝晴
溝口 幸恵(溝口の妻・「パティスリー ラ・ジェム」のオーナー) - 霧島れいか
井上 幹夫(雑誌「ベストスイーツ」の記者) - 須田邦裕
小石川 美砂(「パティスリー ラ・ジェム」のパティシエ見習い) - 高田里穂
田所 真弓(「パティスリー ラ・ジェム」のパティシエ見習い) - 木下あゆ美
小石川 久志(美砂の父・菓子職人) - ふるごおり雅浩
第8話
野口 あゆみ(受刑者) - 内田慈
上山 淑子(北関東女子刑務所刑務官) - 根岸季衣
浅野 圭一(覚醒剤売人) - 阿部亮平
小林 夏波(野口の娘) - 渡邉このみ
小林 匠(夏波の養父) - 久松信美
小林 真奈(夏波の養母) - 春木みさよ
北関東女子刑務所所長 - 藤田宗久
最終話
吉岡 清(道に迷っていた老人) - 小野武彦
吉岡 泰夫(清の息子) - 林泰文
第2シリーズ
第1話
道上 慎之助(警視庁捜査一課管理官) - 田中哲司
赤石 貴志(有明警察署副署長) - 菅原大吉
飛駒 英太(大学院生) - 金井勇太
飛駒(英太の母) - 栗田よう子
石田(小田の秘書) - 影山英俊
黒田(教授・監察医) - 菅野久夫
田口 - 尾関陸
筧 里緒奈(財務官僚の娘・臨海運河女性死体遺棄事件の被害者) - 恒吉梨絵
品田 ゆり(警察官僚の娘・江東区女子大生死体遺棄事件の被害者) - 西平風香
第2話
中原 雅美(帝都テレビのキャスター) - MEGUMI
岡田 憲一(東京都知事) - 山田明郷
野口 ゆり子(掃除婦) - 滝沢涼子
安斉 享(「帝生会」事務局長) - 奥田達士
市川 誠司(東京都知事特設秘書) - 吉満寛人
尾野 毅(帝都テレビのスタッフ) - 小林健
佐田 浩一(ゆり子の隣人・週刊タイムリーの記者) - 一条俊
並木 圭介(帝都テレビのスタッフ) - 西興一朗
和久井 裕介(東京都知事特設秘書・厚生労働省の元職員) - 児玉貴志
マンション管理人 - 児玉頼信
富岡 昌弘(帝都テレビのカメラマン) - 石原和海
樋口 健太(警察官) - 中山卓也
磯崎(クラブのスタッフ) - 西沢仁太
渡辺 宗(ホームレス) - 稲健二
記者 - 吉野正弘
記者 - 池田倫太朗
「帝生会」秘書 - 羽村純子
帝都テレビのスタッフ - 山口知紗
第3話
横田 芙美代(横田化学工業社長) - 藤田朋子
高坂 信彦(資産家・心臓病を患っている) - モロ師岡
加地 遼一(「ヒルズスカイビル」警備員・横田化学工業の元社員) - 池内万作
若杉 洋一(東京国際医療病院の医師・高坂の主治医) - 菊池均也
西原 朋子(高坂のヘルパー) - 阿南敦子
公安部長 - 牧村泉三郎
東京国際医療病院外科部長 - 岸博之
横田(芙美代の父・横田化学工業の前社長) - 橘家二三蔵
「ヒルズスカイビル」の一般客 - 井俣太良
「ヒルズスカイビル」警備主任 - 平尾仁
「ヒルズスカイビル」の一般客 - 芹澤みづき
「ヒルズスカイビル」スタッフ - 松尾英太郎
第4話
第5話
丸藤 遼平(警察官・巡査) - 音尾琢真
山路 史郎(ヤマジ警備保障2代目社長) - 手塚とおる(第5話のみ)(30年前:萩原亮介〈第5話のみ〉)
永沢 和子(永沢刑事の母・圭介の妻) - 立石涼子
村山 茂(永沢刑事殺害の被疑者) - みのすけ(第4話のみ)
三窪 厳(30年前の「あけぼの横丁殺人事件」被疑者・刑期を終え出所・元整備工) - 大高洋夫(第5話のみ)(30年前:佐賀孔生〈第5話のみ〉)
小早川 卓(ヤマジ警備保障の元社員) - 難波圭一(第5話のみ)
木下 あずさ(「山笠団地」315号室の入居者) - 吉井怜
中西 健二(「山笠団地」204号室の入居者) - 金剛地武志(第4話のみ)
森川 直子(「山笠団地」402号室の入居者) - 林田麻里(第4話のみ)
野間 紗代(「山笠団地」207号室の入居者) - 南伊(第4話のみ)
中村 一哉(「山笠団地」511号室の入居者) - 飯田隆裕(第4話のみ)
ホームレス - 多田木亮佑(第4話のみ)
小林 健太(警察官) - 守谷勇人
ヤマジ警備保障の担当者 - 許秀哲(第4話のみ)
NPO法人「女性支援団体 ぬくもりの家族」職員 - 七海映子(第4話のみ)
北田 吾郎(「あけぼの横丁殺人事件」の担当刑事) - 野村昇史(第5話のみ)
広田 信子(喫茶店店員) - 中條サエ子(第5話のみ)
永沢 圭介(永沢刑事の父・30年前に殉職した元刑事) - 岩渕敏司(第5話のみ)
タバコ店店主 - 須間一也(第5話のみ)
清水 利沙子(「あけぼの横丁殺人事件」被害者・元スナックオーナーの姪) - 葛堂里奈(第5話のみ)
リポーター - 塩地美澄(第5話のみ)
第6話
藤堂 かずさ(都市清掃活動団体「すずかぜクラブ」代表・藤堂コンサルティング社長) - 高橋ひとみ
工藤 雅夫(「すずかぜクラブ」メンバー) - 春田純一
深田 孝臣(「すずかぜクラブ」メンバー・深田不動産社長) - 諏訪太朗
木村 和久(「すずかぜクラブ」メンバー) - 朝倉伸二
日吉 景子(あきらの母・保険外交員) - 舟木幸
渋川 おさむ(ヤンキー集団「ブラックブラッド」元メンバー) - 川籠石駿平
工藤 麻子(工藤の妻) - 田中綾子
植村 剛(「ハンター事件」第1被害者・覚醒剤の売人・「ブラックブラッド」元幹部) - 城間盛吾
中島 翔(「ハンター事件」第2被害者・恐喝の常習犯・ヤンキー集団「ホワイトサタン」元幹部) - 宮澤和之
白川 エイジ(「ハンター事件」第3被害者・無職) - 横井優一
日吉 あきら(「ブラックブラッド」元メンバー・脊髄損傷で車椅子生活) - 西本銀二郎
第7話
赤松 達夫(帝都電機研究所所長) - 羽場裕一
松原 敏雄(経済産業省産業技術環境局次長) - 山崎銀之丞
森岡 直樹(帝都電機研究所東南アジア統括部長) - 伊藤正之
西島 あおい(帝都電機研究所研究員) - 小野真弓
飯沼 太郎(警視庁科学捜査研究所研究員) - 森本のぶ
ルーク・ビンセン (帝都電機セラビア製造工場工員) - 田中夏海(なつうみ)
太田 守(帝都電機カスタマーセンター室長) - 中田敦夫
久保 恭子(帝都電機カスタマーセンター社員) - 氏家恵
足立 健司(警視庁東中野警察署の刑事) - 金重陽平
西村(コンビニ「プラネマート」店員) - 松木研也
中田 美千代(帝都電機研究所研究員) - 小川夏果
富田 麻子(帝都電機研究所研究員) - 小柳美李
ホテルのフロント係 - 小川あゆ美
第8話
柳 静香(光太郎の腹違いの妹・ホテルグループ「柳ロイヤルリージェンシー」副社長) - 山本未來
田沼 孝雄(柳家の執事) - 下條アトム
伊吹 響子(俊也の妻) - 遊井亮子
五十嵐 正治(柳ロイヤルリージェンシー社長秘書兼運転手・前社長の右腕) - 神尾佑
柳 光太郎(柳ロイヤルリージェンシー社長) - 草野康太
寺井 信介(ヤナギRG社員寮の管理人・柳ロイヤルリージェンシーの元専務) - 工藤俊作
伊吹 俊也(画家・前科者) - 山中雄輔
柳 美幸(光太郎の妻) - 田村友里
刑事 - 浅見小四郎
柳 隆一(静香と光太郎の父・柳ロイヤルリージェンシーの前社長・故人) - 井原幹雄
伊吹家の隣人 - 武藤令子
豊洲第一病院看護師長 - 南風佳子
ホームレス - 徳秀樹
警察官 - 新虎幸明
記者 - 辻京太
スタッフ
脚本 - 大石哲也、八津弘幸、真野勝成、伊藤洋子、徳永富彦、森下直
音楽 - 吉川清之
監督 - 猪崎宣昭、新村良二、長谷川康、及川拓郎
ゼネラルプロデューサー - 黒田徹也(テレビ朝日 / 第1シリーズ)、三輪祐見子(テレビ朝日 / 第1シリーズ)、内山聖子(テレビ朝日 / 第2シリーズ)
プロデューサー - 山田兼司(テレビ朝日 / 第1シリーズ)、三輪祐見子(テレビ朝日 / 第2シリーズ)、和佐野健一(東映 / 第1シリーズ - )
制作 - テレビ朝日・東映
各話あらすじ(2015.7.15 - 2015.9.9)全9話 平均視聴率 9.50%
第1話 2015年7月15日「最後の時効…刑事ドラマの新しい挑戦が今始まる!!」※21:00〜22:24
警視庁遺失物センターに勤務する天樹(東山紀之)は、‘刑事の墓場’と呼ばれる捜査一課12係に異動することに。着任早々、天樹は係長の片桐(吉田鋼太郎)らとクルーザー爆破事件の捜査に乗り出す。だが、刑事部長の横やりが入り、12係は捜査から外されてしまう。代わりに押し付けられた連続放火事件と事務員失踪事件を捜査中、現役大臣の孫の誘拐事件が発生する。程なく、天樹は全ての事件がつながっていると気付く。
第2話 2015年7月22日「氷の殺人」
液体窒素で冷凍され、死亡時刻を推定できなくされた投資家・岩渕(新納敏正)の他殺体が見つかる。天樹(東山紀之)は、岩渕が投資していた大学の低温物理学研究室に行き、研究員の安積(橋本さとし)らに話を聞く。やがて、同じく研究員の正美(佐津川愛美)が岩渕と愛人関係だったことが判明。しかしすぐに正美のアリバイは証明される。そんな中、今度は研究室を率いる教授の川村(大石吾朗)が冷凍状態の遺体で発見される。
第3話 2015年7月29日「逃亡親友」
保険会社の営業部長・大野(大村波彦)がビルの非常階段で転落死。目撃者で部下の永井(少路勇介)によると、課長の笹岡(飯田基祐)と争い転落したという。天樹(東山紀之)は、現場の階段の踊り場に置かれたケースの中の空き瓶に注目する。逃走した笹岡は沙村(高嶋政宏)の高校時代の友人だった。追跡を逃れて軽井沢から蓼科に立ち寄り、再び東京に戻った笹岡が、遺体で見つかる。自殺と思われたが、天樹は捜査を続行する。
第4話 2015年8月5日「忘れた男」
山中で身元不明の白骨遺体が見つかった。天樹(東山紀之)は遺留品の六法全書の書き込みに注目。やがて、被害者が法律事務所の事務員・下川(黒岩司)と判明する。しかし、彼を雇っていた高杉(眞島秀和)は5年前のキャンプ中、沢に転落して記憶喪失に陥っていた。現場が近く、高杉の転落事故は殺人事件と無関係とは思えない。高杉の当時の手帳を調べた天樹は、彼が5年前にある人物と頻繁に会っていたことを突き止める。
第5話 2015年8月12日「母と息子」
天樹(東山紀之)らは、宇宙開発企業の研究員・前田(中丸雄一)がビルの谷間の公園で殺された事件を捜査。前田は最寄り駅から現場まで最短4分の道のりを15分もかけて到着していた。調べると、前田は途中のコンビニでナイフを購入していた。セクハラで訴えられた前田は、子会社への出向が決まっていたらしい。さらに前田の亡父が営んでいた工場を倒産に追い込んだのが、前田の上司・大沼(大河内浩)だったと分かる。
第6話 2015年8月19日「真夏の復讐殺人!?残1時間の命」
自転車事故を起こした元最高裁判事でコメンテーターの高堂(長谷川初範)が、事情聴取中に交番の自転車を盗んで姿を消す。事故を目撃した天樹(東山紀之)が沙村(高嶋政宏)らを高堂の家に向かわせると、高堂の妻子が何者かに拉致された後だった。やがて、容疑者として西沢(近藤公園)が浮上。数年前、高堂は西沢の妻子を殺した犯人に無罪判決を下していたのだ。顔写真から、先刻の高堂の自転車事故の相手が西沢だと分かる。
第7話 2015年8月26日「自首した男 容疑者0の殺人!!」
深夜、女性の他殺体が見つかり、木島(でんでん)と名乗る男が凶器のロープを持って交番に自首してきた。木島は行きずりの犯行だと話すが、天樹(東山紀之)は犯行から自首するまで2時間半の木島の行動が気になる。木島は自宅に戻ってシャワーを浴びたというが、自宅を調べるとその痕跡はない。やがて、被害者が有名洋菓子店のパティシエ見習・真弓(木下あゆ美)と判明。真弓の部屋は何者かにより荒らされていた。
第8話 2015年9月2日「釈放直前!!8990円で脱走した女」
栃木女子刑務所に服役中のあゆみ(内田慈)の他殺体が見つかる。2週間後に出所を控えたあゆみは、刑務所の外で行われる「釈放前教育」中に、引率の刑務官・淑子(根岸季衣)の目を盗み、逃げ出したという。あゆみの所持品に310円の切符があった。天樹(東山紀之)は、彼女が現場から次にどこに向かおうとしていたのか気になる。あゆみが服役中に出産したことを知った天樹は、子どもを引き取った乳児院へと向かう。
最終話 2015年9月9日「真っ白な遺言と10年の空白!!」
天樹(東山紀之)は、息子の遺体確認のため上京した吉岡(小野武彦)に付き添う。吉岡は、10年前のある出来事をきっかけに息子の泰夫(林泰文)とは音信不通になっていたという。泰夫が死んでいた段ボールハウスの中に練炭をたいた跡があり、所轄署はホームレスの自殺と断定したようだ。しかし、泰夫がハウスを設置した時間は雨が降っていたのに、靴が汚れていないことに気付いた天樹は、不審を抱き独自に捜査を始める。
各話視聴率
番組公式サイト
(刑事7人 - Wikipedia)
第2シリーズ
概要
東山紀之演じる天樹悠ら、個性的な刑事たちの活躍を描く刑事ドラマの第2シリーズ。昨年に放送された第1弾では、物や事象への執着が強く空気が読めない天樹ら、風変りだが愛すべきパーソナリティーを持った警視庁捜査一課12係の刑事ら7人が、ぶつかり合いながらもそれぞれの得意分野を生かして事件を解決に導いていく鮮やかさが好評を博した。
今回は、「機動捜査隊」に移った天樹が、今はそれぞれの異動先で本領を発揮しているかつての12係の面々らと手を組み、警視庁最強の「別動捜査隊」を結成。数々の凶悪犯罪に立ち向かっていく。
ストーリー
“刑事の墓場”とやゆされる警視庁捜査一課12係でさまざまな難事件と対峙した天樹悠(東山紀之)は、今は機動捜査隊の一員となっていた。また、片桐正敏(吉田鋼太郎)が刑事総務課長に出世し、山下巧(片岡愛之助)が謎の部署「未来犯罪予測センター」に異動するなど、12係だった面々には大きな変化が訪れていた。
そんな中、彼らに新たな舞台が与えられる。各々の異動先でエキスパートとして活躍する天樹らと、係長となった沙村康介(高嶋政宏)を中心とする12係の刑事、そして法医学の権威・堂本俊太郎(北大路欣也)がタッグを組んだ最強の組織「別動捜査隊」で、それぞれの強みを集結させて凶悪犯罪に真っ向からぶつかっていく。
各話あらすじ(2016.7.13 - 2016.9.14)全9話 平均視聴率 10.29%
第1話 2016年7月13日「スペシャリスト再結集!!未解決事件に空欄50の罠…!!模倣犯からの挑戦状」 ※初回15分拡大(21:00 〜 22:09)
機動捜査隊に異動した天樹(東山紀之)はほぼ24時間態勢で管内をパトロール。ある日、外に置かれた箱から血が流れているとの通報で駆け付けると、中に頭部と胸部から切り離された首だけが入っていた。同地域では3年前にもバラバラ殺人事件があり、未解決のまま。その後も、遺体の一部が入った箱が次々と見つかり、天樹が以前所属していた「捜査一課12係」の沙村(高嶋政宏)らも捜査に加わる。捜査本部が置かれた所轄署の副署長・赤石(菅原大吉)は部下の青山(塚本高史)に12係周辺の動きを見張らせる。
第2話 2016年7月20日「秘書が転落死!!疑惑の8000万円!!密告する女のバトル」
東京都知事・岡田(山田明郷)の特設秘書・和久井(児玉貴志)が転落遺体で見つかる。第一発見者のテレビキャスター・雅美(MEGUMI)が、番組で岡田の収賄疑惑をスクープ。和久井が岡田と贈賄側とのパイプ役だと報じる。所轄署は状況から和久井の死は自殺と断定。しかし、検視した堂本(北大路欣也)から和久井が死ぬ前に拘束されていた可能性があると聞いた天樹(東山紀之)は、12係の沙村(高嶋政宏)らと独自に捜査を始める。
第3話 2016年7月27日「地上145メートル密室からの脱出!!爆弾に繋がれた命の期限」
医師・若杉(菊池均也)の他殺体が患者・高坂(モロ師岡)の部屋で見つかり、高坂は犯人に連れ去られる。補助人工心臓で生きる高坂のバッテリー残存時間は最大12時間だ。犯人からの映像により監禁場所のビルが特定され、沙村(高嶋政宏)らが急行するが、天樹(東山紀之)は簡単過ぎるといぶかしむ。高坂の発見直後、ビルで爆発が起き、そのフロアは孤立し外へ出られなくなる。さらに高坂のバッテリーには爆弾が仕掛けられ…。
第4話 2016年8月3日「刑事死す!!最期の謎のメッセージ食い違う7つの証言」
パトロール中の天樹(東山紀之)は、団地で遺体が見つかったという無線を聞き、現場に急行。その少し前、永沢(鈴木浩介)も同じ団地に来ていた。終業後に沙村(高嶋政宏)らの誘いを断り、ある人物の指示で団地を訪れたのだ。住人のあずさ(吉井怜)の悲鳴を聞き、部屋に駆け付けた永沢は、彼女を襲うことに失敗して逃げ出した男(みのすけ)を追う。他の住人たちの証言から作った似顔絵を基に、天樹らもその男の行方を追う。
第5話 2016年8月10日「仲間はなぜ殺されたのか…天井裏の謎!?衝撃の結末!!」
天樹(東山紀之)らは、永沢(鈴木浩介)が何者かのわなにより殺されたと気付く。改めて捜査を始めると、警官だった永沢の父親(岩渕敏司)が殉職前に息子に残したカセットテープが見つかる。その内容から、永沢は父親が死の直前まで捜査していた事件を再調査していたようだ。天樹は永沢が遺品のトランプに込めた暗号を解読。「ミクボゲン」という言葉が浮かぶ。調べると、それは30年前の殺人事件の犯人の名前だった。
※2016年8月17日は「リオ五輪 2016 女子ゴルフ」(19:00 〜 22:00)が放送のため、休止。
第6話 2016年8月24日「「人間のクズ」は不必要?正義の殺人者“水曜日のHUNTER」
不良集団の元幹部が立て続けに射殺される。被害者は袋小路に追い詰められ、壁にはペンキで「HUNTER」と書かれていた。連続殺人事件として捜査する沙村(高嶋政宏)らは、抗争で息子の体が不自由になった景子(舟木幸)をマーク。一方、天樹(東山紀之)は事件前に両現場を清掃したボランティアクラブに潜入。経営コンサルタントのかずさ(高橋ひとみ)が立ち上げた同クラブの一員・工藤(春田純一)が犯人だと確信するが…。
第7話 2016年8月31日「動く死体と旅行者の秘密の関係!!異常発熱に隠れた罠」
天樹(東山紀之)らは大手電機メーカーの研究員・あおい(小野真弓)が殺された事件を捜査。上司の赤松(羽場裕一)の話から、途上国のセラビアからルーク(ムハンマド・ナズミ)という男性があおいを頼って来日中だと分かり、天樹らはルークの行方を追う。一方、赤松とあおいが口論する姿も目撃されており、沙村(高嶋政宏)らは赤松の身辺も捜査。検視の結果、あおいは別の場所で殺された後、自宅まで運ばれていたと分かる。
第8話 2016年9月7日「死体が語る不完全な交換殺人…!?100%アリバイの女」
画家の伊吹(山中雄輔)が変死。所轄署は服毒自殺と断定するが、伊吹が死の間際に「人を殺した」とつぶやいたと耳にした天樹(東山紀之)は、独自に捜査を開始する。その2日前、12係は高級ホテル社長・柳(草野康太)が殺された事件を捜査。柳は2カ月前に急逝した創業者の父親に代わって社長に就任したばかりだった。やがて、天樹の捜査で伊吹が柳を殺した可能性が浮上。しかし、調べても2人の接点は見つからない。
最終話 2016年9月14日「VS予告犯3つの挑戦状!!最後に笑うのは96%の良心」
現場で男(山本裕典)が天樹(東山紀之)の覆面パトカーをのぞき込んでいた。無線が聞きたいという男の頼みを断ると、男は無線のものまねをしながら去っていく。車に乗り込んだ天樹は、男がものまねで口にしたのと同じ住所で殺人事件が起きたことを知る。天樹は男の身元を突き止めるが、山崎という名のその男は、適当に口走っただけだと主張する。そんな中、新たな殺人事件が発生。状況から、天樹は連続殺人を疑うが…。
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