2015年06月25日

37.5℃の涙 TOP

2015年7月9日から同年9月17日まで、毎週木曜21:00 - 21:54に、TBS系の「木曜ドラマ劇場」で放送中。全10話された。初回は15分拡大。蓮佛美沙子は民放ドラマ初主演となる。


原作
『37.5℃の涙』(さんじゅうななどごぶのなみだ)は、椎名チカによる漫画作品。『Cheese!』(小学館)にて2013年12月号から2014年11月号まで連載された。『Cheese!』2015年7月号にて、実写ドラマ化が発表され、同号より連載が再開された。単行本は2015年6月現在既刊3巻。

病気の子供の世話をする病児保育士が主人公の物語。


ドラマ概要
コミック誌で連載中の同名マンガをドラマ化。民放連続ドラマ初主演となる蓮佛美沙子が、仕事中の親に代わって病気の子供の世話をする新米病児保育士を演じる。笑顔が苦手で保育園の契約を打ち切られた杉崎桃子(蓮佛)が、訪問型病児保育「リトルスノー」で働き始めてさまざまな家族と出会い、仲間に支えられながら成長していくストーリー。

“37.5℃”は、子供がこの体温を超えると保育園から「お迎えコール」が掛かり、親は仕事中でも迎えに行かなければならないボーダーラインを示している。脚本は、ドラマ「CAとお呼びっ!」(日本テレビ系)などを手掛けた梅田みかが務める。


ストーリー 
笑顔が苦手でうまく笑えない保育士の杉崎桃子(蓮佛美沙子)は、保護者とのコミュニケーションが取れず、勤務先の保育園の契約を1年で打ち切られてしまう。路頭に迷った桃子だが、訪問型病児保育「リトルスノー」で働くことになり、どうしても仕事が休めない親に代わって自宅を訪問して子供の世話をする、病児保育士として再出発する。

桃子は、派遣先でさまざまな家族と出会い、仲間や親友にも助けられながら仕事に奮闘し、やがて、自らも仕事や恋、家族、友情と向き合い、成長していく。


キャスト
リトルスノー
杉崎 桃子〈23〉
演 - 蓮佛美沙子(幼少期:井上琳水)
感情表現が下手な女性。それが原因で、保育士をやめた。自身の家族(主に実母と実兄)による虐待の後遺症で感情表現が下手になった。

朝比奈 元春〈35〉
演 - 成宮寛貴
リトルスノー共同経営者。柳の反対を押し切って桃子を採用する。

関 めぐみ〈36〉
演 - 水野美紀
チーフ保育士。新人教育係として桃子の指導に当たる。

柳 主税〈40〉
演 - 藤木直人(特別出演)
リトルスノー社長。生真面目な性格。独身。

田中 雅代〈55〉
演 - 美保純
病児保育士。

今井 加奈子〈28〉
演 - 永池南津子
病児保育士。

町井 理沙〈26〉
演 - 趣里
若手保育士。

加藤 哲平〈25〉
演 - 木戸邑弥
若手保育士。

篠原家
篠原 健介〈31〉
演 - 速水もこみち
妻・久美子と離婚協議中(後に正式に離婚)のシングルファーザー。

篠原 久美子〈31〉
演 - 滝沢沙織
健介の妻。病児保育を知らなかったため、桃子を健介の浮気相手と誤解する。

篠原 健太〈6〉
演 - 横山歩
篠原夫婦の息子。喘息の持病を持ってる。久美子が家を出たため、健介と二人暮らし。

杉崎家
杉崎 富美子〈55〉
演 - 浅野温子
桃子たち三兄弟の実母。桃子の感情表現が下手になった原因を作った1人で、虐待していた毒母でもある。

杉崎 誠一郎〈61〉
演 - 石田登星
桃子たち三兄弟の実父。入院していたが、意識不明のまま在宅療養となり、自宅で死去。

杉崎 優樹〈28〉
演 - 水上剣星(幼少期:小林喜日)
桃子の実兄。職業は医師。実母の影響により冷酷で底意地の悪い性格をしている。桃子の感情表現が下手になった原因を作った1人で、幼少時は実母と結託して虐待していた。意識不明の実父を邪険に扱った。リトル・スノーにビジネスパートナーとして姿を現すが、朝比奈に桃子の実の兄ということは知られてない。

清水 香織〈26〉
演 - 田上唯(幼少期:井上華月)
桃子の実姉。流行のファッションに身を包む今時の女性。既婚者でもあり、義父母と同居している。

杉崎 彩
演 - 黒川智花
優樹の妻。妊娠中であるためリトル・スノーに病児保育を依頼。

杉崎 光
演 - 石塚獅桜
優樹の息子。ヒーローである父が桃子を虐待している姿を見てしまい、妹に手を挙げる。

杉崎 舞
演 - 早坂ひらら
優樹の娘。

居酒屋 さくらんぼ
佐藤 錦〈50〉
演 - 西村和彦

佐藤 陽子〈50〉
演 - 久保田磨希

佐藤 さやか〈24〉
演 - 谷川りさこ

その他
小野 優美香〈23〉
演 - トリンドル玲奈
桃子の親友。篠原 健太が通う保育園の保育士。

朝比奈 小雪
演 - 松島花
元春の妻(故人)。リトルスノー設立者の一人。

朝比奈 小春〈9〉
演 - 鈴木梨央
元春の娘。母親の死後、元春に反抗的な態度を取る。

小春の担任(第4話)
演 - 阿南敦子

相澤 亮太(第3話・第4話)
演 - 鴇田蒼太郎
3年前、めぐみが世話をしたステップファミリーの子供。

亮太の母(第4話)
演 - 深谷美歩

ゲスト
第1話、第10話
森 聡美〈36〉
演 - 中越典子
桃子が初めて一人で病児保育に行った家のシングルマザー。

森 海翔〈5〉
演 - 林田悠作

第2話
佐々木 真里恵
演 - 安達祐実

佐々木 結衣
演 - 須田理央
腹痛の仮病を使って休む「常習犯」。

第3話
大橋 華絵
演 - 矢田亜希子
カリスマ・ママタレント。病児保育中に娘を吹き抜けの二階から落としたとして、桃子を退職させるよう柳に迫る。

大橋 姫華
演 - 小菅汐梨
華絵のわがままな一人娘。イベント会場で柳を蹴った。病児保育に来た桃子を振り回した挙げ句、けがをさせた。

第4話
北原 真依子
演 - 佐藤仁美
再婚した夫に気を遣い、実の息子・翔馬よりも血の繋がらない拓也をかわいがる。

北原 翔馬
演 - 須田瑛斗
北原家の長男。母親が拓也をかわいがるので、寂しさの余り桃子に甘える。

北原 拓也
演 - 加藤瑛斗
北原家の次男。翔馬の大切なおもちゃを壊すなどわがまま。

北原 秀文
演 - 阿部翔平
真依子の再婚相手。

第5話
伊藤 敬二
演 - 綾部祐二(ピース)
春菜の父親。母親が入院中に春菜の病児保育を依頼。

伊藤 春菜
演 - 中村美乃莉

第6話、第7話
清田 七海
演 - おのののか
看護師。息子である寛人を夜間保育してほしいと、朝比奈に頼む。

清田 寛人
演 - 知場蒼大
七海の息子。朝比奈、小春、桃子とともにリトル・スノーで夜間保育を受ける。

第7話
安西 泉美
演 - 佐津川愛美
香蓮の母親。やっと取得できた夏休みなので子どもに無理をさせてしまう。

安西 香蓮
演 - 横溝菜帆
朝比奈、小春、桃子、篠原、健太が訪れた遊園地で熱中症で倒れ、介抱される。

岡野 沙紀
演 - MEGUMI
梨奈の母親。月に一回の無料券を使う母親。

岡野 梨奈
演 - 住田萌乃

第8話
須田 喜美江
演 - 青木さやか
レイナの母親。子どもには苦労をさせたくないからと、英才教育を実施。

須田 レイナ
演 - 矢崎由紗
脇の下を保冷剤で冷やし一時的に体温を下げることで登園し、母親を出勤させる。

第9話、第10話
川上 翔子
演 - 山下リオ
桃子の高校の同級生で当時は生徒会長。両親の反対を押し切って授かり婚するが、シングルマザーとなり求職中。

川上 遼
演 - 高橋來

第10話
森 良美
演 - 茅島成美
聡美の母。

スタッフ
原作 - 椎名チカ『37.5℃の涙』(小学館 月刊『Cheese!』連載)
脚本 - 梅田みか
演出 - 古澤健、藤尾隆、村上牧人
音楽 - 得田真裕
監修(子供虐待) - 信田さよ子
医療指導 - 中澤暁雄、山本昌督
スタント - 高橋昌志
技術協力 - フォーチュン
照明協力 - Kカンパニー
美術協力 - アックス
音響効果 - スポット
ポスプロ - アムレック
CG・タイトルバック - 金魚事務所
ナビ番組・ティザースポット製作 - Mitsue Media & Content Creative
スタジオ - 砧スタジオ
企画協力 - 赤坂美和
協力 - NPO法人フローレンス
TBS編成 - 永山由紀子、今井夏木
プロデューサー - 渋谷未来、近見哲平
製作 - TBS、テレパック

主題歌 - wacci「大丈夫」(EPIC Records Japan)


各話あらすじ(2015.7.9 - 2015.9.17)全10話 平均視聴率 6.14%
第1話 2015年7月9日「母親失格!?病気の子を置いて仕事に行くのは罪ですか…病児保育士の物語」※15分拡大(20:59〜22:09)
 桃子(蓮佛美沙子)は、笑顔になるのが苦手なことから、保育園を1年で解雇された。その後、柳(藤木直人)が代表を務める「リトルスノー」に拾われ、子どもが熱を出した際、仕事を休めない親に代わって、自宅で子どもの世話をする「病児保育士」として再出発。3カ月がたち、桃子は上司の朝比奈(成宮寛貴)から初仕事を任される。ところがその夜、依頼主のシングルマザー・聡美(中越典子)から桃子に対するクレームが入る。

第2話 2015年7月16日「子供の仮病を許せますか?親が子を見限る時」
 朝比奈(成宮寛貴)が独身だと思っていた桃子(蓮佛美沙子)は、娘・小春(鈴木梨央)の存在に驚く。そんな中、桃子は腹痛で保育園を休んだ結衣(須田理央)を担当。仮病を疑い、母親・真理恵(安達祐実)にそのことを伝えるべきだと考えるが、めぐみ(水野美紀)にも柳(藤木直人)にも却下される。数日後、小春が熱を出す。朝比奈の仕事の都合がつかず、面倒を見ることができないため、代わりに看病を任された桃子は自宅に向かう。

第3話 2015年7月23日「叱れないクレーム母謝れない子供」
 桃子(蓮佛美沙子)に初の指名が入った。先日、偶然レストランで会った篠原(速水もこみち)からで、息子の健太(横山歩)に気に入られたのだ。すると、そこに別居中の妻・久美子(滝沢沙織)が現れ、桃子は篠原との仲を疑われてしまう。一方、柳(藤木直人)が先日トークショーで共演したママタレント・華絵(矢田亜希子)の娘・姫華(小菅汐梨)が熱を出す。桃子は柳から担当を命じられ、「問題を起こしたら後がない」と告げられる。

第4話 2015年7月30日「再婚家庭の壁!!血の繋がりか、親子の絆か?」
 子連れ同士で再婚した真依子(佐藤仁美)から依頼が入り、桃子(蓮佛美沙子)はめぐみ(水野美紀)とペアを組む。8歳の翔馬(須田瑛斗)は真依子の息子、5歳の拓也(加藤瑛斗)は夫の息子で、桃子たちは真依子が拓也を優先し、翔馬は常に我慢を強いられていると気付く。そんな中、桃子に懐いていた翔馬を、突然、めぐみが突き放した。驚いた桃子はその夜、朝比奈(成宮寛貴)から、めぐみが態度を一変させた背景を聞かされる。

第5話 2015年8月6日「母から娘へ最期のメッセージ…毒親との再会」
 桃子(蓮佛美沙子)は、突然現れた兄の優樹(水上剣星)から父が脳梗塞で倒れたと聞かされ、6年前の情景がよみがえる。そんな中、妻が入院中の敬二(綾部祐ニ)の家に派遣された桃子は、途中で応援に入った朝比奈(成宮寛貴)に父の件を話す。朝比奈は一度実家に帰るよう促すが、桃子は言葉を濁す。翌日、桃子は熱を出した朝比奈の娘・小春(鈴木梨央)を担当。小春が朝比奈のことを「絶対、許さない」と言ったことが気に掛かる。

第6話 2015年8月13日「抗えない母の支配に現れる救世主と恋の予感」
 6年ぶりに実家に帰った桃子(蓮佛美沙子)に、母の富美子(浅野温子)は父・誠一郎(石田登星)の介護を言い渡す。さらに、桃子のことを友人たちに、介護のために家に戻ったと紹介。耳を疑う桃子だが、富美子のペースに反論できない。一方、実家に戻ったきり連絡がつかない桃子を心配する朝比奈(成宮寛貴)は、桃子の笑顔が不自然な理由は、家庭環境に問題を抱えているからではないかと推測。桃子の実家を訪ねることにする。

第7話 2015年8月20日「動き出す恋と三角関係…加速する母の異常愛」
 桃子(蓮佛美沙子)は風邪だという梨奈の保育をするが、梨奈は至って元気。母親の沙紀(MEGUMI)は仕事を休み、美容院や買い物を楽しんでいた。病児保育をシッター代わりにするのは論外だが、桃子はきれいになった母親を見て梨奈がうれしそうだったのが忘れられない。一方、篠原(速水もこみち)が日曜日に遊園地へ桃子を誘う。健太(横山歩)のリクエストだという。同日、朝比奈(成宮寛貴)も小春(鈴木梨央)と遊園地に来ていた。

※2015年8月27日は「世界陸上北京」(17:45 〜 22:30 )が放送のため、休止。

第8話 2015年9月3日「突然のキスとプロポーズ!?DV兄との決別… 」
 桃子(蓮佛美沙子)は、病児保育の訪問先が兄・優樹(水上剣星)の家だと分かり、がくぜんとする。一方、その妻・彩(黒川智花)も、結婚5年目にして初めて桃子の存在を知らされて驚く。そのころ、富美子(浅野温子)が桃子の退職願を手に、「リトルスノー」を訪れていた。朝比奈(成宮寛貴)は富美子の言動に反発するが、柳(藤木直人)が冷静になるよう促す。そんな中、篠原(速水もこみち)の元妻・久美子(滝沢沙織)が桃子を訪ねて来る。

第9話 2015年9月10日「病児保育士失格!毒母の勝利…全ての真相!?」
 桃子(蓮佛美沙子)が訪問した依頼人は、高校時代の同級生・翔子(山下リオ)だった。生徒会長を務める優等生だった翔子だが、シングルマザーとなった現在はすさんだ生活を送っていた。職探しと偽ってパチンコに熱中し、酔って帰宅した挙げ句、息子など産まなければよかったと言う翔子に、桃子は思いをぶつける。一方、富美子(浅野温子)が桃子の自宅を訪ねてきて、父・誠一郎(石田登星)が桃子の名を呼んだと伝える。

最終話 2015年9月17日「涙の決断!母と娘の別れ…そして、恋の行方」
 実家に戻った桃子(蓮佛美沙子)は、富美子(浅野温子)から自分を拒絶してきた理由を聞かされ、言葉を失う。そのころ「リトルスノー」には、桃子の初仕事の相手・聡美(中越典子)から桃子に指名が入った。朝比奈(成宮寛貴)はそれを伝えるため、鎌倉の実家へ。桃子を心配する篠原(速水もこみち)も同行する。一方、柳(藤木直人)は、桃子が先日担当してトラブルになった元同級生・翔子(山下リオ)と会い、彼女から本心を聞き出す。

各話視聴率


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37.5℃の涙 (第5話・8/6) 感想
Excerpt: TBS系木曜ドラマ劇場『37.5℃の涙』(公式) 第5話『母から娘へ最期のメッセージ…毒親との再会』の感想。 なお、原作漫画:椎名チカ氏の『37.5℃の涙』は未読。 ..
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