2015年03月29日

天皇の料理番 TOP

TBSテレビ開局60周年特別企画として、2015年4月26日から同年7月12日まで、毎週日曜日21:00 - 21:54に、TBS系の「日曜劇場」枠で放送された。全12話。秋山徳蔵役を演じる佐藤健はTBSの連続ドラマでは単独初主演となる。


原作
『天皇の料理番』(てんのうのりょうりばん)は、1979年に出版された、杉森久英による小説。3度にわたりテレビドラマ化された。(『1980年版』『1993年版』『2015年版』

宮内省大膳職司厨長(料理長)を務めた秋山徳蔵の青年期から主厨長になるまでを描いた作品。秋山の実際の経歴をもとにしているが、細部はフィクションであり、実在した秋山との混同を避け、杉森の原作では「秋沢篤蔵」、ドラマ版では「秋山篤蔵」の表記となっている。


テレビドラマ
1980年度版
1980年10月19日から1981年3月22日まで毎週日曜日20:00 - 20:55にTBS系で放送された。全19話。主演は堺正章。

ドラマ版では明治・大正・昭和と激動の世代を駆け抜けた篤蔵の生涯を、一部フィクションを交えて辿った。ドラマ内の随所で、関東大震災や二・二六事件、太平洋戦争など実際の映像が放映されるなどドキュメンタリーの要素も含まれた内容となっている。最終回では本編の最後に秋山篤蔵本人の墓が映し出された。

また、当時大阪を活動の拠点としていた明石家さんまが役者として全国区に進出したことでも話題になった。ナレーションは渥美清が務めた。

日本で初めてステレオ放送されたドラマでもある。


あらすじ
明治末期、福井県の寺に修行に出された篤蔵(堺正章)は、少年期から修行や勉強もしない不良な日々を過ごしていた。ある日、香ばしい匂いが篤蔵の鼻をよぎった。軍隊の宿舎の厨房で作られたカツレツの匂いであった。篤蔵は軍隊の田辺(目黒祐樹)からカツレツを食べさせてもらった。今まで西洋料理を食べたことがなかった篤蔵はカツレツの味に感動し、西洋料理の料理人になるために親の反対を押し切って上京する。

東京に着いた篤蔵は、見習い仲間の新太郎(鹿賀丈史)や辰吉(明石家さんま)らと共に料理の極意を学び、様々な苦労を味わった後、最高位の料理人に上り詰め、“天皇の料理番”に就任する。


キャスト
秋山 篤蔵:堺正章
秋山 周蔵:織本順吉
秋山 初(お初):三條美紀
秋山 周一郎:近藤正臣
秋山 トシ子 → 坂口 トシ子 → 秋山 トシ子:檀ふみ
田辺伍長:目黒祐樹
倉橋 八千代:山口いづみ
高村 新太郎:鹿賀丈史
高村 久次郎:小池栄
高村 さよ:久松夕子
平野 辰吉 → 山本 辰吉:明石家さんま
キミ子:田中裕子
松五郎:高城淳一
あき:野村昭子
はる子:白貝真理子
宇佐美 修:財津一郎
荒木 豪一:志賀勝
桐塚:柳生博
坂口 勝五郎:山田パンダ
篠原:矢崎滋
松川:森下哲夫
男爵夫人 美沙子:ひろみどり
仙之助:穂積隆信
梅:服部まこ
三次郎:三谷昇
田代:及川ヒロオ
パリ日本大使館 安達参事官:平幹二朗
パリ日本大使館 事務官:東野英心
アルベール:ベルナール・ボンヌ
フランソワーズ:セーラ
前田 義和:木村元
鈴木:柄沢英二
みつ:朝加真由美
宮内省事務官:佐原健二、林昭夫
昭和天皇:中村芝雀
松平 慶民:久米明
福羽大膳頭:鈴木瑞穂
宮内省次官:滝田裕介
語り:渥美清

スタッフ
原作:杉森久英『天皇の料理番』
脚本:鎌田敏夫、大原豊
プロデューサー:中山和記、関口静夫
演出:森崎東、藤田明二、渡邊祐介、井上昭
音楽:内藤孝敏
オープニングテーマ:薩めぐみ「KAZE/NORNMANDIE」
エンディングテーマ:堺正章「遥かなるレディー・リー」
料理指導:ホテルオークラ(小野正吉)
時代考証:稲垣史生
技術協力:パビック
撮影スタジオ:渋谷ビデオスタジオ
製作:TBS、テレパック

放送日程
各話 サブタイトル 脚本 演出
第1回 「カツレツと二百三高地」 鎌田敏夫 森崎東
第2回 「夜汽車とコック帽」 藤田明二
第3回 「じゃがいもと別離」 渡邊祐介
第4回 「スープと紙風船 藤田明二
第5回 「オムレツと堪忍袋 大原豊
第6回 「アイスフライと誘惑 鎌田敏夫 渡邊祐介
第7回 「爆弾とスペシャル・ディナー
第8回 「おかゆとジゴマ 藤田明二
第9回 「熱い涙と大福餅」 大原豊 井上昭
第10回 「フランスパンと娼婦」 鎌田敏夫 藤田明二
第11回 「恋とゲテモノ料理」
第12回 「水飴とかけがえのない女」
第13回 「すっぽんスープと短刀」 井上昭
第14回 「紅マスと砲弾 大原豊」 藤田明二
第15回 「おでんと帰らざる時」 鎌田敏夫
第16回 「シャンパンと関東大震災」 井上昭
第17回 「ザリガニと天皇の料理番」
第18回 「蛙のフライと見果てぬ夢」 大原豊 藤田明二
最終回 「カツレツとパリ祭」 鎌田敏夫


1993年度版
1993年2月8日に“ロイヤル特別企画”と銘打って、TBS系『月曜ドラマスペシャル』で高嶋政伸主演でリメイク版が放送された。


キャスト(1993年版)
高嶋政伸(秋山 篤蔵)
国生さゆり
水野真紀
池内淳子
三橋達也
布川敏和
寺田農
荻島眞一
中村繁之
鹿内孝
越智静香
篠沢秀夫

スタッフ(1993年版)
原作:杉森久英『天皇の料理番』
演出:小林俊一


2015年度版
概要
大正・昭和時代に宮内省大膳頭を務めた秋山徳蔵をモデルにした、史実に基づく人間ドラマ。片田舎のやっかい者だった秋山篤蔵(佐藤健)が天皇の料理番を務め上げるまでに成長する姿を描く。
篤蔵が料理人の夢をつかみ取るために心機一転して上京。フランス・パリへ料理の修業に赴き、当時の差別や偏見と闘いながら、世界最高峰のオテル・リッツのシェフとなった後に、26歳の若さで皇室の台所を預かる“天皇の料理番”となるストーリー。日々の食事を通して篤蔵が感じた天皇の人柄や、尊敬の感情も描かれる。


ストーリー 
明治37年。正月の祝いの席で家族一同希望に満ちていた秋山家だったが、唯一の心配の種は、仏門に修行に入った次男・篤蔵(佐藤健)のことだった。その不安は的中。寺から破門を言い渡された篤蔵が、意識のない状態で運び込まれてくる。酒を飲んで酔っ払い、悪行をしでかしたというのだ。
何をしても長続きしない篤蔵の将来を案じた父・周蔵(杉本哲太)は、鯖江の海産問屋・高浜家に婿養子の話を取り付けてくる。高浜家の長女・俊子(黒木華)の婿として新しい生活を始めた篤蔵は、鼻が利くことから産地の違う昆布をかぎ分けられるなど一目置かれ、商売にも精を出し、俊子とも仲睦まじく暮らすようになる。


キャスト(2015年版)
主要人物
秋山 篤蔵 - 佐藤健
何をやっても長続きしないやっかい者だったが、ひょんなことから料理人への夢を抱き、日本一のコックを目指して上京。天皇の料理番を務め上げるまでに成長する。

高浜 俊子 - 黒木華
海産物問屋の娘。容姿端麗な妹に引け目を感じていたが、篤蔵と結婚し、次第に明るい一面を見せる。夫が夢をかなえるまで待ち続けようとする。

華族会館
宇佐美 鎌市 - 小林薫
華族会館の料理長。男らしい品のある身のこなし、高い料理の腕前を持つ。篤蔵から“料理人としての父”と慕われる。

松井 新太郎 - 桐谷健太
山上 辰吉 - 柄本佑
奥村 - 坪倉由幸
佐々木 正志 - 西沢仁太
荒木 - 黒田大輔
関口 - 大西武志
杉山 - 渡邊衛
藤田 - 大熊ひろたか
鈴木 - 城戸裕次

秋山家
秋山 周太郎 - 鈴木亮平
篤蔵の兄。東京の大学で法律を学び弁護士を志す。篤蔵の理解者で、恩師に頼んで華族会館のコック見習いの職を篤蔵に紹介してもらう。

秋山 周蔵 - 杉本哲太
秋山 ふき - 美保純
秋山 蔵三郎 - 森岡龍
秋山 耕四郎 - 佐藤和太→瀬戸利樹

高浜家
高浜 金之介 - 日野陽仁
高浜 ハル江 - 大島さと子
高浜 光子 - 石橋杏奈
高浜 鈴子 - 田中芽衣
高浜 静子 - 山田紗椰

篤蔵・俊子夫妻の子供達
秋山 一太郎 - 藤本飛龍→大八木凱斗
秋山 初江 - 須田理央→大塚れな
秋山 周二郎 - 庵原匠悟

バンザイ軒
森田 梅 - 高岡早紀
森田 仙之介 - 佐藤蛾次郎
小柳 - 片山享

宮内省大膳寮
福羽 逸人 - 浅野和之
宮前 達之助 - 木場勝己
黒川 - 林泰文
城田 - 森田哲矢
町山 - 東口宜隆

宮内省その他
入沼 - 天野義久
杉村参事官 - 大鷹明良
滝川女官 - 伊藤かずえ

皇室
貞明皇后 - 和久井映見
昭和天皇 - 梶原善

その他
桐塚 尚吾 - 武田鉄矢
日本大学の教授で弁護士。教え子・周太郎の頼みで、篤蔵に華族会館のコック見習いの職を紹介する。

田辺 祐吉 - 伊藤英明
軍隊のコック。昆布の配達に訪れた篤蔵にカツレツを振る舞ったことがきっかけで、篤蔵の料理人への夢を目覚めさせる。

五百木 竹四郎 - 加藤雅也
お吉 - 麻生祐未
茅野 - 芦名星
小林医師 - 東根作寿英
粟野 慎一郎 - 郷ひろみ(特別出演)
フランソワーズ - サフィラ・ヴァン・ドーン
オーギュスト・エスコフィエ - レベル・アントン
アレベール - ロイック・ガレニエ

スタッフ(2015年版)
原作 - 杉森久英『天皇の料理番』
脚本 - 森下佳子
音楽 - 羽毛田丈史、やまだ豊
音楽プロデュース - 志田博英
時代考証 - 山田順子
医療指導 - 池添祐大
料理監修 - 脇雅世 (トワ・スール)
料理指導 - 佐藤月彦 (服部栄養専門学校)
宮内省 大膳監修 - 高橋恒雄 (第四代主厨長)
Co-プロデュース - 飯田和孝
プロデュース - 石丸彰彦
演出 - 平川雄一朗、岡本伸吾、中前勇児、山室大輔
製作著作 - TBS

オープニング曲 - エルガー 「威風堂々第1番」
エンディング主題歌 - さだまさし「夢見る人」(フリーフライトレコード / ユーキャン)


各話あらすじ(2015.4.26 - 2015.7.12)全12話 平均視聴率 14.78%
第1話 2015年4月26日「〜時代を超える人間の愛と命の感動物語〜どうしようもない男が百年前に見た料理への果てなき夢…」 ※初回2時間スペシャル(21:00〜22:54)
 何をしても長続きしない篤蔵の将来を案じた父・周蔵は、鯖江の昆布問屋・松前屋 (高浜家) の婿養子の話を取り付けてきた。そして篤蔵は高浜家の長女・俊子 (黒木華) の婿として、新しい生活を始めることになる。昆布問屋の仕事は、篤蔵にとって意外と馴染みやすいものだった。鼻が良い篤蔵は、産地の違う昆布をかぎ分けることができ、松前屋の主で俊子の父・金之介 (日野陽仁) も一目置くようになる。次第に篤蔵は高浜家に馴染み、俊子の表情にも笑顔がこぼれるようになっていく。

第2話 2015年5月3日「料理はまごころ」
 上京した篤蔵(佐藤健)は兄の恩師・桐塚(武田鉄矢)の紹介で、宇佐美(小林薫)が料理長を務める華族会館の厨房(ちゅうぼう)で働き始める。しかし、皿洗いと掃除ばかりの毎日で、次第に飽きてくる。一方、俊子(黒木華)はずっと篤蔵の帰りを待つつもりだが、父親の金之介(日野陽仁)は何の連絡もしてこない篤蔵に怒りを募らせる。同じころ、料理がしたいのに何も教えてもらえない篤蔵は、思い詰めるあまり、ある行動に出る。

第3話 2015年5月10日「あいしてるの決断」
 仕事にひたむきに取り組む篤蔵(佐藤健)は、ある時、料理長の宇佐美(小林薫)に事務所に呼び出される。恐る恐る事務所に足を運んだ篤蔵だが、宇佐美から愛用のフランス語の辞書を手渡される。そんな篤蔵の前に、福井にいるはずの俊子(黒木華)が現れた。父・金之介(日野陽仁)から、別の男との再婚を命じられた俊子は、離縁する前に篤蔵の本心を確かめに来たのだった。そこに行き合った宇佐美は、初めて2人の事情を知る。

第4話 2015年5月17日「愛し君よサラバ」
 野菜係に昇進した篤蔵(佐藤健)は、五百木(加藤雅也)の紹介で、華族会館で働きながら英国公使館にも出入りして料理の修業に励む。度々、厨房(ちゅうぼう)を抜け出す篤蔵の行動を疑った荒木(黒田大輔)は、辰吉(柄本佑)に後を付けるよう命じる。辰吉は、兄の看病と言っていた篤蔵が英国公使館に入って行くのを見るが、荒木には本当のことを言えない。そんな中、篤蔵は荒木の度重なる嫌がらせに堪忍袋の緒が切れる。

第5話 2015年5月24日「おさな夫婦の結末」
 華族会館を解雇された篤蔵(佐藤健)が、匂いに誘われ町の食堂「バンザイ軒」に入ると、主人の仙之介(佐藤蛾次郎)が男爵を名乗る客に無理難題を突き付けられていた。助け舟を出し、客を追い返した篤蔵は、店で働かせてもらうことに。雑用の他、調理も任された篤蔵の工夫で、店は大繁盛する。そんな中、篤蔵は新太郎(桐谷健太)が届けてくれた手紙で、俊子(黒木華)に関するある重大な事実を知り、慌てて福井へ向かう。

第6話 2015年5月31日「愛と命の果てパリ」
 篤蔵 (佐藤健) は お梅 (高岡早紀) と大変な事になりながら、パリをぼんやりと夢見て、地道に励んでいた。そんな中、篤蔵が考えた新メニューが評判を呼び、バンザイ軒には長蛇の列ができるようになっていった。その噂は華族会館の 宇佐美 (小林薫) のもとへも届き、なんと篤蔵は宇佐美にも振舞うことになる…

第7話 2015年6月7日「パリと差別と結婚」
 パリの地に立った 篤蔵 (佐藤健) は 桐塚 (武田鉄矢) の紹介状を手に、大使館の 粟野 (郷ひろみ) のもとを訪れる。篤蔵に働き口として紹介されたのは、オテル・マジェスティックという一流ホテルの厨房だった。
そこで篤蔵を待っていたのは、コックの世界以上に厳しい 「人種」 という壁であった。そして篤蔵は大切なモノを失うことになる。激しい怒りの中、篤蔵のとった行動は…

第8話 2015年6月14日「パリでの卒業式」
 1912(明治45)年、パリに来て3年がたった篤蔵(佐藤健)は、フランス料理界の最高峰・オテルリッツに転職し、天才料理人のエスコフィエ(レベル・アントン)の元で魚係を務めるまでになっていた。フランソワーズ(サフィラ・ヴァン・ドーン)や新太郎(桐谷健太)と共同生活を送る篤蔵は、ある日、大使の粟野(郷ひろみ)から呼び出される。そこで、自分に宮内庁から新しい天皇の料理番就任の要請があったと知らされて…。

第9話 2015年6月21日「皇居編〜ザリガニと御即位の御大礼」
 1913年、上京した篤蔵(佐藤健)はバンザイ軒を訪ねる。女将の梅(高岡早紀)から、以前の部屋は別の人に貸していると聞いた篤蔵は、物置部屋を借り、ここから皇居に通うことに。着任早々、御大礼の晩さん会の献立作りに取り掛かった篤蔵だが、招待客が2千人と伝えられ、慌てる。数日間悩んだ末、料理を滞りなく出すことを最優先して作り上げた篤蔵の献立に、上司にあたる大膳頭の福羽(浅野和之)は難色を示す。

第10話 2015年6月28日「皇居編〜関東大震災と家族の決意」
 1923(大正12)年、篤蔵(佐藤健)と俊子(黒木華)は、3人の子宝に恵まれていた。篤蔵が「天皇の料理番」とは知らない8歳の長男・一太郎(藤本飛龍)は、家での父親の姿を見て、料理人の仕事に偏見を抱いていた。ある日、篤蔵は俊子から、一太郎が作文で父親の職業を質屋と書いていたと聞き、ショックを受ける。しかし、真実を伝えることもできず、親子はぎくしゃくする。そんな中、東京が前代未聞の大地震に襲われ…。

第11話 2015年7月5日「皇居編〜最愛の人と最後の晩餐」
 震災で家を失った篤蔵(佐藤健)一家は、亡兄の恩師・桐塚(武田鉄矢)の家で世話になっていた。翌年、震災で延期になっていた皇太子の「ご成婚の儀」が行われ、祝いの騒ぎの中、パリから帰国した新太郎(桐谷健太)が篤蔵を訪ねてくる。1926年末、篤蔵が料理番として仕えてきた天皇が崩御。年が明け、新居を構えた篤蔵は、失意の中にも新たな決意で仕事に臨むが、震災後、働き詰めだった俊子(黒木華)が倒れてしまう。

最終話 2015年7月12日「完結〜料理番の人生敗戦の料理番がGHQに起こした愛の結末」※最終回90分スペシャル(21:00 〜 22:24) 
 満州国の皇帝も出席する晩さん会の料理を作ることになった篤蔵(佐藤健)は、精いっぱいの供応を考える。だが、一行は料理人のプライドを傷つける行為を繰り返す。その後、戦争で市民の食糧が配給制になり、食材の入手は困難を極め篤蔵は苦悩する。終戦後、篤蔵にGHQのためサンドイッチを作る仕事が舞い込む。

各話視聴率


番組公式サイト
(天皇の料理番 - Wikipedia)

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