とある町で起きた爆発事故。その事故に巻き込まれた家路久(木村拓哉)は3か月間にも及ぶこん睡状態から奇跡的に生還する! しかし事故の影響で高次脳機能障害を患い、直近5年間の記憶が曖昧になってしまっていた。
証券会社のエリート営業マンとして華々しい生活を送ってきた久だったが、脳障害は仕事にも支障をきたす。花形の第一営業部から、うって変わって閑職セクションの第十三営業部に異動した久は、これまでとは180度違う会社人生を生きていくことに…。彼に残ったものは、おぼろげな過去の記憶と謎の10本の鍵束だけだった。
「それでも自分には大切な家族がいる」
鍵を開け、閑静な住宅街にある一軒家に入っていく久。無人の家に入ると、突然雨が降ってきた。
慌てて庭の洗濯物を取り込み、それらにアイロンをかけていると、娘のすばる(山口まゆ)と“元妻”の香(水野美紀)が帰宅し、そこに久がいることに驚愕する。
そう、ここは久が5年前に離婚した香とすばるが、暮らす家。もはや“久の家”ではないのだ。
記憶が曖昧で忘れやすくなっているため、日々起きたことを手帳に記しながら少しずつ過去を取り戻そうとしていた久だったが、ときとして記憶の中にある“5年以上前の日常”を“今の現実”として錯覚してしまうことも…。今回もその一環で香たちの家に帰ってきてしまったのだった。
慌てて鍵を返し、家を飛び出した久は本来帰るべき“今の家族”が待つ家へ。そこは久が妻の恵(上戸彩)と4歳になる息子・良雄(高橋 來)と暮らすごく普通の家庭だった。ただひとつ――ふたりの顔が仮面に見えてしまう以外は…。
恵と良雄の顔はおろか、ふたりに愛情があったのかすら思い出せない久。その一方で、香とすばるへの愛情は実感として残っていた。
そんな中、ここ最近すばるの様子がおかしいと香から聞かされる。ガラの悪いグループとつるんでいる気配も感じられ、心配になった久は…?
第2話 2015年4月23日「仮面の妻と結婚した理由…親友に暴かれた僕の正体!?」
アイムホーム TOPへ
各話視聴率へ
2015年春ドラマ(4-6月)TOPへ
2015年春ドラマ視聴率一覧へ
タグ:アイムホーム