東京近郊の名門幼稚園を舞台に、バツイチでシングルマザーの貧乏主婦と裕福な家庭で暮らすセレブ主婦たちの友情と葛藤を描いたヒューマンドラマ。
概要
名門幼稚園を舞台に繰り広げられる“女の友情と成長”を描いた痛快ヒューマンドラマ。連続ドラマ初主演となる木村文乃が扮するのは、空気を読まないバツイチのシングルマザー・蒲原希子。希子はセレブな母親たちと衝突しながらも、持ち前のパワフルさと快活さ、人情深さで新たな絆を築いていく。
セレブママ役には、長谷川京子、貫地谷しほり、安達祐実、檀れいら実力派が顔をそろえ、子育てだけでなく、モラハラ地獄、ギャンブル依存、不倫など、母親たちが抱える“人には言えない悩み”にも焦点を当てる。
ストーリー
弁当屋の開業を控えた低所得のシングルマザー・蒲原希子(木村文乃)は、5歳の息子・陽斗(横山歩)を預ける保育園が見つからず、窮地に立たされる。区役所の窓口で必死に食い下がっていると、幼稚園の園長を務める奈良岡フネ(室井滋)から救いの手を差し伸べられ、しずく幼稚園に入園することに。
登園初日、自転車で息子を幼稚園に送る希子だったが、校門前には高級車が連なっており、そこが、セレブが通う名門幼稚園だったことを知る。場違いな雰囲気に不安を感じながらも、ママたちの中に小学生からの幼なじみである神谷由紀(貫地谷しほり)を見つけて声を掛けるが、「ここは庶民が来るところではない」とバッサリ言われてしまう。
キャスト
蒲原家
蒲原希子(かまはら きこ)
演 - 木村文乃
本作の主人公で、陽斗の母。料理学校卒で、調理スタッフとしてホテルでの勤務経験あり。明朗活発な性格をしており、誰にも公平に接し、言うべきことをハッキリと言う気丈さと、曲がったことを嫌う強い正義感を持ち合わせている。秀徳と恋愛結婚するも、やがて子育てと仕事を巡る考えの行き違いで離婚し、以降は陽斗を一人で育ててきた。入園前より、子育てと並行して、弁当屋「デリキッチン・ごはんや」を開店し、店を一人で切り盛りしている。幼い頃に両親と死別しており、母方の祖父・徹治と今は亡き祖母に育てられた。秀徳との恋愛を巡って喧嘩した果てに生家を飛び出し、一時期離れて暮らすが、彼との離婚を機に徹治の下に再び身を寄せている。
蒲原徹治(かまはら てつじ)
演 - 竜雷太
希子の母方の祖父。物語開始時点で妻とは既に死別している。希子の実の両親である娘夫婦の急死を受けて、孫娘を引き取った。希子と共に、その子供で曾孫である陽斗を可愛がり、彼女のシングルマザーとしての生活を支える自称樹木医の好々爺。
蒲原陽斗(かまはら はると)
演 - 横山歩
希子の一人息子。優しく利発な性格で絵が上手。実父・秀徳の蒸発以来、父親の姿を探し求めており、希子の迎えが遅いことについても内心では寂しさを感じているが、彼女の母親としての愛情を深く理解している。そのため、サマースクールに秀徳がやって来たときに、すぐさま秀徳本人だと見抜いていたが、希子の心情を気遣ってそのことを黙っていた。
矢野家
矢野聡子(やの さとこ)
演 - 長谷川京子
優輝の母で、3人の子供をしずく幼稚園に入園・卒園させたベテランママ。元々は矢野クリニックで看護師をしていたが、院長の息子である夫の正輝に見初められ結婚。幼稚園では、イベントや集まりにおいて保護者のまとめ役を務めるなど、園内のママカーストでは上位な立場にあり、その一方で園にはふさわしくないと判断した人間には冷酷ないじめを徹底的に行う。しかし、家庭内では、自分の学歴・経歴・家柄を気に入らない姑・静子による執拗な嫁いびり(モラルハラスメント)を長年受け、ノイローゼ寸前にまで苦しめられるなど複雑な立場にあるが、「矢野家にふさわしい嫁」になるべく努力し、常日頃必死に耐え抜く生活を送っていた。
矢野正輝(やの まさてる)
演 - 桜井聖
聡子の夫で、優輝の父。静子の息子であり、矢野クリニック院長。年収3500万円。心優しく気前の良い性格で、聡子や子供たちを心から愛してはいるものの、反面気が弱く、妻を嫁いびりをする強い母親には頭が頭が上がらないでおり、自分だけ耳栓をして母親の嫁いびりを見て見ぬふりしていた。また、父親兼保護者としての責任感と自覚に欠けている節があった。
矢野静子(やの しずこ)
演 - 長谷川稀世
聡子の姑で、正輝の母。学歴や家柄を何よりも重視する教育ママで、矢野家の実権を握り、家族に対して威圧的な態度を取っている。大卒でなく高卒で看護学校出の聡子を「財産目当てで正輝を騙してたぶらかし初めて自分に刃向わせた田舎育ちで看護婦上がりの女」と見下し、日常的な嫌味も含む屈辱的な嫌がらせを加えている。
矢野怜奈(やの れいな)
演 - 香音
矢野家長女。女児を気に入らない祖母・静子から、妹・衿奈共々冷遇に加え精神的虐待を受けている。祖母に逆らえずにいる両親の背中を見て育った影響で、母・聡子に強く軽蔑し反発していた。静子からスイス留学を一時強要されたが、最後には聡子の反対もあって取り消しになった。
矢野衿奈(やの えりな)
演 - 渡邊れいら
矢野家次女。女児を気に入らない祖母・静子から、姉・怜奈共々冷遇に加え精神的虐待を受けている。弟・優輝が毎日厳しい習い事を望んでいないことを知りつつ、静子からは冷たくあしらわれており、内心では怜奈と同じく静子に反感を抱いている。
矢野優輝(やの ゆうき)
演 - 大江優成
矢野家長男。末子で一家で初の男児であることから、祖母・静子からは溺愛されているが、母親と2人の姉が差別や嫌がらせを受けている光景を目の当たりにしていることから、自分だけが区別されているのを敏感に察知していた。
神谷家
神谷由紀(かみや ゆき)
演 - 貫地谷しほり
桜子の母。希子とは小学校時代からの幼馴染。セレブの生活に羨む余りに、見栄を張ってセレブ御用達のしずく幼稚園に娘を入園させて以来、自分の家庭をセレブに見せようとして、無理な出費を重ね、金策に追われている。決して悪い人間ではないが、自分に自信が持てない日和見主義者で、聡子らセレブママ友の誘いを断れずにおり、園のママ友の前では希子とは表立ったコミュニケーションを避けている。
神谷恭二(かみや きょうじ)
演 - 篠田光亮
由紀の夫。地元の役所に勤める地方公務員。年収700万円。のんびりした性格で保護者参加のイベントでは、自ら進んでテント設置の作業も手伝うなど非常に親切な一面を持ち合わせている。役所の仲間とよく飲みに出かけており、時折帰りが遅くなるが、由紀との関係は比較的良好だが、桜子を小学校受験させることには懐疑的である。しかし、ある日に、借金取りから送られた催促状などで、由紀の水商売や借金のことを知ってしまい、ショックを受ける。
神谷桜子(かみや さくらこ)
演 - 後藤由依良
由紀・恭二の娘。優しいが、気弱で自己表現が苦手。由紀にお受験を強いられており、本心では受験を嫌がっていたが、母親を気遣って言い出すことができず、最終的にはカンニングをしてまで高得点を取るまでに及ぶようになっていた。しかし、最終的には改心した由紀からの謝罪を受けて、無理な勉強をやめることを許される。
後藤家
後藤みどり(ごとう みどり)
演 - 安達祐実
梨香の母。モノトーンもしくは寒色系のファッションを好む。クールで独立心が強い一匹狼タイプ。夫の修平から、日常的にモラルハラスメント及びDVを受けており、不得手な家事と育児のストレスから家庭内は冷め切っている。娘の通うスポーツスクールのコーチで、疲れ切った自分に優しく気遣ってくれる磯山と浮気関係に陥ってしまう。
後藤修平(ごとう しゅうへい)
演 - 丸山智己
みどりの夫で梨香の父。大手広告代理店に勤務しており、幼少期より名門校の付属校に通う御曹司。年収は1500万円。表向きは愛想が良いが、本性は傲慢な亭主関白で、家庭内ではみどりに対して威圧的な態度を取る上にDVを加えており、夫婦間の関係が冷え切っている。同じ会社に勤め、みどりの悪口を言いふらす樹里と不倫をしていた。
後藤梨香(ごとう りか)
演 - 矢崎由紗
みどり・修平の娘。活発で男勝りな性格。母親同様頑固でマイペースな面が強く、時々他の児童とケンカするなど問題行動を繰り返していたことが、みどりのヒステリーの一因となっていた。みどりのヒステリックな態度を見て、一時期「母から嫌われた」と思い込むが、希子の言葉や毬絵の励ましで母親の本心と苦悩を理解するようになる。
小田寺家
小田寺毬絵(おだでら まりえ)
演 - 檀れい
信の母。不動産業・レジャー業を営む大企業グループの令嬢(家付き娘)で大物与党議員の姪。年収は5億3000万円であり、幼稚園の保護者の中でもトップクラスのセレブであり、園内のママカーストの最上位に位置付けられている。上品で常に凛とした振る舞いから、他の保護者達からも畏敬と憧れの目で見られてはいるが、自分の家系や名誉を鼻に掛けたり、権力を笠に着て弱い者をいじめたりすることは決してせず、園のママカーストからも距離を置いている。
小田寺隆吾(おだでら りゅうご)
演 - 豊原功補
突然、何食わぬ顔で希子の前に現れ、彼女の経営方針や売込みに対して辛辣な発言を繰り返していたが、その正体は毬絵の一族が営むレストラン企業・ホテルの運営者(代表取締役)で毬絵の夫。信の実父であるが、小田寺一族に婿養子として入ってきているため、妻とは敬語で会話している。
小田寺信(おだでら まこと)
演 - 五十嵐陽向
毬絵・隆吾の息子で、毬絵の次男。成績優秀で明るい性格の少年。転園以来、陽斗とは仲が良い。また、感受性が非常に強く、他人の気持ちに敏感な一面を持ち合わせており、由紀から送られた希子と隆吾との写真を機に、母親が不安な面持ちになっていることをすぐに感付いたこともある。
小田寺彬(おだでら あきら)
演 - 望月歩
毬絵の長男で信の兄だが、隆吾との血縁関係は不明。かつては私立の小学校に通っていたが、ある事情から不登校に陥り、自分の部屋に長らく引きこもっている。毬絵と信がサマースクールで家を留守にしている間、家中を荒らし回り、希子にその姿を見られてしまう。このため、母の毬絵には、自分のことを話さないように、匿名のメールで釘を差すが、それが遠因で希子と毬絵が疎遠になってしまう。引きこもりに至るまで事情から、部屋にある教材や参考書を片っ端から破るほど、勉強そのものを嫌悪するようになっている。
しずく幼稚園関係者
奈良岡信之助(ならおか しんのすけ)
演 - 瀬戸康史
陽斗が入ったクラスを受け持っている教員であり、園長・フミの実の息子。小学2年生の時に両親が離婚し、母親のフミに育てられてきたが、離婚以来、フミの意向もあって生き別れた実父に会う機会が得られず、離婚してから10年後にクモ膜下出血で死去したため、生きているうちに再会できなかった過去を持つ。母親の影響で幼稚園で働く夢を持つようになるが、理想と現実のギャップに失望し、教育に対しての熱意を失っている。
山川真美子(やまかわ まみこ)
演 - 映美くらら
幼稚園のセレブママ友の一人。ショートヘアーが特徴。角田と共に、常に聡子の取り巻きで動いている。聡子や角田と共に、希子に対する陰湿な嫌がらせに加担し、彼女の転園前にもみどりに対するいじめに加わっていた。由紀の一件では、聡子や角田と同様、寛容な態度を見せたが、彬の一件で毬絵に対する態度を一転させたため、希子や由紀に一喝され、聡子からも距離を置かれるようになる。
角田佳代(かくた かよ)
演 - 富永沙織
幼稚園のセレブママ友の一人。ロングヘアーをヘアゴムでまとめた髪型が特徴。山川と共に、常に聡子の取り巻きで動いている。聡子や山川と共に、希子に対する陰湿な嫌がらせに加担し、彼女の転園前にもみどりに対するいじめに加わっていた。由紀の一件では、聡子や山川と同様、寛容な態度を見せたが、彬の一件で毬絵に対する態度を一転させたため、希子や由紀に一喝され、聡子にも距離を置かれるようになる。
奈良岡フミ(ならおか ふみ)
演 - 室井滋(フネと二役)
しずく幼稚園の園長であり、陽斗たちの担任・信之助の母。小学校受験合格者を輩出した功績を喜ばしく思いつつも、受験のプレッシャーから行き詰った児童たちの将来をも危惧し、これまでの園の雰囲気を改めるべく、陽斗の幼稚園を探し求める希子に声を掛け、しずく幼稚園に誘った。
奈良岡フネ(ならおか ふね)
演 - 室井滋(フミと二役)
小学校受験専門の幼児向けの学習塾「奈良岡塾」を経営・主宰するフミの双子の妹で、信之助の叔母。姉とは対照的に淡々とした性格で、徹底した能力主義者兼成果主義者。
その他
磯山琢己(いそやま たくみ)
演 - 上地雄輔
小学校受験を希望する児童向けのスポーツスクール「SAS」のコーチ。元プロサッカー選手だが、試合中の事故で引退し、現職に就く。穏和で爽やかな性格から、保護者からの人気は高い。家庭内の問題と梨香の問題行為に悩むみどりを気遣ったことがきっかけで彼女と内通している。
柏木薫平(かしわぎ くんぺい)
演 - 渋川清彦
希子の弁当屋「デリキッチン・ごはんや」で働く男性従業員。愛称は「くんちゃん」。ひげを生やした強面だが、性格はネガティブ思考かつ寡黙で人見知り。
樫山秀徳(かしやま ひでのり)
演 - 岡田義徳
希子の元夫。陽斗の実父で、希子と同じく料理人であり、彼女と勤め先で知り合った。やがて交際を経て、希子と婚約し、息子の陽斗を授かるが、結婚後も自分の腕前を精進するため世界を回り続けたい自分の望みと、子育てに専念すべく引っ越しに対して消極的な希子の気持ちとはすれ違うようになり、自身の武者修行のため勝手に希子の貯金を持ち出してしまったことがきっかけで、陽斗が3歳になったときに離婚を突き付けられた。
墨川区役所職員
演 - 田中直樹
区役所の保育課に所属する職員だが、仕事ぶりはあまり良くなく、保育園を探し求める希子の要求を呑み込むことができていないため、希子からは毎度仕事の処理能力の悪さを叱咤されている。陽斗の入園が決まった後、同じ市役所に勤める女性職員(演 - 平田敦子)と婚約する。
スタッフ
脚本 - 荒井修子、武田有起、千寿みのり
音楽 - 遠藤浩二
プロデューサー - 新井順子
演出 - 塚原あゆ子、竹村謙太郎、福田亮介、村尾嘉昭
製作 - ドリマックス、TBS
主題歌 - Superfly「Beautiful」(ワーナーミュージック・ジャパン)
各話あらすじ(2015.4.14 - 2015.6.16)全10話
第1話 2015年4月14日「庶民シングルマザーがセレブに挑む!?女の階級と暗黙のルール」※15分拡大(22:00 〜 23:09)
シングルマザーの希子(木村文乃)は弁当店を開くため、祖父・徹治(竜雷太)の家に息子・陽斗(横山歩)と転居。保育園に空きがなく困っていると、区役所で出会った幼稚園の園長・フミ(室井滋)が受け入れてくれるという。ところが、そこはセレブの子どもが通う名門幼稚園だった。希子は園で再会した幼なじみの由紀(貫地谷しほり)から、聡子(長谷川京子)、みどり(安達祐実)、そして毬絵(檀れい)を敵に回すと地獄に落ちると忠告される。
第2話 2015年4月21日「女の幸せは何で決まる?隠された素顔と母の涙」
ダムへの遠足が現地集合と知り、慌てる希子(木村文乃)を、毬絵(檀れい)が自分の車で行こうと誘う。一方、みどり(安達祐実)は広告代理店に勤務時代、娘・梨香(矢崎由紗)を保育園に通わせていた。由紀(貫地谷しほり)によると、みどりのキャリアと能力が気に入らない母親たちが、何かにつけ‘保育園育ち’を持ち出すという。ある日、路上で梨香と父親・修平(丸山智己)に遭遇した希子と陽斗(横山歩)は、ホームパーティーに招かれる。
第3話 2015年4月28日「女の価値は何で決まる?母親の見栄とプライド」
先日来、希子(木村文乃)にワンコインランチを提案する謎の‘ポケットチーフの男’(豊原功補)から、老人ホームのイベント用の注文が入った。一方、毬絵(檀れい)が希子に、園長・フミ(室井滋)の妹・フネ(室井=2役)が経営する学習塾の体験学習に、陽斗(横山歩)を参加させてみないかと話す。そんな中、由紀(貫地谷しほり)が桜子(後藤由依良)のお迎えに遅れる。パチンコに興じていたからだと知った希子は由紀に意見するが…。
第4話 2015年5月5日「姑のモラハラと耳栓夫…父親の存在意義とは?女達の光と影」
幼稚園のイベント「親子フェスタ」が迫る。希子(木村文乃)は、聡子(長谷川京子)をリーダーに、スモックや袋物を手作りして販売するチームに参加。作業のため聡子の自宅に集まった希子たちに、夫で開業医の正輝(桜井聖)が差し入れをし、一同は素敵な夫婦だと称賛する。そのころ、毬絵(檀れい)に預けていた陽斗(横山歩)は、フネ(室井滋)の塾にいた。迎えに行った希子に、フネは特待生として歓迎すると言って入塾を勧める。
第5話 2015年5月12日「子供を守るための嘘…?扉の奥に隠してきた衝撃の真実!」
秀徳(岡田義徳)が陽斗(横山歩)の前に姿を現した。父親は死んだと教えてきた希子(木村文乃)はとっさに伯父さんだとうそをつく。そんな中、希子は‘ワンコインランチ’を完成させる。一方、希子は毬絵(檀れい)から、フネ(室井滋)の塾が主催するサマースクールに参加した後、別荘に招待されていた。何か話があるらしい。ところが、直前になって、毬絵は聡子(長谷川京子)たちにも声を掛ける。そんな毬絵に希子は違和感を覚える。
第6話 2015年5月19日「許されない妻の逃避行…!秘密の裏に隠された本当の顔…?」
フミ(室井滋)が、合唱発表会の指揮者に陽斗(横山歩)を指名。‘お受験’のアピールポイントになる役どころだけに、信之助(瀬戸康史)は希子(木村文乃)への風当たりを心配する。その希子は、毬絵(檀れい)の家庭の秘密を垣間見て力になりたいと考えていたが、毬絵は希子に打ち明けるべきか迷う。そんな中、みどり(安達祐実)が梨香(矢崎由紗)を連れて家出した。一方、陽斗は秀徳(岡田義徳)を合唱発表会に招待したいと言い出す。
第7話 2015年5月26日「ついにモラハラ姑に反撃!?…合唱発表会で涙する女達の事情」
合唱発表会が近づき、子どもたちの練習にも熱が入る。中でも、バイオリンを担当する優輝(大江優成)に対し、祖母・静子(長谷川稀世)の要求は厳しさを増していた。希子(木村文乃)は店に現れた隆吾(豊原功補)に、自宅で会った‘少年’について尋ねるが、隆吾は存在自体を否定する。一方、みどり(安達祐実)は、梨香(矢崎由紗)と会えない状況に苦しんでいた。そんな中、希子は秀徳(岡田義徳)との関係に、ある結論を下す。
第8話 2015年6月2日「禁断の愛人契約…!?お受験本番迫る!すれ違う母と子の絆…」
希子(木村文乃)は陽斗(横山歩)の望み通り、受験をさせようと決意。毬絵(檀れい)に相談しようとするが、信(五十嵐陽向)の‘兄’の存在を知った希子を、毬絵は拒絶する。一方、由紀(貫地谷しほり)は「人妻倶楽部」でアルバイトを続けているが、借金は膨らむばかり。ある日、希子は秀徳(岡田義徳)から、由紀が初老の男とホテルで会っていると知らされ、すぐに現場に駆け付ける。だが、由紀は「大きなお世話だ」と突っぱねる。
第9話 2015年6月9日「母親失格…?セレブ一家の崩壊!息子へ…最後の愛の証明親」
希子(木村文乃)は、受験会場から逃げ出した信(五十嵐陽向)が自宅マンションに入って行くのを目撃し、毬絵(檀れい)に電話。「試験が怖くなった」という信は、自分も兄・彬(望月歩)のようになるのかとおびえる。希子は以前、彬に会ったことを、この場でようやく毬絵に伝えて力になろうとするが、家族の問題だからと拒絶される。そんな中、週刊誌に小田寺家の会社をめぐる黒い噂と‘長男の引きこもり’の記事が掲載される。
最終話 2015年6月16日「旅立ちの時…彼女達の選ぶ未来とは?」
希子(木村文乃)が駆け付けたことで、われに返った毬絵(檀れい)は、自身の彬(望月歩)に対する行為に激しく動揺する。一方、みどり(安達祐実)は、琢己(上地雄輔)が乗車する高速バスに乗り込み、その思いをぶつけた。由紀(貫地谷しほり)は希子に、借金やアルバイトの件を知った恭二(篠田光亮)が家を出て行ったと打ち明ける。そんな中、卒園式が近づき、姿を見せない毬絵に代わって、保護者代表を聡子(長谷川京子)が務めることになる。
各話視聴率
番組公式サイト
(マザー・ゲーム〜彼女たちの階級〜 - Wikipedia)