赤松(渡部篤郎)の指示を受けた桜田(高田翔)の一撃で、 富生(草g剛)の凶行は未遂に終わる。 翌朝、傷を負った富生の元を光太郎(玉森裕太)が訪ねてくる。 兄が父親を死に追いやった男のもとで働いているとは知る由もない光太郎は、 富生が金貸しになったと聞いて軽蔑する一方、母親の治療費さえも工面できない自分の無力さに悔しい気持ちがこみ上げる。
そんなある日、バイト仲間から「金になる仕事がある」と持ちかけられた光太郎は、言われるがまま、危険な香りのする雑居ビルへと足を踏み入れてしまう。
一方、ホワイト化学の再建に乗り出した梢(木村文乃)は、 戸惑いを見せる専務の金原(おかやまはじめ)に「いかにも町工場的な体質を変える」と断言し、 工員たちを解雇する可能性もあると非情な宣告を突きつける。
また時を同じくして、未央(大島優子)は赤松襲撃後に行方をくらませた富生を探していた。 思い当たる場所を方々探し回っていると、偶然、梢と再会。 富生が行方不明だと告げ、なぜどん底だった彼を支えてあげなかったのかと尋ねる未央に、 梢はずっと心の内に秘めていた想いを打ち明ける。
その頃、富生は父・孝夫が命を絶った場所で一人静かに物思いにふけっていた。 するとそこへ、警察から光太郎が振り込め詐欺グループの一味とともに連行されたと電話がかかってくる。 迎えに行った富生は、謝る光太郎を優しく諭し、二人は和解。
さらに、光太郎から青池ファイナンスがホワイト化学を買い取ったことを聞かされる。 翌日、富生は梢の元を訪ね、その強引なやり方に反発するが、 梢は反対に、これまで会社の価値に気付こうともしなかった富生を非難。 梢の正論の前に屈した富生だったが、脳裏にはある考えが浮かぶ。
翌朝、何食わぬ顔で赤松金融に出社した富生。 密かに盗聴器を仕掛け、前日の富生と梢のやり取りを聞いていた赤松もまた、 襲撃事件などなかったかのように富生を迎え入れる。
そしてある晩、富生は未央を連れて誰もいない赤松金融へ。 赤松が大事にしている札束の山が事務所のどこかに隠してあると考えた富生は、 復讐のためにそれを奪い取ろうと考えたのだ。話を聞いた未央は協力を拒否してその場を立ち去るが、 富生が気になってなかなか帰れない。 一人残った富生は事務所内をくまなく探し、ついに金の隠し場所を発見。
しかしその時、外で待っていた未央の目に、タクシーを降りて事務所に向かって歩いてくる赤松の姿が飛び込んできて……。
第1話 2015年1月6日「エリートが借金地獄で急転落…愛、金、人生全て取り戻す!壮絶な復讐劇が今夜開幕!」
第2話 2015年1月13日「借金地獄のホームレスに転落…逆襲だ!這い上がれ!俺の人生、金で買い戻す」
第3話 2015年1月20日「金貸し業始動…大金稼げ!成り上がれ!」
第4話 2015年1月27日「一攫千金で借金返済?ヤクザに未回収1億円取り立てだ!愛憎…元婚約者の危険な罠」
第5話 2015年2月3日「父の死と赤松金融に因縁…奴に復讐だ!」
第7話 2015年2月17日「難攻不落宿敵が隠す大金を奪え…愛憎の加速」
銭の戦争 TOPへ
各話視聴率へ
2015年冬ドラマ(1-3月)TOPへ
2015年冬ドラマ視聴率一覧へ
タグ:銭の戦争