2014年12月27日

風の峠〜銀漢の賦〜 TOP

『風の峠〜銀漢の賦〜』(かぜのとうげ〜ぎんかんのふ〜)は、2015年1月15日から同年2月19日まで、NHK木曜時代劇(毎週木曜 20:00〜20:45)枠で放送された。全6話。

キャッチコピーは「男五十 今、この命使い切る――」


概要
不器用に亡き友との義に生きてきた月ヶ瀬藩士・日下部源五(中村雅俊)と、大義のために友を斬り、出世に生きた家老・松浦将監(柴田恭兵)が、老境を迎えて暗殺者と逆臣として相対する物語。
直木賞作家・葉室麟の小説「銀漢の賦」を原作に、ドラマ「科捜研の女」(テレビ朝日系)などを手掛けた森下直と「ルーズヴェルト・ゲーム」(TBS系)などで知られる西井史子が脚本を担当。桜庭ななみ、平岳大、池田鉄洋、吉田羊、中村獅童、高橋和也、麻生祐未ら個性豊かな面々が共演する。


ストーリー 
月ヶ瀬藩の郡方見廻役・日下部源五(中村雅俊)に、家老の松浦将監(柴田恭兵)を上意討ちせよとの命が下る。幼なじみの源五と将監は、かつて将監の親の敵討ちを共に果たしたほど固い友情で結ばれていたが、藩を揺るがした百姓一揆の際に袂を分かち、絶縁状態にあった。
非情な手段で一揆を収めた将監は家老として出世したが、藩主の不興を買ってしまう。しかし、画人としても名を知られた将監を上意討ちすることは体裁が悪く、かつての仲間・源五との私怨による争いとして処理しようという筋書きだ。
命を受け入れた源五は、20年ぶりに将監の元を訪れる覚悟を固める。


キャスト
中村雅俊/日下部源五役
月ヶ瀬藩の郡方見廻役。かつて百姓の友・十蔵が起こした一揆の始末をめぐり、旧友・将監と袂を分かつ。十蔵の娘・蕗を日下部家の下働きとして引き取っている。娘婿から将監の上意討ちを持ちかけられる。

柴田恭兵/松浦将監役
月ヶ瀬藩の家老。源五とは親の敵討ちを助太刀してもらったほど固い絆で結ばれていたが、百姓一揆の始末をめぐり決別する。その功で家老にまで出世するが、幕閣入りを目指す藩主の不興を買う。

スタッフ
原作 - 葉室麟『銀漢の賦』(文春文庫)
脚本 - 森下直、西井史子
音楽 - 小六禮次郎
演出 - 黛りんたろう、川野秀昭
制作統括 - 海辺潔、原林麻奈
主題歌 - 泉谷しげる「漢(オトコ)ありて」


各話あらすじ(2015.1.15 - 2.19)全6話 平均視聴率 6.93%
第1話 2015年1月15日「仇討ち」ラテ欄「中村雅俊VS柴田恭兵で描く男の友情物語」 視聴率 8.6%
 ヶ瀬藩の郡方見廻役・五(中村雅俊)は、娘婿の伊織(池田鉄洋)から家老・将監(柴田恭兵)の悪評を聞かされる。将監と幼なじみだった源五は、将監との出会いを思い出す。40年前、源五(田中偉登)は、同じ剣術道場に通う小弥太(後の将監=大八木凱斗)、偶然知り合った農民の少年・十蔵(鏑木海智)と友情を結ぶ。

第2話 2015年1月22日「天狗」ラテ欄「天狗〜一揆の首謀者の正体は!?」 視聴率 7.4%
 藩主・惟忠(和田聰宏)が幕閣になれるよう奔走する側用人の山崎(中村獅童)は、施策をことごとく覆す家老・将監(柴田恭兵)を亡き者にしようと、源五(中村雅俊)に目をつける。かつて親友だった源五と将監は、20年前に共通の友で農民の十蔵(高橋和也)が起こした一揆に対する考えの違いから絶交していた。暗殺命令を受けた源五に、早速、将監の郷中見廻りの案内役が回ってくる。

第3話 2015年1月29日「友の死」ラテ欄「友の死〜激化する一揆の果てに」 視聴率 7.3%
 源五(中村雅俊)は山崎(中村獅童)に呼び出され、将監(柴田恭兵)暗殺計画に関する思いがけない事実を聞かされる。20年前。源五は十蔵(高橋和也)が起こした一揆の討伐隊に駆り出される。閉居を命じられた将監は藩主の本家筋に家臣を送り、藩の体制を変える必要があると説く。その工作により、一転、将監は家老として迎えられ、一揆も収束するが、将監は十蔵の処刑を命じ…。

第4話 2015年2月5日「懸命」ラテ欄「懸命〜家老失脚の真相!!」 視聴率 6.0%
 源五(中村雅俊)と将監(柴田恭兵)が斬り合う寸前、将監の妻・みつ(麻生祐未)は機転を利かして2人の刀を収めさせる。藩主に嫌われた理由を問う源五に、将監は国替えの動きを止めようとしたからと答える。幕閣になるため、藩主は月ヶ瀬の土地を差し出そうというのだ。一揆の後、源五が命懸けで造った堰(せき)で豊かな実りを上げる故郷を失うかもしれないと聞いた源五は…。

第5話 2015年2月12日「脱藩」ラテ欄「脱藩〜国替え阻止はなるのか!?」 視聴率 6.0%
 源五(中村雅俊)は国替え阻止のため脱藩を決意した将監(柴田恭兵)を手伝うことに。それは主命を破り、娘のたつ(吉田羊)を裏切ることだった。脱藩には将監の妻子と蕗(桜庭ななみ)も同行。一方、家老暗殺に踏み切らない源五にいら立つ山崎(中村獅童)は、源五が将監を湯治場に連れ出し斬ると聞き、胸をなで下ろすが、書院番の鷲巣清右衛門(平岳大)は源五に疑惑の目を向ける。

最終話 2015年2月19日「決戦」ラテ欄「決戦〜峠に赤い花が舞う!!」 視聴率 6.3%
 国境を目指す将監(柴田恭兵)一行だったが、追っ手をかわせないと判断した源五(中村雅俊)は、一人残って時間稼ぎをすると鉄砲を取り出す。蕗(桜庭ななみ)も共に残ると言い、将監たちを送り出した。鷲巣(平岳大)は父親の敵を討とうと峠に馬を走らせていた。戦の準備を整えた源五と蕗が死後の再会を約束していると、将監が単身、峠を引き返してくる。怒る源五に将監は…。


番組公式サイト
(銀漢の賦 - Wikipedia)

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