京都市内の竹林から、大学准教授・土浦裕子の変死体が発見された。傷も争った痕跡もないため、一見、心臓発作による病死と思われたが、駆けつけた榊マリコ(沢口靖子)は遺体の目に“溢血点”があることに注目し、刑事たちに解剖を行うよう進言。風丘早月(若村麻由美)の手が離せなかったことから、かつて依頼したことのある京都医科歯科大の法医学者・佐沢真(野村宏伸)に解剖を頼む。
マリコの指名を受けて喜ぶ佐沢はさっそく解剖に当たり、特に不自然な所見はないと判断。しかし、マリコの指摘で“シアン化ナトリウム”という毒物によって殺害された事実が発覚する。
その直後、京都市内のあちこちで人々が突然、苦悶しバタバタと倒れる事件が発生! シアン化合物特有のアーモンド臭に気づいたマリコのとっさの処置により、多くは助かったが、計4人が死亡した。早月と佐沢が2体ずつ解剖した結果、うち2人は病死と判明。その一方で、使われた薬物は裕子の事件と同じシアン化ナトリウムとわかった。被害者たちに共通点はなく、同一犯が霧吹きのようなものを使って無差別に毒物を噴きつけて殺害したものと思われ、京都の町は“無差別テロ発生”という報道に騒然となる。
そんな中、早月は、佐沢が担当した死体検案書の杜撰さに、ある疑惑を抱くが…!?
第1話 2014年10月16日「死の爆風がマリコを襲う!廃墟の銃撃計画の裏を暴け!!」
第2話 2014年10月23日「仕込まれた大量爆弾鑑定の謎!惨劇の法廷怒涛の完結編!!」
第3話 2014年10月30日「毛髪鑑定を拒否する舞妓妻!ブラウス姿に日本髪の女の謎!!」
第4話 2014年11月6日「ゴミ屋敷殺人事件!多過ぎる証拠品〜執念の科学鑑定の果てに」
第5話 2014年11月13日「科学鑑定VS警察犬!殺害現場に国会議員の靴跡〜冤罪の罠!?」
第6話 2014年11月20日「欲望の殺人実験室!リケジョと裏金の陰謀鑑定不能の粉末血液」
第7話 2014年11月27日「間違った結婚の果てに…脳指紋検査が暴く記憶喪失男の謎!」
最終話 2014年12月11日「白昼の殺人雨!模倣犯による最悪の集団死マリコ路上に死す!?」
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