ラテ欄「残された暗号の謎…仕組まれた時限装置!?美しき狂気の殺人者」
萌絵(武井咲)と犀川(綾野剛)は、四季(早見あかり)を殺害した犯人が、コンピュータシステムで厳重に監視されている研究所の中にどうやって侵入し、どこへ消えたのか、手がかりを掴めずにいた。
そんな折、主任プログラマーの島田(山田真歩)が、翌朝10時に記者が所長の新藤(冨家規政)を訪ねて来る約束になっていることを突き止める。記者は船で来るためその時間に港に行けば外部と連絡が取ることができる。しかし、副所長の山根(利重剛)は明日を待たずに、コンピュータのオペレーションを別のシステムに切り替え通信を復旧させることを決めた。そうすればすぐに警察にも通報できるのだが、山根は萌絵と犀川に四季が殺害されたことは黙っていてほしいと頼む。四季の死は研究所の死を意味するから、四季の妹の未来(早見あかり)を代役に仕立てることで、研究所を維持するつもりだと言う。
その後、監視室のモニターで監視カメラの映像を見ていた萌絵があることに気づく。四季の遺体が台車ロボットに載って現われた時、エレベーターの階数表示は萌絵らがいた地下の「B1」になっていたが、その直後、システムの強制再起動が行われた時の映像では屋上を示す「R」になっていた。それはつまり、あの場にいた全員がパニックに陥るなか、誰かが四季の部屋を出て屋上へと向かった可能性を示していた。しかし、映像には誰も映っていない。そのことに萌絵は…。
第1話 2014年10月21日「冷たい密室と博士たち[前編]」ラテ欄「不必要な密室と氷点下20度の実験室に潜む殺意」
第2話 2014年10月28日「冷たい密室と博士たち[後編]」ラテ欄「暴かれる冷たい密室の謎と哀しき殺人者の記憶」
第3話 2014年11月4日「封印再度[前編]」ラテ欄「呪われた仏画師一族 家宝眠る密室の殺人」
第4話 2014年11月11日「封印再度[後編]」ラテ欄「継承される密室殺人 封印された真相とは」
第5話 2014年11月18日「すべてがFになる[前編]」ラテ欄「脱出不能な完全密室博士が残した謎の暗号断崖孤島の連続殺人」
第7話 2014年12月2日「数奇にして模型[前編]」ラテ欄「…数奇にして模型…完全な密室の被害者は殺人事件の容疑者」
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