横浜港の大型客船で逃亡を企む指名手配犯を、吉永誠一(船越英一郎)ら片山班は抜群のチームワークで取り押さえる。しかし指揮を執っていた管理官・九条一馬(柿澤勇人)は、指示を聞かず大勢の客の中で発砲した鑑貴一(小泉孝太郎)を非難。吉永は「処分は私が受ける」と話す。
そんな中、倉庫街に駐車した九条の車に、冷凍された少女の遺体が落下してくる。遺体には、口紅で“bP”と書かれていた。この事件の捜査から、九条は本人の希望でキャリアとしてではなく、現場の一刑事として片山班に加わることになる。
落下してきた少女は高校二年生の重田ちなみ(小林歩乃佳)で、7月に捜索願が出されていた。捜査の結果、その時期に塾の帰りに交通事故で重傷を負い、そのまま冷凍されて凍死したことが分かった。半年ほど前からストーカー被害に遭っており、吉永と鑑はちなみをつけ回していた木原勇作(久野雅弘)の元へ。木原は警察に注意されてからちなみへのストーキングはやめたと話し、行方不明になっていたこととも無関係だと言う。吉永からちなみが遺体で見つかったことを聞き、本気で驚いているようだった。
ちなみの葬儀では、ちなみの母・敏美(宮崎美子)、兄の流星(諒太郎)に話を聞く。父・高雄(渡辺徹)は経営していた工場が倒産し、身を隠しているそうだ。また、ちなみが事故に遭った場所の心当たりを尋ねても、塾の帰りに自宅と反対方向に行くとは思えないという。敏美から、ちなみが抱いていた将来への夢を聞き、犯人逮捕への思いを強くした吉永だが、新たに“bQ”と口紅で書かれた遺体が見つかって…。
第2話 2014年10月24日「悪魔のペンが描く偽装殺人計画!!妹はなぜ死んだ!?」
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